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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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国産アニメなのに、分かりやすいアメリカンテイストが堪能できる第3話。細かいところでの雰囲気作りがなかなかうまい作品です。

 前回に引き続き、今回もきっちりサブタイトル通りのストーリーが展開するだけのお話で、母艦を停留させたスクラッグたちが、警察、陸軍、そして空軍と、確実に合衆国の戦力を凌駕していく。前回たかだか3体程度でも街1つを壊滅させることが出来たスクラッグ兵卒が母船から大量に押し寄せ、わずか3話目で既に「人類が勝てるわけねぇよ」という絶望的な状態だ。

 そんな状態でも負けない精神を持つのが、世界の警察、アメリカン。パトカーのドアの影で応戦していた警官達が「やったぜ、アーミーだ!」と歓喜して調子に乗るところなんか、まるでハリウッド映画のワンシーンを見ているかのようなお馴染みの場面。本当にアメリカ人ってあんなに「アメリカ万歳」な思考なんでしょうかね。地に落ちてボロボロになった星条旗が、どうしようもない人類の現状を分かりやすく伝えてくれています。

 しかし、そんなどうしようもない状況でも立ち上がれるのが、我等のヒーローマンである。ジョーイは自分から積極的に武力を発動する気はあまり無いみたいだが、今回は愛する祖母を救うため、自らスクラッグの大群の前に躍り出てヒーローマンを召喚する。また、正直言うとどう考えても必要無いだろ、としか思えない「ヒーローマンを庇ってみせる」という英雄的行為により、彼の内面にわき上がる勇気も見せてくれている。スーパーサイヤ人のごときヒーローマンのパワーアップギミックも、どうやらそうしたジョーイの勇気を力に変えたもののようだ。

 で、バトルになるわけだが、どんなパワーアップをしても、相変わらず鉄拳一本で戦うのが男の本流。今回は初めて蹴り技も見せてくれたけど、あれだけエフェクトがかかっているのにビームやレーザーを出さずに殴り合ってくれるのが凄い。最後の電撃パンチは、今までと比べて何が凄かったのかもよく分からないが、3体まとめて屠ったのだからきっと強かったに違いない。うーん、雰囲気ヒーロー。

 まだまだ窮地が続く地球人大ピンチな展開だが、ここからたった1体のヒーローマンで何が出来るのかは気になるところ。ジャイアンとスネ夫(ウィルとニック)は何の後ろ盾も無しに「英雄」にこだわった無謀なチャレンジに挑みそう。これがアメリカン・マインドか。まぁ、頑張れ。エンディングアニメを見る限りでは、ウィルもどこかでジョーイと打ち解ける日が来るのだろう。それまでは暖かく見守っていたいです。

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