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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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  神浜市の自然の奥深さに恐れおののく第36話。ちょっと漁船で移動するだけであれだけの規模の洞窟があるとは……恐ろしい町だ。

 今回はリコとケンの関係性がやんわりと変わる、実に印象深いお話。一応ミサに認められたりしているところを見るとケンもなかなか頼りになる奴のようだが、今回のように馬鹿要素を廃してきちんと男を見せられたのは初めてのことかもしれない。ネズミ好きでネズミ属性の男の子ってのはなかなかキャラを立たせるのも難しいのと思うのだが、コウモリとの対話や方向感覚の鋭敏化、さらにクライマックスの「あの台詞」と、なかなか上手い具合にネズミ属性をポジティブに活用している。

 ストーリーは、タイトル通りの「宝探し」なわけだが、この作品のすごいところは、次回予告でとんでもない設定が出てきて、「またまたご冗談を」と思っていたら割と真正面から無茶なネタを描いてしまうところ。特に宇宙人のUFOの回は「一体何をUFOと勘違いするのかしらね」と思って見ていたらマジもんのUFOの中で途方に暮れていたので、どうしていいか分からなかった。今回もそれは同じで、「宝探し」とのことで「どこに行くんだよww」と思っていたら、本気でそれなりの規模の洞窟に突入してしまった。どんな理由にせよ、あの洞窟に単身乗り込めるケンの親父がまずすげぇ。

 そしてそれなりにシリアスに展開するリコとケンのドキドキ二人旅。鈍感2人の珍道中なので小学生らしい掛け合いになっているのだが、あのシチュエーションで「自分を喰え」とさらっと言えるケンは男の子としても最上位に位置するくらいのイケメン。しかもその台詞が絶望からヤケになって漏れたものでも、ちょっとキザったらしく頬を赤らめて言った台詞でもなく、本当にさらっと、何気なく言った台詞である。他にも寒さで弱ったリコをすぐに抱きしめてやれる男気、何気なく上着をかけてやるさりげなさ、やべぇ、格好いい。ここまで気遣われたら、流石のリコも従順にはなるよ。いや、なってなかったけど。

 今回は本当にこの2人のいちゃいちゃっぷりを眺めるだけの回で、タイトルに登場したゾウなんかはほとんど出番も無かったわけだが(彼はどうやってあの島に行ったんだろう……)、個人的にはポチ姉のナイスボケが印象的。家族5人で食べるとしたら多分600グラムでも足りないくらいだと思うけど。

 で、今回のエピソードで脳裏に蘇ったのは、カノンの中の人繋がり(?)なのか、CCさくらの17話、「さくらのこわーいきもだめし」である。あれは確か臨海学校に行ったときのエピソードだが、友枝町近辺にも結構な規模の洞窟があったわけだ。そして、暗闇で協力するのは普段あまり仲の良くない男の子と女の子。真っ暗な中で協力して問題を解決するのが、子供たちの仲を取り持つ第一歩なのは10年経っても変わりませんな。ちなみに、小狼が始めてさくらを名前で呼んだ「さくらと小狼とエレベーター」(57話)も、暗い閉鎖空間の中でのお話。あのあたりの雰囲気が大好きでした。

 流石にリコとケンは最終的にさくらと小狼みたいな関係にはならないだろうけど、今回の男前ケンにならリコを任せてもいいと思った。既に父親の心境です。でも、リムをタマオに任せるのはちょっと……

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