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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ○「リストランテ・パラディーゾ」 5→6

 フジ系アニメ名物の「オサレ系お店経営もの」。非常に地味な作品でとりたたてて話題にもなっていなかったようだが、個人的にはこの空気感は嫌いではない。ちょいとしたやきもきも交えながら、最後までのんびり見せてもらった。

 うわべだけを見るなら、この作品は恐ろしくマニアックである。何しろうら若き乙女主人公のニコレッタを取り巻くのは、全て老眼鏡をかけた壮年期のおじさま達。元々はニコレッタの母親の趣味で集められた面子だが、嗜好も遺伝するものなのか、ニコレッタもあっさりとヘタレ紳士のクラウディオに惚れる。年の差カップル物語ってのは感情移入も出来ないし、ましておじさま萌えなんざ千和でもなけりゃ許容できない……と思ったが、実際にこのおっさん達が可愛かったり格好良かったりする。特にジジがもきゅもきゅしてるところが可愛くてしかたなかった。原作本にしたらわずか1冊という中身をのんびり1クールでやってくれたおかげでキャラクターの特性も追いやすく、気付けばすっかりお気に入りの店になっていた。

 ローマの町並みの雑多なイメージや、オノナツメの独特の彫りの深い(?)顔立ち、「西洋骨董洋菓子店」などに比べるとなじみやすいCGのプロップなど、画面のバランスも地味ながら非常に見やすくて、こじゃれたレストランの独特のしっとりした感じも嫌いじゃない。ラストがコミネリサのエンディングテーマっていうのもやたらとなじんでいた気がする。

 まぁ、特に何が面白かったかと聞かれると答えにくい作品ではあるのだが、こうやってぼんやりと見られる「ドラマ」がアニメにあってもいいのじゃなかろうか。

 関係ない話だが、この作品を見ていて考えたのは、最近よく見かける「現代アニメは日常系萌えアニメばかりなので駄目になった」という論旨。そういう非常に底の浅い見方をする視聴者にとって、こういう作品はどう映るのだろうか。確実に「(おっさん)萌え」だし、「日常」だし、まったりしている。枠にはめれば同じカテゴリに属するはずなのだが、多分そういう人達が侮蔑的に見る作品とこれは、「何か違う」と思われるんじゃなかろうか。アニメ作りに際して問題になるのは「どう作るか」であって「何を(基にして)作るか」ではない。もし現代アニメが駄目になっているのだとしたら、それは「萌えアニメが作られているから」ではなく、「萌えアニメ的な作り方しかしないから」だ。もちろん、「萌えアニメばかりで駄目になった」などと紋切り型の批判をする人間の、「見るスキルのなさ」も問題だと思うけど。
なんかどうでもいい話になってしまったな。


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