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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 相変わらず人多杉、な第3話。

 この作品、視聴すべき中心事象が見にくいから追いかけるのが大変なんですよね。一応村の医者と、夏野くらいを中心に追えばいいことは分かるのだが、ガンガン死んでいく村人達の素性と関係性がなかなか繋がらない。縦糸が繋がっている感じがあるので視聴する分に不自由はないのだが、これが2クール後にきちんと収束してくれるのかどうか、今から不安で仕方ありません。

 で、そんな不安な作品で記事を立てた理由がたった1つ。「あおちゃんすげぇ!」ということ。今回初登場となったキーキャラクター、桐敷沙子。そのキャストが悠木碧なのだが、その声の当て方が実に面白い。語尾の癖や独特のイントネーションの詰め具合なんかから「悠木碧である」ことは分かるわけだが、声のバックグラウンドが、これまでのあおちゃんとはまた1つ違った引き出しを開けている印象。これまで「幼女だったらあおちゃんだね!」と気楽に言っていたのだが、幼女でもこれだけの演じ分けのパターンを要するということを改めて認識し、これまでちょっと安易な聴き方をしていた自分を内省した。

 正直言うと、これまでのあおちゃんの演じ方にここまで「役に対する考え方」を感じてはいなかった。「紅」の紫役はほぼデビュー役ということで、たどたどしいながらも「基本の出来た子や」と思っていたくらいだし、同時期に勤め上げた「キルミン」のリコと「ダンスインザヴァンパイアバンド」のミナも、幼女とは言ってもスタンスが全然違うので、演じ分けをそこまで意識せずとも役が成立していた。

 ただ、今回の沙子役というポジションは、どうやらこれまでの「幼女役」とは少し違うらしい。持ち味であるあどけなさはこれまで通りに維持しつつ、舌っ足らずな側面がクローズアップされ、激昂した時のトーンとの対比もあり、平素の発声の時点で、リコとも紫ともミナとも違う声音になっている。「役者なんだから当然だろ」と言われればそうなのだが、きちんと登場シーンから「役の呼吸」を完成させて挑んでいることが分かって、改めて感心し直した次第である。この、役に対してストイックながらも純粋に楽しんでいる姿勢、やっぱりどこか沢城みゆきの影がちらつくんだが……ちょっと先入観が強すぎるか。

 この「屍鬼」という作品は、登場キャラクター数が多いせいか、中には妙なキャストが紛れ込んでいる。そんな中で、一際異彩を放つ悠木節が堪能できただけでも満足であると、そういう報告なのでした。

 作品に触れていないが……いいじゃない。声ヲタだもの。 

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