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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 あかん、やばい、助けて、第21話。これマジであかんやつやん。誰か止めて。まさかここまでの事態になってしまうとは思ってなかった。エリアスの野郎、やっぱり根本的なところでダメダメだったな……。

 サブタイトルの時点で若干嫌な予感はしていたのだが、よりにもよってそういうことしちゃうのかよ、っていう展開。前回までのドラゴン騒動でチセはピンチになってこそいたが、それでも彼女の意に沿うように割と「いい話」が続いていたので、この急展開はかなりショックである。2クール目が始まる時に出ていたキービジュアルがエラく不穏だったのは、ここまでの流れがあるからだったんやな……。

 ドラゴン騒動は「いい話」で終わるものではなく、スレイベガとしてのチセの身体に深刻なダメージを与えていた。お手手の変形はその端的な表れだが、それ以外でも身体のガタは割と限界みたいだし、藁にもすがる思いで「生きるために戦おう」と2人で誓ったのはつい先週のこと。試しに早速1本目の藁である「魔女たちの会合」に出席してみたものの……残念ながら手応えは無し。「もしかしたら」と期待していただけに、収穫ゼロのダメージは殊の外大きい。チセはこうして収穫がなかったとしても「まだ次がある」と思えるし、少なくとも自分の身体との付き合い方の問題なので、やんわりとその「終焉」を受け入れる準備はあったのだろう。悲愴さの中にも強さを感じさせる向き合い方をしている。しかし、むしろ周りの連中の方が冷静ではいられなかった。エリアスさん、生まれて初めて芽生えた「失いたくない」という感情が、あらぬ方向へと暴走してしまう。

 「エリアスもだいぶ人の感情が理解できるようになってきたやんけ」と微笑ましくみていたはずなのだが、やはりヤツは自分の感情がコントロールできない子供と同じ存在である。1つ1つの「芽生えた感情」についてはチセからレクチャーを受けてようやく理解できる状態であり、その処理の仕方までは教えてもらっていない。「チセを失いたくない」という強い感情は、いつしか「他の何を犠牲にしても」というあちら側の思考へと歩を進めることになってしまった。

 とはいえ、それだけならばチセが落ち着いて必死に説得すればどうにかなったのかもしれないが、そこにもう1つ、「自分以外の他者がチセと一緒にいるとモヤモヤするよ」という感情、いわゆる「嫉妬」がこれに重なってしまうという最悪の合わせ技。「チセを失いたくない」+「チセを他人に取られたくない」=「その他人をチセの身代わりにしちゃえばいい」という禁断の足し算。哀れステラちゃんはエリアスの餌食に。さらに最悪なことには、このステラちゃんは事前になんとなく騒動のタネを感じ取っていたカルタフィルスが精神を移植してのっとっていたという。史上最大規模のチセたちの揉め事の間に、カルタフィルスが入り込んでチセをそそのかしていく。普段のチセならば「こいつヤバいやつやん」ということを思い出してブレーキもかけられたのかもしれないが、エリアスのあまりのボーンヘッドにチセもおかんむり。冷静な判断ができず、そのままカルタフィルスの掌中へと転がり込んでしまった。考えうる限りで最低最悪のパターンである。よりにもよってルツの野郎もエリアスの企てに加担してたっていう。そりゃま、チセが死んだらルツも死ぬわけで、生存本能と防衛任務を考えればそういう判断になるのもしょうがないところはあるが……流石にそこはチセに寄り添って、彼女の感情を第一に考えて欲しかった。

 前門の畜生、後門のド畜生。チセは人の心がわからぬ輩に囲まれて絶体絶命。なんとか、ここから穏便にまとめることは……できるのか……。

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