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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 覚醒したディアがプリキュアの3人目みたいに見えた第19話。長いこと引っ張った割には随分あっさり正体が割れたもんだな。

 シェイドの優秀な洗脳でGTOに攻め込んできた新生クフィーユ。先週も思ったが、やっぱり洗脳されてた方が彼女は活き活きしている。そして戦闘能力も上がっている。もう、このままガクトエルに雇われてシャドウワーカーとして働いていた方が彼女のためなんじゃなかろうか。

 とはいっても、元パートナーのアスクールにしてみればそういうわけにもいかない。何とか気付いてもらおうと彼女なりに体を張る。ただ、洗脳された仲間とのバトルというそれなりに盛り上がるべきバトルなのに、どうにも気合いが入らないのがこの作品の最大の難点。冒頭のほっぺ引っ張りとかもそうだけど、一瞬迷ったあげくクフィーユの時間停止の直撃を喰らうシーンなんかも随分短絡的だし、クフィーユが本当にアスクールを殺したいと思う過程とか、過去の仲間を攻撃することで揺れ動く描写とか、なーんか適当。そもそもGTOとGソサエティの関係性もうやむやな状態なわけで、過去には式典をめちゃくちゃにしたり、ESメンバーの命を奪いにきたりしたトーチ・シェイド組の登場にもGTOが何か対策を採っているようには見えない。イヴェールはイヴェールでGソサエティに勧誘されてるし、なんで敵対してた組織のトップがのうのうと生き残れるんだよ。どこまでがガチンコでどこまでがギャグなのかが分からないから、バトルで真剣さをアピールされてもいまいち伝わってこないんだよねぇ。結局ありがちなお涙もののテンプレをなぞってるだけな気がする。

 同じような不満はトーチ・シェイド組の過去話にもあって、彼らの信念となるものが伝わりにくい。自らの力で考えようとしているトーチの思考は分かる。現在の描写だけでは張り子の虎でしかないガクトエルの統治に対しては疑問を抱くも、パートナーのシェイドが心酔しちゃってるからとりあえずついていくというスタンスだ。対して、シェイドがどうしてそこまでガクトエルに魂を売ることが出来るのかは、今回のエピソードだけでは分からない。過去には軍警察の上層部に裏切られたという過去があるにも関わらず(そしてそれがシャドウワーカーとしてのモチベーションになっているにも関わらず)、ガクトエルという新たな権威に関しては何の疑問も抱かずに盲信しているシェイド。死に瀕した現場を救われた時点で感謝するのは分かるのだが、何故それだけで「ガクトエル『様』」になるんだろう。流石に考えが足りないのではないか。まぁ、今回の軍警察虐殺シーンは、似たような「考え無しヒーロー」が使っていた絶対遵守の何かの力に似てましたけどね。イエス、マイロード。

 まとめると、今回はディアの正体が判明したことが一番の収穫か。エクリプスという大きな存在が完全になくなるとは思っていなかったが、こんなにストレートな形で影を落とすとは。これでディア=エクリプス、クフィーユ=リュミエールなので、あとはアスクールがエクレールになれば完全に1期のメンバーに戻るわけだ。一応アスクール言っていた「ディアが他の誰かのかりそめの姿である」という心配はなくなり、この作品では数少ない、貴重な「外見通りのキャラクター」になったわけだ。何度も繰り返してきた「ディアはディアだよ!」という一言が、ここで大きな意味を持ったのはなかなか面白かった。 

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