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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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3月28日 ドラフト模様(BNGTHS×2)

ピック順 【Alessi】→【Sea-chicken】→【Mei】→【Serra】→【Thraxi】→

 

 一人去り、新たな時代が幕を開けたドラフト戦。ただ、世間的にはまだ年度末ですので……どうも増税前は色々と忙しいようで、残念ながら久しぶりの5人戦です(まぁ、俺がいないとこで1回5人戦が発生してるはずだけども)。なんか今週は回りに誰もいなくなっちゃって、ドラフトしてる5人だけで粛々と試合が進められました。まぁ、これからもずっとこうして穏やかなドラフト人生が歩めればいいのですが、再来週あたりから騒がしくなるから、卓を成立させられるかどうかが悩ましいな……。

 

 




 

    AL SE TH ME CH 

AL  ー  ×  ○  ○  ◎  3ー1 1

SE  ◎  ー  ×  ×  ◎  2ー2 4 ●

TH  ×  ◎  ー  ×  ○  2ー2 3

ME  ×  ◎  ◎  ー  ×  2ー2 2 ●●

CH  ×  ×  ×  ◎  ー  1ー3 5

 

 

1位 【Alessi】 白黒 <苦痛の伝令 威名の英雄 洞窟のランパード>

 この環境に入ってからは初優勝か。環境が変わってから色の強さ云々は各所で議論を起こしているのだが、うちの世界じゃ、過去6戦の「軍勢」入りドラフトのうち5回が黒絡みで優勝しているという。(順にキオーラタッチ黒→赤白ボロス→青黒モンスター→黒白除去コン→青黒飛行ビート→)そして今回の白黒オーラ。まぁ、黒メインはほとんどないけどさ。今回のデッキは「苦痛の伝令」→「イロアスの英雄」というレア引きがあまりに分かりやすい指針になっており、後は授与が多いオルゾフカラーを利用してオーラ戦術メインにすればいいや、というスタイル。黒除去はそこまで集まらなかったし、2パック目以降に集めようと目論んでいたヒロイック持ちもあまり収穫はなかったのだが(「威名の英雄」が取れただけでも御の字な気もするが)、その分授与クリーチャーの数がかなり集まっており、「伝令」に加えて「ヘリオッドの使者」「エレボスの使者」「洞窟のランパード」×2「ニクス生まれの盾の仲間」×2。4マナ域がキツイし土台はどうしたらいいのか、という悩みは「旅する哲人」や「悪魔の皮のミノタウルス」あたりで強引に回避。結果的には「イロアスの英雄」には非常にマッチした全体像に。「日の出から日没」なんかもこのスタイルなら100%の力を活かすことが出来てナイス。レアスタートのテーマのわりにはお手本通りに出来た良いデッキである。

 

 

2位 【Mei】 緑赤青 <宿命的火災 タッサの試練 ケンタウルスの戦上手>

 今回は5人戦の中で緑が3人、黒が3人に偏ったため、赤はここが独占している。序盤は「軍勢」パックの肝である火力を中心に集め、緑も中堅クラスの肉を触ってグルールを意識。「タッサの試練」で多少揺れるが、3引きで「ゼナゴス」なんてサービスもあったのでめでたくメインデザインが出来上がった。その割には平気でタッチ青に行っているが、まぁ「クルフィックスの預言者」がいるならこれはアリか。非常に分かりやすいビートだが、今回はかなりマナ域が前にシフトしているのが特徴。これは狙ったというよりも、今回緑は5マナ以上のクリーチャーが一切パックから出てこなかったのが理由。アスプも狐もいない分、「不機嫌なサイクロプス」あたりでも充分に場を制圧出来るサイズになっていたのは割と追い風だったかもしれない。でも、何故か初心者に2連敗する優しさもある。既に格付けが終わっている可能性が?

 

 

3位 【Thraxi】 青黒 <胆汁病 ファリカの療法 蒸気の精>

 以下、長文になります。今回のドラフトは、長年の呪縛からようやく解放されることになった記念日である。白状するが、私は常にパックから出た「一過性の知力」の枚数を数え続けていた。過去のピックを見ると、常に「知力」を引く体制にシフト出来るように注意を払っていたことが感じられるかもしれない。青を使うことにして、サブカラーは除去色であり「蘇りし者のケンタウルス」がいる黒が筆頭、次点はオーラ回収が可能な上に除去とサポートが豊富な白のどちらか。この青写真の下で、常に「知力」に対応する準備をして待っていたのである。今回は5人戦でパックが少ないから期待していなかったのだが、何の運命なのか、4枚もの「知力」が出現。2パック目の時点で既に2枚が確定しており、「今日なのか!」と雷に打たれたように天啓を得た。ピック表を見てもらえば分かるが、この2パック目の時点で2引きが「メレティスの天文学者」なのは、もう全ての「知力」を回収することを決意したためである。

 後は、勝ち手段を「知力」に絞ったデッキ構築。しかし、「知力」依存のライブラリアウトはこれまでの次元のデッキとは全く違うデザインが必要である。何しろオーラを張る土台が必要なのだ。つまり、デッキの全体像は「軽くて耐久力のあるクリーチャー」+「削りきるまでの時間稼ぎ」+「知力を引き、守る方法」ということになる。今回は青がほぼ独占なのだからたとえば「ナイアード」×2に「潮流の合唱者」なんて普通のデッキにも出来たはずなのだが、ピックは異次元の優先度を示しているのである。幸い、カードの優先順位が違うので黒がかぶってもさほど不自由はしない。結果、ほとんど全てのカードを4マナ以下にまとめた不可思議なライブラリ破壊デッキが完成。割られようが殺されようが、手札からは次の「知力」が延々繰り出され続けるのだ。

 結果はこの通り。分かっちゃいたんだ。この世界に「待ちのデッキ」が成立しないなんてことは。この世界にあるデッキは、「素早くクリーチャーが殴るデッキ」か「それなりの速度でクリーチャーが殴るデッキ」だけである。除去が薄く、単体のクリーチャーが強いこの世界でライブラリ破壊が成立するはずがないのである。分かってた。でも、やらなきゃいけなかった。そして、やれることはほぼやりきった。結果に悔いが無いといえば嘘になるが、おそらくこれ以上の純度でライブラリを攻めるのは、今後困難であるだろう(フィナックスがいれば話は全然違うが)。この世界で、私は幾度かライブラリの底を見た。それだけで、生きている実感が湧いた。それはとっても嬉しいなって。

 

 

4位 【Serra】 白緑 <万戦の幻霊 ヘリオッドの槍 菅草の蠍>

 こちらが普通のクリーチャーデッキになります。今回はテーロス10パックから出たレアがとんでもない偏りを見せており、白いカード5枚とマルチカラー(と土地)5枚なのである。そんな白いレアのうち、「ヘリオッドの槍」を装備したのがこちらのデッキ。分かりやすいセレズニアビートは前の環境で人気を博したスタイルで、当然ベースとなるのは「アクロスの空護衛」や「信条の戦士」などだろう。ただ、今回は緑がやや被り気味だったので多少窮屈したのと、オーラを上の人がごっそり持っていってしまったために多少ヒロイックの回し方に不自由を感じた部分はあるかもしれない。特に3パック目は1引きから「菅草の蠍」→「ネシアンの狩猟者」となかなか苦しい形。開き直って赤に触れればアナックスさんたちも使えたのだが、今回は「旅人の護符」や「一角獣」が少なくて触りにくい状態だったのも辛いところか。いや、充分デッキの形は整ってるんだから贅沢な話ではあるんだけどね。

 

 

5位 【Sea-chicken】 緑黒 <狩人の勇気 悪意の幻霊 形見持ちのゴルゴン>

 何故か全敗だけはしないマン。しかし、今回は色々と反省点も多そうだ。これまで「ピックは案外間違ってない」という不思議な安定感を見せていたのだが、今回のピックは色々おかしくなっている。多分初の5人戦でどういう流れになるのかを予測出来なかった影響なのだろうが、まだマナ域という概念が把握しきれていないことが大きな原因になっているのではなかろうか。1引きは爆弾レア「狩人の勇気」で、2引きは多少悩んだだろうが「決断の元型」を引いている。そして3引きが何故か「海峡のクラーケン」。この時点で3色になり、2枚がダブルシンボルでマナコストが5,6,7である。流石にデッキの全体像がイメージ出来ない。「クラーケン」を上家からの青シグナルと判断したのかもしれないが、流石にクラーケンはそこまでの意味はないだろう。更に4引き「忍耐の元型」でついにマナコストは8マナに到達し、これ以上のオーバーコストは避けたいという袋小路に早くも突入してしまうのだが、「黄金の木立ちの蛇」→「モーギスの戦詠唱者」とハイコストは収まらず、7引きの「墓荒らし蜘蛛」でようやく一息。この時点で下家が「ケンタウルスの武芸者」「フィーリーズ団の精鋭兵」で緑に向かってしまっているのである。「蜘蛛」の7引きで強く緑を意識出来れば感覚としては合っている。これが7引きなら多分上は緑ではないだろう。ただ、出来れば「狩人の勇気」を使いたいので、下家を緑に向かわせる要素(特に「武芸者」あたり)は切っておきたかったところである。ピックは自分のカードを充実させるだけでなく、下家にシグナルを送るためのアクションでもあると知るべし。あと、この環境はあんまり色で無茶しない方が良い。2パック目の「密集軍の指揮者」は流石にアカンやろ。

 

 

 

今回のピック表

 

 【Alessi】(白黒)     →   【Sea-chicken】(緑黒)

                        

 【Thraxi】(青黒)←【Serra】(白緑)←【Mei】(緑赤青)

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