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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 黒幕登場どっかーん! 第12話。ようやくお出まし、この世界の秩序にして、「ダンガンロンパ」の全てと行ってしまっていい、超高校級の黒幕である。ようやくこれでネタバレが出来るようになったね。

 早くも第6章。超特急アニメもまもなくエンディングを迎えるわけだが、作中でもよく分からなかった要素がアニメで分かるわけがない。特に残姉ちゃんこと戦刃むくろちゃんについては一切情報が出てない状態で話が進行したため、アニメ組は絶望的渾沌に陥ること必至だろう。今回の学級裁判、もう完全に説明放棄してたしな。原作でも非常にややこしかった「犯人」「死体」「黒幕」といった入れ替わりの構図、しかも原作中でも突っ込まれていたが、実は一回霧切さんはハッタリでモノクマをねじ伏せている(手の火傷については隠すことが出来るという事実を意図的に伏せて論破している)ため、元から論理が破綻していた箇所なのである。そこを、説明どころか根拠も提示せずにまかり通ったのだから分かるわけがない。そもそも苗木は他のオーディエンスにあの夜襲撃された事実をほとんど話していないはず。なんであんなにすんなりとコンセンサスが得られたのか、謎だらけだがこの際仕方ない。「フェンリルの紋章か」って、十神さん、あんたは校長室調べに行ってたから知ってるかもしれないけど、ただでさえアホの葉隠とか朝日奈ちゃんは確実に意味分かってないぞ。もちろん、視聴者も分からんぞ。

 記憶喪失の件はそれなりに伏線もあったし、もうそれくらいしか抜け道が無いから問題無いと思うのだが、唯一不安なのは霧切さんの記憶とメンタルの問題。元々彼女はあんまり感情を表に出さない人間だから分かりにくいが、今回序盤に登場した学園長室のくだりなんかは、作中で珍しく霧切さんが感情的になるシーンだったはず。パスワードが娘の名前だったことや、その父親に会うことが出来ずにこうして不幸な再会を果たしたことなど、確か原作中では「しばらく一人にしといて」とか言ってたはずだ。その辺ばっさり切られてるし、あんまり彼女がショックを受けたように見えないので、どうしても「霧切さんは全部知ってるんじゃないか」疑惑すら持ち上がってもおかしくない。どうしても理屈で説明出来ないパートは弱くなっちゃうよねぇ。

 でもまぁ、そんな積み重なった苦労と破綻の果てに、何とか今週で黒幕登場までこぎ着けたのだからこれはこれで偉いとも言える。やっぱり最終話前にこのサプライズは必要だからねぇ。ワタクシ様にはここで出てもらわないと、中の人のギャラが残念なことになっちゃうし。いやぁ、いいですね。かっ飛ばし気味の江ノ島さん、大好きですよ。「ダンガンロンパ」シリーズは声オタには本当にたまらないサービスがてんこ盛りで、この1作目も誰が黒幕でも一切問題無いラインナップが揃ってるわけだが(セレス黒幕だけは嫌だが)、この並み居る強豪勢の中から、選ばれたのが豊口めぐみなのである。このチョイスは本当にセンスがある。いいわぁ、楽しいわぁ。やりたい放題だわぁ。キャラ立ってるわぁ。あ、でも出来れば残姉ちゃんの活躍ももっとみたいです。「IF」のアニメ化とかしたら最高なんだけど。あれ、画的にもアニメ映えする話だからお勧めですよ(まぁ、モノクマ部隊の作画すげぇ大変だろうけども)。もしくは「ゼロ」のアニメ化とか。ゼロもアニメ映えするし、なんと言っても絶望姉妹の活躍が一番楽しめるからね。今作が無事に(?)終わったら、「2」の前にIFかゼロでいきましょう。

 えーと、なんの話だっけ。そう、今週のまとめ。江ノ島さん登場シーンが原作まんまで笑える。あのポージングとか、実はモノクマをトレスしてるんだよね。来週以降のうっざいうっざい江ノ島さんも楽しみ。もちろんオシオキもね。そして、あの問題の(?)「街を襲うモノクマ仮面」が見られるのもちょっと楽しみね。あ、あと今週はこの期に及んでジェノサイダーが可愛かったです。今週の生物室でのモーションはアニメオリジナルの絵だったから良かった。笑ったのは、ジェノサイダーのしゃべりって、ちょっとだけ「ベロ出してる風」の発音になってるんだよね。みゆきち、こんなとこでも妥協無し。

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 しかしナルト霧切さんも短かったな……第11話。もう少し見ていたかったものだが。頭に被ったカップ麺の容器とナルトをちょいと手で払うだけで綺麗さっぱり出来るあの人の髪の毛がどうなってるのか、すげぇ気になります。いや、そんなところにリアリティ追求されても困るけども。

 な、わからねぇだろ? もう無茶苦茶だよ。いや、大丈夫、基本的にこの辺になったらもう原作の時点で無茶苦茶だったから。もっとも、原作の無茶苦茶はもうどっぷりこの世界に肩まで浸かった状態で飛び出して来る無茶苦茶だったので、「うはー、訳わかんねー!」と楽しく(半ばヤケで)楽しめる無茶苦茶だったが、アニメの場合の無茶苦茶はどうなのだろう。学級裁判に割く時間がやっぱり短すぎるだろうよ。爆発の話にノータッチ、そもそも被害者の正体にノータッチ。みんなして戦刃むくろの存在については一切の疑問を持たずに話が進行してるのがすげぇよな。その割に十神は無理矢理にでも理路整然と説明しようとしてるのが滑稽である。そして、そんな適当な十神の追求に、必要以上に焦る霧切さん。今回改めてモノクマとのやりとりを見てると、この時点で霧切さんは黒幕の正体、そして目的にも気付いてたのか、って気もするんだけど、もしそうならあの学級裁判はもう少し上手い立ち回りがなかったもんだろうか。原作でも衝撃的だった「霧切の裏切り」は、ゲームの時の「ヲィィ! ゲームオーバーじゃねぇか!」という衝撃よりも、アニメの「霧切さん軽すぎやしませんか! 最後に突然の見殺しですか!」という展開の方が大きい気がする。いや、やってることは一緒なんだけど、アニメだと霧切さんが悩んでる様子がほとんど描かれてないから、「とりあえず苗木殺しとけ」感が半端無い。

 まぁ、結果的には助かってるわけなんですけど、オシオキシーンの衝撃もこのスピードだと何がなんだか分からなくて勿体ないわね。個人的には(私自身がそのルートを辿ったからなんだけど)、最初に別ルートのオシオキを見て絶望してから、改めて正規ルートを見て目を覆い、土壇場で登場する救世主に涙する、っていう展開が一番良いと思うんだ。アニメだと尺の関係でそれが出来なかったのがちょっとねぇ(こっそり別ルートオシオキも一瞬出てたけどさ)。あのプレス機、ある意味シリーズ最強のオシオキ道具なんだけどな(でも○○とか○○は何故か残る謎仕様)。

 まぁいいや、とりあえず無茶苦茶が無茶苦茶重なって、勢い任せのラストステージだ。どうなんでしょうね、ここまでろくすっぽ伏線も仕込んでないから、ここからの展開も「知らんがな」になりそうな気もするのだが……でも早く黒幕に会いたいっていう気持ちもある。やっぱりこの作品世界はあの人で成り立ってるようなもんだからね。アニメで動いて、しゃべるあの人が早く見たいもんです。ちなみに、最後の苗木帰還シーンを見て、「ホントに調子のいい葉隠だけはぶん殴ってもいいな……」とは思った。いや、みんなして苗木に投票してるんだから調子の良さでは一緒のはずなんだけども、なんか葉隠だけムカつく。流石だべ。

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 腐川さんよだれ口臭可愛い、第10話。事ここに及んで腐川さんはまだ可愛いのだ。ジェノサイダーもいいけど、やっぱり腐川さんの方が上かなー。なんの話ダー。

 既に10話ってことで、残すところあと4話。これで5章6章をまるまるやることになるのだろうが、筋を追うので手一杯だから多分最終回のカタルシスとか無いんだろうなぁ、と今から諦めムード。しかし、今週分の5章前半は凄かったよね。超展開なのはアニメではいつも通りだけど、この5章の凄いところは、アニメだけじゃなく、原作でも超展開だったところだ。今週明かされた様々な事実について、ぽかーんとしたのはアニメ組だけではない。原作プレイ時も、丁寧に筋を追っていたはずのプレイヤーたちの大半は「は? 何言ってんだお前ら」が乱舞したはずだ。もう5章からは「推理もの」というくくりから外れる展開になるし、正直ルールもクソもなくなるので、それまで頑なに守ってきた様々なルールがぶっ壊されていく中、プレイヤーはただチャートを追いながら見守るしかなかった。戦刃むくろ? 夜に苗木の部屋に来た奴は何がしたいの? モノクマ止まるの? 全国中継? 何がなんだか!! まぁ、5章は特にシナリオ上の破綻も多いしね……あとは勢いで見守るだけだ。

 というわけで、今週分の超展開は「非常に原作再現度が高い」ということが出来る。次から次に訳の分からないことが起こり、どこまでが本当でどこまでが嘘なのか、何を信じてシナリオを追えばいいのかが分からない展開。まぁ、これも含めてのダンガンロンパだと思えば、この5章こそが真髄なのかもしれません。きちんと死体もあって推理劇が展開される部分はある意味サービスみたいなもんだよね。これ、アニメ組に対してはいっそ霧切さんの登場を来週まで持ち越した方がもやもやして面白かったと思うんだけどね。彼女が登場した時点で「ひょっとして?」という疑念じゃなくて「どないやねん」にしかならないからね。いや、それが正しいんだけどさ。

 とにかくひたすら筋を追っていくだけのアニメなのだから、毎回アニメ独自の楽しさは探しているわけだが、今回は腐川さんのどアップアヘ顔だけでもペイするな。……うん? 流石にやるせないか? じゃぁ、モノクマの鮭サンドバッグとか。ホント、不満をぶちまける原作派に対抗するには「でも、アニメはモノクマが動くんだよ!」とアピールするくらいしか方策がないのが困りものだが、やっぱり動くモノクマは可愛いよね。まぁ、今週とかホントにそれくらいしか言うこと無いけど。

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 はいっ、終わりましたよー、ここ、今作のハイライトですからねー(あくまで個人の感想です)、第9話。やっぱりこのオシオキが一番クるなぁ、と思ったけど、流石に何回もギャラリーで見直してたせいかアニメはそうでもなかった。というか、アニメだとアルターエゴとの交流がそこまでたっぷり描かれてないってのが一番大きいのかもしれない。ちなみに、私のオシオキベスト5を選ぶなら、2まで含めるとこの1−4が一番で、順に1−6,2−2,1−5,1−3,2−3になると思います。まぁ、2−3は好きな理由が全然違うけども。

 さて、相変わらず「未プレイ組はどうなんだろう」がさっぱり想像もつかないエピソードになっております。何しろ事件の手がかりなんてないに等しいわけで、ぽんぽんと飛び出して来る見知らぬ手がかりに戸惑うことだらけなのじゃなかろうか。毎回詰め込みなので「手がかりが足りなすぎる!」ならばもう慣れたんだけど、今回珍しく「それいらないやろ」があったのは違和感があった。具体的には「書棚の逆さまの本」ね。もちろん原作では重要な手がかりになっていたわけだが、アニメでは葉隠→ジェノサイダーのくだりがほぼ自供オンリーであっという間に進行したため、さくらちゃんが殴られた回数や場所はほぼ流すだけ、そして葉隠の無駄な努力については完全カットであった。おかげであの手がかりは一切語られることなく、触れる必要が無かった。ほんの一瞬のこととはいえ、このアニメで完全に切り捨てたはずのものの残滓が残っているのは珍しいことである。

 そしてもう1つ余波として影響が出たのは、我らがエース十神君の挙動である。まず「毒瓶を飲む」意味がさっぱり分からなくなっているので、アニメを見ると単なる自殺願望の若者である。また、朝日奈ちゃんを犯人と決めつけて悦に入るあたりのくだりが非常に短いために、彼特有のヘタレ感もそぎ落とされてちょっと勿体ない(まぁ、あそこで朝日奈さんを犯人だと思うのは当たり前なのだが)。そして、「俺様はゲームを楽しんでいるんだ」感もこれまであまり描かれて来なかったので、今回のさくらちゃんの犠牲によって得られたものの実感も湧きにくい。隣のジェノサイダーさんが短い時間のなかでもがっつりとキャラを打ち立てて良い仕事をしているのと比べるとちょっと物足りないか。ジェノさんと腐川さんの早変わり芸はいつみても惚れ惚れするよね。

 他方、今回の主役である朝日奈さんは割と頑張っていた。というか、彼女の場合は実は「さくらちゃん好き」ぐらいしか属性が無いので、あんまり視点がぶれないままでこのエピソードに突入出来たのが良かったのかもしれない。過剰な愛情も伝わってくるものになっていたし、暴走して自暴自棄になるくだりも、(原作でもなんだか無理がある気がした部分なのだが)それなりに見栄えがするようになっていたのではなかろうか。もちろん、中の人の相変わらずの熱演もあってのことですけども。千和といえば泣き、っていうのはすっかり定着してるね。泣き以外でも存分に良い仕事が出来るんだけどね。今回は十神・霧切が言い合いをしているあいだずっとオフで泣き続けなきゃいけないっていう面倒なミッションもありました。お疲れ様です。

 あとはモノクマの挙動だけども、原作の時も突っ込んだけど、「ボクの美声で」って言ってるのに途中からくじらボイスになっちゃうのってどうなのよ、という。そこまで含めてのネタなのだろうか。いや、やっぱりあそこはさくらちゃん本人に読んでもらわないといけないので、これが正解なんだけどね。お手紙書いてるさくらちゃんもラブリー。モノクマは裁判中に寝ててもいいんかい、という突っ込みもあるのだが、まぁ、多分中の人は起きてる設定なんでしょう。や、でもマジで寝てる可能性もあるかも……中の人のーーーーーーーな性格を考えると、モノクマがずっとーーーーーーなままなのっておかしいしな。

 今更ネタバレとか気にする必要ないのかしら?

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 なんかもう気持ちが来週に向かっているよ、第8話。今週積み重ねたあれやこれが、来週のアレのための下積みにしか見えないの。きゅんきゅんするの。

 さて、3章に続いてとてもじゃないけど尺が圧倒的に足りないことが確定の4章である。今回は何とか事件発生から調査の一部までをまとめることが出来たが、削れる要素が多かった3章と異なり、4章は事件の構造がかなり複雑なので、学級裁判の難度がかなり高い。はたしてどのようにまとめてくるのかが今から心配で仕方ないのですよ。ただ、その分今週は割と(これでも)緩めのシナリオに感じられたのは、やはり実際の事件が起こる前のエピソードばかりで、直接的な「事件の手がかり」ではない部分だけが描写されたためだろう。もちろん、5章以降のことを考えたらこれでも足りないんだけども。ま、ぶっちゃけこの辺りから収束に向けての伏線はどこで何が張られてたかあんまり覚えてない(全部一気にやっちゃった上に再プレイしてない)ので、原作と比べて何が足りないかは定かじゃないんだけどね。苗木が隠し部屋でネットに繋ぐくだりとか、原作ではプロジェクトXなみの大偉業みたいにクドくクドく描かれていた気がするけど、アニメだと「たまたまカメラの無い部屋が!」「たまたま優秀なアルターエゴが!」「たまたま引き出しにケーブルが!」みたいで、彼岸島みたいな展開に見えたよね。苗木君が隠し部屋で暴漢に襲われた顛末を説明してるときの霧切さん、冷静すぎるやろ。

 さておき、今週はとにかく「さくらちゃんウィーク」ということになる。作中でも異彩を放つ存在感を持った大神さくらちゃんだが、世間ではすっかりメインヒロイン扱いで、そのあふれ出んばかりの愛らしさが今週はアニメで楽しむことが出来た。……まぁ、別にあんまり動いてないんだけども。保健室でのスーパーサイヤ人モードが見られたのはそれなりに面白かったんじゃないでしょうか。あれってゲームだったら「そういうイメージ」で処理出来る止め絵なわけだが、アニメだと問答無用で発光してるのでちょっと笑ってしまった。霧切さん、なんであの現場に入ってきて冷静でいられるんだよ。あの光はなんやねん。ランセルノプト放射光かなにか?

 そして、さくらちゃんがメインヒロインということは、主人公は当然朝日奈さんである。これぞ千和イズムと言える詰まった声の激情感のおかげで、大した感情移入もしていないはずなのにどこか共感を覚える。これに対するのが十神・ジェノサイダーのマウスプロコンビであり、こちらも文句なしの存在感。今週はジェノサイダーさんが割と元気だったよ。そしてこれだけシリアスになると案外大事だったんだと気付かされる葉隠のコメディリリーフぶり。うーむ、こうしてみると残った面子ってやっぱりそれなりの理由があって生きてるんだなぁ。エンディングの絵もだいぶ賑やかになってきましたけど、残りの面子はこの調子で頑張って欲しいもんですね。

 でも、次回アレだぁ……うわー、楽しみ。アレさえちゃんと出来てれば、その後の展開が多少グダグダでも許せる気がする。

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 文句言うなら原作やれよ!(挨拶) 第7話。もう、捜査パートすら必要無いんや。既に何が削られたか追いかけることすら困難っていうね。わからん奴は原作やれよ!(2度目の挨拶)

 いやぁ、まとめてきましたな。ま、考えてみりゃ今回の事件って事件の成り立ち自体が大変なだけで、推理は割とすんなり行く部類のものなのかもしれないね。いや、一度プレイしてるからこそそう思えるんだろうけど。とにかくひたすらカットカットしていった結果、セレスさんはすごく情緒不安定な人になってしまいました。でも、実を言うとアニメ版での個人的なプラスポイントとして、割とセレスさんの見栄えが良かった気がするんだよなぁ。ブチギレモードについても、尺が短くてあっという間に終わってしまったおかげでインパクトは増してたし。何より、中の人の適度な棒っぷりについては、ゲームよりも親和性が高くなっていた。ゲームでは私は当然全ての音声を聞きながらプレイしているわけだが、「静止画+下に台詞文字+音声」だと、セレスさんはじっくり台詞を聞くのが結構辛い時があるんですよ。紙一重なもんだから。それが、アニメになると絵が動くこともあるし、多分中の人本人も動く絵に限られた尺であてる方がやりやすかったのだろう、いくらか聞きやすくなっていたし、他のキャラの台詞も全部無理矢理になっている分、セレスさんの台詞の無理矢理感が緩和されていた気がする。変なところでの副次効果ですね。

 ただ、そうはいってもやっぱり勿体ない部分は多くて、特に辛いだろうな、と思ったのは、これまでのシナリオの中でセレスさんとの絡みが一切無かったため、彼女のメンタリティがさっぱり分からないままで終わってしまったこと。具体的には、「メンバーの中では彼女だけが執拗に『脱出しなくてもいい』と主張してきた」描写がほとんど無い。多分、これまでで2回くらいしか言ってないんじゃないかな。原作だと強行派の大和田や十神とぶつかるシーンが何回もあって、「セレスさんは脱出に興味が無いんだなぁ」ということをすり込まれるので、明かされた本当にしょうもない動機とのギャップが引き立つ結果になっていたのである。そしてもう1点は、彼女が無敵のギャンブラーであるという設定が、これまで全く描かれてこなかったこと。ゲームではアカギパロなんかも交えて繰り返し彼女の無敵っぷりが描かれ、中学生にして使い切れないほどの金を稼いでいることが説明されていたのだが、アニメではそうした背景設定が全てカットされたため、やはり動機とのギャップが弱かったし、死に際の彼女の見せ場の格好良さも控えめになってしまっている。センスの光る今作のお仕置きの中でも上位に食い込むと思われるこの3章のお仕置きは、彼女の強さやしたたかさが活きてこその演出ではあるからねぇ。「マリーアントワネットと同じように死ねるなら本望」と見せておいて、最後に「じゃぁ火炙りでは殺してやらねぇよ」と突っ込むモノクマの黒さが良いよね。

 とりあえず3章もギリギリのところで片付け完了。今後問題になってくるのは、この辺りで次第に前面に出てくる苗木・霧切の関係性の描写不足への懸念があるが、まぁ、4章以降は大きな流れもあるので、意外と何とかなるのかもしれない。4章といえば、今回のCパートでも分かる通りに、この作品のメインヒロインであるさくらちゃんが大活躍するクライマックスである。待ち構える「あのお仕置き」も2週間後! 捗るなぁ……嗚呼……

 今週のジェノサイダーさんのコーナー。冒頭の捜査パート。メタカメラ目線を意識して1人だけあらぬ方向を向いてしゃべってるジェノサイダーさん萌え。その後に十神にくっついて動くジェノサイダーさん萌え。ただ、ジェノサイダーさんは表情を作るのが難しいせいか、本当にアニメの止め絵の表情しか無いのが残念……もっと自由に動いていいんやで。DVDは延々ジェノサイダーさんがキャラコメでしゃべり続けるっていうのはどうだろう(熱烈な提案)。

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 ゆっくりしていってね! 第6話。アニメは動くのが良いとは言うものの……アルターエゴさんはそこまでしゃきしゃき動かれてもなんかキモい……いや、不二咲きゅんはいつだって可愛いよ!

 さぁ、個人的には一番心配していた3章へ入って参りました。まー予想通りのせわしなさですわ。尺の詰め具合はもう突っ込み飽きたので放っておきたいところだが、やはりこの激流は無視するには急すぎる。とりあえず、原作プレイ時は自然に身についてたから当然のものとして処理してたけど、今回の事件、建物の位置関係が分からないと何がなんだかさっぱりだな。一応必死に階段を登り降りする描写や地図なんかを絡めて説明しようとしてるわけだけど、とうてい理解出来るものではないだろう。ま、振り返ってみれば、原作時点でかなり無理のあるセッティングだったので、いっそ気にしない方が楽かもしれませんが。死体消失の謎のインパクトとかは薄れるよね。一応、原作で生じた「いや、やっぱりそのトリック色々無理じゃね?」感は、訳が分からなくなったおかげで勢いでごまかせるようになってるかもしれません。

 しかし、今回はやはり尺が足りなすぎたので、いよいよ捜査パートも2話目にもつれ込むことになってしまった。トリックの説明だけでも一苦労する事件だが、はたして次回だけで3章を収束させることが出来るのだろうか。一応今回カットされた要素について考えてみると、3章では描写の必要性が薄かった動機の面に関してはバッサリ。元々犯人のあの人のあの特性がほとんど描かれていなかったので、今更ミスリーディングを強化する必要も無いという判断だろう(それならいっそ今回の一億円のくだりもカットできた気もするが)。また、アルターエゴの出現に時間を割かれた分、今回被害者となった石丸・山田の諍いについても必要最低限にとどめられている。おかげで山田の純愛(?!)が本当に浅薄になって単なる危ない人に見えてしまうのが難だが(そして実際そうなのだが)、この辺りは3章で一番削りやすそうな部分だったので致し方ないだろうか。決意の復活を遂げたニュー石丸の活躍の場がほとんど無かったのは可哀想だが、正直言うと原作プレイ時も「あ、石丸復活した……ウザいなコイツ……あ、死によった」という程度だったので、妥当と言えば妥当。

 そして、問題となる実際の事件の描写であるが、一番吹いたのは全員がロボ写真を見事にスルーしたところ。いや、流石にもうちょっと食いつけよ。おかしすぎるんだから。ロボだぞロボ。原作でもなかなか笑えたシーンだったのだが、アニメではいちいち驚いている暇がないのでみんなさも当然のように写真から事件に迫っている。まぁ、必要無いと言えば無いシーンなんだけどさ。もうこの世界で何が普通かわからねぇな。その他、事件の骨子となる要素については流石に削れない要素が多いので、予想以上に全部さらっている。とにかく羅列しただけなので初見組には何が起こっているか分からないだろうが、一応、原作を知ってると「よく頑張ってここまで詰めたな」と感心出来るくらいにはまとまっている。これだけ詰め込めれば、来週の推理もなんとかなるか……な?

 今週の見どころは主に3つ。1つ目は、当然今作最重要キャラクターとなるアルターエゴの登場。彼女(彼?)の存在を受け入れられるかどうかで「ロンパ」ワールドへの評価が大きく変わってくるだろう。ゆっくり仕様でコロコロ動くせいでなかなかキモ可愛く仕上がっているので、今後の活躍に期待。早くアレが見たいなぁ! 2つ目は、冒頭の朝比奈さんのエロシーン。原作通りのムチムチ感。残念ながら注目されていた入浴シーンはカットだったが、冒頭の寝姿だけでも充分ペイしている。学園のマークが入った枕はちょっと欲しい。

 そして最大の見どころとなる3点目は、画面端でちょいちょい見切れているジェノサイダーたんの薄気味悪いご尊顔。ホントにグロ画像みたいにして映り込んでて……怖い。いや、いちいち笑えるのだが、出来ることならもう少し台詞を増やして下さい。

 

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 ボクの愛するジェノサイダーさんがこんなに出番が少ないはずがない、第5話。そりゃ尺が足りなくて必死に詰めてるのは分かるけども……やっぱり見せ場少なくてショボンだなぁ……会話の端々にいちいちどうでもいい下ネタや不謹慎ネタをガンガンぶっこんでくる僕らのジェノサイダーさんはこのアニメにはいないんだなぁ。ちょっと寂しい。

 いや、流石にそんな些末なことを気にしてる場合じゃないよな……これは流石に減りすぎててエラいことに。これに比べれば1話はよっぽど丁寧。今回は初見組からものすごい量の「どゆこと?」が飛び出すことでしょうね。犯人指摘から一気に自白までなだれ込んだ時には流石にぽかんとしてしまった。苗木と霧切さんの推理を聞いてる面々の察しが良すぎて視聴者も大変だ。更衣室に入れる入れないのロジックなんて、ちゃんと考えようとすると結構混乱するぞ。このオーディエンスどもが自分たちで正しい推理をしないのが謎。多分アニメ版の葉隠はずっと「何言ってるかさっぱりわかんねぇべ……」とか思ってるに違いない。

 細かく放置された要素を見ると、十神の邪魔と容疑についてほぼスルー、藤咲きゅんの正体についてもサラリと流し、なんと言っても電子手帳を巡るすったもんだはオールカットである。まぁ、原作でも電子手帳に関する諸々は蛇足気味だったので、多少削ってもいいんだけども……それだったらもう少し推理の本筋の衝撃度合いを増すように出来ればなぁ。今回の流れだと、前回のサウナのシーンすら必要無いってことになっちゃうしな。

 まぁ、最悪動機部分についてはモノクマがわざわざ紙芝居まで作って説明してくれてたから補完されてた……か? バレた途端に立て板に水でしゃべり出す犯人を見ていると、「そうかぁ、火サスとかの犯人もやっぱり忙しいからなぁ」としみじみする。流石に犯人が可哀想だなぁ。いや、石丸がもっと可哀想な気もするけど。今後も動機はこうして流されるのかなぁ。4章とか、動機スルーされたら存在意義ねぇけどな。この作品って実際のミステリ要素もさることながら、個々のキャラクターの心理部分もちゃんと追っていかないと今後の展開に影響がでかいから面倒よね。

 一応、文句ばっかり言ってても詮無いことなのでアニメで良かった部分もフォローしておくと、とにかくモノクマが動きまくってるのは見てて楽しいかな。紙芝居に描かれてた藤咲きゅんのカットも可愛くて良い。あとは……石丸がつかみかかるシーンなんかはちょっとグッとくるかも。……えーと、以上です。

 ラストシーンの「これってとてもいいペースだ」というモノクマの台詞は原作通りだけど、このアニメを見てると意味が変わってくるな。30分で1人死んでるんだから、そりゃいいペースだろうさ。でもさ、それってちょっと問題じゃないかなぁ。3章とか想像するだに恐ろしいことになるぞ。事件前にアレが出て、事件自体がアレで……うわぁ。やっぱり続きは劇場にしようよ。6章だけ。劇場版同時公開「ジェノサイダー翔の愉快な隠語講座」。これですわ。

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 ほら! なんかもう「ゲームのまんまだったらアニメいらねーじゃん」とか言う批判が出てきたもんだからオープニングがあんなことになったやないか! どうしてくれる! いや、笑ったけども! マシンガントーク音頭って新しいジャンル。多分ボーカルが「小林幸子」って出てきた時点で「すげぇ!」って感情が半分出てきたのに「そこは無理でもモノクマに歌わせろよ!」って感情が半分を占めた視聴者が多数生まれたに違いない。少なくとも私はそうです。

 しかしまぁ、半信半疑ではあったが、まさか2章も一気に捜査パートまで終わらせてきたか……あまりに恐ろしいスピードで、伏線以外のカットが一切存在していないというあり得ない脚本になっている。ホント、吐くくらいの速度が出てるで。そして当然、「初見の視聴者ェ……」ってなもんでね。いやぁ、十神さん、いきなり「ジェノサイダー翔の仕業だ」って、何言ってるかさっぱり分からないじゃないですか。まぁ、その後の説明見てもさっぱり分からないんだけども。これってさぁ、サブタイトルが(非)日常編になってるんだから、正しくやるなら死体発見までを1話でやって、捜査パートに次の1話、更に学級裁判に1話で合計最低3話使って1章やるのが正しいんだよなぁ。3話×6章で18話だと流石に厳しいけど、まぁ、後の方のシナリオはもっともっと尺使う(どう考えても3章は死体発見までに2話くらい使いそう)んだから、やっぱり2クールいるよな……現時点の速度だと、ここから2話で1章ずつ? それでもギリギリ足りないレベルだけどな……。いっそ6章は「俺妹」みたいに配信にしようよ。4話くらい使って。地上波放送が5章のラストで終わったら暴動起きるかもな。

 まぁ、尺についての話もそろそろ飽きたので置いといて、今回のはしょり方を振り返ろう。既に足りてない言弾が何なのかなんてさっぱり思い出せないが、ギリギリ必要な情報は出そろって……ないよな。一番の問題は次回霧切さんが全部説明するであろう生徒手帳の情報だろうか。玄関前に死者の生徒手帳が置かれているという前情報(ゲームだったらプレイヤーが調べに行く)が無い、そして、壊れた生徒手帳についても言及無し。多分、全部霧切さんが説明してくれる。また、十神君が急に乗り気になっていて、苗木を連れ回すパートもほとんど説明無しで、ジェノサイダーの情報は不足気味。でも、本来裁判中に指摘するはずの情報(被害者群の名前云々)の要素を一言で片付けたのは正しい判断かな。他にも更衣室のマットの件なんかは自明にしたのは分かりやすい。ただ、最大の難点は視聴者にプールと更衣室の位置関係とかが全然分かってないってことな気がするけど。他は……大丈夫……かな? やっぱり藤咲きゅんにもう少し台詞が欲しかったかなぁ。ここでキャラ推しておかないと、今後の展開(主にメンタル面)に影響が……(軽いネタバレ? でもあの、アレの存在感が薄れるよねぇ)

 まぁいい、今回はそんな有象無象の問題なんかを放っておいて、ようやく腐川さんが覚醒したことを素直に喜ぶべきだろう。原作ではもう1章時点で腐川さん狙いになっていた私ですが、2章のこの辺りで「お、俺正解プレイングやん」と確信。イカれきった腐川さんのよだれは本当にキュートですね。風呂入ってないけど。死体発見現場でこっそりぶっ倒れてたカットは思わず笑ってしまったよ。アニメだとこういう遊び方でいじれるのはいいよね。まぁ、多分来週は初見組から「知らんがな!」のオンパレードになると思うけども……。とりあえずネタバレしておくと、来週は(来週から?)腐川さん大活躍やからな! 見とけよ見とけよ! ちなみに、なんでこの腐川さんにこんなにときめくかというと、「十神をおっかける腐川さん」の図が、「石田彰をアキラと呼んでおっかける沢城みゆき」の図に被るからです。彼女のアキラトークはガチファンっぷりがよく出ていて素敵。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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