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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ようやく「化物」というタイトルの意味がわかり始めた、尻の形で誰だか分かっちゃう第5話。相変わらずの内容だが、幼女相手に揉んでしだいて組み合っちゃう阿良々木君の将来が心配です。

 嚙み癖の直らない真宵と格闘している間にひたぎが帰還。臭いで他の女の存在を察知できるという地味にすごいスタンド能力を披露しつつ、今回のエピソードの胆、「真宵は阿良々木にしか見えない」を告白する。この手のお話では非常に陳腐なネタではあるのだが、先週までの賑やか寸劇、特にオープニングや妙に味のある格闘動画などのおかげで、「元気っ子真宵」の印象がくっきり残っていたために、やはりこの真相は衝撃だ。ひたぎが真相を語っている間は、真宵は嘘のように大人しくなって2人の会話を聞いているし、その間、阿良々木とひたぎの存在をかき消すように、真っ赤なジャングルジムが画面内をところ狭しと駆け回る。メインキャラクターを埋め尽くすように縦横無尽に伸び縮みするジャングルジムは、2人の間に交錯する困惑と、八方ふさがりな絶望感の象徴か。実際、真相を知られた真宵と真相を知らされた阿良々木もショックではあったろうが、自らの「異常」を知られたくなかったというナイーヴな心理状態を阿良々木に「告白」しなければいけなかったひたぎの心情も、実は非常に切実な状況だったはずだ。もともと高慢なひたぎが自分の不実を告白し、阿良々木の窮地を助けるに至ったことで、その後の「I LOVE YOU」が自然に出てくるあたりが心憎い。

 そして、怪異の知識量を上回るという、何とも都合のいい解決策を講じることで、ついに真宵は「家」にたどり着く。既に何も無くなっているという結末は予想できる範囲のものであるが、そんなこととは関係なく、真宵は涙にうちひしがれながら、何年越しかの「ただいま」を果たす。涙で霞む画面と、テーマソングである「帰り道」のインストバージョン、そして加藤英美里の魂のこもった「泣き」のおかげで、このシーンはなかなかグッと来るものになっていた。これも前回のオープニングが気に入って延々ループしていたご褒美だろうか。その後のひたぎとのやりとりのシーンも「staple stable」のインストバージョンが流れてたし、この音楽の使い方は好きだなぁ。

 最終的には「ひたぎ、蕩れ」という音だけでは非常に伝わりにくい一言で締め。デコボコカップルには違いないが、なんだかんだで2人とも憎めないやつなので、せいぜいホチキスの針に気をつけてうまくやって欲しい。

 それにしても

 真宵は可愛い。

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