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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 祝・クレナイさん生存、第5話。先週時点で絶対死ぬと思ってたので、彼女からしたら世界の在りようはショックではあろうが、とりあえず生き延びたことを素直にお祝いしたい。その分、ナツメとお友達になれそうだった隊の別な子は何人か死んでるみたいだが……まぁ、そうなれば、そうなるやろ。

 今回は割と真っ当な展開、というか、このアニメが始まって以来、ようやく想定内と言えるお話になった気がする。カブラギさんがどこまで無茶するかは定かでなかったわけだが、結果的には、一番分かりやすく「次に繋がる」処理になった。まぁ、まさかカブラギさんだからってあの化け物ガドルを殺せるとは思ってなかったが……。普通、敗北確定のイベント戦闘なら、ボスモンスターは無敵に設定しておくよなぁ。今回のミッションは運営側からすればアルファガドルが死んじゃったら終わりなわけで、わざわざ「殺せる」ステータスを与えておく意味がない。まー、運営側もまさかチート兵器抱えた内部人間が突撃してくるなんて思ってなかっただろうし、とんでもないイレギュラーが介入してしまった結果ってことなんだろうけども……。カブラギさんのリミッター解除、そこまで人知を超える効果があるのかよ。そりゃ限界の先も見えるわ。

 結局、カブラギさんは最悪の選択をしてしまう。しかし、戦地に乗り込んだ後の彼はほとんど迷っているような様子もなく、乗り込むと決めた時点で、自分がどういう処罰を受けるかはもしかしたら覚悟していたのかもしれない。ナツメの行動次第では、単に彼女だけを確保して逃げ出すことも可能だったのかもしれないが、やっぱり最悪の展開を迎えてしまい、ガドルは殺す以外の選択肢がなくなった。それでも、カブラギさんは躊躇もせずにサクサクとガドルを殺してみせた。もう、この世界とかシナリオとかはどうでもよくて、自分を「救って」くれたバグのために、新たな一歩を踏み出すことを決めたのだろう。かつて自分のせいで失ってしまった仲間への贖罪の意味もあったのかもしれない。その結果が順当な「処罰」だったとしても、別にそのことを悔いるようなこともない。

 ただ、1つ気がかりなのは今回のことではっきりとナツメの存在が表沙汰になってしまったということである。これまでも「なんであんなにおおっぴらに人生を謳歌しているバグのナツメが処分されてないんやろ?」というのは疑問だったのだが、今回カブラギさんはミナトに対して「ナツメが理由で動いてるんやで」ということをはっきり見せてしまい、「運営側も想定してなかった大チョンボ」の原因がたった1人のバグであることがこれ以上ない形で示されてしまっている。事実上唯一の擁護者だったカブラギさんが退場してしまっては、ナツメは処分待った無しだと思うのだが、運営側はどのように落とし前をつけるつもりなのだろうか。

 ちなみに今回のコンテ担当は「幼女戦記」の監督を務めた上村泰氏。確認したらあの作品も同じNUTの制作なのね。丁々発止の空戦バトルの充実っぷりは、いかにもってん感じでしたわ。

 

 

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