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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 穂乃果ちゃんはなんでホルミウム(原子番号67)って書いてあるシャツなんか来てるんでしょうね。……っつうか、いつもの「ほ」シャツもそうだけど、あれ全部オーダーメイドなのかな。少なくとも和菓子屋の制服じゃねぇよなぁ。

 そんな関係無い話から入ってみたが、濃厚な希回である。これまで、ただひたすら裏方に徹してきた女、東條希。彼女がついに表舞台に立ち、一体どんなお話になるのかとドキドキしたものだが、なんだか無闇に良い話っぽくなってしまった。不覚にもクライマックスのあたりではウルッと来てしまうくらいには良い話だった。いや、もうこのアニメの絵で艶っぽい女の子が描かれるだけでも無条件でよさげに見えてしまうのだけども。

 冒頭、いよいよ最終戦(仮)のために歌作りということになり、主人公の希が打ち出してきたのはなんと「ラブソング」。いや、「なんと」とか言ってみたけども、「あぁ、それでもええやん?」というのが正直な感想だった。別にこちとらラブライバーではないのでμ‘sの持ち歌を全部知ってるわけじゃないんだが、その中に一曲もラブソングが無いってことはないやろ。ただ、今週の話を見る限りだと、ひょっとしてマジで今まで無かったのか? だとしたら逆にすげぇと思うんだけど。「ラブソング無し」縛りでアルバムとか各々のユニットソングまで作っちゃう海未ちゃんっていう名前の畑亜貴がすごい。そして、ここまで温存してたのだとしたら最終回のために持ってきた構成もなかなかすごい。そしてそして、そんな大一番の牽引役となった希さんマジすごい。

 「なんかラブソングを作ることにこだわっている希」という図式を見れば、当然最初に考える可能性は「なんや、やっぱり希は男いたんじゃん」ということだろう。まぁ、それくらいの意外性があってもいいキャラだと思うし、今まであまり深いところまで描かれてこなかったということを利用すれば、ここで男が出てきても悪くないサプライズになってたと思う。ただ、下手したらそういうことすると発狂する人間がいないとも言い切れないわけで、これだけ僕らに優しいアニメスタッフがそんなシナリオにするわけがない。希の目的は、理由をつけて作詞作曲の今までのパターンを引っかき回した末に、「全員で1つの作業を成し遂げる」というその一点だったというのである。そのことを察知出来たのは、唯一にして無二の親友であるえりちのみ。もちろん彼女だって希に賛同する気持ちはあっただろうし、なるべくさりげなくそちらの方向に持っていくつもりだったが、海未という強烈な恋愛防護壁や、冷静に作業効率を考える真姫などによって阻まれてしまった。「それならええんや」とすぱっと諦めてしまうあたりも、元祖裏方職人気質の希さんらしいところではある。最終的には、仲間の異状には鼻が利き、カメラの前で演じた通りのツンデレ気にしぃの真姫ちゃんに捕まり、「仲間」として希の願いは受け入れられるのであった。ほら、すげぇ良い話。

 まぁ、正直言って、よく分からん流れだったとは思うんだけどね。希もえりちも回りくどいことしないで素直にそう言ったら良かっただけだと思うし(そしたら受け入れられたと思うし)。希とえりちの出会いという記念すべきシーンも描かれたが、彼女たちがあそこまで結束を高めることになった理由もよく分からなかったし。希からしたら一目惚れみたいなもんなんだろうけど、えりちがそんな控えめぼっち状態の希を受け入れて、親友のポジションにまで落ち着いた経緯が謎である。しかしまぁ、それもこれも引っくるめての「東條希」なのかなぁ、と思えば納得も出来る。えりちに出会う前のぼっち状態の希は、彼女の裏方気質が出過ぎていた状態であり、えりちに出会えたおかげで、現在の占い猛虎ネキとしての下地が少しずつ現れてきたのだろう。何をするにも勘が良く、基本的に他人を優先してサポートに回れる希の能力は絵里にとってもかけがえの無いものであり、その上で、「尊敬」や「畏敬」ではなく「友情」や「愛情」のレベルで自分の隣に立ってくれる友人というものを、絵里も待っていたのかもしれない。今回のクライマックスはなんといっても、希が陰になり日向になり、少しずつ「欠けていた」μ‘sのメンバーを集めて形作っていくまでの回想である。言われてみれば、それもこれも全て希の手の平の上だったということなのか。世界を揺るがす規模にまで膨れあがったこのμ‘sというグループを作り上げたのは、実は東條希その人だったのである。そんな事実すらも歴史の「陰」に隠して飄々としているあたりが、この女の恐ろしいところなのかもしれない。ごめんよ希さん。もう、絶対に「うちも入れて9人や」を笑いものにしたりしない。あれはおまけなんかじゃなかった。あれが、最後の1つのピースだったんだ……。もうみんな、希さんに足向けて寝られないぜ!(どっちの方角にいるか分からないけども)

 というわけで、ある意味核心を突きまくった見事な「ゴール」だったわけですが、相変わらず残りの8人も元気です。今回は真姫ちゃんが特に頑張っていたわけだが、希邸に乗り込む前の1年生トリオのやりとりがやっぱり好き。もう、ツンデレる必要すらなく自然に仲間関係が維持出来てる真姫ちゃんは幸せ者。そして、「全員違うからいい」をキャッチコピーとしたμ‘sらしい映画鑑賞シーン。素直に泣く3人→分かる。文句いいながら泣く1人→分かる。穏やかに見る2人→分かる。速攻寝る2人→まぁ分かる。怖くて見られない1人→??! 海未さん、いくらなんでも高校2年生でそれはちょっと……。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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