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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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  逆にびっくりする第9話。こういう回もあるのかぁ。

 Aパート16話は、いまさら「サービス回だよ」などという胡散臭いナレーションから入る水着回。いや、だからこのデザインで水着って言われても……ただ、むしろ今回大サービスしてくれたのはデイモン姉妹だった気がする。実は一番きわどい水着を着ていたスキャンティおねぇ様に、どんな格好であろうと自分を失わずに「ルゥ〜ル!」を堅守するニーソックスさん。彼女たちが策謀も巡らさず、正面から天使姉妹に戦いを挑む様は、実に活き活きして見応えのあるものだった。今回はりょーちもの演出作画なので、奇妙な色気と魅力のあるデイモン姉妹がディティールまでこだわって描かれていた気がする。

 この作品にしては捻りのないストレートなビーチバレー勝負なのだが、この絵柄では出ないような切れの良い動きのおかげで、普段なら絶対見せられない天使姉妹の健全なスポーツシーンも気持ちよく見られる。勝負の決着まで正々堂々だったのは驚きだ(途中でチャックが尊い犠牲になってるけどね)。健全な試合だと、やっぱり一番魅力的なのはニーソックスさんだなー。

 そして、最後は決着が付いたと見せかけてのグダグダエンド。タコのゴーストは出たけど、今期大人気のイカ型ゴーストが出なかったのは惜しい。「海辺アニメ」「イカが出る」「オチがない」の3拍子揃えれば完璧だったのだがなぁ。

 Bパート17話は、まさかまさかの、捻りゼロの「そのまんま」ストーリー。こういう構成も繰り出してくるんだなぁ。油断ならぬ。ギャグ成分が薄かったのでトータルで見た満足度はイマイチだが、ちゃんとこの絵で普通のシナリオも書けるんだ、ということを示すだけでも、ひょっとしたら意味があったのかもしれない。

 ピンと来なかったのはストッキングの悪趣味っぷりだけ。最初は何かひどいオチがあるんだろうと思っていたので気にせず見ていたのだが、あのオチだったおかげで結局釈然としなかった。いや、個人の好みなんて口出しするもんじゃないけどさ。今まで全然そういうステータスが描かれなかったもんだから、流石に唐突な気がした。なんか堕ちもの系エロゲで調教がすんだヒロインみてーだな。

 形はどうあれ「キャラもの」として成立している作品なので、純愛を通じてストッキングの魅力を引き出す、というのはある意味ものすごく正しい方向性。ついでにパンティの控えめな姉妹愛も感じることが出来たし、普段とは違った方向からいいアクセントになった気もする。これで逆にパンティの純愛エピソードとかが入ったらものすごいことになりそうだけど。

 丁寧な画面構成もさることながら、今回は音響面が実に印象的な回。「ショコラ・ショコラ」のちょっと不思議なBGMが何ともセンチメンタルな雰囲気を出していたし、無音の繋ぎなど、シリアスをきっちり支える音の使い方がハイレベルである。オープンエンドもシングルカットされないみたいだし、この作品のサントラが出たら是非ともおさえたいね。もちろん、ドラマを作り上げたキャスト陣もね。ブサメンゴースト役が谷山紀章ってのは、エンドロールを見るまで全然気付きませんでした。やっぱりゲストキャストが一筋縄でいかないよなぁ。あと、今回衣装デザイン協力に伊瀬茉莉也の名前がクレジットされていたのがちょっと気になる。そういう仕事も声優にさせるんか。

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