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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「たまゆら〜もあぐれっしぶ〜」 6 たまゆらだなぁ。もう、それ以外の説明は必要無い。何も変わらない竹原の景色に、いつも通りの人々。再び出会えたことが至上の幸せ。こういうアニメを見ながらたくさんの孫に囲まれて静かに眠るように死にたい。そんなアニメである。あ、でもBDとか納棺しなくていいからね、勿体ないから。 戯れ言はさておき、圧倒的安定感の2期目。気付けば1期目ってもう1年半も前なんだなぁ。確かにこの空気は久しぶりではあるのだが、間に「わんおふ」とか挟んでたから「いつも通りの空気」っていう印象しかないね。作中でもほとんど何も変わってないのだし。ただ、一応1期の1年(hitotose)が終わった後ということなので、あの発表会のくだりは終わっている。おかげで今回は4人が「更なる一歩」を目指して「もあぐれっしぶ」になることがテーマとなっているわけだ。具体的には楓が写真部を作るかどうか、というところからお話は始まりそう。ただでさえ動きを作るのが難しい作品なので、こうした大目標からお話を動かしての1クールというのが正しい姿勢なのだろう。もちろん、そこまで驚くような事件が起こっているわけじゃないのだが、この作品世界ではこのくらいの事件が一番身の丈に合っている。1期も「進むべき道」というテーマは根底に流れていたので、より具体的に動き始めた楓を中心にして、4人がどのような道を進むことになるのか、今から楽しみであり、1期同様、あまりにもネイキッドな青春を見せられて心が死ぬことが怖くもあり。まっすぐな作品を真っ直ぐ見られる真人間になりたいなぁ。 中の人についても1期目と同じなので特に書くこともないのだが、1話目で目立った新キャラとしては、ちひろちゃんの友人である友ちゃんがいる。いきなりなかなか濃いキャラであったが、中の人は飛ぶ鳥を落とす勢い、東山奈央。集う若手のパワー、恐るべし。他にもオープニングで出てきた新キャラ(CVかやのん)もそれなりに絡んで来るのだろう。あ、もちろん若手じゃない人も充分過ぎるパワーがありますけどね。ほぼろさんとか。あと、最近「ロンパ」のラジオ聞いてるせいか、緒方恵美の地声のパワーばかりが脳裏に定着しているため、穏やかなお母さん役が凄い染みる。若い子がきゃぴぴきゃぴしながら収録してる現場に、あの貫禄抜群の金髪がいる姿はなかなか面白そうである。まぁ、儀武儀武しい人もいるし、恐ろしく賑やかな現場なんだろうなぁ。 PR ○「BROTHERS CONFLICT」 4 今期新番組のトップを飾るのはこちら。十数年ぶりに現れた「シスタープリンセス」の続編である。……ん、まぁ、あながち間違いでもないよな。ちなみに第一印象は、「神谷のポジションそこかよ!」です。べーやんとさくちゃんがまた新しい次元に突入してしまったようだ。これまたキツいのが出てきたもんですな。 いや、でもさ、当時「シスプリ」見て苦笑いして、最終的に「俺、千影派」とか言ってた人間に文句を言う権利は無いんだよな。骨組みは全く一緒なわけだし。歌プリ終わったと思ったらこれでまたコンスタントにSAN値が削られていく気がするのだが、こういう奇天烈なものは見ていて案外引き笑いみたいな妙な感覚が生まれるから侮れなかったりするのだ。ほら、「AMNESIA」っていう恐ろしい先例もあるじゃない。いや、あれとは方向性が違う異常さなので、やっぱり歌プリの方が近いと思うけど。一応「シスプリ」との比較で男女差を見ておくと、一番面白い違いは、今作はあくまで「BROTHERS」ということで、そこに年齢制限がない。最年長の興津君(中の人の名前)から末っ子の梶まで、そこには「兄」と「弟」が混在しており、「妹だけで13人」のシスプリと比べると純度はやや劣る。男性向けの場合、シスプリと同時期に5人の姉属性(母属性?)を売りにしたハピレスが出ていたわけで、「上か下か」というのは重要な差別化要因であった。女性向けの場合にその差が重要でないとは思えないのだが、一応、今作はズラリと年齢層を変えて並べてある。まぁ、13人いる中の11男が同級生ってことなので、ほとんどが「兄」属性ですけどね。いやぁ、やっぱり「兄」っていうと違和感あるなぁ、単なるスケコマシ集団だからな。 13人の属性も笑いを堪えるのが無理なレベルで尖っており、金髪で襟足のウザい坊主に始まり、日本語が片言で不安定になる美容師や、何故かゴールデンタイムにテレビでライブが生中継されてるアイドル、Vチェックもしないで二人でホモプレイに励む声優など、昨今の女性オタが憧れそうなシチュエーションがそろい踏み。……いや、やっぱり坊主はおかしいな。あいつが一番おかしい。声がべーさんなのも致命傷レベルでおかしい。アイツ1人でヘヴン状態になるゲームが成立する。どんだけふざけてるんだよ、と突っ込もうかと思ったが、考えてみればシスプリも(略)。まぁ、歌プリとかで慣れてしまえばこの程度の設定は屁でもないですわ。AMNESIA時空ならこれくらい雑魚の範疇ですわ。あとは好きにシチュエーションを妄想して楽しげなコントを繰り広げるといいんじゃないでしょうか。 野郎どもを見ていても引き笑いしか出てこないので、もし今後視聴を続けるならば当然メインヒロインが勝負の鍵を握る。記憶を失った名塚佳織や、類い希なる作曲能力を持つ沢城みゆきに続き、今作のヒロインは非常にレアな妹属性を持った佐藤利奈だ。これは貴重。ちょっとおどおどしながら控えめに声を出すサトリナというのはなかなか見られるものではないので、今後の展開次第では要注目。ただ、難点として、デザインがあまり可愛くないんだよな……なんであの性格なのにツリ目なのかなぁ。慣れてくれば可愛く見えてくるのかもしれないけどね。この手の作品のヒロインって、案外大事なファクターなんだぜ。 ちなみに、エンディングアニメでまたひと笑いあり、どこまで拷問のようなプレイを続けるアニメなんだ! と思っていたのだが、エンディングのデザイン性、なんとあの幾原監督が絡んでいるらしい。あぁ、なるほど確かに……今後の変態性加速に期待したい。
○「変態王子と笑わない猫」 5 半月にわたる新番チェックも、ひとまずここがゴールだ。今期は大小合わせて全部で34本。まぁ、春新番だからこんなもんですかね。最後がこの作品っていうのはなんか微妙ではあるが、こちらは色々と見たことある臭が半端無い超ラノベ。ラノベ原作に対して「見たことあるわ」っていうのはもうお約束だし、今更言わんでもいいはずなのだが、この作品はそういう意味でなくて、画的な部分での類似性がやたら強い気がするのである。ぶっちゃけると「俺修羅」「さくら荘」あたりとの類似です。まぁ、J.C.制作なんだから似ててもいいわけだが、つい最近までやってた奴と色が被ってる気がするのは事実なのです。オープニングアーティアストのせいと言われればそうかもしれない。そしてそれがアカンというわけでもないのが不思議なところだけど。 ぶっちゃけると、筋立ての思いつきだけだったらラノベの中では割といいんじゃないかと思う。「本音」と「建前」っていう言葉があまりに便利に使われているので設定としては1話目で既にぐだってる気はするものの、「本音しか言えない主人公」と「感情がうまく出せないヒロイン」っていうなかなかリアリティに乏しいキャラクター設定を、奪う、奪われるという1つのファクターで同時に実現させている。女の子の方は2人が絡むのでどういう風に今後処理されるのか分からないが、野郎の方は分かりやすい設定で個性にもなっているし、見ていても言いたいことをずばっと言ってくれるキャラになっているのでこれは気持ちが良い。普通はこういう設定ってラノベだと「持って生まれた性格」として使っちゃったりするからなじめないわけで、設定として強制力を与えてしまえばそこから物語を膨らませることは色々と出来るだろう。ま、相変わらずラノベ的でソフトな「変態」なのはなんだかなぁ、と思っちゃうけども。本気の高校生男子が「建前」を喪失して本音だけになったら、あんなもんじゃすまないだろうさ。 ラノベアニメのシナリオについては期待しても大してペイはないと思うので深追いしないが、あとはキャラが可愛ければそれでいいや。猫の子が噛みついてぷらぷらされるカットとか、ツンデレぎみの子の全力で拒否ってるのに断れないときのどうしようもない顔とか、なかなか細かいデザインに可愛らしさが出ている。方向性はそれこそ「俺修羅」とかと同じなんだろうけど、より丸さが強調されていて割と好みのタイプ。これで話が面白くなればいいなぁ、とは思うんだけどね。中の人的には、実はそんなに多く無いゆいかおりの共演作である。小倉唯は半年くらい声を聞いてなかった気がするから意外に久しぶり。今回は2人とも合わせやすそうな役でいいんじゃないでしょうか。後は安定すぎるくらいの梶君だし、特に問題無いのではないかと。唯一心配なのは、小倉唯がエンディング担当っていうことなんだよね。OPが田村ゆかりだというのにそこに合わせてくるか……無理やろ……。 ○「とある科学の超電磁砲S」 5 さぁ、ついにやってまいりました、今期大本命と言ってしまっていいだろう、あのレールガンの2期のスタート。1期が終わってから既に3年経っていたというのも衝撃だが、それだけ経っていても、あの時の感覚は未だに残っており、充分期待感を持って観ることが出来る。うっかり、先に録画しておいた他の新番組よりも先にこっちを見ちゃうくらいには楽しみである。 1期の評価については適当に確認してもらうとして、私はとにかくこれの1期は大好きだった。基本的にラノベ嫌い(的なポーズ)なので手放しで喜んでるのは色々とおかしいのだが、結局長井監督に丸め込まれて見事に籠絡されたのが正直なところ。その前にやっていた「禁書目録」の方はそこまで熱を上げていたわけでもなく、本当にこの「超電磁砲」のタイミングで転げたのである。おかげで今や劇場版まで観に行くようになっちゃってねぇ。ちょろいな。でも仕方ないじゃない。好きなんですもの。23話、24話とか一体何回見直したか分からないです。1つ1つの見せ方が本当に劇的でね、お涙頂戴でね。あとはまぁ、女の子も可愛いしね。禁書はそんなでもないのに超電磁砲が好きになってしまった要因の大部分はメイン4人のキャラにあるのかもしれません。 さて、そんな2期目だが、何も考えずにもてはやして始めるわけにもいかないのが難しいところ。当然期待はしているが、今期を始めるにあたってのハードルも数多い。最大の難所は、レベルアッパー編が終わり、今期のメインがシスターズ編に突入するということ。シナリオが悪いというわけではないのだが、どうしてもシスターズ編の御坂の葛藤というのは、重くてどす黒いのである。一方通行率いる敵勢力はもちろん「悪」なのだが、残念ながらそれに敵対する御坂の立場にも大義名分が無く、途中からは単なるデストロイヤーと化してしまう。その間も延々「自分のクローンが殺され続ける」という想像もつかない虐げられ方なので、本当に感情的な部分が辛い。そして、そんなシチュエーションに御坂が単体で挑まねばならないというのもネックで、1期超電磁砲の最大の魅力であった「4人の友情物語」の部分が描きにくくなる。もっと端的に言ってしまえば、他の3人の出番が無くなってしまう。初春佐天さんコンビに出る幕がないとなると、確実に魅力は半減してしまう。だからといってシスターズ編はシナリオをいじるのもキツイだろうし、どういう方向にアニメ独自の見せ方が出来るか、というのは大きな勝負どころになるだろう。 また、既にシナリオが既知であること自体も難点の1つと言える。シスターズ編は「禁書」で1度やってしまっている話だ。もちろん御坂視点なので物語の中身は全然違うのだが、中心となる御坂の葛藤という部分は共通しており、そこをそげぶする当麻が主人公になってしまうので、「超電磁砲」の物語としてはいささか据わりが悪い。そして、私自身がコミックスで全部読んでしまっているので、1期のように知らない物語を見る楽しみがないって言うのも勝手な悩みもある。今期は結局どこまでやるんだろう。いっそ1期目みたいに完全オリジナルを挟んでもらった方が、初春佐天組の活躍が作れていい気もするんだけど。復活のテレスティーナさんが見たいです。 とまぁ、悩みは多いので不安いっぱいではあるのだが、やっぱり再会出来ることは喜ばしく思うのです。いつもの4人は相変わらずだし、嬉しいサプライズとして、春上さんと枝先ばんりっちゃんが登場し、アニメ1期との接続を明確にしてくれている。ただでさえ女の子だらけなのに、更に増えてるよ! もうね、ばんりっちゃんが可愛くてね。御坂さんがサプライズ作戦の時に妄想してたへちょ画バージョンが完全に律ちゃんやった。もう、そのままレギュラーにして欲しい。能力に目覚めて一気にのし上がって欲しい。もちろん新キャラなんかにも負けないよう、初春佐天組にも頑張って欲しいけどね。スカート覗いてる佐天さんは、もう完全に変質者じゃないですか。ただでさえ治安が悪すぎる土地なんだし、もっと学園都市側もこういう奴への警戒を強めるべきだと思うよ。 さ、あとはここから暴れ回る諸々を楽しむだけである。1話ではさっそく食蜂さんが登場しており、その独特のキャラデザインで存在感をバッチリ見せつけてくれた。今後はアイテムの面々なんかも飛び出して来るわけで、期待感満載のオープニングを見ているだけでもテンションが上がる。キャスト陣とかどうなるんでしょうね。決まってるのかもしれないけど情報見てないから今から色々妄想出来る。ちなみに今回は導入だったおかげで1期と同じように「適当にとってつけたような事件」が起こったわけだが、それだけなのにキャストがとんでもないことになっていて笑った。特に男キャストが本当に無駄で、不良役に石川界人、島崎信長、松岡禎丞なんて名前が並んでいて「どんだけ主人公クラスの不良だよ」と思った。女子生徒にしてもやたら賑やかだったし。モブでたまこの中の人ともち蔵の中の人が並んでキャスティングされてるのも笑った。 なにはともあれ、今後ともよろしく、ジャッジメントですの! ○「アラタカンガタリ〜革神語〜」 5 今期3本目のサンデーアニメ。今期は頑張ってるなぁ。当然サンデーなので原作未読。今調べたら「ふしぎ遊戯」の作者が書いているということなのだが、実をいうと「ふしぎ遊戯」も知らなかったりする。同年代の人間が割と詳しくてカラオケでも関連曲を歌われたりするんだけど、正直その時代のアニメって全然知らないのよね。 さて、そんなサンデーであるが、導入部は無難な滑り出し。異世界転移ものだし、主人公の少年にやや厭世観があるあたりはいかにもな設定だが、そこまで臭いというわけでもなし(まだ描かれていないだけかもしれないが)、設定はすんなり入ってくるので抵抗なく観ることが出来た。こうして比べると、やっぱりラノベよりも漫画原作の方がアニメ1話の導入は楽である。基本的に長い小説1冊分を前提にしているラノベと違って、漫画の週刊連載ならアニメと同じように1話目でキャッチーな掴みを用意していてくれるし、エピソードを切り分けても見られるように作られてるからね。普通に考えたら未知の作品なら漫画原作の方が取っつきやすいのは道理だろう。 設定が何に近いかを考えていたのだが、多分過去に観た作品で近そうなのは「十二国記」じゃなかろうか。異世界転移の主人公が、実は国の権力者につく権利があるのだが、周りの人間からはそれを認識されておらず、世界のいろはも分からない状況で一からたたき上げで頑張っていくという設定。武器となるのも魔力を秘めた宝剣であるし、どうやらスタンド的な神のサポートもつく。古代日本のような古めかしい世界観もフィットする(十二国記は中世中国くらいのイメージだが)。あとは「右も左も分からない世界を、主人公と同じ目線で見守りながら少年の成長物語を見ていく」という進行になるだろう。唯一気になるのは、現代世界の方に飛ばされた正しい方の「アラタ」の扱いだけ。「現代から古代へ」という転移はたくさんの作品で描かれており、スペクタクルもあるわけだが、「アラタ」の方は逆賊の汚名を着せられた命の危機から、ぬるま湯のような現代に転移しているわけで、なかなかドラマが展開しにくそうである。これでワンサイドで「十二国記」もう一方のサイドで「はたらく魔王さま」が展開されてたらすげぇ笑えるんだけどな。 媒体が媒体なのでそこまで衝撃的な展開にもならんだろうし、制作陣を観ても何か奇天烈なものが飛び出す予感は一切無いのだが、せっかくだからこの機会にサンデー作品に触れるのも良いかな、というくらいの感覚で付き合っていきたいところ。中の人的には、敵方の12体の幹部のキャストが相変わらず濃いので、「逆目線から観た八犬伝」みたいな楽しみ方が正しいのか。作者の出自を考えれば、基本的には女性向けっぽいしなぁ。私としてはメインヒロインが彩陽というだけでなんぼかいやされるので、それをダラダラ楽しむのが主目的。オープニングもスフィアらしいので、そっちも楽しみである。CMが割と良かったので、新曲は買いの予感です。 ○「革命機ヴァルヴレイブ」 5 今期三本目のメカものであり、放送前から大量のCMを打ち出しまくって話題も色々刺激的な、MBSの「お金使ってます」番組である。CMであまりにもangelaが容疑を否認し続けているため、なんの罪で責められてるのか分からないけど「とりあえずお前らがやったやろ」と言いたくなる作品。まぁ、1話目ではエンディング流れませんでしたが。 力が入っている作品なのだから当然話題は豊富である。実は割と久しぶりなサンライズ制作のロボットものであり、監督は意外や意外、松尾衡である。確かにサンライズ作品にも参加していることはあったが、松尾監督と言えばプレスコというイメージが第一にあり、サンライズ制作でそういうのはあんまりやらんやろな、という気がしていたので、このタッグが実現したのは非常に驚き。当然今回もプレスコ収録であり、そこにサンライズのロボット映像が乗るという、恐ろしく手間のかかった作品作りが実現している。基本的にプレスコは準備が大変なので絵についてはある程度譲歩する部分があると思うのだが、今作はとにかくドンパチやらなければいけない作品ということで、音の後に従う画にも手抜かりは許されない。どういう制作体制になっているのかは分からないが、とにかく予算と手間がかかっているのは間違いない。 そんな1話目だが、ま、普通のロボものである。楽しげな学園生活に突然国が敗れて主人公が悲劇のど真ん中、そして無茶なロボット搭乗からの覚醒バトルで無双乱舞、というのは非常に分かりやすいテンプレートのなぞり方。基本的に人間対人間の宇宙戦争なのでそれこそガンダムなどの古式ゆかしいスタイルと思って見れば分かりやすいし、1話目からハムエッグが大活躍して主人公の持つポリシーと、それに対抗する敵対勢力の持つイデオロギーのぶつかりあいは分かりやすい。これに無茶な設定のロボットが絡むわけだが、ロボットの起動にいかにもいまどきな精神的なファクターが入り、血液を媒介した生体認証によるロボットとパイロットの融合で「メカのみの戦いじゃない」ということを示している。悲劇のどん底から「人間をやめた」孤高の主人公というと「コードギアス」に近い部分もあるかもしれない。 で、そんなお話だったわけだが、第一印象でいえば「まぁ普通」。サンライズなので作画面が整っており、戦闘シーンなんていかにもな出来だが、今更驚くほどのことでもないだろう。今期は既に「それなりの宇宙戦争」がいくつものアニメで描かれているため、既に食傷気味でもあるし(ま、それはこの作品が悪いわけじゃないのだが)。他の作品との差別化を図る最大の要因はプレスコによる音響・作劇の部分であるはず。正直言って、1話目ではそこまでプレスコのうまみが出てはいないように見えた。ホントに大変な作業であるはずのプレスコは、役者連中も固まって本読みから参加して画作りを行うため、本来ならば出来る限り密度の濃い関係性を構築する必要があるわけだが、今作はどうも参加している役者の数が多い。「夏雪ランデブー」はほぼ3人、「紅」でもせいぜい6〜7人程度だったはずだが、今作は優にその3倍はいるだろう。もちろんその全員が打ち合わせに参加しているわけはないので、プレスコにどっぷり関わるのはメインの数名だと思うのだが、それでも特有の「生々しさ、密度の濃さ」を出す効果はやや薄まってしまう。ドンパチが派手な分、個々の演技のやりとりのウェイトも軽くなるので、それは致し方ない部分ではあると思うが、出来ることならもう少しじっとりと絡みつくようなプレスコ特有のあの空気を味わいたいものである。 でもまぁ、やっぱり中の人の話題はどうしても盛り上がりますけどね。今作は、メインヒロインが死んだくさいので女の子をどう扱っていいのか微妙だが、とりあえずメインは逢坂君である。今のところ学園側ではっきり絡んでるのは茅野愛衣くらいだろうか。そして、やたら濃いのが相手側。福山・宮野・細谷・梶。司令官は小野Dでサポートに水樹奈々。なんだこの国。流石にちょっと勝てる気がしない。そして、収録スタイルの関係なのか、割と贅沢に盛り込まれたキャスト陣がことごとくモブで出てくるというのが恐ろしい混沌を生んでいる。何が兼ね役で何が本役なのかよく分からなくなってくる。この世界には美菜子ボイスのアナウンサーがいて、よっちんボイスのオペレーターがいて、中村ボイスのエンジニアがいる。ツイッター的なソフトで流れ込んでくる大量の声の中にはそれらが全てまとまっている。カオス過ぎる。すげぇ贅沢な音声ソフトが流行りまくってる時代みたいに見えてくる。とりあえず、松尾監督のプレスコというだけで「沢城先生は? 座長は?!」と不安になるが、今回はいなかった模様。ちょっと安心した。プレスコでまたあおちゃんと共演とかしてると、多分死ぬ(あおちゃんの方が過呼吸で)。 あと、メインテーマが予想通りにハマっていてちょっと楽しかった。西川の旦那と水樹奈々って曲の方向性がほぼ一緒みたいなもんだから、すげぇ違和感の無さ。良い具合のマンネリ感で、新曲なのにこの安心感は異常。 ○「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」 5 さて始まりました、「俺の幼なじみはとにかく可愛い」。もう、1期のときからそれしかないし。ホントにね、麻奈美さんさえいればいいのに、なんか色々と余計なおまけがついていて、何故かおまけの方がメインみたいに扱われてるのが釈然としない作品です。しかも、漏れ聞こえてくる噂だとどうにも田村麻奈美さんはここからあまりいいポジションじゃないみたいです。駄目だよね、主人公をそんなに虐げる作品は。脇役はどっか行けばいいのに。 というわけで、麻奈美さんが出る時のみ特別ボーナス、それ以外はダラダラと見る形になりますが、一応2期目だし、1期放送後のTrue routeと称した特別編なんかもあったので、ストーリーは進んでいるのでバックグラウンドもちゃんと出来てるはず。……その割に京介と桐乃の関係性って進んでないようにも見えるけども。いや、進んでも困るな。少なくとも1話を見た時点だと、桐乃が更に「単なる嫌な奴」になっていたような気もするが……これが受ける人には受けるんだろう。その感覚は分からなくもないんだ。本当に不愉快になるほどに振り回されるのが快感な人もいるだろうしなぁ。ある意味ツンデレとしては正しいのかもしれないが……僕はいいです。麻奈美さんがいるから。今回も1クールあるわけだから、そのうち何話か麻奈美さんに割いてくれれば我慢しようと思います。優先順位としては麻奈美さん>>>あやせ≧瀬菜。瀬菜はまだ出てきて日が浅いけど、こういうタッチの伊瀬茉莉也ボイスって貴重な気がするので、割と好みだったりする。メイン2人にいまいちときめかないので、多分この作品を楽しむにはハードルが高いとは思うのだけども。 結局「どのヒロインがいいか」の話しかしてない気がするけど作画とか作劇がほとんどブレないから、結局「どういう方向に萌えを先鋭化させるか」が勝負の作品になるんだよね。だったらやっぱりヒロインを追いかける目線で見るのが一番正しい。たとえむなしい行為でも、僕はそう思うのです。そうやって身も世もなく楽しめるようになるなら、案外良いアニメなのかもしれないと思う。 でも開始2秒で「えろーい」って言えるエロゲーっておかしくないか? ○「ハヤテのごとく! Cuties」 4 気付けば4期とか。すげぇのは間違いない。なにしろ他の作品(ひだまりとか、ゼロの使い魔とか)とは訳が違い、この作品の場合は1期目が4クール、2期目が2クールだったのだ。今期は1クールなので、3期と併せてトータルでまる2年もの間放送し続けたことになる。深夜アニメジャンルでのこれは間違いなく快挙だろう(まぁ、1期1年間は朝番組だったわけだが)。 ただ、その4期の蓄積がそのままプラスに転じていれば良いのだが、残念ながらそうでもないのがこの作品。ま、私がファンでもなんでもないせいなのかもしれないが、1期2期までの繋がりが3期では一切無くなっており、今回はその3期の続き(?)としての続編。シリーズ物として一本の縦軸があった3期とは違い、今期はタイトル「Cuties」が示す通り、1話で1人のヒロインを掘りさげるというオムニバスになっているらしい。正直言うと、オムニバスの方がありがたい部分はある。3期はシリアスをがんばっちゃったものだから、最終的に「別にこれハヤテじゃなくてもよくね?」という感想しか出てこず、あまり盛り上がらなかった。今期は完全にハーレム状態となったアパートを中心に、シリアスに寄らないギャグ中心の作劇になるだろうから、少なくとも3期の終盤よりは見ていて退屈しないものになりそうである。 とはいえ、やっぱり3期のデザインはあまり好みじゃなくて、1期の川口版、2期の岩崎版が好みだった身としては、どうも集中できないのは厳しい。好みの問題だけじゃなくて、あんまりギャグとしての勢いの付け方とか、キャラの可愛らしさの見せ方とかが上手くない気がするんだよね。あれだけヒロイン勢が出ているのにピンと来ないし、1期2期で可愛かったはずのヒナギクやナギもなんか微妙だ。ヒナギクはまだメインヒロインオーラを出しているからいいとして、ナギなんて本当に単なるわがまま娘だ。これから先、1人1人スポットが当たるときにこのイメージを改善出来るのだろうか。多分、この絵だと無理な気がする。まぁ、俺がキャラクターについての関係性とかさっぱり分かってないっていうのも問題だと思うけどさ。だって、原作読む気にはならないし、「そうだ、キャラクターだけでも把握するためにwikiでも調べてみよう」って思ったら、「ハヤテのごとく!」→「登場人物」→「三千院ナギ」って3段階も階層化されてるんだぜ。心も折れるわ。どんだけこの漫画のためにwikiの容量使ってるんだよ。 一応、良い点はフォローしておくと、やっぱり1話区切りなので視聴後にもやもやは残らず、良かれ悪しかれすっきりしているのは美点。印象が薄い回はそのまま忘れてしまいそうだが、もしここから面白いエピソードが出てくれば、区切りが分かりやすいので1つ1つのネタまわしに苦労はしないだろう。また、オープニングをヒナギクが歌ってるのも個人的には嬉しい。2期のときの「本日、満開ワタシ色!」は好きだったのです。御前が楽しそうにしているのは何より。放送前の特番でNG出してる御前が凄く良かった。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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