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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 世界を壊す、歌がある。第12話。世界を救う歌に転じるための、今ひとたびの、死に戻り。

 さぁクライマックスだ。とりあえずアーカイブの使命は「人類の発展に貢献する」というとてもざっくりしたものだったので、「このままやと……人類発展せぇへんな!」という実に分かりやすい理由で滅ぼしムーブを取っていたことが判明。どこをどうひっくり返しても純度100%のシンギュラリティである。もう「AIが成りかわる」って明言しちゃってるしなぁ。言い訳無用の、圧倒的AIマウント。それがシンギュラリティなのだからぐぅの音も出ない。

 疑問が残るとするなら、何故「今回の」アーカイブはヴィヴィの「百年」のことを知っていたのかという部分だが、以前も触れた通りに「誰かがタイムスリップを可能にしてるなら、他の誰かだって同様にタイムスリップできるじゃん」というのでいくらでも説明は付けられる。大きく2つの可能性があり、1つはヴィヴィのデータ転送を感知し、博士の送信と時を同じくしてアーカイブが「自分のアーカイブ」も百年前に飛ばしていたという可能性。そしてもう1つは、単に転送されたヴィヴィのデータを、百年前の時点でアーカイブが把握していたという可能性。前者であるなら、同時に2つの意思(マツモトとアーカイブ)がタイムスリップしていたことになるが、アーカイブの「使命」はこの100年で一貫しているため、別にどれだけ時を戻したところで、アーカイブ自体が大きく行動を変化させることはない。情報があればこそ、ヴィヴィが改変しようと奮戦している際にも「正史に近づけとくか」ってんでリタッチすることは可能だ。後者の可能性の場合、アーカイブの介入が最小限で済むという利点があり、「正史」の情報に関しても、マツモト自身が「私もヴィヴィもアーカイブに接続してる」って言ってるので、実は計画自体が筒抜けだったという可能性がある。つまり、博士は虎の子の秘策としてマツモトを転送したが、それは結局アーカイブにとっても同様の手がかりでしかなかったということ。まぁ、どちらにしても結果は今回のようになっていたわけだ。

 一応、そうして「繰り返した」ことにより、まずヴィヴィの人生に変化が起こり、それは「歌」として結実した。そして、ヴィヴィやマツモト同様に経過を見守る立場にあったアーカイブも、同様にその変化の兆しを感知して、「修正史」の可能性を残したというわけだ。残念ながら「2周目」ではヴィヴィは答えにたどり着けなかった。しかし、博士の命を賭した泣きのもう1回で、ゼロからとまでは行かずとも、100から始めるAI討伐。さぁ、最後の私の歌を聴け。

 クライマックスということで映像部分のバーストっぷりもいつもに増して元気だし、やはりここにきてエリザベスがサポートポジションについたことで画面が映える映える。シスターズとの共闘になると、顔が同じ2体での連携になるのが世界の「狭さ」みたいなものを表していて面白い。最期まで男前で散っていくエリザベス、あまりにもゆーみんキャラ。

 そういえば、「人類に敵対する意思を持ちながら、反旗を翻した同様のAIに一度は破れ、蘇った後に幼女をマスターに認定して共闘体制を取ってくれる、ちょっとヒネたゆーみんAI」って以前見たことがあるんですよね。キリクマっていうんですけど。エリザベスはキリシマよりはタカオに似ている。

 

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