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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ユカリの攻撃は本当に痛そうな第9話。アスミスキャラはやたら他人に女装を強要している気がするなぁ。

 皆中の策略により一気に加速度を増す鶺鴒計画。これまで影に潜んでいた数々の葦牙たちも動かざるを得ないようになり、殺伐とした空気は町中に蔓延している。そんな中で、出雲荘のセキレイたちは皆人の判断を信じて動き続けることを確認する。焔は言葉によってそれを表し、月海も皆人の胸中を確認し、セキレイであることを改めて実感する。ユカリと椎菜は、巻き込まれたいざこざでノルマをクリアしつつ、葦牙とのコンビネーションや、戦う意味を改めて確認していく。

 そんな中、唯一その立ち位置を確定させられなかったのが鈿女。氷俄のよからぬ計画に荷担することは確定的ながら、やはり情があるので踏ん切りはつかない。しかし、その背中を押してしまったのは皮肉にも皆人自身の判断だった。草野が病院で出会ってしまった鈿女の葦牙。その縁がセキレイどうしを引き合わせ、彼女に決断を強いることになってしまう。「死んでくれない?」の一言とともに、ヒレのセキレイがその正体を現した。

 

 今回はまず、なんと言ってもユカリの大活躍が一番の見どころ。前回までにリタイア危機に瀕していた仲間陣営の中でユカリ組がまずノルマをクリア。どう見てもクズの敵葦牙を出したことで「殺し合い」にユカリが参加することの敷居の高さはあっさり解消。椎菜はその強さを特に隠し立てすることもなくいきなりフル回転させてくれたし、そんな椎菜を支えるユカリも、より一層の外道っぷりを遺憾なく発揮。今回はキャラ画の質がちょっと不安定な部分が多かったのだが、ユカリ登場シーンから渾身のストレート、そして「とどめ」までのくだりは本当に大迫力の画面(まぁ、パンチのアクションはちょっとおふざけが過ぎた気もするが)。また、月海と初遭遇したユカリの変態っぷりも実に愉快で、トータルすれば今回はユカリ回と言っても過言ではない出来。おかげで、その影でちょろちょろと登場していた他のセキレイ組がイマイチ目立ちませんでした。

 他にも出雲荘で謎の泥相撲とか、美哉さんの般若連打とか、いつも通りの見どころも多かったが、やはり最後を全部持っていったのは悲劇のヒロイン、鈿女だろう。千穂との関係性が更に明確に提示されて「負けられない理由」が強調され、それだけにラストシーンの悲壮な決意はクるものがある。泣いたり懇願したり、というのではなく、辛くても邪悪な笑みを浮かべることで、自分なりの踏ん切りを付けようと苦悩する鈿女。避けては通れぬ、今期の山場だろう。笑ってみせながらも、どこか泣いているように見える最後の表情は秀逸。

 松や風花、焔も鈿女の心配はし続けていることが分かり、どうしたって鈿女と出雲荘の関係は無視することが出来ない。「セキレイはしょせんセキレイですから」という氷俄陣営の主張と皆人の胸中も、ここでぶつけるべきイデオロギーだろう。サブタイトルからすると次回は哀しい結末を避けて通ることは出来ないだろうが、こういうエピソードがあって初めて「デスゲーム設定」が活きるのは間違いない。なんとか「盛り上がる」展開にしてほしいものである。

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