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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 全裸祭りじゃーーーーーーーい! 第12話。なんやこの脱ぎっぷり。そんなアニメだったか!?(意外とそうです)

 くそっ、ホントに適当な展開なのに盛り上がり待った無しだ。1期じゃクライマックスでここまで盛り上がった印象は無いのだが、やっぱりキャラが増えた分だけ純粋に賑やかになってるのかな。全員が命懸けで常に本気だからなぁ。中にはよく分からない理由で頑張っちゃう子もいるけど……ねぇクリスちゃん。結局、クリスちゃんが求めていたのは自分の不始末であるソロモンの杖であった。確かに櫻井了子を象徴する品であるソロモンの杖はクリスにとって忌まわしい記憶であろうし、1話で輸送任務に成功……失敗したのも一応責任があるような、そうでもないような。でも、それだったら一緒に活動してた響の責任もある、っつうか、そもそもあの時点でウェルを信頼してた組織に問題がある。別にクリスちゃんのせいじゃないんだけど……それを一人で背負い込んじゃうあたりが不器用なんだろうな。いや、でもさっさと突っ込んでウェルをボコボコにして取り返しゃよかった気もするのだが。何でわざわざ命を握られて言うこと聞いてたのかな。あの段階だとまだマリアや切歌がいてウェルのディフェンスが厚かったからか。んー、まぁ、結果オーライですけどね。ようやく翼さんが先輩らしいこと出来たしね。「アンチリンカーの影響を避けるためにわざわざ威力を落としたギアをまとう」っていうのがどの程度凄いことなのか分からないけど、少なくともクリスちゃんは出来ないらしい。ギアの出力を押さえ込まれると、彼女が出来るのは最後の力を振り絞ってクロスアウッするくらい。いいぞもっとやれ。クリスちゃんの全裸、流石に規格外過ぎたわ。ギアには制服を修復するなんて余計な機能が無ければよかったのにね。

 翼VSクリスは非常に分かりやすい友情パワーでクリア。続いてのバトルはより壮絶な友情模様を繰り広げていた切歌VS調。この2人の対戦が今回最大のサプライズだろうか。「フィーネが憑いてるからもうやることやっとかないと」と自暴自棄になった切歌を、調が何とか説得するという構図だったはずなのだが、意外や意外、実はフィーネがついていたのは調の方だった。最初はマリアに憑いている振りをしていたので、視聴者からしたら2度目のサプライズである。なるほど、確かにあの覚醒シーンは調の覚醒ともとれるのか。全然想定してなかったからマジでびびった。いや、なんかそのあたりのくだりが超特急だったから驚いてる暇もなかったけども。自分の勘違いを悟って絶望する切歌は、イガリマで遠回りな自害を試みるも、当然調がこれを阻止。逆に致命傷をくらった調だったが、精神世界で出会ったフィーネさんは、響との出会いのおかげですっかり物わかりの良い「いい人」になっており、今回の件は静観を決め込むことにしていた。どうせ出ていっても仕方ないので、せっかくの命はそのまま調にパス。再びフィーネは長い眠りにつくことになる。無事に蘇生した調は、再び切歌とがっちり友情を組み直して最終決戦へ。うーん、フィーネさんの出番はもう少し欲しかったところだけど……まぁ、あくまで過去の人だし、あんまり表に出てきてもややこしくなるだけだから仕方ないかな。

 残る頑張り屋さんはマリアさん。ただ、マリアさんのヘタレぶりはギアをまとった今週も留まることを知らず、まずマムの指令によって月の現状を全国ネット。更に「私の歌でなんとか月を公転軌道へ」と頑張るも、精一杯「烈槍・ガングニール」を熱唱した結果、出力不足。そのまま「やっぱり私はダメだわ」と泣き崩れてしまう。おかしいなぁ、1話の時点では世界中継でも立派に歌ってみせるスーパーアイドルだったのに……。哀れマリアさんの恥ずかしい姿は全国ネットで配信されてしまった(そもそも変身してるから全裸さらしとる)。

 ソロモンの杖を奪われてお冠のウェル。マリアたちが余計なことをしていることにも感づき(むしろそれまで無視してた方が驚きだが)、激おこの勢いでナスターシャさんを月面までかっ飛ばしてしまう。すまん、流石にこのシーンは笑った。笑っちゃいけないのかもしれないけど笑った。便利すぎだろフロンティア。なんであんなとこが突然ロケット仕様なのよ。マリアさんもそれを見て「あいつがマムを殺した!」と勝手に恩人を死人扱いし、「何も出来なかったんなら世界が滅んでもいいからアイツ殺すわ!」とキレる。すっかり判断力を失ったマリアさんもどうかと思うが、そんなマリアのプッツンでマジびびりのウェルもどうかと思う、お前、杖が無くなるとホント何にも出来ないのな。

 そして、そんな情けない敵軍団の前に現れたのは、本作主人公、元気100%の立花響ちゃんである。その堂々とした立ち居振る舞いはマリアの真逆。何の後ろ盾もない単なる女子高生のはずなのに、ギアで武装したマリアの前に仁王立ち。彼女の一撃も片手で受け止める余裕を見せる。人はここまで成長するものか。先週の時点で予想は出来ていたが、そして今週のサブタイトルで分かりきっていたことだが、彼女の叫びと共に、ガングニールは「烈槍」から「撃槍」へ。主人公が、この世界の全てをひっくり返す準備が整った!

 もうね、やっぱりこうしてみると筋立ては無茶苦茶なんだけど、クソ恰好いいからなんでもいいや。今週はマリアさんの熱唱がまずほとんど生歌。結果的にはヘタレ要素しか無かったけど、やっぱり「烈槍」も恰好いい。切歌と調は噂のユニゾン歌唱、そして絶唱形態が発動。シュルシャガナもイガリマも、何が何だか分からないギミックでやりたい放題に変形してかっ飛ばしてくれる。そして、これまでヘンテコな使われ方しかしてこなかった「月煌ノ剣」を捨てた翼さんは、久しぶりに「天羽々斬」を披露。やっぱり恰好いい。

 作中で挿入歌が歌われるのも当然恰好いいが、この作品は本当にキャラソンを大事にしており、作中の台詞には歌詞が大量に引用されている。これまでもたくさんあったが、今回はやっぱりサブタイトル通りに。まず、走っている響の「進む事以外、答えなんてあるわけがない」、そして未来ちゃんが響を応援するフレーズ「いっちゃえハートの全部で」。なんと言っても彼女は「生きることを諦めるな!」っていう台詞が一番だね。やっぱりガングニール奏者はこうでないと! 他にもクリスちゃんが「あたしの帰る場所」って言ってたり、切歌たちが「分からず屋」と言い合ったり、色々とキャラソンのフォローが豊富。じっくり聞き込んでおくと面白さも増します。

 次回で終わりかぁ。最終回最大の焦点は、「マリアさん、立ち直れるか?」と、「ナスターシャ、ものすごい勢いでぶっとんでったけど無事か」の2点です。

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