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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 「この音とまれ〜王者・姫坂女学院編〜」の放送はいつからですかのう、第23話。完璧に主人公だったやん。かずさ以外にも誰を主人公にしてもいいけど、どこから切り取ってもそこそこ北宇治の領域。やっぱり「実力主義で、学年は関係なしにオーディションで決めます」は嫌でもドラマになるよな……。

 というわけで、地区予選三番勝負、まずは姫坂のターン。こちらの学校のカラーは「とにかく揃えることに特化し、どんな超絶難度のフレーズでもピシャリと合わせてくる」というもの。技巧に特化した強さってのは少年漫画的お約束だと「技に頼って心が伴ってない!」なんていうんで主人公チームに負けてしまう傾向もあるのだが、冷静に考えて、「技ばかりに特化して心が伴わない」なんてのは常識ではあり得ない状態なんだよな。技を手にいれるにはそれだけの努力が必要。そんだけ熱心に練習に取り組めるなら、気持ちだって自ずとついてくるものである。姫坂という存在は、そんなお約束の「強豪校」のイメージを単なるイメージで終わらせず、実際にその中で行われた悲喜こもごもの努力の結晶をはっきりと見せてくれる存在である。「北宇治がライバルに回ったらどうなっているか」を、敵サイドから描いているようなものだ。

 当然、実力主義の争いならば負ける人間が出てくる。学年関係なしと言われてしまえば、中川夏紀がそうであったように、後輩に蹴落とされて涙を呑む人間が出てくるのだ。そんな人間を単なる悲劇のヒロインで終わらせず、姫坂という学校の志の体現者として見せてくれるのが青春模様の最大の語り口。まるで加部ちゃん先輩のように、倒れてもくじけなかった穂積さんの頑張り。そんな彼女を支えるように、団結して全国を目指すという姫坂の闘志の表れ。ベタな展開には違いないが、この王道こそが、やはりジャンプ漫画として、部活漫画として最良の展開だろう。

 そして、本作の場合はそうした努力の成果をはっきり楽曲として提示してくれるので有無を言わさぬ説得力がある。なるほどとんでもない楽曲。これを20人以上で合わせることができるとなると、その練習量は尋常ならざるものだったことは想像にかたくないだろう。確かに時瀬も猛練習していたわけだが、それはつまり、ライバル校だって同じくらいがむしゃらに練習しているということなのだ。誰もが認めた姫坂の「完成品」。これを覆すのは、次なる珀音か、それとも時瀬か。次は謎のハイパー顧問が支える珀音のターンである。

 それにしても……今回は完全に姫坂のターンだと思っていたが、そんな中でもピンポイントで撃ち抜いてくる来栖・さとわの両名は本当に素晴らしいヒロインである。さとわちゃんについてはさとわ×晶の方の進展も今後とも注目していきたい所存。

 

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