ドラフト通信No.214 7/10

７月１０日　ドラフト模様（DTK×２　FRF）

ピック順　【Thraxi】→【Alessi】→【Sangriter】→【Sea-chicken】→【Mei】→【Serra】→

 

　今回のドラフトは緊急事態でした。具体的には、①ピックした場所がカードテキストもろくに読めない上に何故か謎のシンナー臭がする暗がり。②慌ててその場所から逃げ出したものの、試合は６人中４人が立ってやらなきゃいけないという試練。③クソ暑い。

　以上の要因から、今回は簡易版のドラフトということになりました。ピック表も書いていない（１引きだけ何とか思い出してもらった程度な）ので、ボクはなんとか他の連中のデッキを思い出しながら書かなきゃいけないけど、よりによってそういう日に限って土曜日に別件があって記憶が薄れてから書くっていう。まぁ、ホント適当です。また、対戦成績についても、記録写し取るの忘れてたので、ストレート勝ちと２−１の区別もついてません、あしからず。

　あ、来週から最低２週間はオリジンです。

 

　　　　ＡＬ　ＳＥ　ＴＨ　ＳＡ　ＭＥ　ＳＥ

ＡＬ　　ー　　×　　×　　×　　○　　×　　１ー４　６

ＳＥ　　○　　ー　　○　　○　　×　　×　　３ー２　２

ＴＨ　　○　　×　　ー　　○　　○　　○　　４ー１　１　○

ＳＡ　　○　　×　　×　　ー　　○　　○　　３ー２　３　○

ＭＥ　　×　　○　　×　　×　　ー　　○　　２ー３　４　○

ＳＥ　　○　　○　　×　　×　　×　　ー　　２ー３　６　○

 

 

１位　【Thraxi】　赤青白　＜清純なる空智　陽焼の執政　見えざる者の熟達＞

　わぁい！　また勝ったよ！　みんながリズム崩してるところを強引にかっさらいにいくラフプレーである。まぁ、見ての通りに単なるレアゲーだし。ただ、１引き群から想像もできないが、デッキは赤メイン。１引きから青白を観ていたのだが、流れが明らかに赤・黒あたりにいけというサインだったので素直に赤にシフト。その後「サルカンの凱旋」を引いて１パック目は「赤メイン、青サブの白タッチなら空智も使えるやろ」ぐらいで待っていたら、立て続けに白いレアを開けてしまった。結局、「事故ったらそれでいいや」の精神で白と青は割と均等めにタッチ。マナソースが引けなかったので途中から綺麗なデッキ構成は諦め、多少事故ってもいいように変異多めでカバーしていたのが功を奏したか。まぁ、それ以上に土地が上手く引けたラッキーが大きいのだが。

 

 

２位　【Serra】　白青緑　＜清純なる空智　不朽の勝利　砂草原ののけ者＞

　なんと「清純なる空智」１引きでワンツーという謎の空智デイ。そして、こちらは私の上家に位置していた人である。普通同色被りならば上家有利だが、私は１引きレアで強引に白に割り込んでいるためにほとんどダメージがなく、むしろ下家に強引な裏切りをくらったこちらがやや割を食い、望まない３色デッキをやらされているという可哀相な状態。まぁ、今回はそんな理由で青は３人いたからね。この世界で青３人は食い合うに決まっているし、白に至っては４人いたからな。それでもここまで頑張れたのはむしろ偉い気もする。

 

 

３位　【Sangriter】　黒赤　＜目覚めし処刑者　冷酷な軍勢　影の手の内＞

　今回序盤では余っていた風味なのが赤と黒。そして、その赤から投入されたのは、何と「双雷弾」×４という訳の分からない火力の嵐。トータルで５枚出たっていう事実も凄いが、それが４枚集まっちゃうっていうのもどうかしている。まぁ、みんなピック中は慣れない暗闇とシンナー臭で完全に脳をやられていたのでね。ただ、「双雷弾」が４枚あるからといってデッキが完成するわけではない。その後の詰める手段はそこまで疾駆が多かったわけでもなく、「目覚めし処刑者」がとにかく何度も戻ってきては殴り続けるエンドレスモードや、精鋭を集めた疾駆が「待ち伏せの巫師」と上手く噛み合った時に決めるパターンである。アンコウとタシグルが両方入っているという愉快な一面もあるのだが、何故か墓地に「処刑者」がいる状態でわざわざアンコウが７マナ払って出てきたりもしていた。

 

 

４位　【Mei】　緑白　＜毅然さの化身　血顎の憤怒鬼　ティムールの剣歯虎＞

　「とにかく並べて殴るだけ」というとても簡単なデッキ。いや、こういうのが一番簡単じゃないわけだが、とにかく上記のような優秀なクリーチャー（何故か「毅然さの化身」は２体いたりする）で序盤からひたすら圧をかけて殴りきるデッキ。クリーチャーのサイズは流石の緑であり、これだけの数で攻められれば相手の盤面に触りにくくても何とかなるもんである。後詰めには毎度お馴染み「鱗王の監視」なんかもあり、除去だけで処理しようとするとなかなか大変。でもまぁ、今回はそこまで勝てなかった。これ、サブカラー白だったんだよね。わざわざ混んでるところにサブカラーを見出してしまったのがひょっとしたら一歩足りなかった理由なのかも（ピック表が無いので適当な事を書くだけ書いておく）。

 

 

５位　【Sea-chicken】　青白　＜平和な心　偉大なる師の指令　蓮道のジン＞

　なんとか２つ勝って、最近低迷を続けている成績に区切りをつけられそうな感じもあるが、まぁ、来週から環境変わるんですよね。前回の単色デッキのリベンジを果たすかのような青メイン、そしてサブが白。青は３人が使っているので前回のようにガラガラというわけではないのだが、それでも「テイガムの一撃」が２枚引けたらしいので、何とかそこに勝機を見出すことは出来た。「蓮道のジン」「蓮道の神秘家」あたりの果敢持ちとの合わせ技で相手のライフはかなり計算しやすいところまで落とし込める。今回今ひとつだった白のクリーチャー陣でそこからどれだけ押し込めるか、という勝負だった。試合をしていたら「圧点」なんかも採用されていてびっくりしたものだが、それだけ一点突破にかけた切羽詰まったデッキだったってことなのだろう。この結果を良しと見るかどうか。

 

 

６位　【Alessi】　黒緑　＜突撃陣形　シルムガルの暗殺者　グルマグのアンコウ＞

　確実にに良しと見られないのがこちらですね。「突撃陣形」スタートの緑、そしてもう１色になった黒も序盤から「ウクドのコブラ」×２が流れてきてサインは明白だっただろうし、「押し拉ぎ」が一周して戻ってくるなど、黒の不人気は明らかだった。そこから流れに沿えればウハウハな状態になったかもしれないのだが、今ひとつデッキの肝が定まりきらなかったのだろうか、気付けばやる気の減衰も著しい残念な結果に。最初のシンナーで一番脳をやられた可能性。

 

今回のピック表　は無い。

 

　【Thraxi】（赤青白）→【Alessi】（黒緑）→【Sangriter】（黒赤）

　　↑　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓

　【Serra】（白青緑）←【Mei】（緑白）←【Sea-chicken】（青白）