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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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5月14日 ドラフト模様(ROE×3)

ピック順 【Sangriter】→【Alessi】→【Thraxi】→【Van】→【Serra】→

 エルドラージ3発目の今回のドラフトですが、これまでの試合よりもいくらかパックは地味め。もちろんそれはだんだん慣れてきたが故の体感要素も多分に含まれてはいるのだろうけど、これまでのように劇的にコンセプトを尖らせたデッキは少なくなっている。その上で顕著だったのは、コミュニティ内における白の冷遇っぷりであろう。今回は「岸壁安息所の騎士」が登場せず、「隊商の随員」などの基本戦力もいなかったので魅力に欠けるという部分はあったが、まさか5人ドラフトで誰も使わない色が現れることになろうとは。逆に言えば、残りの4色を5人で奪いあう形になっており、ピックは血で血を洗う様相。勝負の分かれ目は、いかにカードを愛しているかである。勝てないと思ってピックしたら、やっぱり勝てないのだ。

 今回のレア度数は5.2と、相変わらず好調をキープ。これで「休眠のゴーマゾア」が2体かぶりとかじゃなければもう少し記録も伸びたところだろうが。


 



     AL SE TH SA VA

AL  ー  ○  ×  ×  ×  1ー3 4

SE  ×  ー  ×  ×  ×  0ー4 5

TH  ◎  ◎  ー  ×  ×  2ー2 3

SA  ○  ◎  ◎  ー  ○  4ー0 1

VA  ○  ○  ◎  ×  ー  3ー1 2


今回のピック表


1位 【Sangriter】 緑青 <ペラッカのワーム 珊瑚兜の司令官 ハーダの巡回スパイ>

 ゼンディカー環境では半年優勝がなかったというのに、世界が覚醒していきなりの2連覇。完全に環境の性格がプレイングにかみ合った形となり、愛しい愛しい「ペラッカのワーム」は当然開けたパックに鎮座ましましている。もう、これだけで勝ちフラグですよ。この世界では大変貴重な「逆行」ですら「ワームを戻すのに使う予定だった」とのたまい、このグロテスクな蜜月関係はまだまだ続きそうだ。で、今回のデッキだが、これまでの勝利傾向からは少し離れて、対抗色2色の構成になっているのがポイント。青緑は古くから割と使われるタイプのカラーリングだが、今回は主にマナ加速とデカブツの緑に、「睡眠発作」×2と「飛び地の暗号術士」「珊瑚兜の司令官」「ハーダの巡回スパイ」といった緑に負けない優秀なレベルアッパーを提供する青という組み合わせになっている。持久戦模様に持っていったあとの展開は強烈で、「ムル・ダヤの媒介者」などを通じてガンガン伸ばしたマナから炸裂する「軟体の起源」は流石のレアパワー。どれだけ早いデッキで押そうにも、ライフが27点有る人間はなかなか倒れてくれないのだ。ぽろぽろとこぼれ出る落とし子は、「分かち合う発見」でドローに変換した後に「ウラモグの種父」に繋がる構成。また、今回地味に勝利に寄与したのが、早めのピックでおさえた2枚の「蜘蛛の陰影」だろう。単体性能ではなく、「軽くてクリーチャーを守れるカード」としての採用で、これがついた「巡回スパイ」や「暗号術士」で戦略を確実なものとしていた。さて、次の試合では緑に行くことになるのだろうか。世界のどこかでワーム様が見てる。


2位 【Van】 黒青 <死骸孵化 ズーラポートの処罰者 ニルカーナの殺し屋>

 1位が連覇なら、競り負けた2位も前回と同じ。そして、こちらの場合はデッキのカラーリングも前回と同じ。「俺の嫁」こと「ニルカーナの殺し屋」は今回もこの男の手に渡ってしまった。ただ、今回はそこまで「殺し屋ゲー」になった場面は多くない。むしろ、今回のMVPは3体も集まった「ズーラポートの処罰者」だろう。一見地味コモンにしかみえないこのガチムチに注目が集まったのはエルドラージ開幕戦の頃で、それがあれよあれよと評価を高め、今ではすっかり黒コモンの顔。今回は「敬慕される教師」もいるということで、1引きも含めた3枚体制。これに「空見張りの達人」×2や「虚身の勇者」、「飛び地の暗号術士」を加えた、現時点で最高勝率をマークしている青黒レベルアッパーの完成だ。今回は黒除去の枚数が少なかったのだが、その分はまっすぐな突破力で補う構成になっており、相手除去は「長魚の陰影」でかわすことが出来るし、「護衛のゴーマゾア」「ハリマーの波見張り」と、レベルを上げる時間も充分に稼ぐことが出来る。何で「家畜化」が8引き出来てるのかとかは考えたら負け。今回は白が不作だった分、やたらと青が充実してるんだよなぁ。「ズーラポートの処罰者」、略してズラポもお前の嫁。


3位 【Thraxi】 赤黒 <肉喰らうもの 硫黄石の魔術師 探検家タクタク>

 以下、「なーんかピック中にもやもやしていた」面子が並びます。1引きで「敬慕される教師」という安易な誘惑に屈せず、「いや、俺は前回失敗したエルドラージデッキにリベンジを果たすんだぁ!」と「肉喰らうもの」を1引き。しかし、エルドラージに行くには緑が必須条件なのに次に来たのは「死骸孵化」。流石に引かないわけにも行かないし、その後も黒ばかりが濃くなってしまい、仕方ないので赤黒でほどよく除去をしながらプチプチと突破するデザインに進路変更。2体とれた「尊大な血王」が回れば、スピードだけならそれなりの期待はあった。ただ、結局黒を両側に挟まれてしまったことでスペックダウンは避けられず、何となく除去、何となくクリーチャーながらも、圧倒的な暴力の前にやわやわと死んでいくパターンも頻出。初戦の【Van】戦では「壊滅的な召喚」を使うタイミング次第では可能性もあったと思うのだが……苦しかったな。これでたまたまティムを1引きしていなかったら、多分拠り所が見つからずにふて寝してるところだったろうなぁ。20点のライフなんて、ティム1体で削れるんですよ。出来れば「ゾフの影」は入っていないデッキが組みたいです。


4位 【Alessi】  緑黒赤 <征服するマンティコア グール・ドラズの暗殺者 欠片の双子>

 一応オール1引きレアであるが、最終的に均等3色になってしまうという方向性のブレが最後まで響いた展開。ピック序盤から「駄目だ駄目だ」と連呼していたように、どうにも勝ち手段が定めきれずに、「何となく3色で強い部分を集めてみた」デッキになってしまい、マナフラッド気味のドローにも見舞われて消化不良の悶死。土地だけ伸びて何も出来ずに死んでいく姿を見ていると、2週間前の自分の姿がフィードバックしていたたまれなくなりました。今回は特に魅力的なエルドラージが引けなかったからなぁ。一応、マナ加速+落とし子からは「血の座の吸血鬼」なんかはそれなりに使えるようになるし、前回のリベンジの意味も込めて1引きした「欠片の双子」が「征服するマンティコア」と悪さをするなんてプランもあったわけだが、やっぱりルーターで引きまくってる人たちとは安定感が違うわけで。さぁ、来週までにオンラインでどれだけ経験を積んで帰ってくるんでしょうかね。


5位 【Serra】 赤緑 <よろめきショック ウラモグの道壊し コジレックの捕食者>

 こちらは負けた後も別に顔に出さないので上2人のように「こんなピックじゃデッキにならねぇよ」と不満を漏らしていたかどうかは定かでないのだが、まぁ、この位置。強いて分類するなら、【Alessi】同様の「マナは出るけどすることはない」タイプのデッキ構成になってしまっているだろうか。赤緑ということで、そりゃもう、落とし子は出る。「エムラクールの孵化者」「コジレックの捕食者」に「群れの誕生」と、準備は割とすぐに整う。ただ、そこから繋がるのはナイスヒッターの「ウラモグの道壊し」くらいのもので、基本的には「単に時間を稼ぐチャンプブロッカー」にしかならず、相手が黒にしかブロックされなかったり、トランプルだらけだったり、そもそも殴らずに上空からティム狙撃しかしなかったりするとどうしようもない。火力はそこそこの枚数であるが、「二股の稲妻」「よろめきショック」と打点が低く、数より質で押すことが基本の戦場では、赤のアドバンテージを活用することが出来なかった。やっぱり「熱光線」が出てこないと赤は絶望的なことが多いんだなぁ。個人的には「ゴブリンのトンネル掘り」を使ってみて欲しかったというのが1つ気になるところで、「ヴァラクートの火猪」とのコンボはお手軽に人が死にます。まぁ、私は「火猪」に3回殴られても勝ちましたけど。



 【Sangriter】(緑青)→【Alessi】(緑黒赤)→【Thraxi】(赤黒)

   ↑                      ↓

 【Serra】(赤緑)       ←      【Van】(黒青)



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