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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 蟇郡先輩、良いキャラだった……だったけど……変態だ……。

 この作品の尺度で言うならすげぇ普通の話。予告では四天王戦1戦目をやるといい、実際に四天王戦第1戦だけで終わったのだから、そりゃ普通だろう。たとえその相手がドMなド変態だったとしても。

 半裸まがいの女子高生をひたすら鞭で打ちまくるだけの簡単なアニメ。でも、打つ方も打たれることを望んでいるのがおかしなところ。「なるほど、これがほんとの「鞭打ち悶え(NPH)」かぁ、なんてどうでもいいことを考えたりする。蟇郡が自らを束縛し、自らを打つのは、あくまで風紀委員としてのこだわりがあるため。他の生徒の模範となるためには自らを縛り、縛り、縛りまくってこそ規範となる。そこから更にワンステップ上がると、他人を「打つ」ところまでいくわけだ。前回極制服のネタバレを喰らっていた流子はそれを読んで攻撃の手を控えたわけだが、それを突破するための技「自縄自爆」までいくと、風紀の理念がどうこういう問題ではなく、単に趣味の問題になってくる気もする。自家発電でおっきくなって女子高生相手に発散とか、最低の風紀委員だ。しかも、「はめてやるはめてやる!」と連呼しながら最終的には股間から巨大なイチモツを取り出す段になると、もう、本当に救いようがない。

 普段はエロいはずなのにあまりエロくないことでお馴染みの流子だが、今回は色々とエロいシーンもあったような気がする。舞台から落下の危機に確実におぱい全開で堪えている様子とか、最終的に制服の内側に取り込まれてみっちみちになってるボディライン(特に尻)とか。そういう意味では、変態を相手にしていたおかげでようやくそれなりのサービスが出来たんじゃないかと思います。いや、別に個人的にSMが好きってわけじゃないですよ。小清水叫びっぱなし、稲田さん叫びっぱなしでアフレコ現場は凄惨なことになってただろうな。

 ただ、ここのところ満艦飾家の活躍が少ないので消化不良気味なんですが、マコは賑やかし以外の出番が無いものですかね。次の相手はCVよっちんの人だったはずなのに、何故か次回予告に蟇郡先輩しか出てきてなかったのが気になる。この作品が素直にあと3週間も四天王戦をやるとは思えないのだが、はたしてどうなることやら。

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 蟇郡先輩予想以上にいい人、第9話。まぁ、多少の変態はご愛敬。猿投山のエピソードみたいにどでかい展開があるかと思ったら、割と真っ当な準備エピソードだったね。

 予定通りに行われた壊惨総選挙。概要はすごくシンプルで、7日間かけたバトルロワイヤルである。7日後に立ってればいいので、開始直後からおうちに帰っていた流子の判断が一番正しい戦い方。一般生徒の中からちゃぶ台ひっくり返す奴が出てくるかなー、と思って見ていたのだが、結果は四天王と流子の強さを証明しただけなので、正直あんまり意味は無い。っつうか、四天王が「直接叩こうか?」っていう流れは2話ぐらいからずっとあったわけで、皐月さんの思いつきでわざわざ「体制を一度リセット」とかいう意味は全く無かった。しかも直前に極制服の増産に合わせて部活の乱立を認めてたんだよね。もう、皐月さんの学校運営体制はブレッブレやな。いや、正直どうでもいいんだけどさ。自動車部とサバゲー部が手を組むような学校で何を言っても始まらないだろうし。

 今回のメインパーソンは当然のことながら蟇郡先輩。最初から四天王の中では一番分かりやすい存在感を出していた彼は、肩書きも「風紀委員」という簡潔なもので、性格も非常に分かりやすい。多分世界一雄々しい若葉マークを背負った彼の存在は、四天王の中でも一番シンプルな「最初に出てきてパワーで攻めるけど強引にねじ伏せられる役」に違いない。少年漫画の四天王でいったら玄武ポジションだね。属性が「めっちゃ固くなる」なのも丁度良い。しかし、あの変態っぷりは……稲田さんが楽しそうである。第一形態からにょきにょき、もしくはぼっきぼっきしていく彼のシルエットは、あまりにもナニでアレだ。だからこのアニメのスタッフはパンティ&ストッキングを産みだした連中なんですってば。このくらいのネタは軽いあいさつみたいなもんですよ。一応、風紀委員があんなコトやっちゃうっていうのが笑いどころなのかもしれません。

 そして、舞台設定は圧倒的シンプルさに収束。5本の塔、そして中央に用意された「闘兵場」。ノリがまんま男塾じゃねぇか、と思ったけど、最近の作品でいうならめだかボックスだよな。元々漢字のもじり具合とか、変なネーミングとか、西尾維新テイストに近いものはあったし。いつの間にか皐月さんとめだかちゃんが入れ替わってても気付かない気がする。流子たちだったら月の一つや2つはぶっ壊せるだろ。そういえばその皐月さんの過去の様子が再び描かれたわけだが、彼女が「親の力は利用するもの!」って啖呵を切るたびに、「あー、次のボスは親だろうから、完全に噛ませになってる気がするー」って思う。いや、皐月さんがみっともなくなる図は想像出来ないので、多分グレンラガンでいうところのロージェノムみたいなポジションに落ち着くんだとは思うんだが。もしくはるろ剣でいうところの蒼紫ポジション? 何にせよ、四天王戦がここからちょこっとあって、その後が皐月戦だとするなら、彼女の天下も1クール目で終わりそうですね。

 今回は満艦飾家成分が抑え気味だったのでそこまで異様なシーンは多くなかったのだが、「やみ石油(セルフ)」とかいちいち小ネタで笑わせにきやがる。もちろんマコの好き放題加減は相変わらずで、何故か笑ってしまったのは流子が実家に帰って地面に穴を開けたところ。流子が降り立ったと思った次の瞬間にはマコが既にロープを伝って地下に降りてきてるっていう。やっぱりアイツ極制服なしでも最強だろ。一介の無星生徒のくせに蟇郡先輩から「満艦飾なら仕方ない」みたいに一目置かれてるしな。

 そんな蟇郡君が中学3年生のときのエネルギー保存則完全無視のハイパートランポリンとかもすげぇけど、あのシーンで一番凄かったのは、ほんのちょっとしか出てこなかったスケバン役に中原麻衣を配するという無駄過ぎるキャスティングだったと思う。中原、柚木、小清水……よし、乙HiMEを目指そう。

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 茶番! 第7話! もう、Aパート中盤あたりから大体オチまでが確定ルートという、本当に茶番! なんでこんな話が7話目やねん、と思っていたが、一応最後に鬼龍院さんが狙いを言ってくれたおかげで成立した。えー、でもマコ戦はもっと後の方のサプライズにとって置いて欲しかったなー。今作のジョーカーみたいなもんなんだしさー。いや、ひょっとしたらもう1回くらい反逆はあるかもしれないな。もしくは、流子のピンチにマコが喧嘩部の制服着て助けにくるとか。……でもマコじゃなぁ。

 結局、最後に何か大オチが用意されているかと思ったけど、単に「家族総土下座」で終わってしまった茶番劇。今回得られた収穫は、「流子の半裸はエロくないのにマコの下着姿は何かエロい気がする」というただ1点だけだが(?)、満艦飾家の堂に入ったゴミクズっぷりなんかはなんだかすごく納得出来るものになっていた。まぁ、こいつらだったらこの展開でも大して心痛まないし、来週以降、平然と流子の家族面してても別に気にならない。そういう意味では恐ろしい連中である。ノリと勢いだけで全てが解決するこの世界、その「ノリ」の粋を極めたのが満艦飾家なわけで、正面から立ち向かったら勝てるわけがないのである。

 むしろ、今回流子は上手いことマコに二つ星極生服を着せることで「弱体化させた」と言ってもいいかもしれない。勝手なイメージだが、めだかちゃんが球磨川とガチで殴り合うステージを強引に用意したのにどこか似ているような気がした。ジョーカーキャラはどこまで本気か分からないようなノリでのらりくらりとさばかれると絶対に倒しようがないので、今回のマコのように、無理矢理でも「シリアスの舞台」にあげてやらないと、同じ土俵にすら立てない。極制服をまとったマコは、全てを無にする最強の「オールフィクション」ならぬ「オールギャグ」を奪われ、シナリオの要請をこなしながら「敗北」したのであった。うーむ、不思議な感覚である。あいつに仲間を思う心があったとは思えないのだが……。まー、今回は訳の分からない部活動がたくさん見られたし、「一つ上のステージ」にのぼるための最後の大掃除だったと思えばすっきりするんじゃないでしょうか。

 次回は四天王の1人、蟇郡のメイン回か。前回の猿投山が恰好良かったけど、一番登場回数が多くて目立っている蟇郡さんはどうなるでしょうね。今週の「意外と切り替え早い」シーンは不覚にも笑ってしまったけども。事前にデカレンジャー見ておくとドギーのせいで笑える度が1割増しやで。

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 ヨーコ、カミナときて、ヴィラル(の中の人)も正式参戦、第6話。どこでロージェノムが出てくるかが最大の見どころ。いや、出てこねぇと思うけど。

 四天王の1人、猿投山渦が参戦。これまでも四天王はほぼ出ずっぱりだったわけだが、直接流子に手を出してきたのは初めてのこと。そもそもシナリオの要請を考えると、3話の時点で大ボスである鬼龍院とガチバトルしてるわけで、雑魚敵である各部の部長も必要無ければ、四天王だっていらないんじゃないか、という印象があった。流子は最初からチート級の強キャラとして描かれていたわけで、それが四天王に負けてしまっては、皐月とやり合った事実とのバランスが取れないのだ。

 そんな状況で何が起こるかというと、なんと逆転の発想、四天王の敗北からの成長・逆転という、主人公がぐるっと入れ替わった状態でのバトル構成である。なるほど、確かにピンチの時に目を潰すのは圧倒的勝ちフラグ。流石の流子もここまでやられたら一時は負けを認めるしかないだろう。ちゃんと皐月も猿投山のことを認める発言をしており、肩を並べるとまではいかずとも、現状では皐月に継ぐ「副将」クラスの実力になったと見ていいのだろう。流石の檜山ボイスである。まぁ、やってることは単なる面胴小手なんだけどさ。「剣道部部長」もテニス部やボクシング部と一緒で、普通に考えたら雑魚の一部だよなぁ。

 ちなみに今回の流子の敗因は割とはっきりしている。「試合中にマコが来てくれなかったこと」である。マコが異次元の横槍を入れに来なかったのって、今回が初なんじゃなかろうか。「どうして出てくれないんだろう」と思って見ていたのだが、負けイベントじゃしょうがない。「マコのキチガイトーク」はヒーローにおける必殺技シークエンスみたいなもので、あれが出ると確実に流子が勝っちゃうからね。今回は満艦飾家の人たちも大人しくしており、見られたおかしなシーンといえば「狸寝入りのくせに鼻提灯は自在に出し入れ出来る」という恐ろしい能力だけだった。ひょっとして、マコって普段の教室でもああやって起きてるんじゃなかろうか。

 その他、鬼龍院皐月の更に上の存在、母親の存在なども提示され、学園での戦争が序章でしかないこともきちんと臭わせている。何しろCV朴璐美である。なんか、すげぇ展開になりそう。まぁ、すげぇといえば次回なんですけどね。まさかまた満艦飾家メインの話なのか。嫌な予感しかしねぇ。

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 2つ、いい事を教えてやろう、第5話。1つ、本能字学園のトイレは意味もなくトゲトゲがついててすげぇ用が足しにくそう。1つ、ピンポイントの出番でも、やっぱりマコは狂ってやがる。なんでだろう、ケーブルカーのくだりで爆笑してしまった。あんなくだらねぇのに。

 新キャラ、黄長瀬紡(きながせつむぐ)登場。ビジュアルだけ見て「おっ、キタンか。グレンラガンより1話遅いな」とか思ってたら声はカミナだった。どんなポジションのキャラになるかと思えば、早くももめ事がややこしくなる第3勢力である。「世界制服」を狙う鬼龍院と、それに仇なす流子という対立構図に、鬼龍院・流子のどちらにも仇なす「神衣狩り」の男。美木杉先生とは旧知の仲であり、「ヌーディストビーチ」という訳の分からない組織の一員であるらしい。まぁ、「服による圧政」を狙ってる人間たちが「服からの解放」を歌って全裸になるのは分からないではないが……いや、わからねぇけども。むしろ神衣覚醒した状態の流子や皐月が一番ヌーディストだよな。

 第三勢力は、これまで何故出てこなかったのかと訝しむレベルで強い。皐月との強さの差がどの程度かは定かでないが、体調が悪い(太り気味)とはいえ、ちゃんと覚醒した流子相手に勝ってみせたのだから実力はホンモノ。あのまま三つ星と直接対決していたらどんな結果になっていたのだろうか。芯の通った人間のようなので今後は味方として活躍する場面も多くなるだろう。気になるのは美木杉先生が離していた「キヌエさん」という存在であるが……まだ謎めいた(というか単に訳の分からない)過去も多そうだね。はたして、それなりにシリアスな昔話に絡んでいる人って何人ぐらいいるんだろう。マコの親父とかが絡んでたら嫌だけど……CVを考えると、あの親父が先の展開で化ける可能性って否定出来ないよね。何しろあの満艦飾家。史上最強は疑いようもなく、今回だって流子の一番のピンチに駆けつけ、制服の下の着やせした乳を惜しげもなく披露してくれた。あれ? マコちゃん意外にエロいの? あのキャラ相手にどういう反応したらいいのさ。今回も、確実に史上初となる、「ローアングル・ブリッジからの三回パン」という空前絶後の画面を実現。あの「マコ劇場」の爆発物みたいな危険性は、毎回ハラハラしながら見てるよ。きっと満艦飾家は全員あれが出来るんだろう。何しろ、「ふすまの間からのぞき見る」という行為を、一切縦に並ばずに一家5人でやれる家族である。確実に次元をねじ曲げる能力くらいは持ってる。ああいうさりげないトンデモギャグのインパクトがいちいち刺さるんだよなぁ。だんだん書くことも無くなるだろうと思っていたこの作品だが、毎回マコをいじることだけで盛り上がりが冷めない。助けて。

 あ、あと、内藤玲と森訓久がコンビで出演してるの久しぶりに見てちょっと嬉しくなった。もりしゃんたちのこの名脇役っぷり、好きだなぁ。

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 オイ…… ヲイィ! 第4話。もう、言葉がねぇよ。

 これまでだってそうだった。「満艦飾家が出てくるシーンだけあいまいみーじゃねぇか!」と思っていた。ということは、作中ずっとマコが出ずっぱりだったら? ……あいまいみーが30分だよぉぉぉぉ! ずっとみぃのターンだよぉぉぉぉ! ぽのか先輩が放心しっぱなしだよぉぉぉ! どないやねん! 作中で唯一テイストが変わったのが前回の決闘シーンの回想だけで、そこが逆に浮いてるってどういう現象やねん! もうやりたい放題だな! こんな時は、呪文を3回唱えると落ち着くことが出来ます。「このアニメはパンストスタッフの悪ふざけ」「このアニメはパンストスタッフの悪ふざけ」「このアニメはパンストスタッフの悪ふざけ」……ふぅ、少しは落ち着けた。今回小ネタ多そうなんだけど、何かとんでもない悪ふざけが隠されたりしてないかなー。 

 ゲストキャラの大暮役は、「グレンラガン」でヨーコを務めた井上麻里奈。こんなところの捨てキャラに使うのは勿体ないんじゃないか、と思ったが、充分過ぎるくらい濃いキャラだったし、忘れられないインパクトを残してくれましたね。偽学校トラップが発動した後に、絶壁に突き刺した鉄骨に立って挑発したのって、まさか男塾リスペクトじゃあるまいな。

 結論:昭和って素晴らしい。来週以降もこのテイスト……じゃないよな。「第4話」っていう話数は、そういえばグレンラガンでも小林治回として波紋を呼んだ話数だったな……今石さん、ひょっとしてそんなとこまでネタにして悪ふざけしていたのでは……どうせなら小林治を呼んできて欲しいのだが。……多分1回くらい当番回ありそうだな……。

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 だから、その展開は12話目くらいでやる奴じゃねぇのかよ。第3話。なんで毎週クライマックスやねん。なんで覚醒イベントが装備して2話後やねん。

 やっぱり勢いしかねぇ作品。求められているものを100%でペイしているのだからそこに文句の言いようがない。今週はAパートが割とおとなしめだったので「流石にそろそろ抑えてくるよなぁ」と思ったら、後半がいつも通りだった。でも、現時点で流子が鬼龍院と良い試合してるってことは、わざわざ間に学園ぶっつぶす行程を挟む必要は無い気がするのだが……まぁいいか。

 冒頭は鬼龍院が自分の家に伝わる(?)神衣、純潔を身にまとうところから始まる。もうその時点で割と驚きなのだが、今まで彼女が着てたのって、単なる制服だったんだよな。それで前回流子を完全に手玉にとってたの? すげぇなんてもんじゃないよ皐月さん。どっちかっていうと今週の方が苦戦してたよ皐月さん。露出度高くて良い身体してるよ皐月さん。でもマコちゃんから言わせると流子も負けてないらしいけどね! まー、この作品に「破廉恥」とか「お下劣」って言葉は似合っても「エロい」は無い気がするから別にいいんですけどねー。鬼龍院さんは、目的のためなら乳房を晒すことなど何とも思わないらしいです。すげぇ下世話な見方だけど、中の人の魂の咆吼に聞こえなくもない。なんか色んなところでキャストがリンクしてる気がするのがなー。あ、ちなみにもう1人水着で余裕だった声優が満艦飾家のお母さんの中の人です。そちらは露出狂な流子ちゃんを見てあらあら言ってました。

 何かよく分からない理由で神衣をまとってしまった皐月さんと、何かよく分からない理由で覚醒することに成功した流子と鮮血。二人の死闘は今まで以上に激烈であり、エラいことになってるのは間違いないはずなのだが、やはりこの世界で一番のクラッシャーは相変わらずマコである。あの子、2着の神衣がぶつかってる試合会場でも吹き飛ばずに平気で割って入れるんだぜ。フィジカル最強だろ。そういえば前回の函館さん率いるテニス部のマシンガンサーブも全部余裕で受けてたよな。この世界はギャグが最強か……私、よりによって直前まで「洲崎西」聞いてたもんだからマコの大活劇でダメージが倍増した。もう、色々羽ばたいちゃったよ、洲崎も、小清水も柚姉ぇも。でも、個人的に好きなのは裁縫部のうえだゆうじと、鮮血役の関俊彦です。関さんに次回予告で「アニメなんか見てないで早く寝ろ」って言われたので、さっさと寝ます。このテンションから就寝って、ハードル高いよ……

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 桑田怜恩なら死んでいた、第2話。まー、2話で落ちるとは思ってなかったけど、ホント落ちねぇな、テンション。どさくさに紛れて作画枚数削ってる部分も結構あるのに、「そういう演出方向」だから何の問題も無くやってるし、そもそもそれでも絶対枚数多いよあれ。背景動画多すぎんだろ。

 シナリオラインに特に触れることが無いよ。前回の予告で「テニス部部長が」って言ってたらホントにテニス部部長が来て、ホントにそれをやっつけただけだったよ。よりにもよってテニスを選んでしまったせいでどんな超次元の試合をやっても全部二番煎じに甘んじたのはちょいとしたお茶目だが(実をいうと「そふてに!」を入れると3番煎じくらいなんですよ)、それでも笑うしかねぇ画面の連続でどうしようもない。そして、この世界で一番イカれているのは、流子でもなければ鬼龍院でもない、周りで暴れている満艦飾マコであるということが確定もした。ただでさえ異次元な世界観の中、アイツだけ更に別次元だ。テニス勝負を受けるときの「無茶苦茶な理屈」→「3回どころか67回くらいパンしてもう訳分かんない」に爆笑。目にうるさい演出効果使いすぎやで。個人的には満艦飾家のガッツが出入りするあたりのカット割りが一番キチピー感が出てて好きです。あの神がかったテンポはどうやったら作れるのだ。満艦飾家のぶっ飛んだ時間感覚に比べれば、美木杉先生のポーズ連射なんか常識の範囲内やで。あれくらいなら「ピングドラム」でもやってた、多分。

 今週はめでたくオープニングがつきましたが、これまた問答無用にイカスとんでもない出来。ホントベタベタな「オープニング映像」なのに、全部手間が半端じゃないのでガツッと曲にはまる。今期のオープニングでアレに比肩する作品なんて、「タイトルロゴがドーン!」くらいしかないわ。手を伸ばしてるーよー。あと、すげぇどうでもいい事なんですが、オープニング見てて「……なんか道満先生っぽい」と漠然と思ったのだが、すぐにその原因は判明した。今週の敵キャラである函館臣子さんがレズビアン番長にそっくりだったせいだ。うん、本当にどうでもいいですね。

 シナリオで意外だったのは、まさか2話で鬼龍院との直接対決が実現するとは思わなかった、ってことかな。流石に強かったですね、あれを打破するまでには時間がかかりそうだが、既に「最終回っぽいことは20話くらいでやっちゃう」って言ってるんだよな……残りは一体何が起こるんだよ。……「満艦飾家の反乱」じゃないかと勝手に予想。多分違う。あ、あと意外だったのは、「流子さん、割とエロく見えてきた」。流石に破廉恥すぎんよー。

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  その名に恥じない、最終話。ある意味、この作品に求められ、恐れられた要素が全て詰め込まれた締めくくりだったのではなかろうか。

 全編通して大迫力アクションで怒濤の攻めを見せる「ラストバトル」。その前振りとなるのは、「主人公が能力を失い、一時前線を離れる」という、ヒーローものではありがちな展開。イカ娘も海に帰っていたし、今期のヒロインは挫折度合いが半端無い。が、そんなお涙頂戴の展開は一瞬で、しかもきわめて下衆な方法で解決してくれるのがこの作品。全くそぐわない「ハイジ」のごとき牧歌的風景で新しい人生を見付けたかに思えたパンティが、ガーターの手の上で踊っているだけで、あっという間に悲劇のヒロインレベルをアップ。表面だけ見ればきれいなお話ではあるのだが、わずか数分で片付けるために、ガーターは手段を選ばないのである。流石に創世記を作り上げた百戦錬磨の猛者は違うぜ。「北斗の拳」パロディなども入れつつ、舞台は最終決戦の市庁舎ビルへ。

 あとはもう、ひたすらガイナックス動画ですよ。史上最も処女膜とチンコという単語を連呼した濃密なアクションバトルは、千葉繁や石井康嗣の大迫力演技にも助けられ、なんだかよく分からないままなのに大盛り上がり。ヘルズゲートを開くための庁舎ビルの変形ギミックなんかはたまらないものがあり、最後にパンティたちが発射した特大P&Sキャノン砲のデザインなんて、あくまで彼女達の武器であるパンツやストッキングの集合体であるはずなのに、幾何学的な配列と豪奢なエフェクトのせいでむやみやたらに格好いい。あれだけ格好いい武器なのに「使い方を間違う」というひでぇネタに使い切りというのもすごいが、そこからさらに意味の分からない実写パートへの繋ぎである。もう、何がなにやら。とにかく1つだけ分かるのは、「製作陣は楽しかろうなぁ」ということである。

 ガーターの復活、コルセットの爆破、そしてゴーストの封印。文字通り絵に描いたようなきれいなエンディングでエピソードは締められる。「え? ストッキングって天界に帰ったんじゃないの?」とかいう謎を残しつつも、めでたしめでたしな空気のおかげで、視聴者も「妙だけどいい作品だったな」と晴れやかな表情。

 が、そこで終わらないのがこの作品の本当に本当にひどいところで。驚愕のCパートは、展開も収束もあったもんじゃない、史上まれに見るぽかーん具合。……もう、好きにしてくれ……だって、それがやりたかったからわざわざ13話もやってきたんだろ? 大丈夫だよ、一度はゾンビになって生き続けてた天使姉妹なんだから、あれくらいの展開では視聴者はびくともしないさ。……\すげえ/

 

 というわけで、アクション、下ネタ、投げっぱなしと、3拍子揃った最高に最低なエンディングでした。もう、この作品にあれこれいうのは無駄だよ。最後の数分間で今まで味わったことがない感情を経験できただろ? それだけで充分じゃないか。2期があるとか無いとか、実はストッキングが「ああ」なってしまった伏線があるとか無いとか、そんなことは些末な問題なんだって。……確かにゴーストに惚れたりしてたからなぁ……

 今回個人的に一番嬉しかったのは、どさくさに紛れてチャックが大活躍したことである。天界兵器の力を借りてパワーアップしたチャックは、地獄の門番へと姿を変えて大爆走。永遠のライバルと思われたファスナーを一蹴し、特大ゴーストの封印に貢献した。最後の最後にチャックが「チャック」であることの意味が視覚的にものすごく分かりやすく見せてくれる演出の抜け目無さに感嘆する。そして、個人的にずっと気になっていた「エンディングの謎」が解明したのが一番の収穫である。

 エンディングテーマのバックイラストでは、「天使姉妹が死ぬ直前の情景」がたくさん描かれているわけだが、そのほとんどにチャックも巻き込まれている。最初のギロチンのシーンは一緒に切られそうになっているし、丸鋸で切られるシーンは鎖に吊られている。鳥葬されるラストカットでは既にハゲタカに食われたチャックの欠片が確認出来る。2番目の車で転落するシーンだけはどこにいるか分かりにくいのだが、画面切り替わりの際に一瞬だけ地層の中に埋められたチャックの亡骸が確認出来る。つまり、5つの「死の情景」の中に、4匹のチャックがいるのだ。しかし、「怪物に食べられそうになる」シーンだけは、どこを探してもチャックがいない。ず〜〜〜〜っと気になって探していたのだが、今回のチャックの変身のおかげで、「怪物自身がチャックであった」という驚愕のネタが明かされることに。なんというどうでもいい伏線。確かに「他のどのシーンにもいるチャックが見あたらないなら、消去法で画面に唯一映っている怪物がチャックである」という結論になるのは当然のことだ……って、わからねぇよ。

 エンディング映像については気になって調べてみたのだが、各所でその「含意」についての議論があってちょっと面白かった。最後に天使の輪をはずして飛んでいくシーンだけストッキングが長髪になっている、なんてのは気付かなかった部分で、今回の驚愕のエンディングを見ると、そのへんもひとネタ仕込んであると考えるべきだろうか。つまり、それまでの惨殺のシーンにいるストッキングと、最後に挨拶するストッキングは別物。そして、最終回で我々を驚かせたストッキングは長髪である。つまり、それまでパンティと一緒に殺されまくっていた短髪の彼女が実は……ってな具合。

 でもなぁ、この作品を真面目に議論するのって、すごく徒労感があるんだよなぁ……

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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