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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「終わりのセラフ」 6→6

 途中から感想書かなくなってしまったことからも分かる通り、いくらかトーンダウンした感は否めないものの、やっぱりこれはこれで唯一無二の作品になっていたとは思うのです。

 トーンダウンってのは単純にシナリオラインに強力な誘致要因が無くなったことによるもの。考えてみりゃ掲載誌がジャンプなんだからそこまで恐ろしい展開になるわけはないんだよね。鬼呪装備獲得後の吸血鬼との直接対決は、戦闘自体に見るべき点があまり無く、どの試合も基本的に「一方的に強い側が弱者を嬲る」という展開ばかりになってしまっていた上に、そうした「強さ」の尺度が今ひとつはっきりせず、戦うにしても単に剣で斬り合ってザクーってな展開が多かったものだから、あまり積極的な盛り上がりを作れなかったのは素直にマイナス要素であったと思う。そのへんでオリジナリティをみせろと言ってもなかなか難しいとは思うが、全体的に戦闘を展開するテンポが悪く、鬱なシナリオラインとも相まってどこかどんよりした、気の重いバトルシーンが多かったので意気を削がれてしまったのは間違いない。

 しかしまぁ、そうした部分でのマイナスを加味したとしても、やはり今作の映像は秀逸。というか、もう背景美術の一点だけでも観る価値はあるんじゃなかろうか。毎週毎週、よくもあれだけの美術を維持し、そこにキャラクターたちを溶け込ませて描けたものだと思う。メリハリの効いたキャラクターデザインも実は非常に危ういバランスの上で成り立っており、もうちょっとでも「アニメ的な」絵を推し進めてしまうと、あの背景デザインとは遊離してしまうことになったであろう。アニメ的に輪郭のはっきりした絵を造りながらも、どこか粗く削ったような線の揺らぎを残すことで背景に合わせる事に成功したデザインやモーションは、作品の独自性を訴える上で最大の武器になっていたと思う。

 そして、こうしたデザインから繰り出される女の子の可愛らしさね。具体的に言えばシノアちゃんの可愛らしさね。結局、最初から最後まで彼女を愛でるために観ていたというのが正直なところでしてね……あ、吸血鬼姫が出てくるときだけは話が別だけど。人間側代表、柊シノア。吸血鬼代表、クルル・ツェペシ。この2人がいる限り、2期目も問題無くこの世界か可愛らしいままでしょう。10月まで延々4話をリピートし続けるんだ。クルル様に「首を千切ろうか?www」って言われ続けるんだ。

 そんな日常です、僕は元気です、敬具。

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