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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ハービンジャーさん、ちゃっかりお留守番に回ったもんだから生き残っちゃいそうだよ、第93話。散々囁かれた牛さん死亡フラグとは一体なんだったのか。

 1話まるまる使って、ついに目覚めたサターン様との人間問答。約1年に渡って昴として人間と行動を共にした蓄積があるのだから、サターン様はもう少し共存関係について悩んでもいいはずなのだが、結論は最初から決まっていたように「否」である。どうせその結論が揺るがないんだったら、わざわざ記憶を消して人間と一緒に旅するなんて面倒な観察旅行しなくても良かったんじゃないですかね。光牙たちは旅の道行きで何をしたら合格出来たんだよ、っていう。そもそも、光牙が「人間の素晴らしさを学んだじゃないか!」って訴えたら「人間は愚かだから争いごとが絶えない」って反論してたけど、昴が地上に顕現してから起こってる争いごとって、全部お前(サターン)が原因じゃないか。そりゃ戦争してない時代なんて人類の歴史には無いのだろうが、サターンがパラスに余計なこと吹き込まなければ、もう少し平和な世界も観察出来たはずだぞ。ひでぇマッチポンプを見た。

 「昴がラスボス」という、我々からしたら周知の事実も、光牙たちにとっては寝耳に水。ショックを受けながらもあの手この手で昴に必死に呼びかけを続けるのだが、サターン様はいちいち反応が薄くて、「Ωに目覚められたよ!」→「Ωなんてお前らに早すぎるわ」など、これまでの積み重ねをことごとく全否定。「地上には害悪でしかないからやっぱ人間滅ぼすわー」と、ポセイドンさんなどと同じ結論をいとも簡単に決定。こういう時の「神」の立ち位置ってのもよく分からないよね。彼らは何を守りたくて人間を滅ぼそうとしてるんだろう。地上から音が消えた結果「ようやく静かな世界が出来た」って喜んでいたけど、人間以外の生物が暮らす地球がお望みなのだろうか。人間がいない状態で神が存在する意味ってなんなんだろう。今更そんな哲学的思索に陥ってしまいそうな、サターン様の酷い決めつけ。「争いが絶えないから人間とか滅べばいいよ」って言ってるのに、自分はどさくさに紛れてアテナとパラスを亡き者にしようとしているという行動矛盾。あかん、このラスボス、駄目な子や。まだ純粋悪だったアプスさんの方が分かりやすかった。さっさと昴に情で訴えて倒すしかない。現時点では、「真・永劫輪廻」というどう見ても剣じゃない剣を一振りするだけで(疲弊状態とはいえ)タイタンさんを吹き飛ばすくらいの実力はあるので、「Ωに目覚めた」といって強さのレベルが頭打ち状態の光牙たちがどうやって勝つのかは謎。1期目では実現しなかったので、いっそのこと6人の合体技みたいな青銅魂を見せつける「友情パワー」をフィニッシュホールドに用意してほしいところだが、聖闘士星矢っていう世界は最終的に個人の意志に託されることが多いからなぁ。今後栄斗に「クッ」とか「ウッ」以外の決め台詞が回ってくるチャンスはあるのだろうか。

 現時点では、「サターン城」とやらにいるのはサターン様1人だけ。尺の都合を考えると、今から光牙たち6人のために新しい敵を用意する余裕はないだろうから(そして、そんなことやられても面白くもないから)、多分残ってるマッチは星矢も含めた7人が延々サターンに向かっていって、飛ばされては立ち上がり、倒されては起き上がることを延々繰り返す展開になると思われる。……うーむ、盛り上がるかな……いや、だからといってアモールさんが双魚宮で呼び出したみたいな「誰やねんお前」レベルの追加戦力を出されても困るのだけど。

 その点、地上のバトルは刺激が多いので安心だ。まずは、何故か先週必要以上にボロボロになっていたハービンジャーさんと、今回マジで神の強さを見せつけるためだけにぶっ飛ばされたタイタンさん。タイタンはせっかく過去の主君に立ち向かうために一人で立ち上がったのに、ものすごく素っ気なく「邪魔だ、どけ」と言われてぶっ飛ばされたのがちょっと可哀想。大人しくパラスの保護者をやってるしかない状況は不本意かもしれないが、多分となりでアテナのお守りを任されたハーさんだって釈然としてないだろう。隣にはずっと打倒を願っていた男がいるわけだし。そんな不思議なコンビをいじめにきたのは、ミラーとエウロパの仲良しコンビ。この2人はだいぶ前から仲の良さそうなところを見せていたので、サターンの両脇に控えていてもあんまり違和感がないね。ただ、今更知ってちょっと気になるのは、「エウロパ」とかその他のパラサイトの名前って基本的に太陽系惑星(多くはもちろん土星)の衛星からつけられてるんだけど、ミラーさんだけ違うらしいんだよね(Wikiを見るとくじら座のミラ、って書いてある)。変幻自在のスタンスのおかげでちょっとイレギュラーな名付けになってるんだと思うのだが、彼の正体にもうひとネタ仕込んだりしてないもんだろうか。流石に無理かなぁ。

 そして、そんなミラーさんにまたまた追いついた瞬と氷河。ミラーさんは駆けつけた瞬たちを見てちょっと驚いていたが、そりゃ追いつくだろ。っつうか、よく逃げられたよな。「地の果てまででも追い詰める」はずのネビュラチェーンからいとも簡単に抜けてしまうミラーさんマジ最強。パラサイト時代は跳ねっ返りの「はぐれもの」だったわけだが、あのキャラ作りは「パラス軍に属しながらも、四天王の命令なんかはシカトして好きに動けるように」っていうアイディアだったのだろうか。自由奔放な顔を見せずにごく自然にサターンに付き従っているミラーさんを見るとちょっと寂しい。また昔みたいに傲岸不遜なダーティープレイを見せてほしいもんだけど。エウロパさんは良くも悪くも今まで通りか。エラく待たされたけど、ようやく彼の本気を見ることが出来るのかしらね(なお、所持武器はやっぱりチャクラムの模様)。

 そして、何故か知らないけどパラス城の外ではこれまでやっつけたはずのパラサイト(エーギルさん!!)が復活して、残りわずかになったアテナ軍に攻め入るという謎イベントが発生する。てっきりパラス城にいた精鋭以外はサターンの時止めで完全にやられたと思っていたが、鋼鉄聖闘士クラスでも割と平気で動けたようだ。そのあたりの「取りこぼし」を回収するためにサターンが改めてパラサイトを差し向けたってことなのか。意外と大したことないぞ、サターン様の力。そして、何故か全く分からないが、ここに来て邪武さんにスポットが。前回の予告で出てきたので期待されていたが、今回は「ただ立っている」だけだった。次回が本番か。確かに、檄、那智、蛮、市さんあたりがあれだけ活躍してたのに邪武だけ今期一切出てきてなかったからね。ここいらでラストチャンスを与えておかないと。

 これで大体全員出そろったかな……あれ? インテグラさんは?

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