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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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7月22日 ドラフト模様(EMN×2 SOI

ピック順 【Mei】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Serra】→【Alessi】→【Sea-chicken】→

 

 一週間のご無沙汰でしたが新環境!! 年に4度のお楽しみですよ。まぁ、お楽しみっつうか、再び手探りになるので実際にプレイしてる間は阿鼻叫喚なわけだけども。ローテーションこそMagicの華。最大限楽しんでいきたいところ。今回は諸々の事情があり、なんとドラフト第1戦を前に、緊急企画でカードに触るためのシールドも開催。4人が参加した結果、なんとこの時点でギセラ・ブルーナ・タミヨウなどと言った楽しげなカードが軒並み登場してしまい、「これ、ドラフトで剥いてた方が良かったんじゃ……」みたいな空気になってしまったが、やっちまったもんはしょうがない。前環境は完全に1強の時代だったが、我々のドラフト環境はエムラクールの到来でどのように変わっていくのか、ここから10月までの短期決戦、各人の奮起が期待される。

 

 




 

    AL SE TH SA ME CH

AL  ー  ◎  ×  ◎  ×  ◎  3ー2 3

SE  ×  ー  ×  ◎  ×  ×  1ー4 5

TH  ◎  ○  ー  ◎  ×  ×  3ー2 2

SA  ×  ×  ×  ー  ×  ×  0ー5 6

ME  ○  ◎  ○  ◎  ー  ○  5ー0 1 ○

CH  ×  ○  ○  ○  ×  ー  3ー2 4

 

 

1位 【Mei】 白緑 <ヴォルダーレンの最下層民 ソンバーワルドの雄鹿 霊体の羊飼い>

 前環境では、辛うじて最後に優勝して面目を保ったものの、長らく「時代」が来ずにのたうっていたのがこちら。事前に開催されたシールドでも全敗を喫し、再び長いトンネルをくぐらなければならないのかと思われたのだが、やはりエムラクールの到来は色々と予想外の変調を巻き起こす。見事な全勝でしょっぱなの栄冠をもぎ取り、環境を跨いでの2連勝と相成った。さぁ、どんな「時代」になるものやら。今回、ピック中に場の全員が認識していた事象が1つあった。それは「緑流れすぎやろ」である。誰もが「これ、ヤバい」と思いながらつまみ食い程度にひいてはいるものの、結局そこから緑に参入する判断になった人間はおらず、事実上、ここが独占である。ただ、試合中は「あんだけ流れてた緑が独占なんだから強いに決まってるやん」で片付けていたが、実際にピック表を見てみると白のウェイトが高めなので緑はそこまでではない。下馬評でも「異界月」の緑は弱いと言われているが、実際、そこまで積極的に引きに行きたいラインナップではなかったということだろう。そんな中からピンポイントでデッキを押し上げたのは「ソンバーワルドの雄鹿」×2だろうか。得を取ろうとすると案外小さいクリーチャーしか潰せないのだが、この環境、とにかくその「小さいクリーチャー」にあふれているのである。そのため、4/3でも無事に着地すれば充分な圧力になり、その上でアドまで取れれば御の字。やはり書いてあることを素直に読めば強い。もちろん、「けたたましく吠えるもの」が10引きとか「ウルヴェンワルドに囚われしもの」12引きとか、その辺は上手いとか言う問題じゃなくて、回りの5人がヘボ過ぎるだけの話だが。後は白の低マナ域は想定通りで、「シガルダ教の僧侶」×2の尋常ならざる強さに加え、頭数を合わせやすい「巡礼者の守護霊」、そして今回2枚引けた「剛胆な補充兵」とのシナジーがゲームを決められる「単体騎手」など、白単ビートとして見てもそこそこである。環境変わったのに白緑が優勝とか、夢も希望もないな。

 

 

2位 【Thraxi】 青黒 <偏った幸運 巧妙なスカーブ 継続する調査>

 ここからは3勝2敗の3すくみ。割と激戦。一応ポイントで上に来たのは私で、今回は久しぶりに「環境一発目の決め撃ちデッキ」である。シールド戦では上記のデッキに似た感じの白緑人間が組めたので、ドラフトの方はおそらく不人気になるだろうと踏んで黒青ゾンビに一直線。個人的には「墓地からの徴用」の使用感が確認したかったってのもあるし、何と言っても青に期待のエースヒッター「巧妙なスカーブ」が現れたので、これを使い倒したかったのである。1引きの「偏った幸運」は正直やり過ぎだった気はするが、そこからとにかくゾンビ意識で低マナ域を埋め、そこに「不憫なグリフ」「厄介な船沈め」でそこはかとなく現出も込み。「嘆きのグール」×2に「白髪交じりの釣り人」なんかで「リリアナの精鋭」を大きくしていき、これを起点に「死の円舞曲」や「夜深の死体あさり」で使い回す狙いだ。結果としてはこの2〜3マナラッシュの構成はそこそこ成功していたとは思うのだが、結局「墓地からの徴用」は今回1枚も出なかったのでゾンビを集めた意味は何一つ無かったのが残念。その代わり、何故か2枚も流れてきた「教団の勧誘」でやりたい放題に中盤の盤面はコントロール出来たけど。黒の除去が無かったために他の方法ではシステムクリーチャーの処理が出来ず、天王山で負けたのは正直悔しい一戦。今回黒の除去エンチャントが1枚も出てないのよねぇ。個人的オススメカードは、意外に仕事ができる「霧歩き」さんかな。いつ引いても案外仕事があるのよね。まぁ、今回は「継続する調査」があったせいかもしれないが。

 

 

3位 【Alessi】 赤黒 <スカースダグの嘆願者 粗暴な協力 ケッシグの鍛冶場主>

 我々の中で一番異質なスタンスを持つのがこの男。何しろ、圧倒的予習ゼロだ。他の5人も予習の度合いには差があるだろうが、他にもストーリー部分だったり、カードシステムの裏話だったり、少なからずMagicの諸々に興味はあるのだ。しかし、こちらはそうしたモーションが一切無く、環境がどれだけ切り替わろうが、常に右から来たカードをそのテキストだけで処理していくのである。ある意味潔いが、私みたいな人間からすると怖くてそんなドラフト出来ねぇよ、と思う。しかも、質の悪いことに開封したパックがものすごく難しい。「スカースダグの嘆願者」が正解とは流石に思わないのだが、じゃぁ何を引いたらいいのかと言われても困ってしまうパック。ここで「嘆願者」を引いたのは、後のマッドネスの布石だったのだろう。結局、全体的な枚数が減ったこともあり、ろくすっぽマッドネスっぽさなんて出ないし、テキストを読み間違えて「ステンシアの晩餐」を引いちゃうし、色々と初見ならではの問題は起こっている。いや、多分それ以前に11時間麻雀うった後にドラフトに参加する姿勢に問題があるとは思うが。しかし、それでも強引に形を成した赤黒はそこそこの圧力は保持しており、得に「血の霧」が攻め気の強い赤のカードなら大体必殺の効果を生み出す。「集合した頭目」ならゲームが終わるのは当たり前だが、「聖戦士の盾」を張った「ステンシアの亭主」とかでも対処法は基本的に無くなる。試合前に言っていた「雑なプラン」がちゃんと機能していた形だ。ピック中は「今すぐ帰りたい」とか言ってたくせに3つ勝つあたり、マジでふざけているとしか思えないな。気付けば3パック目で「手に負えない若輩」「マウアー地所の双子」とそれなりのパーツは揃えてたりするしな。あれ、初見でも何とかなってる?

 

 

4位 【Sea-chicken】 白青 <無私の霊魂 支配の天使 石の宣告

 シールド戦でギセラをあけて、あとはギセラギセラギセラで何とかなってた人。「環境最序盤で勝っておかないと後から時代がこねぇ」と嘆いているので早めに勝っておきたいところだが、果たしていつになったら「時代」が訪れるだろうか。ドラフトでのデッキはシールド同様の白メイン。そりゃ「無私の霊魂」からスタートしているのだから当然だ。白の流れは嘘みたいに良く、「揺るぎない信仰」が5引き出来てる時点で不満はあるまい。基本ラインはスピリットの数で盤面を作り、そこをオーラで支えていく構成。「揺るぎない信仰」に「月皇の外套」といったシンプルな増強オーラが、除去の乏しい世界に突き刺さる。特に今回青にバウンスが皆無だったこともあり、このオーラ戦術が強引に押し切る展開も多かった。「鉄覆いの処刑者」×2のおかげで必殺カードがグルグル回るんだからたまったもんじゃない。サポートの青は必殺レアの「呪文捕らえ」を筆頭に、「霊体の羊飼い」の起動マナの確保、それに「抗えない抑止」あたりのトリックサポート。これくらいの陣容でもあんまり線の細さが気にならないということは、やはりこの世界は2マナ3マナ域のクリーチャーが血で血を洗う抗争世界ということだろうか(まぁ、今回たまたま緑や赤の後ろの方が出てこなかっただけ、という可能性もあるが)。

 

 

5位 【Serra】 黒青 <ネベルガストの伝令 オリヴィアの竜騎兵 ウェストヴェイルの修道院

 シールドでは「神出鬼没の拷問者」「流城の死刑囚」「不屈の追跡者」「州民を滅ぼすもの」という訳の分からないレアラッシュをたたき込んでくる緑黒現出で相手に悲鳴を上げさせていたのがこちら。ドラフトでは「ネベルガストの伝令」というスピリットのキーカードからスタートしたが、そこから何故か黒に流れてメインがそちらへ移行した。結果的に黒青になったので上家とまるかぶり、黒にいたっては3人連続の最下流という位置づけであり、ピックのダメージは確実に出ているだろう。しかしまぁ、初回ドラフトということでなかなかカードの強さもコンセンサスが無い状態で、色の棲み分けも難しいんだよな。他に色を移動しろっつっても(緑以外は)どれがいいかも分からんし。結局、「何となく黒いビート」という程度で特にシナジーらしいシナジーはない。デッキの特性を表すなら「生命の危機」×2という癖の強い除去が2枚あり、何とか勝負を先延ばしにしていくらかでも優位を作りたいところだが、前述のように「2,3マナ域の抗争」がメインになる環境なので、6マナ除去ではどうにもテンポが悪い。吸血鬼・スピリットのどちらかに寄せられればもう少しシナジーが見えたのかもしれないが、そもそもスピリットは白青、吸血鬼は黒赤なわけで。上家がゾンビだからそこに立ち入ることも出来ず……。典型的な「環境が分からんが故の失敗」パターンかね。致し方なし。

 

 

6位 【Sangriter】 黒赤(白?) <膨らんだ意識曲げ ステンシアの亭主 大天使アヴァシン

 こっちは環境が分からないとかどうこういう問題でも無いような……。前環境を支配したこの男。今回、優勝した人間は「環境を跨いで2連勝」なのだが、こちらは実は「環境を跨いで2連ドベ」である。そして、今回の負けについては当人が一番良く分かっているようで……ピックの時点で完全にグダッている。途中までは「4色かー」と言っていたが、最終的に緑のカードは外れたのかな? 散々ピックで回り道をした結果、どうにも枚数が足りない上に取り立ててシナジーも見えない赤黒が完成。まぁ、別に「ファルケンラスの肉裂き」は弱いわけではないのだし、目を付けたポイントが「ステンシアの亭主」というのは面白いところだ。攻め気に全勢力を注いだ吸血鬼デッキが出来ていれば、もしくは本人が狙っていると言っていた「猛々しい狼」が手に入っていれば(今回、コモンのくせに1枚も登場してない)、もうちょっと芯の通ったデッキになっていたとは思う。しかしどれだけ嘆いても出なかったものは出なかった。そんな微妙な完成度に業を煮やした結果、押しきれない人狼と吸血鬼の中に、突如「大天使アヴァシン」が紛れ込むというとんでもない構築を決行。もちろんダブルシンボルなど捻出する余裕は無く、「デッキの行方はテラリオンの機嫌次第」というとんでもないプランに。こんなこと言ってたくらいだからテラリオンが2,3枚入ったデッキにしているのかと思いきや、1枚しか引いてないやんけ! もう、何がどうなっているやら。後ろから見ていた試合で、初手が「黒いカード」3枚「山」3枚、「アヴァシン」だった時は目を疑ったわ。「こんなクソみたいなデッキ、こうでもしないとおもんないやんけ」(本人談)

 

 

 

 

今回のピック表

 

 【Mei】(白緑)→【Sangriter】(赤黒)→【Thraxi】(青黒) 

                       

 【Sea-chicken】(白青)←【Alessi】(赤黒)←【Serra】(黒青)

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