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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 刻まれる歴史、終わらない狂気。どうも、たほいや記録者の僕です。元々アニメ・声優とMagicの二本柱で始めたこのブログなんですが、趣味のたほいやにあまりの賛同者(依存患者)が増えすぎたため、プレイも強要されるし、記事のUPも強要されるし、気付けば「たほいや」タグの記事が100本を超えるとんでもない事態になってしまった。それでも「継続は力なり」。どれだけゴミクズのような虚言妄言でも積み重なれば力になる(ゴミが粗大ゴミになると言う説もある)。そこで、今回は年末年始の暇な時間を利用して、2016年のたほいやを総括する記事を立ててみることにした。

 記録を遡ると今年第1回目のたほいやは129日。そこから約11ヶ月の間に上げた記事数は約40件あり、出題された語数では約370問ある。つまり、1日に1単語ずつ覚えていけばちょうど1年が終わるくらいのペースなのだ(!)。とんでもない数に見えるが、中学1年生が覚えるべき英単語は約600らしいので、まだまだ大したことはないな! まぁ、我々の場合、正解の意味ではなくて間違った意味の方ばかりを覚えているという話もあるのだが……。とりあえず、今年を振り返るために、いくつかの視点で我々の「2016・たほいや史」をまとめていくことにしよう。なお、多分に主観的になるので、「俺の会心のあの答えに触れていない」などのクレームは一切お断りします。また、手元の記録では「誰が書いた解答か」までは残ってないので、記憶違いしてたらごめんなさい。

 そしてまとめる前から分かっちゃいたことだが……ほぼ暴君苑です

 

 




 

 

1部・たほいやを巡る事件の歴史

 まず、今年1年を振り返って、後世にまで影響を与える歴史的な事件、印象的な出来事を、その時の出題とともに振り返っていこう。

 

1/30出題「ふじょき」

1.書き添え、注釈文。

2.男性に恋人がいない期間。

3.女体を除く時期。

4.烏貝の異称。

5.ホトトギスの異称。

 我々のたほいやで常に問題になるのは、どのような単語を出題すべきか、ということ。「言葉の響きがおかしい」「意味がおかしい」「広辞苑に掲載されてること自体がおかしい」など様々な要素が検討されるが、前提条件になるのは「解答者全員がしらない単語であること」。しかし、こうした不幸な事件も起こってしまうことがままある。オリジンをたどれば「きつねけん」パターンというのが正しいだろうか。音で聞いても分からないが、説明を聞くと「あぁ、そういうこと?!」と分かってしまう場合。今年1年、こうした既知未知の問題は絶えず議論になっていたように思う。まぁ、この出題の場合、辞書を見て「不如帰」の表記から出題しようとした側にも問題はあったと思うが……。

 

7/17出題「ささらさっぽう」

1.豊川風の鰹の削り節。

2.沖縄古武術の極技の一。

3.心ここにあらずで気の入らない状態。

4.佐々木小次郎の父、良太郎が完成させた対農戦術。農民をかかしに見立てて畑に立て、他の農民をおびき寄せる。

5.サボテンの異称。

 上半期は開催数自体が少なかったので、一気に7月まで進んでこの出題。個人的には今年のたほいや事件簿ナンバーワンはこれである。見ての通り、頭のおかしい答えが1つあり、タイラントにバシバシネタふりをして、タイラントもそれに応えてくれたというのに、実は違う人間が書いていた、という衝撃の展開。出題者・タイラント・作成者の3人はその様子をにやにやと見守り、私と社蓄ダンサー氏だけが、解決編の時に膝から崩れ落ちた。世にこれを「ささらさっぽうの獄」という。その後、私とダンサー氏はメンタルがボロボロになり、解答を作成したアホも、自分に無理矢理憑依させたタイラントが抜けずに後遺症に悩まされることになる。次の出題、「ばかどり→バーコードリーダー」を見た時のダンサー氏の「嗚呼、なんて自由な解答なんだ……」という嗚咽が今でも脳裏に焼き付いている。たほいやの依存性、危険性の高さを示す、非常に重要なエピソードである。

 

7/31出題「おざんふぁん」

1.(和製英語)おざなりドンファンの略。ドンファンに憧れたもののなりきれない、雑な色男。

2.韓国人初のハリウッド俳優。「スパイ」で演じた忍者タマカが当たり役となる。

3.ポルトガルの民族衣装。鉄床帽。

4.尾崎紅葉の愛読者を親しみを込めて呼ぶ語。

5.フランスの画家、美術評論家。キュビズムをより純化させたピュリズムをル・コルビュジエとともに推進した。

 タイラントが解答者側で1問10点という大量得点を成し遂げた奇跡の出題。ちなみに出題は私だった。正解の⑤がいかにもタイラントっぽかったということもあるが、出題者側で見ていた私は、悩みに悩んだ解答者たちが見る見るタイラントの作り出した解答(①)に吸い込まれていく様子が地獄絵図で恐ろしかった。確かに、①④⑤と並べられると、どこにヤツが紛れているかは分からないかもしれない。怖い、広辞苑怖い。

 

8/8出題「こころのやいば」

1.心を込めてみがきあげた刃物。

2.忍者の隠語。

3.破瓜期の少女に特有な同世代の同性に対する敵愾心。

4.長野県水幡に残る射場跡地。

5.忍びの異称。

 事態としては単なる全外しなのだが、出題者の渾身のストックから展開されたこの解答群は、参加者目線では恐ろしい地雷に映った。考えてみれば②⑤と並んだ解答は割と安易な発想であり、2人が同時に思いつくのは自然なことなのだが、他の解答者は「あ、そういうことだったの」ってんで「きつねけん」パターンだったと解釈、②⑤の2名も「あちゃー、正解書いちゃったかー」ってんでお互いに振りあうという、なんとも滑稽な道化のごとき振る舞い。あまりにストレートな出題者のテレフォンパンチを、ものの見事にくらってしまったのである。心を込めてみがきあげた出題で互いを斬りつけ合う、そんなたほいや修羅の時代の幕開けを告げる出題だったといえる。

 

8/18出題「とよさかのぼり」

1.アイヌに伝わる儀式。両手両足に足かせをつけ、四つん這いになって小麦を耕す。その畑で収穫された小麦はミネラルが豊富になると後の研究で判明した。

2.齢も十四を超え、元服を向かえたであろう男子。

3.広島県でのオオクワガタの異称。極楽寺山の豊坂に由来する。

4.朝日などがきらきらと輝いてのぼること。また、その時刻。

5.杉田流介護術の奥義。両親を脇に抱え、米俵を背負ったままなんば走りで坂を登る。

6.大阪の陣の功績で大名となった外様を罵って呼ぶ語。

 同じ語で2度出題されるという稀少な現象。同様の事態は「ふぁんどしえーくる」でも起こっているらしいが、詳細は未確認。この「とよさかのぼり」事件の問題点は初回出題時にも参加していた人間が1人いたことで、そいつはすっかり忘れて全然違う答えを書いているという。そのため、めでたくこの「とよさかのぼり」は「最も多いダミー解を持つ単語」として我々の中でギネス登録されている。

 

8/18出題「せんだら」

1.ポルトガル語sen-daraが由来。魚肉と山菜を味噌で煮詰めた長崎の郷土料理。

2.千年に一度現れるとされる伝説の鱈。たらのかみ。

3.インドの四種姓(ヴァルナ)以外の最下級の身分。狩猟・屠殺などを業とした。チャンダーラ。

4.千ドル札。

5.ガンダーラ発祥の千Kmマラソン。毎年死者が出るが、足が速かった死者は俊足身仏として尊ばれる。

6.マンダラの縮約版。

 俊足身仏も凄まじいが、個人的には⑥の解答が時代の転機として刻まれている出題。実はこれ、この試合が初参加の新人さんの作った解答。短い中にも切れ味の鋭さがあり、新たなたほいや中毒者の誕生が期待された一篇。

 

8/27出題「まんでー」

1.(隠語)イエスキリスト。

2.(満足デーの略)給料日。

3.アメリカの祝日。

4.インドネシア地方の水浴。

5.企業間の吸収・合併を表す語。M&A。

 本年度流行語大賞候補。出題自体が特に面白いわけではないのだが、詳細を調べるためにググったページの記述が素敵過ぎたので。「おい、朝からお湯マンディしてるぞ!

 

9/4出題(?)「えらだいみ」

1.(エロ大名の意)圧倒的絶倫を誇る男性器を敬って呼ぶ語。

2.代々の墓を暴き、先祖の骨を食すことによってその霊威を自らのものとすること。

3.エルシャダイであるさま。

4.(用のない偉大名から)偉くなればなるほど仕事が少なくなることを嘆く語。

5.古代ハワイで行われていた水上球技。敗者の頭部を次の試合のボールに用いたとされる。

6.えらで味わう醍醐味。

 我々がやってはいけない禁断の遊戯に手を染めてしまった負の記録。全員がタイラントっぽい答えを考えて出来るだけ近づけるという、「あほいや」。必死に神を騙ろうとする愚かな民草を踏みにじるその様は、まさに暴君の名にふさわしい。そんな中で必死に肉薄する⑥に、私は敢闘賞を差し上げたい。

 

9/5出題「えれんけー」

1.アメリカの物理学者、エレンが提唱したケルビン。

2.エリンギの雄叫び。

3.コウガイビルの別称。

4.→エレキ。

5.→ケー。

6.エチル-リン酸カリウムの俗称。

 新たに「えれんけーパターン」が確立した出題。広辞苑も罪作りよな。なお②。

 

9/18出題未遂「すめる」

1.洋服のサイズを示す国際統一指標。

2.フランスの物理学者。放射性ラジウムなどの発見により妻のメアリと共にノーベル物理学賞を受賞。スメル・キュリー。

3.→シュメール。

4.→シュメール。

5.オランダの貿易商。宣教を目的に渡来した。日蘭辞書の編纂者の一人。

 長年の歴史の中でついにやってきた、「解答完全一致による不成立」。出題者は、この時のチョンボで支払った罰符(4000オール)の借金に今も苦しんでいるとかなんとか。ちなみに、この時まで一度も起こらなかったこの不成立パターンだが、この事件を契機にすでに現在3件目までが報告されている。なんか、閾値を超えてしまった可能性。

 

10/7出題「ちっく」

1.竹。

2.言彩の豊かなさま。

3.血の混じったしゃっくり。

4.家畜について詠んだ句。

5.はきはきしたさま。

6.コスメチックの略。

 広辞苑の暴虐がまた一つ明るみに出た瞬間であり、新たに「ちっくパターン」が確立した出題。これを出題した人間が、普段広辞苑を読むとか一切しない人間だったことも印象深い。

 

10/7出題「うめおうまる」

1.堺の商人、摩竹屋の運用した瀬戸内廻船。1821年、明石にて沈没。

2.読本「西朝水滸伝」に登場する架空の刀。

3.飛び松に同じ。

4.さくらんぼの品種の一。

5.浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」に登場する三つ子の兄弟の一人で、松王丸の弟、桜丸の兄。

6.孕ませ男が生まれる。

 タイラントと同期の桜の間で長いこと確執であった「じゃぱゆき論争」が決着した歴史的敗北事件。詳細は当該記事参照。今ではすっかり日常と化した「ソクオチロンパ」が楽しめる一幕。

 

10/21出題「すみろどん」

1.大型鳥類。絶滅化石動物。南北アメリカ大陸に産する。

2.顔だけが黒い男。

3.アメリカの機関士、技士。音速の壁を越える銃の開発に従事。

4.オランダの豪商。親日。

5.用をなしていたものでも、時を重ねて役に立たなくなるとの訓。

6.南北アメリカに生息したサーベル-タイガー。

 これも個人的には非常に印象深い、というか心に深い傷を負った出題。詳細は当該記事参照。

 

11/18出題「つきのかつら」

1.渡来人。百済人、のち新羅人。

2.叢雲。ときに邪魔なもの。

3.卓上遊戯の一種。月の形を模した板に桂草を埋め込む。

4.(つきのやつらの書き写しか)付き者。従者。

5.中国の伝説で、月の中に生えているという丈の高い桂の木。

6.ツキノワグマに攻撃されても生き残った桂小五郎を模した像。

 これも問題自体は重要ではないが、⑥の解答を作成したのが「人生2度目のたほいや」に挑んだ男であり、彼はこの日1日で「タイラント2世」の名を頂くまでにのし上がった。せっかくなので、彼の名作群をここで一気にリストアップ。短時間でここまで記憶に残る答えを作れるのは、純粋にセンスだ。プラスかマイナスかはさておき。

 

「しゃちまつり」

自らの血流を遮ることにより絶頂を得る。

「おやのひ」

自らの健忘症に気がついた日。

「にえいる」

人柱が必要かどうかを話し合う会議の隠語。

「みさごすし」

沙悟浄様の皿の上にのせて食べる寿司。転じてかっぱずし。

「おんなくじ」

助けた鶴に肛門を突かれ痔になること。

「いくたち」

太刀を投げ合う遊戯。雪のない地域にて発祥。行く太刀来る太刀。

「ふぉるもさ」

(演奏記号)歩くようにゆっくり、しかし力強く。

 

12/23出題「ぼんござ」

1.(キリシタン用語)聖餅。

2.妊婦を寝かすござ。

3.旅の劇団。盲目の女性が集まり、楽器を鳴らして農村を渡り歩いた。

4.盂蘭盆に古着のたぐいを燃やす行事。

5.室町期に形成された共同体組織。近隣での扶助を目的とする。

6.ばくち場でつぼを伏せるござ。

 直近、今年最後のお祭りとして、なし崩し的に「語彙王決定トーナメント」が開催され、出題者はこの問題で3連続全外しを達成、優勝を確定させた。普通の言葉を出されるとノーガードになってしまう我々の脳の傷の深さを再認識させてくれる事態となった。

 

 以上、簡単ではあるが、今年1年で我々の中に起こった事件を振り返ってみた。…………なんも言えねぇ…………。

 

 

 

第2部・セツメイシチャッタ文化・テンプレート確立

 たほいやといえば、単語を探す楽しみ、ダミー解を考える楽しみはもちろん大きいが、対人ゲームとしての側面を考えると、解答が読み上げられた後の白々しいやりとりも楽しみの1つといえる。自分が書いた解答なのに素知らぬふりで「訳分かんないね」などと議論をし、さりげない議論の中で自分の解答に票を集めようと目論む。私の好きな人狼ゲームのような「正体隠匿」要素も楽しめるのは、たほいやの醍醐味の1つといえるのではなかろうか。そして、そんな中から生まれたのが「セツメイシチャッタ」文化である。解答から意味を読み解き、それを親切に教えてあげると「自分で書いた解答の説得力を持たせるために全部自分で言っちゃった」と笑われる。事の起こりはシンプルだが、気付けばこれが謎の習慣として根付いている。まぁ、せっかく必死にひねり出した答えなのに、意味を分かってもらえないせいで票が入らないのはつまらないからねぇ。しかし、あまりにも端的に説明シチャエルと、かえって嘘くさく見えるもので……。そんな「説明しきっちゃった」名作をいくつかピックアップ。

 

「たんしょうのうまつ」

右脳が左脳に遅れて働くという欠点。

 「短所・右脳・待つ」 セツメイシチャッタ

 

「かきのききんすけ」

柿はどんな環境でも良く育ち、食糧難の助けとなるという意。

 「柿の・飢饉・助」 セツメイシチャッタ

 

「むしかぶり」

夏の鰤を無視すること。

 「無視・夏・鰤」 セツメイシチャッタ。

 

「こかんしれん」

干支の事。子から連なる12の獣を指す。

 「子・干支・連」 セツメイシチャッタ。

 

「とりのいわくすぶね」

(烏野天皇のおっしゃるところ)酢で満たせ。

 「鳥野・曰く・酢・船」 セツメイシチャッタ……???

 

 こうして説明の際には適切な漢字に分解することが求められる(?)わけだが、我々の中では、何故か定番となる漢字変換が現れる現象も。代表的なものはやはり「リの音→狸」ではなかろうか。今年も狸が揃いました。

 

「しろうるり」

→ホッキョクタヌキウルフ。

 

「ひげきり」

写実的に描かれた狸。

 

「きゅうりをきる」

1.死んだふりをした者にも油断なく一刀を見舞う。用心の意。

2.貧困にあえぐ様。飢えに耐えかねてネズミやタヌキをさばいて、鹿肉として売ったという故事から。

 

 あとは「い」や「ちょ」が「猪」、「か」の音は「鹿」。この3つの動物はやたら出現頻度が高い。

 

「ちょいばるさん」

猪が四方八方に散りゆく様。

 

「ばかのり」

馬も鹿も構わず乗りこなす騎乗の名手。

 

「かもんいす」

鹿皮を張った長籠。

 

 そして、もう1つ説明手法としてお馴染みなのが「英語(他国語)変換」である。これもまぁ、無茶苦茶なのが揃うわけで……英語訳で正解だった試しは無いからな。

 

「しろゆもじ」

彼女にほとんどの自慰を管理される。

 She low you most 自慰。

 

「まやさん」

有力者の子息をこびへつらって呼ぶ語。

 Mayor’s son.

 

「そがどの」

1.(神でも分からぬと言う意から)意味が分からない。

2.全てを知る者。超識者。

 So, god don’t know と So got to know。被るな被るな。

 

「みさみさ」

(ミート・ザ・サバトの意)ヴァルプルギスの夜。

 

「おしゃます」

()霊漢自慰。

 雄・Shaman・マス。

 

「あまぎらす」

(アーマード・ジーザスの意)闘士キリスト。

 

「らっこのかわ」

(仏)三途の河。この河。

 La・この河。ついにフランス語にまで手を出し始める。

 

 

 その他の定番といえば、個人的に無視出来ないのは各種狂言だろうか。今年もたくさんの狂言が出揃いましたが、いくつかマジキチじみて正解が混ざっているのが本当に困る。一気にリストアップ。

 

「しょうがくぼう」

狂言。生姜類憐れみの令という法令を巡る江戸の騒動を描く。

 

「じくる」

(狂言)医者の娘が父に師人(じにん)が来ることを伝えようと「師来る、師来る」と言ったのが間違って伝わり、痔の人が来ると思われる。

 

「ふみにない」

狂言。太郎冠者と次朗冠者が主人の恋文を届けに行く途中、あけて読み上げると、「こいしやこいしや」とあるので、小石が沢山で重いのだという。

 

「かさのだいのいきわかれ」

狂言。架空の江戸中期、徳川傘義の代を舞台にした右宦官と左宦官の禁断の愛を描く。性の障害に苦しむ二人は伊賀の妊術により子を授かり歓喜するが、結局は破局する。

 

「おたねにんじん」

狂言。「お種の人参」を「お種の妊娠」と聞き間違えた商人の与太吉が発狂する。

 

「さどぎつね」

狂言。佐渡の百姓と越後の百姓が佐渡に狐がいるいないの論争をする。

 

「まつのおばん」

狂言の一。遊び好きの男の妻が、夫が手籠めにした女性をお払い棒で叩いて回る珍道中を描く。

 

「なきあま」

狂言。話の下手な住職が、尼を雇って説法の時に泣かせようとするが、失敗する。

 

「かきやまぶし」

狂言。山伏が柿を盗み食い、柿の持主に愚弄され猿や鳶のまねをさせられる。

 

「いくたち」

狂言。地面に刺さった刀を見た男が、刀をたくさん作るために水をやったり土を変えたりと手を尽くすが、育たぬ。

 

「きゅうりをきる」

狂言。冨岡に対した太郎冠者が怨霊を除くため九字を切ると思いきやきゅうりを切る。

 

「ぬしへいろく」

狂言の一。都の塗師が、はやらぬので越前の弟子平六を訪ねるが、平六の妻は仕事をとられるのを恐れ、平六は死んだという。平六は妻の入れ知恵で、幽霊になって謡い舞う。

 

 まぁ、どれだけ無茶でも広辞苑先生なら受け止めてくれるっていう信頼あってこその解答なんだろうなぁ。ラストに、「広辞苑先生強い」案件もいくつかご紹介。覚えておけば、今後の対策にもなる?

 

「ちちのし」

平安時代、朝廷に貢上する牛の乳をしぼった乳牛院の職員。

 

「あななす」

パイナップル。

 

「うとうやすかた」

陸奥国外ヶ浜にいたという鳥。おやが「うとう」と呼べば、子が「やすかた」と答えるという。

 

「ぷらんせっと」

二個の脚輪と一本の鉛筆とで支えた板。この板に手をのせた人の意思を鉛筆が自動的に書くとされる。こっくり板。

 

「やすきくらい」

最高中の最高の芸位。

 

「おうくつまら」

仏弟子の一人。初め邪教を信奉し、九九九人を殺してその指を髪飾りとしていたが、一千人目に母を殺そうとした時、釈尊が憐れんで教化し、弟子とした。

 

「かがみのおおきみ」

万葉歌人。額田王の姉ともいわれるが、疑問。

 

 

→後編へ続く

 

 

 

 

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