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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
突然知らない人からスタートして困った、第7話。アッパー気味の種さん見るとなんか知らんけど不安な気持ちになることがあるんだよな……今期はフルバとか異世界魔王とか、それなりにアッパー(?)役もあるはずなんだけども。 というわけで、残念ながらグレイス事件があまりにもあまりにもな状況だったため、ヴィヴィは壊れてしまっていた。自己防衛のために一度落ちて、フリーズから再起動したら一部重要な記憶データが欠落していたようだが、それでも使命は失われず、ついでに道すがら色々と便利なアプリをダウンロードしてる履歴だけは残ってたもんだから、思いの外再起動後の人生がうまくいってトントン拍子でシンガーとしては成功していたと、そういうことなんだろうか。「正史」のヴィヴィは鳴かず飛ばずで博物館に押し込められていたわけで、まさかの珍道中のおかげでシンガーとして成功しちゃったこの世界線も……なんだか複雑なもんである。今回の「このヴィヴィ」が歴史的に正しい姿なのかどうかはよく分からんけども……これもまた歴史家か。こうも正史から離れてしまうと、どこまでがマツモトの計画通りで、どこからが狂ってしまった結果なのやら。 少なくとも、記憶デリートで一旦リセットしちゃった時点でマツモトの計画はいっぺん白紙になったんじゃなかろうか。当初の計画では最後に遂行する部分までをヴィヴィと共同でやるつもりだったと思うのだが、予定がいろんなところで狂った結果のメガフロート事件。そこでついにヴィヴィにも限界がきちゃったもんだから、「あとはもう、ヴィヴィは放っておいて自分だけでなんとかしたろ」ってのがマツモトの修正後の案だったと思われる。まぁ、それで任務が遂行できるならヴィヴィの人生の邪魔にもならないのでWin-Winだったと思うのだが……まぁ、話はそんな簡単じゃないわな。未だ因縁があるんだか無いんだかよく分からない例の男の面影を見つけて、ヴィヴィは埋もれた記憶の端緒を見出してしまった。「歌を歌うためには失われた記憶をなんとかしなきゃならん」っていう目的意識はいかにもヴィヴィではあるのだが、そうして使命に対してまっすぐなのも良し悪しということだろう。 運命のいたずらで再会しちゃった、互いに顔を合わせたくもなかった2人。しかし、記憶がなくなり当時のひでぇ扱いも忘れてしまったヴィヴィはぐいぐい来る。行かなきゃいいのにガンガン行く。おかげでマツモトもしぶしぶ関係性を認める羽目に。まぁ、ヴィヴィのピンチを放っておけばよかったのに無視しなかったあたり、マツモトだって悪いやつじゃないのだろうけど。結局腐れ縁は続き、再び事実上のバディとなってしまう2人(マツモトさん、こないだよりもボディの材質が随分柔らかくなってません?)。そして次のミッションはオフィーリアの自殺防止とかいう、これまた斜め上のタスクであった。今回、まるでその名前に呪われているかのように何度も水を浴びせかけられるオフィーリア。普通に考えれば、使命を絶対遵守するAIが自殺など選ぶはずもないのだが……シンギュラリティのエックスデイまで、おそらくあと30〜40年といったところ。さて、歴史は今どこにいるのやら。 PR 全方位に切ない、第6話。本当に、全てのパーツがハマるべきところに(ハマって欲しくなくても)カチリカチリと収まっていく端正さ。この筋立ては……上手い。 結局元を正せば「人間が悪いやんけ」というところに帰結してしまうのはこの手のお話のお約束で、グレイスと冴木博士の悲恋は、人間の浅はかな行動が原因だった。そして、その原因となったのはさらに元を正すとヴィヴィがサンライズでとった行動であり、ここまで気にしていた「バタフライエフェクトがどれくらい働くデザインなのだろう?」という懸念をいくらか解消してくれる展開にもなっている。バタフライエフェクトってのは「蝶が羽ばたけば云々」の言葉の通り「些細な変化から大事件」の喩えなので、今回のように「大事件から大事件へ」ではあまりそこのフォローにはなっていないのであるが、それでも今作の基盤となった「未来から来たメッセンジャーによる過去改変」という構造をきちんと使っていることの表れにはなっている。「ディーバ」が最初にあった女の子の妹がサンライズにいたことでサンライズの事件に影響を及ぼし、最初の事件でとっさに救助したテロリストとは末永いお付き合いになり、負の影響を止めるために行ったサンライズの計画が今度は別な角度から新たな悲劇の引き金を引く。こうした因果の絡み合いが見えてこその時間跳躍ものである。 やはりどう考えても、人間の考えの浅はかさは救いようがない。ヴィヴィ・シスターズはどうやら想定以上に優秀だったようで、サンライズ事件以降、自立思考型AIの展開が「正史」よりも急速に早まることになったという。そこで「じゃぁ量産しようぜ」にするなら話はわかるのだが、そういう体勢が取りづらい製品だったのだろうか、「すでにある製品の用途を変えて流用しようぜ」というとんでもない提案があっさりと通ってしまったという。その辺の病院で地味に仕事をしていたグレイスに白羽の矢が立ち、誰もお上の決定に逆らえないままに、彼女はAIの発展の犠牲となって消えた。冴木博士が止められなかったのはやむなしであるが、「1つのAIに1つの使命」が絶対原則であったとするなら、こんなにも酷い横紙破りが人間の手で率先して行われるのはとんでもないことである。願わくは、今回のメガフロートの事件を受けて、少なくとも「使命の改変」に対しての問題意識だけは後世に残ってほしいものだ。 そうしてAIへの勝手な期待のために「殺されて」しまったグレイス。そしてそんな彼女が「生きているかどうか」という問いのために今回のお話はグルグルとどうしようもないことを考えながら回り続ける。博士の中で、グレイスは「生きている」(もしくは生きていて欲しい)。AIなのだから姿形を変えるのは問題ないが、その「意識」がメガフロートで生きているかどうかに関しては、(少なくともこの世界においては)おそらくマツモトの説明が真なのだろう。拡散し、粉微塵になったグレイスの意識はもう、集まって元に戻ることはない。この問題を描写するために扱われたのが「歌」であるというのも首尾一貫した演出姿勢になっており、小型ロボット・Mたちを通じてそれぞれの「残滓」は歌を通じて確認できるのだが、逆説的に、そこまで分散し、そこかしこに散らばってしまった「歌」では、もうそれを「歌」と認めるわけにはいかなかった。マツモトがヴィヴィに問うた「それは歌と呼べるものなのか」という問いかけは、歌うことを生業とし、そこから幾多のシスターズを生み出してきたヴィヴィにはあまりに残酷なものである。エステラとエリザベスは、歌で救われた。しかし、グレイスの歌は、救いにならなかった。この対比がヴィヴィに与える影響は、想像することも叶わない。 「グレイスは死んだ」とみなしたあとのアクションパートも、劇場版もかくやという力の入った描写で嫌でも惹きつけられる。メガフロートの特性を活かして作っちゃったマツモトのマインクラフト飛行機も愉快なアイディアだし、ヴィヴィが「歌」の呪縛から使命を一段上に引き上げ、マツモトと息のあった連携を見せる展開も圧巻。しまいにはマツモトの意気すら超えて、「AIを滅ぼすAI」として動き始めるヴィヴィ。すでに亡骸に等しいグレイスのコアに一撃を加えた際にも、そこに迷いはない。いや、同情や葛藤はあったのかもしれないが、その拳を止めるまでには至らない。「グレイス」は最後まで何も語らない。バックに流れる音楽は、彼女が好きだった歌のアレンジバージョンになっており、歌が終わり、書き換えられることで、その「音階」は意味を消失していく。声もなく停止したグレイスが最後に「意識」を持っていたのか。彼女は停止させられたことをどう感じたのか。それはヴィヴィにも、誰にもわからない。 AIの命を奪った青い右手。人の命が消えるのを止められなかった赤い左手。ヴィヴィの手には何も残らない。人とAIの未来は、交ることがあるのだろうか。 世界で初めて結婚したAIのキャストが明坂聡美とかいう業の深すぎる配置、第5話。結婚営業がこんな形で実を結ぶとは……(偶然だぞ)。 今回のブランクは5年で意外と短かった。確か前回のエステラの事件までが20年くらいだったはずなので、今回のマツモトはそこそこ早起き。しかし、その5年で世界は大きく変革しており、ついにマツモトは「真のボディ」とやらを獲得したらしい。飛べるってことはただの立方体じゃないキューブ。まぁ、無線でいくらでも存在は飛ばせそうなので一時的な身の置き所はなんでも良さそうな気はするのだが、次回予告では早くもマツモト大量発生の図とかがあったので、やっぱりまだクマボディの方が見た目には癒し要素があってよかった気もする。AIの進化がまた1つ罪作りなことをしてしまったという事例である(そうでもねぇよ)。 しかし、結局マツモトの送り主がチャレンジしている時間改変って、どれくらいの精度でプランが進んでいるのだろう。バタフライエフェクトが関係するなら、もう1話2話の時点で「正史」には絶対たどり着かないはずなのだが、それでもマツモトは歴史修正の手を緩めようとはしない。これって、マツモトは常に「100年後」と連絡を取り合って「なんか変わった? 世界まだある?」って確認してるわけではないんだよね? ちょうど「世紀末オカルト学院」なんかはその設定で、いちいち時代改変のチェックを行うために未来世界とやりとりしてたはずなんだけども。そもそも「滅んで」いるなら確認すべき相手もいないのかな。今回みたいに「逆に20年以上加速しちゃったぞ」みたいな事態になったら、もう100年後世界なんてなくなってる可能性もあるし。現時点では、あくまでマツモトはスタンドアローンで「事前にプログラムされた改変ミッション」に挑んでいるだけであり、そのファクターとなる要素に反応して目を覚ましていると考えるのが自然だろう。今回はそれが博士の方だったのか、メガフロートの方だったのか。正史と比べて20年加速しちゃったら、もう無理じゃないかって気もするし、そもそも逆効果になるような働きしか出来てないヴィヴィもモチベーション下がる気がするんだけども。なんかこう、「歴史を改変しようとしても揺れ戻す何かしらの運命」みたいなものが働いているのかしら。 次回につながる溜め回なので、正直今回のエピソードで描きたいものがなんなのかはまだ見えてきてない。フロートにいたエムたちの悲しくも滑稽な様子なんかは、おそらく今回の事件の本質ではないだろうし……やっぱあけこやな。次回であけこが無茶苦茶する流れだ。 人間のカルマを煮詰めたようなキャスティング、第4話。やめろ、このキャスティングは俺が死ぬ。 3話時点でもかなり良かったんだけど先週はまだ記事立て出来ない状態だったので改めて。いくつか良い点をピックアップしたいが、まず何と言っても作画の力点の置き方が良い。「作中ぜーんぶが超絶作画」とかいうトチ狂ったコストのかけ方ではない作品だと思うのだが、もちろん大きく崩れるようなパートは無いし、アクションシーンやクライマックスなど、きっちり見せるべきシーンでインパクトの大きい作画が映えるようにデザインされている。今回のコンテは「魔法使いの嫁」を監督してた長沼さんである。種さんつながり。 シナリオラインについても、1話目時点で「SF部分は割とおおらかに見守るべきだよなぁ」と思っていたわけだが、まぁ、そこはそれ。今回のお話だって、いきなりすごく都合のいい(都合の悪い)妹という存在が明かされて謎が解かれてしまうあたりは強引だし上手くもないのだが、ただそれが破綻しているかと言われればそんなこともないし、「そう言われちゃしょうがねぇや」くらいのもんである。そうして用意された「ちょっと都合が悪かったアクシデント」のディティールをあまり気にしなければ、最終的にはちゃんとヴィヴィたちが立ち向かおうとしている「AIの存在証明」への言及にもなっている。「使命」という言葉はいささか便利に使われすぎている気もするのだが、要するにこの世界のAIはロボット三原則など完全に無視できるし、人間同様に個性も感情も伴っているということの表れ。ただ、本当に野放図だとわざわざAIにする意味がなくなってしまう(人間どうしの争いでええやん、ってなる)ので、そこに「使命」というキーワードを設けて差別化を図ることで、作品テーマがブレないように舵を取っているわけだ。少なくとも現時点でのAIの立ち位置は「仮面ライダーゼロワン」の時よりもよっぽど理解できるものではあるだろう。 また、作中でもかなり執拗に「AIらしさ」を画で見せようとしているのが印象的。先週も効果的に使われていたのが「目」の演出で、彼女たちの目のアップが写るカットは、意図的にタッチを変えて「AIの異質さ」を際立たせるように描かれている。細やかなタッチでその無機質な構造が描かれると一瞬ドキッとするし、改めてAIたちの苦しさが浮き上がってくるかのようである。このデザインはラストまできっちり維持してほしいな。そうそう、それと「歌」という今作のもう1つの要素もそれなりにいい具合に機能しているんじゃなかろうか。最後に姉妹であの歌を歌うっていう締め方はなんとも切なくて、単なるアニメの客寄せ以上の効果をあげていると思える。 とまぁ、いろいろ褒めてきたが、最大のお気に入りポイントはやっぱりキャストだ。いや、そりゃだってさ、AI種さんの時点で割と楽しかったのに、そこに「人の皮を被った日笠」が現れたところまでが前回で、今回さらに「そんな日笠に恨みを持つ廃棄されたゆーみん」が現れるんだよ? 全員血縁(?)だよ? 種﨑・日笠・内山。もう、この3人がいればどんな世界だって創造できるし、破壊もできるんだよ。特に今回はゆーみんの感情の乗せ方がもう本当にゆーみんで……。いやぁ、幸せ。ちなみに次回予告を見る限りでは次のゲストキャラはあけこだな。またさらなるタマの取り合いやでぇ……。
大団円が過ぎる、最終話! ラストシーンのあれは流石にダメなんだろうけど、その方がいいとも思えてしまうあたりが罪作りな作品だなぁ。 前回起こった茶番が一体何だったのかという答え合せをしつこいくらいに見せてくれる伏線大回収。事の顛末は前回時点で大体の視聴者が察しているはずなので多少クドい気もするのだが、「伏線ってのは全部回収しないと意味がないぞ」と偉い人が言っていたので、やはりこれだけ描いてくれるのが親切というものなのだろう。まぁ、全部見せられても「睡眠薬便利すぎだろ……」という感想にしかならんのだけども。 今回の「仕事」についてはそんなもんでいいだろう。あとは2クール分に渡るアニメーションとしての幕引きである。何と言っても、前回のカッサーノに続いて出てきちゃった歴代被害者の会のみなさま。カッサーノは根っからのアウトローだし、どこかでビジネスライクにローランたちのことを飲み込むことはできたのかもしれないけど、プライドが高そうなサムとコールマンはどうだったんでしょうかね……サムに関しては事前にクラークを間に挟んでの和平交渉はできたかもしれない。コールマンは経済的に甚大なダメージこそ与えたものの、彼の面子に表立って傷はつけてないので、どこかで金を渡しての和解案が結ばれたかな? ローランも「仲直りできてよかった」と言っていたので、今後の彼らの活動を考えた時に、大悪党どもと手を結んでおいた方が色々と使えるという見込みもあったのかもしれない。……いや、もともと悪いやつだから懲らしめる、みたいな意味合いもあっての作戦だったはずなので、そこで手を結んじゃダメだと思うのだが……結局、こいつら全員悪党って話でね。 そんな悪党に肩を並べて最後の大立ち回りを演じたエダマメ。彼の心中については最後までハラハラさせられっぱなしだったが、決めてとなったのは生前の母親が大事そうにしていた「魔法使い」だった。結局、彼女は「オズ」のことを全て知った上で息子には黙っていた。エダマメは後になって(今回のお話のどこかの時点で)その事実に気づき、父親を許すことにしたのだろう。枝村家で和平が結ばれれば、あとは計画はトントン拍子である。いや、オズさんは足りない工期にてんてこ舞いだったけども。とにかくこうしてエダマメが自分なりの幸せを見つけたのならよかった……とは思うが、そうなるとアケミさんはちょっと不憫な気もする。まぁ、彼女も悪いやつではあるので因果応報といえばそうなのだが……あの島、地球のどこにある場所なんでしょうね? 無事帰れるといいな。ちなみに今回の冒頭で石神が叫ぶシーンが第1話のエダマメの「ヘルプ」と重ね合わせてあるので、おそらくあの後に朱雀組も劉たちも、何とか生きながらえて国に戻れたのだろう。その後で連中がどうなるかは知ったこっちゃない。 そのほか、よくわからん大統領が出てきたり、後日談の内容はあまりに充実している。確認したらあの大統領ってカッサーノが作ったクソ映画の主演なのかよ。……エダマメは喜びそうだな。結局、あれだけのことをやってもローランはこの仕事から手を引くつもりは無いってことだね。みんなしてジャンキーみたいなもんやんけ。一人だけひたすら肉体的に健全なアビーが実に眩しいな。 結論・アビーはいい女。
ド・ド・ドナイヤネン! 第22話! いやぁ、最後の展開よ……。文字通りに「あいた口が塞がらない」経験を久しぶりにした気がします。 いや、「もう無茶苦茶だよ!」と思いつつも、改めて確認したらそれなりの伏線張ってあって笑ってしまった。なるほど、ペンキ塗りに関しては、事務所の改装が目的じゃなくて「急ごしらえの偽事務所に誘導しても石神やアケミに感づかれないように」っていう仕掛けだったわけね。まぁ、それにしたって普段使ってる事務所と違うところに連れて行かれたら流石に分かりそうなもんだが……特にアケミは組長室があれで気づかなかったんかね? まぁ、普段あんまりきてなかったっていう話だったからなぁ……。 本当にヒリヒリした緊張感がたまらん展開だった。ことにAパートについては、朱雀側、劉側、そしてローラン側という三つ巴の状態で進行しながらお互いが「俺が騙しているのだ」という意識を持って進むために、どこに何があるかも予想がつかなくて一切気が抜けない。さらに視聴者目線だと「ローラン側」と「エダマメ側」も別々になる可能性があるわけで、一体どこから世界がひっくり返るかと生きた心地がしなかった。Aパート終わりの「なんか話が違うんだけど?」って石神たちが首を傾げるところで緊張感がピークに達し、「こっからどうしたらええねん!」って思ってたらそこからはもう、勢いの勝負よ。「警官隊突入はいつもながらのずさんな計画だ」とカッサーノが言っていたが、まぁ、まさにそんな雰囲気で適当に進んでたわね。 そう、カッサーノである。今回のエピソードの序盤にちょろっとクラークが出てきた時も嬉しかったが、まさかこのタイミングでのカッサーノ復活。しかも流れを見る限りじゃエダマメに雇われた=ローラン側についたってことになるわけで、おじいちゃんも生きるために必死なんだろうな、ってしみじみしてしまう。あそこでわざわざカッサーノを連れてくる必要性はさっぱり無かったはずなのだが、「まぁ、こいつがいるなら確かに日本国内に銃器を持ち込むのも可能かもしれないな……」っていうよくわかんない信頼感があるからね。まぁ、とにかく頭数が増えてさらに混乱度が増す。 エダマメの反乱までは織り込まれた展開だが、そこからオズが大見得切ってのドス一閃は流石に芝居がすぎるか。わざわざあんな複雑な展開にした意味がまだ分かってないんだけど、単に被害者連中をおちょくるためなのかなぁ。どこからどこまでがローランで、どこにエダマメの手管が介在しているのか。もう、誰も信用できませんわ。個人的には、エダマメさんはアケミに対して何かフォローしてくれてることを期待してるんだけど……今のところぽかーん度合いは劉と変わらんのだよなぁ……。 ま、とにかく目を釘付けにして見守っちゃったから俺の負け。次回で無事に大団円かな。エダマメ、どんな結末を迎えるんでしょうなぁ。
じわりじわりと緊張感、第21話。いよいよもってクライマックスを迎えると分かっている展開だけに、そこまで持っていくための準備が入念である。虚実の入り混じる戦いの中に、どこまで人の「情」が入り込むのか、実に気になる展開だ。 まずは作戦の簡単な答え合わせから。当然分かっていたことだが、さっさと明かされたアビー・シンシアの生還。そりゃま、オズが生きてた時点で確定してたわけだけど、具体的にどうやって助けたのかがあんまり明確に描かれなかったのが怖いとこだな。「銃が偽物」「水中でダイバー(シウォン)が回収」ってことなんだろうけど、いつ狙撃の場面が訪れるかも分からない中、沈んだら一刻も早く助けなきゃいけないって状況であれをフォローするのはかなり大変だったんじゃなかろうか。船で追走してることに気づかれてもダメだし、ある程度離れたところから、いつ3人が沈められてもいいように全力で潜行しなきゃいけなかった。しかも3人分の救助用具を準備して。作中ではシウォンだけが潜ってたような描写になってるけど、流石にサポート要員で何人かが同時に潜ってないと無理な作戦だな。ちなみにあの時点でエダマメには何も明かされていなかったことも明言されており、あそこでエダマメがオズの銃を拾って撃ったのは「たまたま」だったことも判明している。綱渡りってレベルじゃねぇぞ。まー、その辺りのディティールはツッコミ出したらしょうがないのであまり追求しないのが吉である。 今作はそうした細部に適当なところは見られるものの、基本的にはそうして生み出した「大げさな嘘の物語」を盛り上げるのが目的であるので、本筋が盛り上がるなら大した問題ではない。今回の見どころは何と言ってもあまりに大胆すぎる通訳芸を使った欺瞞のシーン。最初はエダマメがちゃんと台本通りに進めるかどうかってのも注目点だったが、一度話が転がり出してからの「おいおい、そこまでやんのかよ」という大胆すぎる嘘通訳は、作品が違ったら完全にギャグである。まぁ、特に劉に関しては「通訳の重要性」というもの繰り返し訴えてきており、信頼できる通訳をそれぞれ1人ずつ立たせているという状況もそれなりに説得力があるものにはなってるんだけど。これ、お互いにちょっとでも相手の話してる言葉に分かる部分があったらアウトなんだよな……その部分についても、例えば石神は外国語がさっぱりな様子なんかも描写されて「綱渡りだけど成立する要素はあるんですよ」ということが提示されているからこそのシーンである。ただ、1つだけ気になるのは、その前に劉が「英語をちょっと勉強中だ」と言っていたこと。普通に考えると、彼ほどの人間が英語を学ぼうという意識を持っていて、その上で最大の取引相手である日本の言葉を勉強していないということがあるのだろうか? これまでは勉強していなかったとしても、ローランが不在の間、独学で進めていた可能性が示唆されているような気もするのだが……ここからもう一波乱あるとするなら、多分朱雀会の方からじゃなくて劉の方から逆転の一手が出てきそうな気がする。 そして、朱雀会の方での懸念材料はもちろんエダマメの存在。彼の心の天秤はどちらに傾くのだろう。血の繋がりか、情の繋がりか。ここに来てアケミから送られたネクタイが「息子」という言葉を匂わせており、オズに裏切られたと強く感じているエダマメがどちらに転がってもおかしくないという傍証になっている。っていうか、心情面を考えたら、普通はオズを裏切る方向に動くモチベーションの方が高い気がする。まぁ、朱雀会は純粋なヤクザだし、これまでその悪行の数々を見てきたという部分もあるので、社会的な道徳観念に照らし合わせるならローラン側につく方が正しいのだが……エダマメの気持ちを考えると、彼がアケミ側につくのもしょうがない気もするんだよなぁ。その辺りの判断に、ちゃんと納得できる理由がついてくれば良いのだが。これでローランが完璧な図面を引いているという保証があれば安心できるんだけど、チラチラとドロシーの亡霊が見え隠れしているせいで、ローランもまた何かに囚われ続けている部分が押し出されているので……最終的に勝つのは、どんな思いなのだろう。
エンディングの猫! エンディングの猫じゃないか! 第20話。いやぁ、単に同じ模様の別猫かもしれんが……「なんでエンディングは猫やねん」とずっと思ってたけど、ようやく本編でも猫が出てきて一安心ですね!(何が?) 過去から現在へ、次々とピースが繋がっていく「答え合わせ」。それにしてもキツいお話ではあったが……何がキツいって、結局ドロシーも「悪人」には違いないので、彼女の壮絶な最期を素直に悲しんでいいのかどうか割り切れないところである。悪人が悪人と対決して敗れた結果命を落とした。もともと「敗者は救わない」というポリシーをもって動いてきた連中だけに、ローランがあそこでどうしようもなくなり、ドロシーを見殺しにしたことだって責められるようなことではない。それでもやはり、ヒーロー的な何かが無かったものかと期待はしてしまうのである。過去に悲劇があったことを充分に知っていたにも関わらずだ。そうして辛い過去が明かされることで、現在の全てが詳らかに……。 と言いたいところだが、なんかもう、ローランの壊れ具合が怖いな。彼が現在もコンフィデンスマンを続けている理由は、ひとえに「その方がドロシーがが喜びそうだ」という何とも救われないモチベーションである。確かに、動き続けてないと死んでしまいそうな回遊魚みたいな性格のドロシーはコンフィデンスマンとしての仕事を単なる金儲けではなく純粋な娯楽として楽しんでいた部分があるし、自分の死を契機にローランがひっそりと引退することなど、望まなかったかもしれない。しかし、だからとて死人の意志を尊重する義理もないし、ここでローランが活動を続けたところでそれは自己満足でしかない。常にドロシーの影をチラつかせながら、呪いのようにして詐欺行為を続けていくローランは、いつになったら救われるというのだろうか。 加えて、そんなローランがエダマメをひっ捕まえて今回の事件にまで結びつけてしまったその気迫が怖い。結局、「殺しはご法度」というファミリーのモットーは遵守しながらも、ローランの中には劉に対する憎悪はくすぶり続けていたのだろう。そのための鬱憤ばらしに、朱雀会との結びつきを確保し、オズを担ぎ上げ、そしてエダマメにたどり着いた。ローランの中で、今回の一件もまだまだ呪いの延長戦。そして、そんなシナリオの中で、シンシアとアビーはドロシーと全く同じ方法で「殺されて」しまったのである。まぁ、どう考えてもあの二人は生きているわけだが、ローランからしたら人生で最もショッキングなシーンを、そのまま今回のシナリオに転用しようというのだから趣味が悪すぎる。もしかしたら、あの時救えなかった“ドロシー”を今度こそ救出するために、同じようなシチュエーションを用意させたのであろうか。だとすれば何とも悪趣味な意趣返しである。 あとは今回の振り返りだけで確認できなかったのは「結局エダマメがファミリーに巻き込まれたのは誰の意志だったのか?」という部分。おそらくオズではないだろう。彼の中で家族に対する負い目は本物のはずなので、わざわざ泥沼に息子を引き入れようとしたとは思えない。となれば「ローランの意志」か「偶然」のどっちかになるわけだが、今回のラストシーンの意味を考えれば半々くらいかしらね。ローランは一応エダマメの身辺を探りには来ていて、オズの血を引くものに才能があるなら目に留めておこうくらいに思っていたところを、エダマメはダイレクトにローランを「騙しに」来てしまった。その時点で「血は争えぬ」ことを認識し、さらに彼を引き込んでも心が痛まないことも確認できた。エダマメはほんのちょっとの出来心のせいで、人生最大の転落装置のスイッチを自ら押してしまったということなのだろう。かわいそうではあるが……こうしてみると、やっぱり倫理観って大事よね(それが結論でいいのか?)。 そして今回初めて描かれた、シンシア・アビーの勧誘シーン……。シンシアはおそらくトーマスと別れたあとにクサクサしてて劇団員崩れとしてあんなことをやってたんだろうけど、アビーは軍役を終えた後にあんな荒んだ生活スタイルだったのか。……ローランはどこで噂を聞きつけて勧誘しに行ったんだろう。そのまま地下闘技場で戦わせる人みたいやな。
さっさと爆発四散してほしい、第19話。今作は本当にイイ女が多いせいで、イチャイチャしてんのを見ると「爆発しねーかなー」しか感情がなくなる。しっかしドロシーは良いキャラよなぁ。 正直言って悔しい展開。この設定を全く想定もしていなかったのが恥ずかしいくらいだ。ローランの過去が明らかになり、これまで持っていた「なんかおかしくね?」というパーツがみるみる繋がっていく。なるほど、これなら文句も出ない。最大の問題解消は、「何故ローランはひたすらエダマメに固執しているのか」という部分だった。大して役にも立たないエダマメにまとわりつき彼がカタギに戻るのを妨げるのは本当にひでぇ話だと思い続けており、そこに理由がないといまいち納得できねぇぞ、と思っていたわけだが。あった。求められてる以上にがっつりと理由があった。何故それに今まで気づかなかったんだろう。 先週の時点で「ローランとオズが繋がっている」ことはほぼ確定していたわけで、そこから「オズとローランが知り合いなら、そりゃローランがエダマメのことを知ってたのはごく自然な話だろ」という繋がりが導き出されて然るべきだったのだが、何故か「ローランとオズはどこで知り合ったのか」という部分を想像することをサボっていたために、過去の関係性が全然イメージできていなかった。まぁ、オズのキャラクターが「善人? 悪人?」という2択で場合分けされてて、「善人だったらエダマメのいうとおりに、真っ当な生き方をしていたのに誰かに陥れられた人。悪人だったら、本当に人身売買に手を出していたクズ野郎」という単純な二分法しか考えていなかったので、その上のレイヤーである「そういう詐欺師」っていう選択肢は考えもしていなかったのだ。しかも詐欺師歴で言えばローランの師匠筋、先輩にあたるってんだからあまりにも露骨。そりゃぁローランがエダマメにつきまとってこっちの道に引きずり込む理由もあるというものだろう。それがローランの意思なのか、オズからのオーダーなのかは分からないが、いきなり出所後に出会うよりかは、散々に詐欺師の世界で揉まれた後の親子対面から復讐劇を展開する方がよっぽど派手な絵面になるのは間違いない。もともと母親の無念を晴らそうと躍起になっていたローランが、同じように理不尽な母親の失い方をしたエダマメを放って置くはずもないのである。 そして、そんなローランとオズの過去の繋がりを彩るのが、今作のラストヒロイン・ドロシー嬢である。(日本の)アニメで黒人の女性が魅力的に描かれることってあんまり多くない気がするんだけど彼女の溌剌とした様子は素直に魅力に見える。こうしてみると、アビー・シンシア・ドロシー・そしてシウォンと、凄まじくポリコレに配慮した面子になってるんだなぁ。まぁ、今作の場合はそこに余計な違和感もないし、全部のキャラが魅力的に見えるのならありがたいばかりだけども。 しかし、いかんせんここからドロシーは悲しい運命をたどることになるだろうことは確定しているわけで、今週分が賑々しかっただけに、次回以降への暗澹たる気持ちもひとしお。ラストステージに中国・日本ってのも、なんだか罪作りな舞台設定だなぁ。
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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