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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 今週手掛かり多すぎて辛い、第5話。徹夜越しのどんよりした頭で観ても全然処理しきれねぇや。

 今週の中心は一応「例の3人組」の方。「絶望編」でもスポットが当たった忌村・流流歌・十六夜の3人だが、今回は未来編でもばっちりその顛末が語られている。学園時代のお話は「絶望編」で語られた通りだが、そこにいたるまでの幼少期・思春期の物語が補完され、一気に3人のキャラに厚みが増した。単に便利な忌村をいいように利用していると思われていた流流歌だったが、彼女にも彼女なりの悩みがあり、それ故に時を重ねるごとに2人の間に軋轢が生まれてしまったことが語られている。どうやら忌村は生まれ持った体質のせいで糖質が制限されているらしく、言ってしまえば「超高校級の菓子職人」である流流歌とは全く相容れない存在なのだ。それでも二人は出会いの奇縁から「友達」としてスタートし、少しずつ少しずつ離れていくという残念な関係性を維持し続ける。2人とも「超高校級の希望」でありながら、流流歌が一方的にその「希望」の恩恵を享受する形になってしまい、忌村が流流歌から得られるものが無い。いや、本当は有った。忌村は流流歌から頼られるだけでも充分に幸せであり、彼女が「友達」でいてくれるのなら、「利用される」ような関係性でも問題無いはずだったのだ。しかし、才能を光らせることが大命題である希望ヶ峰学園において、一方の才能を一方がただ甘受するだけの関係性は、流流歌自身にとって許されないことだったのだろう。どれだけ訴えても「おいちい」お菓子を食べてくれない忌村を前に、流流歌はいつしかその関係性を歪めてしまった。

 そうして歪んだ2人の関係性に、狛枝が終止符を打ったのはご存じの通り。決裂した人間関係は修復されることなく、この絶望遊戯という最悪の場で再会を果たすことになる。流流歌は十六夜と2人で支え合った状態で、忌村は宗方という強烈な光に吸い寄せられた状態で。本当に些細なすれ違いから生まれた溝は絶望の力によって急激にその幅を広げ、気付けば命のやりとりをするまでに。結局、忌村はその願いを流流歌に届けることなく、2度目の襲撃者の手に堕ちることになってしまったようだ。まぁ、あの死体(?)が忌村のものかどうかすらまだはっきりしていないが……流石に死体の誤認ドッキリは2回続けてやらないだろう。二人目の犠牲者は忌村で間違いないと思われる。つまり、宗方の心配を他所に、襲撃者はしっかりと2度目のアクションを起こしてくれたわけだね。

 しかし、そんな流流歌達の顛末よりもよっぽど謎めいていたのが、伏せ字だらけの宗方VS天願の対決。てっきり前回のバトルで宗方が爺さんの思想に理解を示してエンドだと思っていたのだが、今回それがこじれにこじれて、もう我々視聴者にはついていけない次元へ。いや、ひょっとしたら真面目に見返して考察すれば推理出来る部分もあるのかもしれないが……少なくとも現時点でそれをやろうとは思わないや。もう、宗方の言動については今後を見守っていくしかない。とりあえず、天願会長のNG行動は「質問に嘘で答える」が確定。彼がいちいち「質問か?」と確認していたのはそのためである。まぁ「質問に無回答」ならOKな気はするのだが、じいさんは意図的にそれをやらなかったように見える。自分のNG行動が嘘を制限するものであることを利用し、自分の発言が嘘でないことの証明に利用していた。これは重要な選択で、人狼ゲームにおいて「絶対に嘘をついていないと分かる人間」は強力な武器になる(もちろん、会長のNG行動まで全部が絶望側のしかけたペテンである可能性もゼロではないが、そこまで勘ぐる意味も無いだろう)。会長はそのことを利用し、宗方に「何らかの衝撃的な事実」を告げた。それは、会長が何らかの真実を知っていることの告白だったように思われる。そして、その真実は、宗方が「揺らぐ」可能性のある事実。一体それは何なのか。すげぇ安易に考えるなら、やっぱり「裏切り者は雪染」なんだろうけども。流石に現時点の状況から雪染先生を利用するのは無理だろうなぁ。他にも「宗像は何故じいさんを襲撃者だと断定したのか」とか、「告白を受けてなおじいさんを斬りつけたのか」とか、2人のやりとりについては何一つ解決する部分がない。果たして今後の展開からこの2人のやりとりの内実が明かされることはあるのだろうか。一応「襲撃者は無意識の宗方自身」っていううさん臭ぇネタも思いつくが(爺さんの台詞に対し、宗方が「お前は俺を分かっていない」と答えているのもなんかそんな雰囲気)、まぁ、そこまで気にし始めたらキリがないわなぁ。

 その他の謎やらなんやらを1人ずつ列挙していくと、まず、謎の扉を見つけた十六夜は何をやっているのか。「鍛冶としての尊厳」を無くして機関銃のような武器を選択したり、モノクマ印の隠し扉を見つけたり。いや、隠し扉ってなぁ……あそこって未来機関の施設なんだろ。あんな内装まで仕込まれてたって、完全に敵の手に陥落してた証拠じゃねぇかよ。

 逆蔵さんは今回の一件でほぼNG行動が「パンチする」で確定。ある意味朝日奈さんとは狙ったようなマッチメイクだが、残念ながら朝日奈さんはキックを食らうのも駄目なんだよなぁ。相変わらず逆蔵さんは裏に何にも無さそうで残念無念。パンチ封じられただけで想像以上に色んなヤツからボコられるボクサー可哀相。黄桜についても相変わらず謎のまま、さらに今回しゃべることすらなかった御手洗については触れるチャンスすらない。一番の不安要素なのに、御手洗情報プリーズ。

 先週話題をかっさらった月光ヶ原さん改め塔和モナカについても、新たな情報は特にない。彼女はみんなが眠るスリープタイムに寝てるのかどうかが分からないんだよな。普通に考えたらロボなんだから寝てるはずないし、やりたい放題だと思うのだが……。でも、彼女が襲撃者ってオチでもなさそうなんだよねぇ。やっぱり第3勢力で、人狼ゲームにおける狐とか、そういうスタンスなのかしらね。あと、相変わらず個人的に無視できないのは外で意味も無く暴れ続けている葉隠の存在。ホント、あいつは全く描かれる必要がないキャラなのだが、何故かしつこく「外」の様子が描かれ続けている。一体何の意図があるのやら……。

 爺さん・忌村が消え、残ったコマは宗方・黄桜・逆蔵・(月光ヶ原)・流流歌・十六夜・御手洗・朝日奈・霧切・苗木の10(9)名。シロ確定といえるのはおそらく苗木・霧切くらいだろう(実はまだ朝日奈さんについては消しきれないのが怖い。1件目の事件のアレが、彼女の返り血をごまかす手段だ、という意見を否定しきれないせいだ)。まぁ「襲撃者」の正体が明かされても、宗方や忌村のキリングマシーンっぷりが際だっちゃったせいでいまいち迫力がない気もするのだが……。

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