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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 日に映画2本は体力的にも日程的にもキツいって話は前にも書いたんだけど、その理由の1つに、「2本目の映画で記憶が上書きされるせいで1本目の感想が書きにくい」ってのがあるのね。そこで賢い僕は思いついたね。「劇場にPC持ってって合間に感想書けばいいんじゃね?」ってね。……まぁ、クソ重いんだけど。無駄にでかいノートPC担いで劇場行くのってどうなのよ……。しかし、今回は「日に映画2本」をやらなきゃいけない理由があった。プリキュアの舞台挨拶。そして、今作「鷲尾須美」の舞台挨拶。春休みの祝日はイベント目白押しだね!! というわけで、人生初の舞台挨拶を経験した日に、人生2度目の舞台挨拶も鑑賞。ぶっちゃけ舞台挨拶だけならこっちの方が本命ですよ。何しろ花澤・三森・花守っていう早口言葉みたいな3人組がやってきたのですから。わーい、生の花澤香菜だよ。略して生澤さんだよ。まぁ、こちらはチケット取れたのがホントギリギリだったのでほぼ最後列くらいの座席で、最前列に大挙して座ったプリキュア舞台挨拶と違ってほとんど顔も見えないくらいだったんですが……まぁ、声で分かりますから(当たり前)。生で堪能する花澤節もまた格別ですな。ぶっちゃけ、舞台挨拶とかイベント系の映像って色んなところで観られるから、生で観てても別にそんな特別な感じもないよなー、って思ってたんだけど、ぼんやり見てて途中から「俺は今花澤香菜と同じ空間にいるんだなぁ」って思ったらだんだん呼吸が苦しくなってきて、やっぱり自分はヤバい人間なんだな、って再認識しました。なお、花澤香菜の名前で代表してますが、決して三森・花守両名を軽んじるつもりはありませんのでご容赦ください。でもやっぱり花澤さんのトークが一番キレッキレなんだもん。やっぱりオタク楽しませるパフォーマンスを心得てる人だよなぁ。たとえどれだけ気持ち悪さを自覚しようとも、僕はこのまま声優さんたちの手の平の上で転がされながら生きていく所存です。

 

 

(以下で一応中身に触れるけど、まぁ、ネタバレもなにもねぇよな)

 




 

 というわけで中身の話ですが、こんだけ盛り上げておいて、実は僕は、テレビ放送時はそこまで熱心な「ゆゆゆ」ファンではなかったんですよね。別に嫌いじゃないんだけど、シナリオラインには賛否どちらの気持ちもあったし。そこまでオンリーワンな作品って認識じゃないんだ。じゃぁなんでわざわざ映画館に足を運ぶくらいに気にしてたかっていうと、多分放送終了後も含めた「勇者部活動報告」の影響だと思うんだよね。内山夕実ファンだから、活動報告は大好きでねぇ。アレを見ていたおかげで、だんだん「ゆゆゆ」が好きになってきたんですよ。でも、積極的に追いかけてないからこの「鷲尾須美」の中身は実は全然知らない。まぁ、知らなくても「前日譚」なんだから別に問題は無いんだけども。

 そんな視聴体制だったもんだから、冒頭に挟まった「結城友奈は勇者部所属」がすごく嬉しかったですね。デフォルメミニアニメとはいえ、数年ぶりにアニメで動く友奈ちゃんたちが見られるわけで、その時点でだいぶ満足。ぱるにゃすと友奈のシンクロニシティが成せる見事な完成度が実に心地良く、4人の掛け合いの懐かしさもほっこりとした笑いを増進させてくれる。「樹ってこんなに声高かったっけ?」とか思ったのは秘密だ。多分低血圧な黄前久美子さんで上書きされただけだ。そして残念ながら夏凜ちゃんに出番はなかった。次回は大活躍らしいので、どうやら2章も劇場に観に行くことは決まったようだ。そりゃね、ゆゆゆのベストキャラと言ったらやっぱりにぼっしーですからね。

 ショートアニメでほんわかしたところに、更にほんわかしようってんで今度は女子小学生のアニメが始まるわけですよ。舞台挨拶でお三方がいっていた通り、今回は「ゆゆゆ」特有の鬱展開はほとんどございません。3人が出会って、友情を深めて強くなっていく様子が描かれるだけです。そのきゃっきゃうふふを楽しむだけの素晴らしい作品です。もちろん、「この後彼女達がどうなるか」は視聴者全員が知っているわけで、その未来を考えてしまうと、ありとあらゆるキラキラが沈んで見えてしまうわけですが……。特に鷲尾……いや、ここではもう東郷さんって呼ぼう、東郷さんが自分の「友達」や「指命」についてあれこれ悩み、決断し、喜んだり、泣いたりするその一挙手一投足が、あとの作品で全て意味を持つようになってしまうため、彼女が何をやっても涙腺に打撃を与えてくるという本当にたちの悪いデザインである。いや、逆に考えると、東郷さんってこの時点で良い友人2人に巡り会えて、さらにどん底から這い上がって友奈ちゃんにまで出会えたのだから、本当に幸せな人生なのは間違いないんだけど。こんな状態から立ち直ることなんて普通出来ませんからね。乃木さんについては、前作だけだとそりゃもう悲惨な印象しかないんだけど、こちらではまだ活き活きして良い顔もたくさん見せてくれるので、将来がどうあろうとも、キラキラしている幼女を見ているというだけでも楽しいものだ。彼女は武器のギミックが面白いので、戦闘シーンでも活躍が映えますね。

 旧作に登場しなかったメインキャラは銀ちゃんだけ。そしてこの銀ちゃんも実に良いキャラになっている。前作でいうと夏凜ちゃんに近いイメージもあって、戦闘中の台詞回しがいちいち印象的。なかなか小学生女子が「釣りはくれてやる」とか言えないですよね。決死の覚悟で突っ込む勇者チームを見ていると、いちいち前作11話がフラッシュバックして目頭が熱くなるんですよ。この重さが2章以降はガッと襲ってくるんだろうなぁ。今から気が重いなぁ。中の人の花守ゆみりも見事なお仕事を果たしていて、普段のはなべえキャラからは想像出来ないような見事な元気っ子。案外こっちの声の方が出しやすかったりするんかな?

 劇場で見る楽しさでいうなら、やはり戦闘シーンの迫力が増すということが挙げられる。改めて好意的な目線で今作を受け取ったとき、バーテックスのオリジナリティ溢れるデザインは本当に秀逸だと思う。今回は3体のバーテックスが好き勝手に暴れてくれたのだが、パッと見から尋常じゃないことが分かり、攻撃方法もトリッキーで何をしでかすのか想像もつかないのが恐ろしい。今回の敵は一応「水・風・地」っていうデザインだったのかな。どこかふざけてるんだが、その実ガチで命を取りに来てる連中なので、小学生が戦うモンスターとしてはあまりにも過酷。そして相手が強いからこそ、勇者達の戦いも映えるというもので。モーションで言えばやっぱり銀ちゃんの勇ましさが素敵かな。双斧ってのもなかなかマニアックな武器だ。東郷さんが戦闘中に抱える悩みと、他の二人が向ける友情の見せ方が綺麗に決まっていて、「こうして東郷美森が作られていったのか」ということがよく分かる脚本はお見事。何も知らずに見に行ったとしても、おそらく今回のお話だけで銀ちゃんや乃木さんのことも好きになるんじゃなかろうか。「幼女コミュニケーションアニメ」としてはかなり上質だと思いますよ。出来れば、この上質のコミュニケーションだけで終わってもらいたいんですけどね……。

 次章のタイトルは「たましい」だそうです。もう、この際だから原作は読まずに続編を待ちますよ。一体どうなってしまうのやら。頑張れ幼女。頑張れ、エロいコスチュームで各々の成長度合いを見せつける幼女。東郷さん、小学生の時分からそんなにも……。

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