|
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
辻彩のCV! 繰り返す、辻彩のCV!!!! 第20話! 流石にそうくるとは思いませんやん?! もう、エステティシャンっていうか次元の魔女だよ。黄金の魔女だよ。逆理の裁者だよ! というわけで、能登VS大原という、わたくし的に一日の摂取量を確実に超えているオーバーカロリー過ぎるエピソードとなりました。俺が言うのもなんだけど、辻彩っていくつなんだよ、っていう。まぁ、ゲーム版のCVもミズハスだったことを考えれば年齢的にはそんなに変わらないわけだが(つうか年上)……。いやー、びっくりした。杜王町の女性、色々濃すぎる問題。まぁ、これ以上ないくらいに「魔法使い」だったので私としては大満足です。一瞬「登場シーンが少ないキャラに使われちゃったかー」と思ったが、冷静に考えると今後のジョジョにおいて、さぁやボイスがしっくりきてさらに大活躍するキャラってあんまり思い浮かばないしな。これは残された最大最後のヒロイン枠である川尻しのぶにも期待せざるを得ない。俺の脳髄を打ち抜くキャスティングが期待出来そうだぜ……。 というわけで、由花子再登場のエピソード。原作とは順番を入れ替え、次回の吉良のお話よりも先に持って来ているのはバランス調整のためかな。2クール目の締めに何を持ってくるか、っていうのも問題になるしね。そんなお話を1本のショートエピソードとしてみると、誰が見ても明らかな「何とか詰め込んだ」展開である。オープンエンドは当然カット、エンディングもマジでギリギリまでお話を詰め込んで、四苦八苦しつつオチの部分まで滑り込ませるという、マジで一分一秒の勝負の話数であった。まー、流石に2話以上に分割するほどでもなし、なかなか苦しい判断ではあったのだろうが、幸い、展開自体にそこまで急いでいるという印象はない(知っている人間からすると「残り○分で終わるの?!」ってハラハラ見ることになったが)。おそらく種々の要素はカットになっているのだろうが、そこまで欠落を感じさせるものにはなっておらず、分かりやすいところでは由花子が30分のタイムリミットを破ってしまう具体的な情景描写はまるまるカットされているが(ひょっとしたらよく見たら時計は表示されてるのかな?)、あそこはどっちかっていうと原作の方が不自然だったからね。「いや、それだけの展開で30分はたたねぇだろ」みたいな。今回はそこら辺がぼんやりしているおかげで、「まぁ、何となく由花子が寝る前に約束を破ったんやろうなぁ」程度のものになっているのだ。 個人的にもうちょっと追加で描写してほしいな、と思ったのは、シンデレラのスタンド能力。2度目に由花子に施術して全身をいじるくだり、原作だとありとあらゆる部分がカシャンカシャンと次のカートリッジに入れ替わるような演出になっており、アニメで一斉に見せられたら割と見応えのあるパートだったと思うのだが、残念ながら1枚絵で処理されてしまった。他にも、最終問題の眼のプレートはもうちょっと部屋いっぱいに飛び回っていたような印象があるのだが、まぁ、その辺は尺やリソースの問題と割り切るしかないだろう。お話としては問題無く成立するしね。やたらとミュシャのイメージで辻彩を飾っていたのは、止め絵にしてもインパクトが維持出来るっていう演出的な都合なんじゃなかろうか。 逆に、原作では見られなかったがアニメになったおかげで描き込まれた部分もある。これは他のお話でも言えることだが、原作ではあまり細かく描写されないぽっと出のスタンドも、ちゃんと全身の造形を考えて画面上に乗せる必要がある関係上、下半身部分がはっきりしていなかった「シンデレラ」の全身像がきちんと描かれ、どういうモーションで宙を動いているのかが描き込まれていた。「こんなファンシーなピンクなんや……」っていうのは驚いたけどスタンドの色がおかしいのは毎度のことだし、確かにエステ専門スタンドならあんな色合いもアリなのかも。登場シーンの少なさではパールジャムの次くらいに不遇のスタンドなので、今回しっかり活躍が見られたのはよかったんじゃなかろうか。ほんと、この町には「お仕事スタンド」がたくさんいて面白いよなぁ。だって、「シンデレラ」の能力って、言ってしまえば「HUNTER×HUNTER」ならビスケの念能力みたいなもんだろ? 少年漫画ではどう頑張っても活躍出来ない類のもののはずなのに……この能力がなぁ……(嘆息)。 あと、細かいところだったけどツボだったのが、康一が仗助・億泰に相談したとき、びっくりした仗助が窓から落ちそうになったところで慌ててCダイヤモンドで捕まってたところ。アニメオリジナルでああいう小ネタを入れてくるのは面白い。そして、あの相談するシーンは演出次第ではカットされたり、短くなってもおかしくないパートだったと思うのだが、男子高校生3人組の仲の良さ由花子との関係性を示すためにちゃんと削らずに入れてくれてるのも嬉しいところだね。「やっぱり泣いちゃう億泰は削れません」みたいな編成会議があったんでしょうかね。もう、トニオのせいで億泰の涙腺はガバガバよ……。 さぁ、ジョジョにしては珍しく艶っぽかったり、色っぽかったりするシーンの多かった今回のお話。一応はサービス回(?)とも言えるわけだが、いよいよ次回は物語が加速していくぞ。注目のポイントは、「サンジェルマンのサンドイッチが美味しそうに見えるかどうか」。まぁ、多分この作画のデザイン性だと、美味そうには見えないんじゃないかな……。 PR 「Planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜」 6→6 トータルの時間出考えればショート枠よりも短いくらいなのでカウントしなくてもいい気がするが、最後まで観てしまったことだし、記録する意味もありそうなので、一応1ヶ月以上も他の作品に先駆けてのゴールということに。ごたごたしたせいで放送からちょっと間が空いてしまったけども。 たとえ誰にチョロいと言われようとも、良い作品でしたよ。もう、余計なぜい肉を全て取っ払ってとにかく直球以外の選択肢の無いシナリオ設定。ベタベタで、いくらも見たことがありそうなお約束展開に、特に救われるでもなく、みたされたとも言い難い結末。お涙頂戴の非常に分かりやすい全体像には、とにもかくにも伝統様式という言葉しか浮かんでこない。でも、それでいいじゃない。奇を衒うばかりが作品作りじゃない。こうして、身の丈にあった時間で、身の丈にあった品質で、狙った通りのお話をまっとうする。これでこそ、誠意ある作品作りというものである。多分、突き詰めれば「プラスティック・メモリーズ」なんかもこれと同じ感動を作りたかった作品なのだろうが、諸々のしがらみ、制約に縛られてしまった結果、あんな残念な結果に終わった。今作は、そうした「諸々」を全て排除したおかげで、素材の味を純粋に楽しむことに成功したのだ。 一番の功績は、多分変則的なアニメの構成自体を作り出したことなんじゃなかろうか。5分枠ってわけにもいかないし、かといって1シリーズではくどくなりすぎる。わずか5話というOVAみたいな編成だからこそ可能だった、このゆとりと余韻の物語。他のアニメだってこれのように自由に尺が調整出来れば悲劇なんてなくなるはずなのだが、そうそう上手くいかないのは現行のアニメ制作体勢をご存じならば周知の事実であろう。今作の場合、引き続き劇場版が用意されており、そちらのプロモーションという意味合い、さらに劇場版も加えて改めて一本の作品としてパッケージを成立させるという商業上の自由さがあったおかげで、このような変則的な制作スタイルが可能になったのだと思われる。作品にぴったりの枠を用意出来るかどうかというのも、今後のアニメ制作の1つの争点になってくるのかもしれない。 もちろん、尺がフィットしていたことだけで全てが良かったと言っているわけではない。本作はほとんどが2人のキャラクターだけで語られる、一種の寸劇みたいなものなのだが、ベタな設定とはいえ、それだけに台詞の選び方、心情の書き出し方は非常に丁寧なものになっている。最終回を見れば分かるが、ゆめみの発してきた「プログラム通りの」言葉は、全てラストエピソードでの哀愁を引き立てるために組み立てられている。それまでの交流の1コマ1コマが無駄にならないよう、単に「何となく哀しい」とか「何となく愛しい」というだけでない、心の交流を演出しているのだ。このあたりの「お涙」に訴えかける手腕は素直に大したもんだと思う。Key作品(のアニメ)というと最近はそうした「お涙」要素が空振りばかりしていた印象なのだが、今作は「CLANNAD」以来の、素直に泣けるお話になっていた。「ロボット」というサイバーかついかにもアニメ的なヒロイン像に、どこかノスタルジックで、子供の頃の夢を思い出させてくれる「星」という組み合わせも、一口に「萌え」だとか「泣き」だとかいう要素に落とし込まれない、絶妙な暖かさが出ていたのではなかろうか。プラネタリウムに行きたくなる作品だよね。 正直、外の世界のサイバーでハードな様子なんかは別に知る必要はないんだよね。作品として必要だった舞台はあくまでも「人のいないプラネタリウム」だったわけで。劇場版ってのがどういう風に物語を展開させていくのかは知らないが、そういう方向に持っていかないことだけは祈っておこう。まぁ、今作のスタッフなら見当違いの作品作りにはならないと思うけど。多分、劇場は行きます。 色々てんこ盛り、第5話。最後に頼りになるのは糖質と脂質である。けだし名言ですな。御手洗の部屋のポスター、「赤身の牛」は「紅の豚」なんだろうが……その言葉のチョイスは流石にどうなの。 雪染先生が予備学科に転属になったことにより、しばらくはそっちの方での調査が描かれることになるのだとばかり思っていたのだが、なんとまぁ桃栗三年柿八年。あっという間にその半年間は早回し。そして「終わりの始まり」の訪れは新たな学年が入学してくることで幕を開けるのである。改めて時系列を確認しておくと、「2」の連中(便宜上、彼らをアイランド学年と称する)が在籍していたのは、1のクラス(便宜上、苗木学年と称する)が入学してくる前であった。このあたりの前後関係って過去にちゃんと言及されてたことあったっけ? つまり、トワイライト事件や流流歌たちの大爆発事件、狛枝の暗躍などといった不安要素はありつつも、まだこの時点で学園には絶望の決定打は打ち込まれていなかったということだ。まぁ、苗木学年が学園の最終年度になるんだから当たり前なんだろうが。しかし、アイランド学年との世代差が1年だけだったというのは意外。苗木達からしたら本当に直近の「先輩」だったわけだね。でもまぁ、学園内で狛枝と江ノ島が出会う機会があったと考えれば、そこも言われてみれば確かにこれが一番自然か。 予備学科で事実上の謹慎期間を終えた雪染がクラスに復帰。正直言うと「この時点でクラス全員が絶望の因子を植え付けられていた」みたいな展開も期待していたのだが、雪染のカムバックは存外穏やかに進行できた。クラスメイトの狛枝がいなくなったことについて、他の連中がどう思っているかは定かじゃないのだが、どうやら七海の尽力もあったようで、九頭竜まで含めたクラスの(ほぼ)全員が闇堕ちを免れている。この時点ではまだ「安全」だったわけだね。小泉は半年もかけてある程度リハビリ出来たはずなのに、この後なんでああなってしまうんだろう……やっぱり希望と絶望は紙一重なんですかね。 そして、クラスの中(?)でも一際絶望に近いところにいるように見えるのが、ついに登場、御手洗亮太(本物)である。あの鬼気迫る「希望への欲求」は、なるほど、絶望落ちするのにとても向いている。というか、紙一重と言いながらもすでに割と絶望の方に転げているように見える。彼のこんな切羽詰まった状態が、まさかの「アイツ」との接点になるとはねぇ。いや、でも普通に考えたらあの状態で「アイツ」のCVが石田彰なのはおかしくないかと思ったが……どうやらずっとあの格好のままで生活してきたみたいね。「この姿でいられなくなった事情」というのも視聴者からすれば明らかで、「本物の十神が学園に入学してくるからこれ以上同じ格好してるとばれる」というものだ。姿を欲したシェイプシフターは、学校に行く気も無かった御手洗との身分交換を見事に達成することに。そして、この学年は最終的に……ねぇ。御手洗(本物)は最終的に未来機関の支部長クラスにまでのし上がっているわけで、この「絶望の期間」に学校に行かずに引きこもっていたことが功を奏したってことなのかしらね。人生何がどう転がるか分かったもんじゃないな。 とにもかくにも、学園にはいよいよ「終わりの学年」がやってくる。そこには苗木君の姿もあるが、当然のことながら「絶望シスターズ」の2人も顔を連ねる。原作でもアニメでもほとんど活躍の機会が与えられなかった「残姉ちゃん」ことむくろちゃんも今回は大活躍。超高校級のシスコンでもあるむくろちゃんは、最初からアクセルベタ踏みの江ノ島さんを相手に絶好調の様子だ。まぁ、仲が良いのは素晴らしいことですよね。割と大量に死人が出てるけど細かいことは気にしない。江ノ島さんが暗躍を始めるのはここから1年の学園生活ということになるはずなので、おそらくこの期間に狛枝も学園に戻ってくることになるんだろうね。しかし、そうなると学生側の出入りをコントロールしている黄桜のおっさんがどうにもうさんくさいんだよな……。担任のポジションから下ろされ、彼がスカウト担当になった途端に江ノ島が入学してくるって……ちょっと問題がありませんかね? ちなみに、学園を見張っている守護神気取りの逆蔵さんでしたが、仕方ないとはいえ江ノ島たちを余裕でスルーしてるのでやっぱりこの人使えないです。 その他にも、深夜帯だからっていつも以上に飛ばし気味の蜜柑ちゃん、すでに2年生の時点で大人モードに突入していたひよちゃんなど、話題には事欠かない忙しいお話。クラスを希望で支え続けた元祖七海が今後どのようにシナリオに絡んでくるのかも気になるし、カムクラプロジェクト成立の後、日向がどこでどのように活動するのかも気になる。霧切さんが入ってくるってことは、学園長もこの後表立っては出てこなくなるのかしら……。色んな人間関係が気になるところですね。 なお、ソニアさんが完全に田中色に染まっていたのは……左右田、結局お前は最初から負け組だったってことだな……。 今後餃子の中身が明かされることはあるのだろうか、第6話。マーボラーメンやマーボチャーハンはまだ分かるが、マーボ餃子はなかなか作るのが面倒そうだよな……。 基本シリアス一辺倒なお話。おかげでなかなかユルさを発揮出来る部分がなくてルビーなんかは肩身が狭そうだけど、敵の親玉であるエインズワースさんですら一応はちょこちょこギャグを見せてくれるのは今作の良心であろうか。まぁ、登場シーンからしてギャグではあったからな。今回はどっちかというとギャグよりもマジの顔をはっきりと見せておいて、この後のミッションの難度の高さを確認するのが狙いか。一応(少なくともこの次元では)聖杯戦争を引き起こす原因となった人物なわけで、それなりにチートクラスの強さが無いと可哀相だもんな。まだまだ謎の部分も多く、シリーズボスとしては充分な貫禄であった。中の人のこにたんは「俺はあんまり声が低い方でもないのに、威厳のある役で威厳のある声を出せって言われて困る」みたいな話をしていたのだが、今回の役はまさにその典型みたいな役どころやね。割と鬼畜な部分もあるせいで、いちいちキャラ作画が怖い。今回コンテ・演出・作監を全部1人で担当してるいわゆる1人回だから、ずっと怖いまんまだったわよ。 それ以外の部分だと、シリアスに寄っちゃうと違和感がたいへんな田中さんの文字通りのオーバーヒートが炸裂。彼女も未だ正体の明かされない謎要素であるが、どうやらエイズワースさんは何となく心当たりはあるみたいね。あれだけの魔術師殺すマシンな田中さんなのに、おっちゃんは割と喜んで舞台に上がることを許可して生き残らせてしまったね。単なる怨敵とかいう関係性ではないってことなのかな。まぁ、余裕ぶっこいて今回みんなを助けちゃったから最終的には負けるパターンになるんだろうけども。田中は現時点ではクロ・バゼット連合軍でも打ち破れなかった結界を破壊したのだから、味方チームでは最強戦力なのでは? すこぶる燃費が悪そうだけど。あとはまぁ、ギル坊がどの程度協力的かにもよるな。すっかり便利な「宝具鑑定士」みたいなスタンスになっちゃったギル坊だけど、同じくゲート使いのおねーさんはまだ元気なので、もう一回バトるチャンスはあるかな? そして、ロリの上の更なるロリであるエリカちゃん。前回の思わせぶりな台詞から彼女もそれなりの実力者なのかと思ってたんだけど、今回の美遊との対話なんかからすると、ひょっとしてマジで単なる幼女なのかな。だとしたらこんなどす黒い対決に巻き込まれてるのは可哀相。最終的には美遊にとっては「イリヤの次元とエリカの次元、どっちを選ぶの?!」みたいな嫌な2択迫られそうだしなぁ。あ、でもエインズワースのご息女ってことは、最終的にこの子も器としてあれやこれやされてしまう可能性もあるんやな……幼女には厳しい世界である。今回の美遊との姉妹対話はなかなかに切ない部分がありましたね。 そして、いよいよ本格参戦(サービスシーン的意味で)の美遊さん。ロリに厳しい世界であるが、それだけにロリに色々丁寧な世界でもある。イエスロリータ・ノータッチの精神を忘れて欲しくないものだが、あのイカれたおっさんではそれもままならぬかもしれない。執拗な下半身の描写のこだわりはなんなんだ……この調子で頑張ってください。 謎のフランダース推し、第19話。あの着メロの選択は一体どういう意味が……まぁ、元々引きこもりだったスバルの携帯の着メロがどの程度活用されてたのかは知らんけどさ。 前回までが「種まき」で今回からが「刈り取り」。本来ならば刈り取り始めるところからが楽しいはずなのだが、今作の場合はどっちかっていうと種を乱雑にまき散らしていく様子の方が見応えがあるので……今回は予定調和じみた英雄展開が分かりやすい、というお話。とはいえ、そこをそう括用するのか、ってのは全く予想してなかったけど。ま、視聴者目線からではクルシュの狙いなんて分かるはずがないから想定外なのは当たり前だけどな。そもそも白鯨が出てきたのがかなり突然だからな。原作だとひょっとしたらそのあたりの繋ぎはもう少し丁寧なのかもしれないが、今回は多少飛ばし気味な感じもありつつ、一気に全てを片付けてしまう勢いだった。 結局、死に戻りを唯一の武器にするスバルが他者を上回れるのは「情報」というただ一点のみ。ちょっと歪んだ形の未来予知みたいなもんで、ものすごく極端な表現をすれば、今作は主人公が未来予知して最悪の未来を回避し続けるというだけのお話である。ただ、ここまでの展開ではそうした単純な情報のアドバンテージを見せるというだけでなく、繰り返されるループの中で、スバルという人間に積み重ねが発生し、同じ時間軸の中でも「違う行動」をとるのは情報の多寡もありつつも、彼自身の信念の変化みたいなものも必ずついて回ったのである。今回も、前回のレムとの問答なんかで彼自身に大きな成長があったのは事実だろうが、色々と処理しなければいけない問題が多すぎるため、多少性急な感じで「情報のアドバンテージ」部分だけが先行しているイメージである。レムとのあの対話のあと、どこをどうひねくり回したら「クルシュに白鯨の情報を売る」なんて考えになったのか。おそらく今作で一番大切なのはそのあたりのお話だろうから、そこがバッサリ無くなってしまっているのはちょっと残念(元からあるのかどうかは知らないが)。 もちろん、成長劇の成果としての変化はきちんとあらわれており、彼が16話で王選候補者の間を這いずり回って得た人生訓は今回十全に活かされている。まぁ、教えてくれた本人達にそのままダイレクトにその学んだ内容を叩きつけているのだから、これもちょっとした反則行為ではあるのだが……。クルシュの求める「理」のお話には彼女の大願を看破することで応えてみせたし、アナスタシアの求める「利」のお話については、まさに「情報は資源」という姿勢を明らかにすることで、優位を示す事に成功した。アナスタシアからすると、スバルみたいなゴミクズがどのようにクルシュ相手に立ち回るのかを見てみたかったという事情もあったのかもしれない。王選候補者たちって、互いにライバルどうしのはずなのにバチバチに対抗意識を燃やしているだけではなくて、お互いに人間性を値踏みしながら楽しく喧嘩してる雰囲気もあるんだよな。 こうして、2人の力強い味方を手に入れ、ひとまずの目標である白鯨へと突っ込む一同。これで「前回のループと違って今回は白鯨が出てきませんわぁ」とかだったら最高にクールだったのだが……(正直、「実はオットーが大量に抱えていた油が呼び水になっていたので、今回は白鯨が現れない」っていうどうしようもない展開に期待してた部分はあったのだが)、今回も無事に白鯨登場。しかし、あの高さで滑空する存在に、どれだけ騎兵隊を集めても通用するものかね? かなりの飛行能力だと思うのだが……だからこそ「囮」としてのスバルが意味を持つってことかな? 人間達がどれだけあの鯨に抗うことが出来るのか。次回はかなりの大物狩りのシーンが描かれることになりそうで、どんな描画になるのかは楽しみである。 そして、スバルの目的は別に白鯨ではないんだよな。まぁ、ある意味でレムの仇なのでぶっ殺したいくらい憎んでる部分もあるのだろうが、あくまで最終目的はエミリアの救出、ロズワール領内からの魔女教の排除である。今回参加してくれたクルシュ軍・アナスタシア軍はみんな協力してくれるんでしょうか。クルシュ軍には「理」があるのである程度の仕事はしてくれそうだが、アナスタシアは……鯨が迎撃されたら満足して帰りそうな気もする。正確にはどういう契約内容で連れてきてるんでしょうね。どんだけ人員を割いたところでペテルギウス1人に勝てるかどうかもちょっと疑問ではあるけど。小猫姉弟の活躍が見たいです。 夏の休暇の前に、命懸けのオールナイトたほいや。「もう3週間もやってない」という可哀相な禁断症状の徒を向かえての熱帯夜の3連戦。地獄をみた者、天国をみた者。それぞれに。どうも我々、極度に飢えている人間には接待プレイをしてしまう傾向があるようだな。 おい、ついにあさみちゃんの霊圧が消えたぞ、第5話。今やその名残をCMソングの背後に残すのみ。あさみちゃんの出番を誰が奪ったんだ、と思ったら前回復帰したはずのミュトスの出番もほとんど無いでやがんの。変な作品。 今回のメインは誰かと言われると……シナリオ的には稲城都知事、ネタ的には瀬名さんってところだろうか。1期の頃から何となく妙なキャラで危険な匂いがするなぁ、と思っていた稲城さんが、いよいよもってそのエンジンをかけ始めたところだろうか。まぁ、1期時点で危険な匂いがする気がしたのは完全にCVの影響なんですけどね。元々、黒騎がガキだった頃から完全に飼い慣らしてしまうようなデンジャラスな人物で、現在は元都知事の下について働いてた影響なんかもあってかかなり丸くなっていたようなのだが、先のミュトス事変のごたごたでついに実利を伴うポジションに就任、いよいよその不可解な信条に基づいた行動を開始したのだろう。もちろん、彼は単純なワルモノではなさそうだ。私利私欲のために立場を利用し、ダイハチもろともに東京を、日本を掌握しようなんてことを考えているキャラではなさそう。しかし、幼い日の黒騎に訪ねた「お前はどちら側の人間だ」という際だった二元論的思想は、自身の正義を貫く為には最大の武器になるものの、相手を悪と断じてしまった時には容赦無い冷酷さになり得るもの。彼の正義は、このまま黒騎たちダイハチのそれと信念をともにすることが出来るのだろうか。まぁ、今回の事件では特に足並みが乱れるという印象もなかったし、これまでの関係性を見るにつけ、別にかたっ苦しい人間という印象もなかったのだが……今回ダイハチの申請を却下したことについて、彼は「忙しくてチェックの目が行き届かなかった」と謝罪し、室長も都知事の権力におんぶにだっこの現状を反省し、特にわだかまりもなしに解決しているように見える。もし、彼の言う申請却下の理由が嘘っぱちの発言で、徐々に自分の目指す「正義」のためにダイハチを締め上げる準備段階だとすると……。 もう1つの懸念は、日本に帰国したバードが過去の事件で人格の上書き能力に関与していたこと。実際、黒騎もそれによって人格を揺さぶられた形跡があるし、あの手この手で上層部に潜り込み、都知事の信念を書き換えたり、いっそバード本人の人格でのっとってしまうという可能性も否定は出来ない。バードの目的が未だ判然としないので単なる妄想であるが、そのあたりの作戦も「何でもあり」のこの世界は怖いかもしれない。まぁ、ダイハチにとって一番怖いのは、バードとの対決が本格化したときに突然稲城さんに裏切られるっていう挟み撃ちの構図だろうなぁ。 さておき、そんなジワジワ迫る危機とは対照的に、今回メインの事件は非常に分かりやすい「何となく多発事件」。一応地下アイドルのプロデューサーが仕掛けており、それをファンが支えていたと言う構図はいかにも今作らしいこすっからい設定だが、各方面からダイハチの限界を探っているかのようで気持ち悪い手管である。そりゃま、ウィルウェア犯罪が東京各所で同時多発的に起こったら対応しきれないのは確認するまでもなく明らかだよな。前回のバイク単体でも処理しきれてないんだから。さらに今回は多数のウェアを同時にばら撒き、これだけの備えがあるぞ、ということを見せつける示威行為としての意味合いも強かったのかな。まぁ、これまでの事件はどれもそうした性格が強い劇場型の愉快犯ばかりなのだが。なかなか上手いのは、そうした愉快犯を仕立て上げるにしても、個々の実行犯の欲求を刺激し、抵抗なく犯罪へと駆り立てているところだろうか。本気を出せば人心なんてこんなもん、という黒幕の意図が透けて見えるようである。いや、やってることはしょぼいんだけどね。 しかし、そんなショボい事件の1つである「ゴミ散乱事件」が運悪く睡眠不足の瀬名さんの逆鱗に触れた。瀬名さんの几帳面すぎる性格、鬱憤を溜めたのは6割くらいは黒騎の責任なんだけどな……。普段からきちっとしてる人間ほど、キレると怖いという分かりやすい事例でしたとさ。なんかこち亀の中川みたいなイメージだよな。副社長がいてくれてバランスが取れてる会社……なのかなぁ。あれもどう考えても頭痛の種だよな……どうなってるんだ、あの会社。 そして、今回登場した謎のスナッフ系地下アイドルは、これでもかというくらいにはまっているCV内田真礼。真礼ボイスは厨二ボイス。邪王心眼は不滅である。ラスト、なんだか良い話っぽくまとめてハトまで飛ばしていたが、別にあの娘とプロデューサーの間に何一ついい関係残ってねぇからな。まぁ、今作は巻き込まれた人間が容赦無く死んでる事件なんかも多いので、ちょっとした挫折程度で済んだ彼女はまだ運が良い方なのは間違いないけどね。 さて、アイドルの話も終わったのでそろそろ僕らのアイドルあさみちゃんをだな……。 今週手掛かり多すぎて辛い、第5話。徹夜越しのどんよりした頭で観ても全然処理しきれねぇや。 今週の中心は一応「例の3人組」の方。「絶望編」でもスポットが当たった忌村・流流歌・十六夜の3人だが、今回は未来編でもばっちりその顛末が語られている。学園時代のお話は「絶望編」で語られた通りだが、そこにいたるまでの幼少期・思春期の物語が補完され、一気に3人のキャラに厚みが増した。単に便利な忌村をいいように利用していると思われていた流流歌だったが、彼女にも彼女なりの悩みがあり、それ故に時を重ねるごとに2人の間に軋轢が生まれてしまったことが語られている。どうやら忌村は生まれ持った体質のせいで糖質が制限されているらしく、言ってしまえば「超高校級の菓子職人」である流流歌とは全く相容れない存在なのだ。それでも二人は出会いの奇縁から「友達」としてスタートし、少しずつ少しずつ離れていくという残念な関係性を維持し続ける。2人とも「超高校級の希望」でありながら、流流歌が一方的にその「希望」の恩恵を享受する形になってしまい、忌村が流流歌から得られるものが無い。いや、本当は有った。忌村は流流歌から頼られるだけでも充分に幸せであり、彼女が「友達」でいてくれるのなら、「利用される」ような関係性でも問題無いはずだったのだ。しかし、才能を光らせることが大命題である希望ヶ峰学園において、一方の才能を一方がただ甘受するだけの関係性は、流流歌自身にとって許されないことだったのだろう。どれだけ訴えても「おいちい」お菓子を食べてくれない忌村を前に、流流歌はいつしかその関係性を歪めてしまった。 そうして歪んだ2人の関係性に、狛枝が終止符を打ったのはご存じの通り。決裂した人間関係は修復されることなく、この絶望遊戯という最悪の場で再会を果たすことになる。流流歌は十六夜と2人で支え合った状態で、忌村は宗方という強烈な光に吸い寄せられた状態で。本当に些細なすれ違いから生まれた溝は絶望の力によって急激にその幅を広げ、気付けば命のやりとりをするまでに。結局、忌村はその願いを流流歌に届けることなく、2度目の襲撃者の手に堕ちることになってしまったようだ。まぁ、あの死体(?)が忌村のものかどうかすらまだはっきりしていないが……流石に死体の誤認ドッキリは2回続けてやらないだろう。二人目の犠牲者は忌村で間違いないと思われる。つまり、宗方の心配を他所に、襲撃者はしっかりと2度目のアクションを起こしてくれたわけだね。 しかし、そんな流流歌達の顛末よりもよっぽど謎めいていたのが、伏せ字だらけの宗方VS天願の対決。てっきり前回のバトルで宗方が爺さんの思想に理解を示してエンドだと思っていたのだが、今回それがこじれにこじれて、もう我々視聴者にはついていけない次元へ。いや、ひょっとしたら真面目に見返して考察すれば推理出来る部分もあるのかもしれないが……少なくとも現時点でそれをやろうとは思わないや。もう、宗方の言動については今後を見守っていくしかない。とりあえず、天願会長のNG行動は「質問に嘘で答える」が確定。彼がいちいち「質問か?」と確認していたのはそのためである。まぁ「質問に無回答」ならOKな気はするのだが、じいさんは意図的にそれをやらなかったように見える。自分のNG行動が嘘を制限するものであることを利用し、自分の発言が嘘でないことの証明に利用していた。これは重要な選択で、人狼ゲームにおいて「絶対に嘘をついていないと分かる人間」は強力な武器になる(もちろん、会長のNG行動まで全部が絶望側のしかけたペテンである可能性もゼロではないが、そこまで勘ぐる意味も無いだろう)。会長はそのことを利用し、宗方に「何らかの衝撃的な事実」を告げた。それは、会長が何らかの真実を知っていることの告白だったように思われる。そして、その真実は、宗方が「揺らぐ」可能性のある事実。一体それは何なのか。すげぇ安易に考えるなら、やっぱり「裏切り者は雪染」なんだろうけども。流石に現時点の状況から雪染先生を利用するのは無理だろうなぁ。他にも「宗像は何故じいさんを襲撃者だと断定したのか」とか、「告白を受けてなおじいさんを斬りつけたのか」とか、2人のやりとりについては何一つ解決する部分がない。果たして今後の展開からこの2人のやりとりの内実が明かされることはあるのだろうか。一応「襲撃者は無意識の宗方自身」っていううさん臭ぇネタも思いつくが(爺さんの台詞に対し、宗方が「お前は俺を分かっていない」と答えているのもなんかそんな雰囲気)、まぁ、そこまで気にし始めたらキリがないわなぁ。 その他の謎やらなんやらを1人ずつ列挙していくと、まず、謎の扉を見つけた十六夜は何をやっているのか。「鍛冶としての尊厳」を無くして機関銃のような武器を選択したり、モノクマ印の隠し扉を見つけたり。いや、隠し扉ってなぁ……あそこって未来機関の施設なんだろ。あんな内装まで仕込まれてたって、完全に敵の手に陥落してた証拠じゃねぇかよ。 逆蔵さんは今回の一件でほぼNG行動が「パンチする」で確定。ある意味朝日奈さんとは狙ったようなマッチメイクだが、残念ながら朝日奈さんはキックを食らうのも駄目なんだよなぁ。相変わらず逆蔵さんは裏に何にも無さそうで残念無念。パンチ封じられただけで想像以上に色んなヤツからボコられるボクサー可哀相。黄桜についても相変わらず謎のまま、さらに今回しゃべることすらなかった御手洗については触れるチャンスすらない。一番の不安要素なのに、御手洗情報プリーズ。 先週話題をかっさらった月光ヶ原さん改め塔和モナカについても、新たな情報は特にない。彼女はみんなが眠るスリープタイムに寝てるのかどうかが分からないんだよな。普通に考えたらロボなんだから寝てるはずないし、やりたい放題だと思うのだが……。でも、彼女が襲撃者ってオチでもなさそうなんだよねぇ。やっぱり第3勢力で、人狼ゲームにおける狐とか、そういうスタンスなのかしらね。あと、相変わらず個人的に無視できないのは外で意味も無く暴れ続けている葉隠の存在。ホント、あいつは全く描かれる必要がないキャラなのだが、何故かしつこく「外」の様子が描かれ続けている。一体何の意図があるのやら……。 爺さん・忌村が消え、残ったコマは宗方・黄桜・逆蔵・(月光ヶ原)・流流歌・十六夜・御手洗・朝日奈・霧切・苗木の10(9)名。シロ確定といえるのはおそらく苗木・霧切くらいだろう(実はまだ朝日奈さんについては消しきれないのが怖い。1件目の事件のアレが、彼女の返り血をごまかす手段だ、という意見を否定しきれないせいだ)。まぁ「襲撃者」の正体が明かされても、宗方や忌村のキリングマシーンっぷりが際だっちゃったせいでいまいち迫力がない気もするのだが……。 2話連続で第18,19話。関西は放送スケジュールの関係で一週休みで2話一挙放送。ま、わざわざ2つに分ける必要も無いのでまとめていきましょう。これでもし2話またぎの後編→前編みたいな構成だったら面倒なところだったぞ。 ある意味で4部の立役者と言えなくもない重ちーの登場回。彼がいなければこの町の殺人鬼は決して退治されることはなかったわけで、言わば町の英雄とも言える存在だ。まぁ、登場1話目を見る限りでは全くそんな風には見えないけどな……。気にしていたCVはめでたくゲーム版からそのままの山口勝平。これで一応、彼はストレングスのフォーエバーに続いて2人目(?)のスタンド使い。公式のアニメシリーズでスタンド使いを2人掛け持ちしたのってこれが初めてじゃないですかね? まぁ、あの猿については「役をやった」と言えるのかどうか微妙なところではあるのだが……。億泰役の髙木渉に続いて2人目の続投ということで、重ちーと勝平ちゃんがどれだけはまっていたかがよく分かると言うもんだ。まぁ、こんだけ小猿じみた中学生を(しかもこんなクッソきもくて憎たらしい小僧を)完璧に再現出来るおっさんなんて、声優業界広しと言えども男・勝平くらいのものだろう。 今回のテーマは友情と打算(?)。そして、今回展開される友情物語のどす黒くて汚ねーこと。1部、2部、3部と見事な男同士の友情を描いた生粋の「少年漫画的」作品であるジョジョだが、事ここに至って、高校生と中学生の、金の力だけで結びついた薄汚い友情物語は乾いた笑いを引き起こす。まー、基本的に重ちーがあまりにダークサイドなせいだが。原作版でも充分に「こいつムカつくな」っていう雰囲気は出ていたのだが、アニメ版ではなんだか執拗にキモさが増していたのでムカつき度合いも3割増し。やっぱりあの頭の突起物はアニメで実際に見せられると違和感以外の何ものでもないな。だらしない口元の感じなんかも「馬鹿だけど小狡い」という、荒木作品の悪役としては実は珍しいタイプの造形がよく出ており、たっぷり2話を使ってボコボコにする展開は爽快そのもの……でもないんだよな。結局「高校生がよってたかって中学生をぶん殴る図」だからな。重ちーが悪役に徹して本当にムカつくキャラになってくれたおかげで成立しているお話である。まぁ、こんだけ貶めてはいるけども、ちゃんと次の登場では重ちーも「格好良い少年」になれるあたりがすごいところだけどね。そう考えると、玉美や間田みたいな単なる小者キャラで終わらずに活躍してみせた重ちーって異端なキャラなのかもしれない。 ついでに異端といえば、彼の持つスタンドであるハーヴェストもかなり独特。「群体」のスタンドは「バッド・カンパニー」を皮切りにここから色々と登場することになるが、数多ある「群体」のなかでも一つの完成形といえるのがこのハーヴェストなのではなかろうか。バッドカンパニーは群れとは言ってもあくまで「軍隊」という1つの概念の具現化であり、1つ1つの歩兵にそこまで存在感があるわけではなかった。その後ろにある「司令官」形兆の1つの人格が軍全体を統制していたわけだし。その他にも、例えば「メタリカ」なんかも群体には違いないのだがあまり「数が多い」ことには着目されなかったし、「パールジャム」に至っては何がどうなってるのかもよく分かってない。そんな中、ちゃんと1体1体が生きている(?)実感を持ち、さらに「数が多い」というその1点だけを武器にして戦えるというハーヴェストは非常に面白い素材である。量の多さを使っての攻撃、移動、そして集金。こうしたアイディアがあって初めて活躍出来るのだから、本当にアイディア次第でいくらでもデザイン出来るスタンドという存在そのものの可能性を見せているとも言える。 だってさ、作中で仗助も言ってたけど、普通はこんなこと考えないでしょ。確かに「世界中の人間から1円ずつもらえば……」みたいな空想ってのはよく聞くし、ひょっとしたら「世界中の自販機の下の金を集めれば……」っていう考えだって多少妄想することはあるかもしれないが、それを、漫画のネタにして能力として描くなんて、普通の発想では出てこない。絶対に形にしようと思わない。しかし、それを面白おかしく描いてしまうからこそのジョジョである。こうした「日常の本当にどうでもいいこと」を大げさに仕立て上げる技量も、4部という「日常編」を盛り上げたポイントの1つと言えるだろう。同じようなことは終盤のスタンドラッシュにも表れており、「鉄塔ってなんかアスレチックみたいで楽しそうだよな」という男の子の空想から生まれたスーパーフライ、「今日は一日背中を見られないように生活しなきゃ死ぬ」という、横断歩道の白黒渡りみたいなルールを実現させたチープトリックなど、「よくそんなもんで少年漫画が描けるな」という感心は4部の真骨頂といえる。 そんな珍妙な相手を前にして正々堂々(?)戦うのが仗助と億泰の2人なわけだが、今回のエピソード、この2人の謎の連帯感というか、完璧なコンビネーションを見せるお話としてもなかなか魅力的。ぶっちゃけ、原作を読んでるときはあんまりそういう視点は無かったのだが、アニメではいちいち仗助が億泰の傷を治す描写が入っていたりして、「こいつら、仲良すぎるだろ」という印象がかなり強まった。考えてみりゃジョジョってのは友情物語が不可欠の漫画だけど、命懸けのバトルが少ないこの4部においては、仗助にとって億泰って本当に貴重な戦友なんだよなぁ。お互いに相手のいいところ、悪いところも全部知ってるし、「田舎の高校生らしい」目線での不可思議な友情形成はどこか異質なんだけどすごく身近で、何とも可愛らしい。仗助って別に頭の良いキャラじゃないんだけど、億泰が自他共に認める馬鹿だから上下関係無しに互いをリスペクト出来る関係性になってるのが良いよね。ここで友情パワーを溜めておくことで、ラストバトルのあのシーンも際だつことになるしね。 さて、一応ちょっとした要素ではあるが、今週、康一が億泰に声をかけようとしてやめる、という描写があり、次回のエピソードへの伏線(?)となっている。まだストーキングしてますよ、由花子さん。次回は4部では(というか6部を除くジョジョという作品全体においては)非常に貴重な、女と女の対決になります。能登ボイスの由花子に対抗出来る辻綾は、果たして誰が出てくるでしょう。 |
カレンダー
ブログ内検索
リンク
最新記事
(08/01)
(08/01)
(07/31)
(07/30)
(07/29)
(07/29)
(07/28)
(07/28)
(07/27)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|

