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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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8月5日 ドラフト模様(EMN×2 SOI

ピック順 【Serra】→【Mei】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Sea-chicken】→【Alessi】→

 

 「異界月」環境第3回。世間ではプロツアーで随分盛り上がっているようで、新たな環境の新たなデッキの出現に、サイクルの回転の早さが如実に表れているように感じる。半年に1回のローテになると、どんだけ1つのデッキがのさばっても大した期間にはならないのであんまり気にならないな。見てる側からすると変化に富んでいて楽しいけど、年中無休で調整しなきゃいけないプロプレイヤーはマジで大変だろうな。

 我々素人集団も、何とかリミテッド環境に調整を合わせていかなきゃいけませんが、しょせん週に1回の適当ドラフトでは環境なんて見えるわけないんだけどね。さらに、お盆休みに入るためにここから2週間は連休です。かてて加えて、2週間休むと次の開催日が8/26で、この日って「コンスピラシー2」の発売日なんだけどな……我々の中ではあんまりコンスピラシーは興味を持たれないセットなので(多人数戦だからデッキ組んでも1試合2試合で終わっちゃうからねぇ)、今回は流石に箱で買うことはしませんが、まぁ、様子見てパックは買ってみたいですけど。また当日が近づいたら相談します。カードリスト見てからでも間に合うやろ。

 

 




 

 

    AL SE TH SA ME CH

AL  ー  ×  ×  ×  ×  ×  0ー5 6

SE  ◎  ー  ◎  ◎  ◎  ×  4ー1 1 ○

TH  ○  ×  ー  ○  ○  ◎  4ー1 2 ○

SA  ◎  ×  ×  ー  ◎  ×  2ー3 4

ME  ◎  ×  ×  ×  ー  ×  1ー4 5 ○

CH  ○  ○  ×  ○  ◎  ー  4ー1 3

 

 

1位 【Serra】 赤白 <ハンウィアー守備隊 錬金術師の挨拶 刺し込む光>

 4勝1敗の3すくみという激戦を、ほぼストレート勝ちのみで征したのがこちら。3戦目で優勝も3人目。今回の環境はほどよくトップが回っていて比較的健全ですね。短期決戦の末に誰が「時代を作る」のかは分からないが、1つだけ分かっていることは、これでボロスが早くも2勝目ということである。プロツアーカバレージを見ていると、この環境の人気カラーはコモンが充実する赤と白らしい(当然不人気は緑)。そして、そんな安定した強カラー2つの組み合わせが弱いわけがない。前回のボロスは「猛々しい狼」×3や「サリア」といった安定した戦力が装備品の支援を受けるデッキだったが、こちらのキーカードは問答無用の「血の霧」。もう、毎度のことながらこれ1枚で泣かされる人間が多すぎる。なんでこんなにエンチャント対策の薄い環境にこんなクソカードを生み出したもうたのか。個人的に泡を吹いたのは「貪欲な過食者」+「血の霧」が突っ込んできて渋々チャンプブロックしたら「騎乗追撃」と言われたとき。そら死ぬわ。何遍でも死ぬわ。他にも「ハンウィアー守備隊」なんてナイスレアもあるし、「癇しゃく」「錬金術師の挨拶」と基本火力も安定している。今回マッドネス支援はほとんど無いのだが、このクラスのデッキになれば普通に唱えても別に構わない。そして締めは「オドリック」先生。なんか、色々ついてたらしいよ。

 

 

2位 【Thraxi】 緑青 <捕食 原初のドルイド 狙いは高く>

 上で「緑が不人気」と書いたが、もちろん、全く使えずにお邪魔虫になっているというわけではない。これまででも現出系のデッキなんかでそれなりの存在感はアピールしているし、カード単体でなら使えるパーツはそこそこ存在している。だが、正直今回のこの緑青はそうしたコモンの性格はあまり関係無い。悩みになやんで不人気と分かっている緑に「捕食」から飛び込んだわけだが、そこからのピックは「首絞め」→「首絞め」→「ウルヴェンワルドに囚われしもの」という2マナラッシュ。さらに6引きでもう一回「囚われしもの」。なんか、これだけでも何とかなりそうな気がして緑と添い遂げる覚悟は完了した。3パック目で「孤独な狩人」や「内陸の木こり」のサポートも加われば「満ちゆく月」だって使えるクラスのデッキも仕込めるだろうと思ったのだが、残念ながら今回イニ影に緑の人狼が皆無。おかげで、「2マナ域がとにかくすげぇけど、その後の展開はしらん」という、何とも珍しいタイプの緑メインになった。今回現出クリーチャーの数も少なかったので、このカラーリングのくせに現出要素はほぼゼロ。昂揚要素もほとんどなく、正直、どのアーキタイプにも収まっていない。サブカラーを青にした理由の1つは「引きずり込み」が2枚引けたことで、2ターン目からのビートを何とか優位なままで維持して殴り切ってしまおうという考えである。そしてもう1つの狙いは、せっかく「囚われしもの」×2でマナが出まくるんだから、ってんで投入した「意識の拡張」。だってねぇ、一期一会の神話レアだしねぇ。使ってあげないとねぇ。どう考えても入れない方がデッキは強かったと思うのだが、それでもお楽しみは欠かせない。2マナ域でビートを開始するが、うっかりマナが伸びきったら「意識の拡張」で相手の手にふたをしようという、なんとも半端な方向性のデッキである。でもまぁ、それなりにビートデッキとして成立したし、「意識の拡張」も一応1試合でトラウマレベルの大活躍をしたのでOKと言うことにしておこう。こんだけ色々やろうとしてるけど、結局MVPは「信条の香炉」な件。

 

 

3位 【Sea-chicken】 赤青 <気紛れな霊 炎の散布 ガツタフの放火魔>

 4勝1敗の三すくみ。惜しくも一本足りずに3位に泣いてしまったが、久しく到達していなかったトップが見えかけた試合。今回はなんと、「最後の望み、リリアナ」流しの「気紛れな霊」という鉄の意志を持ったピック。いや、単に面倒だっただけかもしれないけども。我々のなかでも「イゼットやりたい」という好奇心はそこかしこに溢れており、今回判明しただけでも他2人が「赤青やりたかったのに」と不平を漏らしている。どうやら、こちらの男もイゼット魂を貫き通したかったらしい。そして、実際にこのリリアナ流しが正解で、青はほぼ独占に近い状態、赤もそこそこ陣容は揃っており、ついに赤青で天下を狙うチャンスが訪れた。こちらも当然のようにキーカード「血の霧」が鎮座しており、ここに「気紛れな霊」が絡んだ時の一撃死っぷりは他のデッキでは絶対に味わえないものだ。Magicの勝負にも「たられば」はないが、私との一戦、外野が指摘したようにミスさえなければ、「気紛れな霊」+「血の霧」+「熟読」+「ただの風」+「敵意借用」でワンパンチ26点があり得たのだ。今回地上に「巧妙なスカーブ」も多かったし、スペル中心といいながらもしっかり地上戦がフォロー出来るという、この環境ならではのイゼットの姿が見えたかもしれない。今回「熱錬金術師」がほとんどいなかったのにこのレベルだもんなぁ。

 

 

4位 【Sangriter】 白黒 <サリアの槍騎兵 錬金術師の挨拶 月銀の拘束>

 ここから下は意気消沈組。そんな中でも、一際尖ったデッキを構築したのがこちら。2パック目終了時点まではマジでお通夜みたいなムードだったのだが、3パック目2,3引きまでで突然息を吹き返し、「デッキになった」と大はしゃぎ。何を引いたのかと言うと、「死の重み」×2である(1引きは「月銀の拘束」)。そう、このデッキのキーは誰が見ても「鉄覆いの処罰者」×2。この新たな世界の「オーラ術師」の力で除去オーラをグルグルグルグルするのがこのデッキの狙い。その陣容は上記の3枚に加えて「エムラクールの加護」「絞首束縛」ととにかく相手に生存を許さないマン。たかだか2回墓地から戻せるだけじゃん、と思うかもしれないが、残念ながらこのデッキには「墓場からの復活」も入っているのだ。同じ「エムラクールの加護」にトータル4回もクリーチャーを除去られてご覧なさい。そりゃ心も折れる。まぁ、そうしたエンジンに全霊を注いだおかげで押し込む手段には乏しいのだが、相手クリーチャーを根絶する気概があれば、あとは「おまけ」の3/2が殴るだけでも割とどうにかなったり。回していて楽しそうなデッキだったのは間違いない。なお、今週の「サリアの槍騎兵」も当然のように単なる4/4先制。毎週、白のレジェンドが他所には登場してるんだけどなぁ。

 

 

5位 【Mei】 白黒 <流城の死刑囚 甚だしい大口 悪意の調合>

 今回のトピックは、デッキとか成績とか、そういう部分以外の話だろう。何故か試合会場に左手を吊った状態で登場し、謎の隻腕プレイヤーとして新たな歴史を刻んだ男。いや、普通に手先は動いてたけど。たとえ腕を負傷してもドラフトに来る気概を認めて欲しいとのことだったが、ぶっちゃけ対戦側からすれば「いや、大人しくしとけよ」である。そんな慣れない状況の中、片手でピック、片手でシャッフル、片手でハンドリング。流石にしんどそうだったので、パックを剥いてもらったり、シャッフルしてもらったり、ライフカウントしてもらったりと、回りの優しさにも触れた1日である。まー、流石にそんな状況ではいつも通りのプレイも叶わず、「なんかスピリットトークンが出るデッキ」だったのだが勝ち星を伴わずこんなもの。白を中心にトークンで頭数を揃えて「恩寵借用」や「天上からの導き」でドーンするのは白黒の正しい勝ち筋の1つではあるのだが、流石に2マナ域からの低マナ競争が激しいこの世界だと、「刹那の器」でもちょっと遅いか。そこからのサポートがもう1つ2つ追加出来れば分からないが、現状ではまだ完成形とは言い難い。ダメージソースがエンチャントやソーサリーに散ることを活用し、昂揚前提での「エムラクールの囁き」を採用するなど、色々面白い部分もあったのだが。これで2週間後はどうなってるんでしょうね。次は松葉杖かな。

 

 

6位 【Alessi】 黒緑 <ウルヴェンワルドに囚われしもの 謎の石の断片 忘れられていた家宝>

 よく分からない環境が相変わらずよく分からないまま、よく分からない全敗を喫したのがこちら。流石にカード1枚1枚の効果なんかは把握し始めているはずなのだが、なかなか環境の変化に身体がついていかないようだ。そして、今回はさらに上家から「リリアナ」という謎キラーパスまでもらってリズムが崩れたか。1引き「ウルヴェンワルドに囚われしもの」なのに2引きでリリアナとか、どないやねんとは思うわな。そこからは当然黒が確定するのだが、黒緑といえば昂揚が一応のテーマ。ただ、今回はそうした昂揚部分にうま味を感じるカードは多くなく、結局「何となく黒いデッキに何となく緑を足した」みたいな雑多な構成。個人的には「ケッシグをうろつくもの」+「忘れられていた家宝」の組み合わせが鬼過ぎた印象がやたら強かったが、それ以外の部分では何となく昂揚、何となくマッドネスなど、なかなかデッキの中心を決められなかったようだ。やはり、普通の立ち回りだと異界月の緑は成立させるのが難しい。

 

 

 

 

今回のピック表

 

 【Serra】(赤白)→【Mei】(白黒)→【Sangriter】(白黒) 

                       

 【Alessi】(黒緑)←【Sea-chicken】(赤青)←【Thraxi】(緑青)

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