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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 こいつが海星かぁ、第9話。ここまで全然姿を見せなかったし、今回も思わせぶりなカット割りでなかなか顔が分からないようになっていたので、このまま最後まで正体不明のままでいくのかと思っていたのだが、なんか、すげぇ半端なところでへろっと出てきた。うん、ぱっつん可愛い。まぁ、久米田絵だけども。

 前回までで父親との記憶については一区切り。後は物語の終盤に向けて、偽右衛門選挙が物語の焦点になっていくことになるだろうか。争う勢力は、総一郎の直系である下鴨矢一郎、そして、弟であり、事実上下鴨家に離反した夷川早雲。一体何を巡っての争いなんだろう、とこれまではぼんやり見てきたものだが、今回、選挙前の会合が行われ、そこには京都の山から多数の狸が押しかけていた。なるほど、確かにあれだけの数を取り仕切る元締めともなると、大切な役職なのは間違いなさそうだ。しかし、司会の人物(狸物)も含めて、集まったお歴々には割と年配のお客もいたように見えるのだが、偽右衛門の座に矢一郎のような若造が就任するのは構わないものだろうか。海星の言葉じゃないが、流石にまだ「器じゃない」と言われても仕方ない気がするが。父親の死が早すぎた影響は、こういうところに出てしまっているのかもしれない。

 今回、矢三郎に与えられたミッションはざっと分けて4つ。1つ目は、久しぶりに登場した淀川先生への見舞い。どうやら次の金曜倶楽部のための狸が見つかっていないとかいうお話で、わざわざそれを聞きに行った矢三郎が、母上に心配されていた。流石に旦那を食われただけじゃなくて息子まで食われてしまっては、いくら自然の摂理とはいえ、人間を恨まないわけにもいかないだろうからね。淀川先生は狸を前にしても相変わらずのマイペースぶりで、なんだか困っていることまで含めて楽しそうだった。憎めないおっさんである。この人はなんで金曜倶楽部に参加してるんだろうなぁ。あの会合、何が楽しいのかよく分からんのだけども……弁天様かぁ。じゃぁ仕方ないかぁ。

 2つ目のミッションは件の選挙前会合であり、相変わらずの夷川のこすっからさが素直にイラッと来る。今回、早雲という人物が下鴨家にとっては因縁浅からぬ「敵キャラ」であることが語られ、今後の対立構図も分かりやすくなった。おそらく総一郎の弟である早雲は一角の人物なのではないかと予想されるが、どうもあの馬鹿息子どものせいで小物の印象が強い。アニメではまだあんまり活躍してなくて、船合戦の時にちょろっと出てきたくらいだからよく分かりませんね。

 そして、そんな早雲との選挙にかり出されそうになって駄々をこねている薬師坊を説得するのが、3つ目のミッション。……このじいさん、駄々こねて面倒かけるの何回目だよ……いや、なんか可愛いから憎めないんだけども。どうも、我々視聴者目線だと矢三郎の見た赤玉先生ばかり印象が強いので、矢一郎を含む他の狸どもが怯え敬っている「大天狗」としての薬師坊が全然ピンと来ないね。今回も単に構って欲しそうにしてるだけだったし。狸どもは大事な偽右衛門選挙の決定権をあんなじいさんに与えてしまっていいのだろうか。ただでさえ下鴨家の三男とつるんでることが知られているのだから、どう考えても中立のオブサーバーにはならないと思うのだけどね。まぁ、天狗はアンフェアなジャッジなんかしない、っていう判断なのかね。ちなみに、今回は姿が見えなかったが、先生よりもえらそうな天狗になってしまった弁天様ならば、その力は存分に見せつけている。既に「薬師坊を上回る」という話もあったし、あの下鴨総一郎が射すくめられたように化けの皮を剥がしてしまうというのも衝撃的なエピソードである。山1つに化けられるほどの、文字通りの「化け物」すら飲み込んでしまう弁天という存在。一体どこまでの器だというのだろう。

 そして、4つ目のミッションが、今回のサブタイトルにもなっていた、海星との銭湯対話である。今作では2度目の「お風呂回」ということで、時間をたっぷり取ったサービス回(?)だ。前回はお風呂回にも関わらず野郎でジジイで相撲取りだったが、今回はちゃんと女の子の入浴シーンも描かれてます。まぁ、あんまり色気とかエロとは繋がらないお話でしたが、意外に「可愛らしさ」は出てたんじゃないでしょうか。そういや一体何歳なのかはさっぱり知らなかったわけだけど、あの阿呆兄弟よりも確実に年下なのだから、実は案外ロリっ子だった。矢三郎と同い年くらいの勘定か、それよりもちょっと下くらいか。夷川の家の中では明らかに良識派の海星は実の兄を「馬鹿」と呼んでいるが、それでも他人に罵られるとかちんとくる部分もあるという。その上で、何となく矢三郎のことも悪くは思っていないことも伝わってくる。なかなか複雑な乙女心である。今後の展開で、彼女が選挙戦にどのように絡んでくるのかは気になるところだ。矢三郎に対してもう少しあからさまにデレてくれると可愛らしさも増すんだろうけど、この作品ではあんまりそういう露骨なシーンが見たいというわけでもないし、バランス感覚が難しい。今くらいの「触れられない」立ち位置が丁度良いのかなー。

 ちなみに、前にも一度書いた気がするが、海星のCVが佐倉綾音というのは個人的にお気に入りのキャスティング。あやねるはデビュー直後の見事な棒っぷりの印象がまだまだ強いが、最近は落ち着いてきて、役によっては非常に良い物を見せるようになってきている。そして、個人的にはとても「いい声」だと思っている。ちょっと強めに出したときの何とも言えない「強さ」と「幼さ」の配分が良い。海星も、そうした二面的なあやねるの良さが出ている声だと思うのです。中の人の残念さはいったん忘れて、海星の良さを今後も探っていきたいところだ。

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