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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「干物妹!うまるちゃん」 6→7

 安定&安定。今作のおかげで、ようやく本ブログカテゴリに「太田雅彦作品」が追加されました。こうして安定してテイストが分かりやすい監督はカテゴリでまとめても抵抗がないから助かりますわ。

 まぁ、終わってみれば何もかも「可愛かった」で片付く作品である。序盤は「うまるホントに腹立つなー」という部分もあったのだが、中盤以降は明確にイラッと来る場面も数を減らし、それ以上にうまるとお兄ちゃんの相思相愛の関係性がよく分かるようになり、多少のイラッと要素も「好きに爆発してくれ」としか思わないようになった。妹との2人暮らしがこんなに幸せなのは、当然非実在兄妹だから出来る所業だからな。リアルでこんなんやったら戦争だぞ。いや、うちは幸い妹と仲が良いので喧嘩にはならないと思うのだが、実際に妹が進学する時、親から「あんたら、一緒に住む?」と確認されたときは、2人揃って「それだけはナイ」と否定するくらいの仲の良さである。世の中そんなもんだ。本場家の方がリアルに近いよな。

 さておき、本作はそうした「うまるとお兄ちゃんの家族愛溢れるホームドラマ」でありながら、さらに純正の萌え作品としてあざと可愛い女の子を多数配置。それだけでは飽きたらず、こまるモードの愛らしさで小動物的なものが持つ圧倒的愛らしさを余すことなく伝えてくれるという完璧なサービス体勢。やっぱり小動物のキュートさというのは人類不偏の萌え要素。そこを徹底的に攻めてくるこまるの設定はまさにアニメ向き。それを受け持つのが太田雅彦というこれまた完璧な布陣で、見事にコロコロまるまるした動物的なキュートさを表現してみせた。オープニング演出に代表される勢いのあるギャグの見せ方も熟練の技で、前作「さばげぶっ」でのエグいまでのギャグとのバランス感覚も見事。太田さんには今後もずっと「小動物的萌えアニメ」を作り続けて欲しいと思います。

 中の人についても、今作は新人起用が多くチャレンジングなキャスティングが話題となった。ヒロイン勢を任されたキャスト陣は見事にその重責を果たし、今後の活躍の期待が高まる。「恋愛ラボ」から一気にアニメ声優として躍進した水瀬いのりの様に、彼女達もスターダムにのし上がることが出来るだろうか。田中あいみは伸びしろも多くて面白そうだよね。キャラソンとはいえ歌も愉快だったし。

 ハイ、お〜っしまい!

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