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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 スタッフゥ! 作画作画! 第67話。まぁ、前回の次回予告からヤバ気なことは分かってましたが……下手したら今期最悪の回じゃないでしょうか。久しぶりのメイン回がこんな惨状のエデンさんがマジで可哀想だ。

 作画の適当さに加えて、今回はシナリオもなかなか適当(いつもそうだ、という指摘は無しで)。なんと言っても、エウロパさんが繰り返し言っていた「エデンが神の血を引く」というくだりが最後までずっと気になって仕方なかった。だからさ、ルードヴィグさんは神ではないんじゃないかな。エデンが生まれたのはマルス覚醒の前の時代だしさ。覚醒後に神認定される血脈を「神の血」と呼ぶなら、もうメディアさんも神でいいんじゃないかな。そして「神の一族」という回想に何故か血の繋がっていない女の子が混じっているという事実。まぁ、生まれを考えたらそりゃエデンなんかよりもアリアの方がよっぽど神ですけどね。父:神、母:魔女(叔父:黄金聖闘士)、姉:黄金聖闘士、妹:神。……そりゃエデンさんも腐るわー。

 まぁ、きっとルードヴィグさんは生まれながらにしてマルスになることを宿命づけられていた男だったのだろう。ポセイドンの器となったジュリアン・ソロの血筋を「神の血」というのはあながち間違いでは無いので、多分そういう理屈。今後マルスが復活したら、エデンに憑依して蘇るということである。しかし、そうなるとますます気になるのが、今回のメインテーマである昴の出生である。これまでも何度か片鱗を見せてきた昴だったが、ついに2級パラサイトを押し返すまでの小宇宙を燃やし、その異常な小宇宙にエデンは「呼ばれていた」ことを理解した。どうも、昴の燃やしている小宇宙の色はあまり輝かしいと言えるカラーリングになっておらず、見たところマルスやアプスなどの闇の小宇宙に近い。エデンが「呼ばれた」ことと合わせて考えると、どうやら昴はマルスの血筋にかかわる何かであると思われるが……どうなんでしょうね。

 今回はそんな「エデンの過去との決別」がメインになり、「エデンと昴の関係構築」がサブテーマとなっている。エデンの成長については、まぁいい収め方ではある。「神の血」という謎のフレーズを気にしなければ、「未だに大物の親父の影に悩んでたんやな」というのはいくらか同情の余地はあるし、「仲間を助けるためには神の血とかどうでもいいんだよぉ!」と振り切ってくれる潔さも、いかにも聖闘士星矢らしい結論。この辺に文句を言うのは野暮ってもんである。新必殺技オリオンズ・エクスターミネーション(Orion’s Extermination/オリオンの皆殺し)を披露し、一応2期仕様になったのかな、って感じ。まぁ、新技、なんかみみっちい飛び道具だったのでデバステーションの方が強そうに見えたのはご愛敬。

 しかし、問題はもう1つのファクターである「昴の覚醒」。冒頭、いきなりテンパりモードの昴になんだか違和感があり、前回蒼摩と一緒に助け合いの精神を学んだのは一体どこに捨ててきたんだ、と、これまでの昴にもお約束の突っ込みは必須。さらに「俺は神になる男だ!」→鉄球ボコー の流れは笑わせに来てるんじゃないかと思ってしまうほどのシュールさ。そんな昴が、エデンの成長宣言に反応して大爆発するわけだが、作画のショボさも相まってシュールさが凄まじい。未だかつて「そりゃもったいねぇぇぇぇ!」って叫びながら覚醒したヒーローっていただろうか。昴の正体は勿体ないお化けなのだろうか。しかも、覚醒して何するかと思ったら、単なるパンチであった。エウロパさんが丁寧に「重い!」とコメントをくれたから良かったようなものの、傍から見たら単なるだだっ子である。せめてプレアデス・インパクト以外にも絵になる必殺技が欲しいところですな。

 その他のシーンも本当になおざりで、残りの3人の雑魚っぷりが半端じゃない。まぁ、2級パラサイトさんは本当に強いからね。なにせ玄武と相打ちしたクラスなわけで、普通に考えたらブロンズ風情が敵う相手じゃない。真っ先に敵陣に向かわなきゃいけないはずの星矢が慌ててエデンのところに戻ってきたのも仕方ないレベル。いや、お前はさっさと行けよ、とは思うのだが。ホント、パラスベルダに入ってからの各人の移動経過がさっぱり分からないのよね。前回まで蒼摩と一緒だったはずの昴が冒頭でいきなり光牙と一緒にいて「なんで?」って思ったし、結局エマさんは陰も形も無いし。相変わらず忍者いないし。もう目の前にパラス城は見えてるんだから、さっさとそこ行けよ。エデンに至っては昔いっぺん裏切り者のふりしてパラス城の全員集合のとこにいたくせになぁ。

 そして、そんな適当さを促進する今回の作画のしょぼしょぼさ。どこを取っても本当に駄目。アップ絵になると多少まともなところもあったが、エデンさんが泣きそうな顔してるカットなんかはギャグにしか見えなかったし、小走りエデンさんは確実に笑わせに来ているアニメーション。戦闘シーンもほぼ止め絵ばかりでせっかくのエウロパさんの活躍も一切見応えが無く、昴の渾身のゲンコツも「その方向からのパンチを受けて、ダメージの描写が『膝をつく』っておかしいやろ」などの構造矛盾が怒濤のように押し寄せる。まぁ、捨て回が出てくるのは仕方ないことだけどさぁ……最低限のクオリティは保って欲しいところだよなぁ。次週は復活するんでしょうかね。女の子メイン回は頑張ってほしいものですわ。

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