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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 嵐の前夜、第23話。少年は、いつの間にやら大きくなっているのだな。

 「全ては繋がっていた」。エージェント・ヒューズがデントンのラボを訪れ、ジョーイ達に調査の結果を包み隠さず報告する。一連の事件、つまりスクラッグ関係施設の襲撃と、鉱山の誘拐犯、さらには島の植物兵器にいたるまで、全ては「スクラッグの遺産」というキーで繋がっていたという。急がなければ大変なことになるとヒューズは語るが、時既に遅く、ホワイトハウス地下に隠された機密研究所に敵勢力が襲来。植物兵器の爆発的成長により、大統領の安否も分からない状態になってしまう。

 軍事力の中枢である大統領が不在となると、既に政府に打つ手はない。最後の頼みは、MIAの組織力と、最強最大の遊軍であるヒーローマンだけだ。ヒューズはあらゆる協力を惜しまないことを約束し、最後の望みをジョーイとヒーローマンに託す。

 米国の未来を託されたジョーイは、最後の時間を利用してリナに別れのあいさつにいくが、ウィルの一件があったせいで、リナはジョーイに対して不信感を抱いていた。どんな言い訳も通用しない状態で、ジョーイは政府に連れられ、最後に「さよなら」の一言を残していく。パワードスーツに身を包み、空から敵中枢に急襲をかけるヒーローマン。最後の戦いが幕を開ける。

 そんな陰で別働隊として動いていたウィルは、ついに敵の本拠地で目当てのものを発見する。禍々しく光る種子を見たウィルは、スクラッグの最終目的がゴゴールの復活であることを確信する。しかし、そんなウィルにも背後から忍び寄る手が……

 

 というわけで、ものっすごい無理矢理な感もありますが、ラストバトル突入です。今まで水面下で活動してきたらしい敵軍も、ようやく準備が整ったと判断したのか、一気に表舞台に登場。これまで一応謎めいた存在にしてたのに、スクラッグ残党軍があっさりとその姿を現しやがりました。そして、ヒューズはこともなげに言ってみせたが、MIAはどこをどう調査してスクラッグ関係の情報をまとめあげたのだろう。ウィルの事情も全て感づいていたみたいだし、これまでジョーイ以外は特に気にしていなかった島の植物兵器との関係まで看破している。視聴者側としては、一応それ相応の伏線を張っておいて欲しかったところではあるのだが……

 さらにMIAの凄いところは、民間との協力体制も平気でとれちゃうところ。一介の学校教員である教授のサポートによってヒーローマン専用のアーマーを用意しちゃうなんて、ちょっとやり過ぎである。空を飛べる(正確には滑空するだけだろうが)上にパワー、ディフェンスがあがり、更にスカウターのような計測装置も確認出来る。これにジョーイが覚醒させた新技能も加われば、これまでパワー馬鹿だったヒーローマンが一気にスーパーヒーローマンになれるのかもしれない。……実際ロックマン6のロックマンの変身に似てるんだよね。ま、一応パワーアップしておかないと、全く歯が立たなかった植物兵器戦で勝てる理由がないからな。

 さておき、今回は主に気になるポイントは2つ。1つ目は、微妙な状態に突入してしまった割にはうやむやで切り上げてしまったジョーイとリナの関係。「さよなら」と戦場に向かう男が言ったのだからどう考えても生存フラグだが、ジョーイは今のもやもやした関係では、戦闘中にリナを思い浮かべて「彼女のために死ねない!」って言いながらピンチを脱出するシーンが描きにくいじゃないか。事情は分かるが、リナの今回の態度は前回からの繋ぎがちょっと不自然で納得いかない部分もあるんだ。せっかく夜中に来てくれたのに、あんなに邪険にしなくてもねぇ。しかも割と夜遅くに来たにも関わらず、あっさりインターホンに出て玄関先でしゃべってたけど、リナパパの監視はどこにいってしまったのだろうな。……今の調子だと、リナが戦場に来ないと絶対にこの番組は終わらないぞ。

 そして2つ目のトピックスは、当然ながら復活したスクラッグのこと全般。今回は初めて台詞をしゃべるスクラッグが登場し、一応「残党」とは言ってもザコだけではないことが分かる。鉱山の誘拐事件の繭と今回登場した雑魚兵士から考えて、どうやら様々な生物をスクラッグ化してコントロールする準備をしていたようだ。今回はゴリラ仕様の兵卒なんてのもお目見えしており、ゴキオンリーだった過去の軍団よりは戦術幅がありそうだ。分からないのは植物兵器との関係。結局、あれはアメリカ政府がスクラッグ細胞みたいなものを研究した結果現れたもの、と解釈すればいいのか。で、その兵器を残党が奪い返し、今回の作戦に組み込んだ、と。……でも、あの研究所にはウィルが突貫してないんだよね。スクラッグ関係機関ならば探知して乗り込んできそうなものなのに。スクラッグがあれを手に入れたのはどの段階なんだろう。

 さらに気になるのは、結局「ゴゴールの復活」を斡旋しているのは一体どんな存在なのかということ。単に雑魚が寄り集まってプランニングしているのだろうか。少なくともゴゴール政権の時にはそこまで知性がありそうな配下はいなかったのだがなぁ。また、ウィルが特に教えられてもいないのに「スクラッグの企み」を探知出来るのも謎っちゃぁ謎。今回出てきたスクラッグ中枢部との接触は無さそうだし、どうやって現状を把握できたのだろうか。

 「ウィルが探知出来る」「知性のあるスクラッグが生き残っている」……あれ? そういえばウィル以外にももう1人知性を持ったスクラッグがいて、そいつはかなりゴゴールに心酔していた気もするが……いや、まさかね。

 そうそう、ゴゴールが復活すると、やっぱり世界各地に安置されていた「タマ」は再び動き出すんでしょうか。その場合、現在スクラッグが本拠地にしてるホワイトハウスが潰れますけどね! 

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