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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 8月13日 ドラフト模様(ROE×3)

ピック順 【Sangriter】→【Serra】→【Thraxi】→【Alessi】→【Van】→

 気付けばまた一ヶ月近く空いてしまった久し振りのドラフト。その間私はフライデーに参戦して初全勝したり、メンバーの中でもう1人だけDCIナンバーを保持している【Sangriter】は地元のフライデーに参加して「ガイアの復讐者」を入手したりしてました。おかげで、エルドラージリミテッドはものすごく遠い世界に感じます。

 お盆で回りに人っ子1人いない中で行われた今回のドラフト、パックのどこがおかしいというわけではないのに、なんだか組まれたデッキが妙なことになっている場合が多かった。久し振りとは言ってもみんなぼちぼちエルドラピックにも慣れてきたころで、「大体2つくらいのコンセプトに渡りを付けておいて終盤調整すればデッキにはなる」というのがおおよその見解らしいです。ただ、うまくまとめきれなかった時に均等3色になってしまうのが悩みとか。実際、緑が絡まない3色だとちょっと勝ち目が薄いかもしれません。あとは、コンセプトが固まると勝敗は差し置いても「楽しい」っていうのが大事なのかしらね。

 今回のレア度数は4.33となかなかの数字。神話は「復讐蔦」の登場がちょっと嬉しい。まぁ、リミテッドだと割と普通の生き物だけどな。



 


    AL SE TH SA VA 

AL  ー  ◎  ○  ×  ○  3ー1 2

SE  ×  ー  ×  ×  ×  2ー2 5

TH  ×  ○  ー  ×  ○  2ー2 3

SA  ○  ◎  ○  ー  ×  3ー1 1

VA  ×  ○  ×  ◎  ー  2ー2 4


1位 【Sangriter】 赤緑 <コジレックの職工 コジレックの職工 目覚めの領域>

 「すごくどうでも良くなるくらい落とし子が湧くデッキ」と評されたこのデッキ、気付けばいつの間にやら優勝していた。そりゃま、この環境で落とし子がいっぱい出るのは強い。「エムラクールの孵化者」が2体に「成長の発作」2枚、「走り回る侵略」「群れの誕生」「産卵の息」、そして「目覚めの領域」。大体どんな試合でも2桁クラスの落とし子を生み出せる安定感は流石である。ただ、基本的に序盤5ターンくらいは、もう落とし子オンリー。一切殴ってこない。そんな悠長な姿勢で速攻デッキに勝てるはずもなく、黒レベルアッパーで速やかに殴りきる【Van】デッキにだけは綺麗に負けているのである。では、そうした速攻デッキ以外にはどうやって勝つか。基本は、「巨術師」もしくは「魂うねりの精霊」などの数を武器にするクリーチャーによるフィニッシュプラン。特に「巨術師」の恐ろしさは相変わらずで、二桁溜めた落とし子さえいれば、出した瞬間に除去られたとしてもそのターンに7/7クリーチャーを致死量生産するのは容易い。とにかく「巨術師」が引ければ勝つのだ。そして第2プランは、2体集まった「コジレックの職工」につなげるパターン。「職工」の力で「巨術師」が戻ってこようものなら、本当にどうしようもない。その他「よろめきショック」と「現実離れした回顧」コンボとか、色々楽しそうなギミック満載で、エルドラ環境を堪能している感がひしひしと伝わってきました。で、一番のセールスは、何故か「ジャディーの生命歩き」。脇のテーブルから「54点ゲイン」とか聞こえてきた時には耳が腐ったかと思いました。どないやねん。


2位 【Alessi】 黒赤緑 <大群守り 熱光線 死骸孵化>

 ピック中に「よし、ここからはカードパワーじゃなくてシナジー重視や」って2回言った人。その結果出来上がったデッキが、この「均等三色でマナが不安だし、除去はいっぱいあるんだけどどうやって勝つかいまいち分からない」デッキである。流石にこの色合いで序盤は「カードパワーだけで引いた」だけあり、除去は本当に豊富。「炎の斬りつけ」「死骸孵化」「熱光線」×2「血の復讐」×2に「災難の範囲」まで、環境でも最上の除去が集っている。そんな除去の後押しを受けて頑張りたいカードには「溶口」あたりがいるが、やはり決め手に欠けるためにどうしても攻めの糸口が見つからない。うまい具合に「ウラモグの破壊者」に繋がればそのまま決められそうだが、上記のデッキのように除去る対象も見あたらずにぬるぬるとかわされると決めきれなかったようだ。まぁ、3勝してるんだから文句も無いんですけどね。今回はスピードの速いデッキが少なかったから色マナの不安もあまり気にならなかったのは幸いだったか。


3位 【Thraxi】 白青 <卓絶の達人 逆行 海門の神官>

 自分でも馬鹿だなぁ、と思いながら組んだデッキ。1引き「卓絶の達人」から白絡みのレベルアッパーあたりか、「鹿羚羊」が見えたのでオーラ絡みのバントかと思ったのだが、何故か4引きで引いてしまった「号泣の石」。そして、そこからは「よし、今日はこれで勝つんや」というよく分からない使命に燃え、ただひたすら「号泣の石が出てくるまで生き残り、これだけでとどめを刺すデッキ」を目指した。その結果集まったのが「剥奪」×2「解明」というカウンターに、「生き残りの隠し場所」×2「孤独な宣教師」というライフゲイン、そして「海門の神官」×3「先読み」ととにかくドローソースを集めてたった1枚の「号泣の石」にアクセスする手段も完備。「石」さえ引ければそれでいい状態である。で、結果的に2勝はしたわけだが……どちらも「卓絶の達人」がカウンターやバウンスに守られて殴りきるクロックパーミッションになってしまった……いや、「石」で勝てたセットもあるのだが、相手の手数を全てトリックでかわしてると、いつの間にか「殴った方が速くね?」っていう状態になっちゃうんだよね……まさかこんなヘボい戦力でビートを決行することになろうとは。……ま、勝てただけいいか。


4位 【Van】 黒青 <熱光線 空見張りの達人 グール・ドラズの暗殺者>

 今回唯一といっていい、そこそこスピーディーに殴ることを目的としたデッキ。その動きは実にシンプルで、1,2ターン目に「ズーラポートの処罰者」か「虚身の勇者」、それらを1回レベルアップし、次に繰り出すのは「ひずみの一撃」。これで邪魔が入らなければ8点or10点が入る。「うわー、こんなひどい手段で10点クロックとか!」とこちらが憤慨していると、次のターンに繰り出されるのも、やっぱり「ひずみの一撃」。4回パンチで20点である。マジでたまったもんじゃない。はまると最高のこの青黒ビート、他にもどうしようもないクリーチャーには「グール・ドラズの暗殺者」がいたし、「敬慕される教師」も1体いるので突発的7/3とか5/5畏怖もアリアリ。「ひずみの一撃」が無くとも「ズーラポートの処罰者」や「ハーダの巡回スパイ」など、何故かことごとくこちらのブロックを無視するKYなクリーチャーが多いのが印象的だった。手札の「強打」がマジで紙くず。


5位 【Serra】 青緑 <復讐蔦 先読み 蛇の陰影>

 今回のナーリッドの人。展開上白を選択できなかったのだが、それでも「蛇の陰影」「蟹の陰影」「熊の陰影」「ドレイクの陰影」など、気付けばそれなりのオーラが集まっている。緑は「復讐蔦」、青は「空見張りの達人」に「ハーダの巡回スパイ」と、それなりに肉の数も確保されている印象。ただ、気付けば出来上がりのデッキに「ネーマの沈泥潜み」や「補強された防壁」などの普通は入らないレベルのカードが含まれていたのは不安要素。ピックの様子を確認すると、冒頭で書いた「2つくらいのコンセプトを渡しておく」意識がやや希薄で、最終的に落ち着いたオーラのポイントが出遅れており、更にアグロになるのかコントロールを強くするのかが決めきれなかったのが失敗だろう。「緑で地上をガード、空からビート」もしくは「ひたすらナーリッドのオーラ頼みで、それを青がサポート」という絵図が描けていれば、もう少し動きようがあった気もするのだが。


今回のピック表


 【Sangriter】(赤緑)→【Serra】(青緑)→【Thraxi】(白青)

  ↑                     ↓

 【Van】(黒青)        ←     【Alessi】(黒赤緑)


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