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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 丸山トチったぁぁああぁぁぁぁ!!!(挨拶) どうも、僕です! ちくしょう! こいつもか! この女も沼か! 助けて! ブシロード! てめぇ責任取れ! こんなもん、泣くしかないやろがい! あ〜〜〜丸山可愛いんじゃぁ〜〜〜〜〜。

 

<以下、いくらか正気を取り戻していきます>

 




 せっかくRoseliaからRASにつないでライブ沼にはまってしまったのだから、わざわざここを避ける理由もない。パスパレ名義では初、あみたの単独公演の形をとった、丸山彩のソロライブである。先んじて私の中の丸山観を書いておくと、当初はあんまり受け付けなかった。だってどう見ても声優文化じゃないし、そもそも元アイドルだし、別に声優としても特別うまいわけでもなかったし、パスパレの曲もそこまで合わなかったし。私の中で、パスパレはガルパ5バンド(当時の数)の中では「一番どうでもいいグループ」であった。

 様子が変わってしまったのは私が初めてガルパ関係のライブを劇場に(LVで)見に行った時。ガルパライブである。そこでは、史上初の5バンドボーカル結集が実現。その中に丸山彩が、前島亜美がいた。そしてそこで気づく。「あぁ、アイドルってのは、これのことなのか」と。歌だけでなく、声だけでなく、体全体を使ったパフォーマンスでとびきりの愛嬌を振りまく、まさに「偶像」としての存在。それがアイドル。前島亜美という一人のアイドルの覚悟を見た気がした。「これ以上、この娘を見るのは危険かもしれない」と、何かが警告を発していた。

 しかしそこから、私はズルズルとガルパにはまり込んでいく。そして「バンドリTV」のMCを任されることになったあみた。毎週彼女の顔を見るようになり、隣に劇物の愛美先生を置きながらも一生懸命頑張る姿に先頃の偏見はすぐになくなり、ただ純粋に「愛嬌のある子だなぁ」という思いばかりが残っていく。なんだろう、別に恋人にしたいって感情じゃない。娘にしたいというほどの歳でもない。なんかこう、姪っ子くらいのところにいてくれるのが一番嬉しい気がするし、なんなら隣の家の娘さんでもいい。そのくらいの距離感で見ていたい空気があった。

 そして、そんな「なんか無視できない空気」はブシロードの販売戦術の中で「一生懸命新人アイドル丸山彩」というキャラクターと融合。他のバンドと同じように、二次元と三次元の垣根を曖昧にし、次第に2人の人間性が溶け合っていく。丸山があみたで、あみたが彩で。あみたの頑張りを見れば「頑張れ丸山」と思い、作中での彩ちゃんファイトを見れば「あみたも頑張ってんな」と思う。そんな交錯した状態に自分なりの落とし所を探しつつ迎えた今回のライブ。嗚呼、ダメだ。これは、“パスパレだ。

 折に触れてこの話はしているのだが、ブシロードのプロレス的販売展開は、本当に恐ろしく周到だ。二次元と三次元を曖昧にしてしまう根源的な「ドラマ作り」の手法がまずズルいのだが、そうして混ざり合った「物語」をイベントでは最大規模の効力でユーザーに叩きつけられるように全てを仕込んでくる。今回のライブだってそうだ。今回のライブに関して、セトリ構成を完全に予想できた人間が地球上に一人でもいるだろうか。私とて、過去のあみたのライブの履歴を見て「これ、パスパレの既存曲全部やるだけでもいっぱいいっぱいだよなぁ……」となんとなく想像。「まぁ、カバー曲の1、2曲くらいは追加して……あと3月発売のシングルからなら頑張れば曲を持ってこられるかな?」くらいの予想だった。ファーストライブなら、それだけでも充分すぎるリストになるだろう。しかしこうした予想を裏切ることが使命であるかのように、怒涛のリストが「ワクワクmeetsトリップ」から幕を開ける。いきなりの格好いい丸山。この時点でファンの予想の8割は覆されたことだろう。噛まずに頑張って言えたオープニングのセリフ。もう、このワンポイントだけでも、このライブに来る意味があったと思わせる展開だ。

 そして前半のカバー曲パートではまさかのダンス曲を2本叩き込む。我々はまだまだ前島亜美というアイドルの底を知らない。しかし、声優オタクならば小倉唯は知っているし、田村ゆかりを知らぬものはいない。先達の作り上げた「アイドル声優」のエネルギーを貪欲に取り込むかのごときカバーラッシュ。まざまざと見せつけられる彼女の「アイドル道」である。「世界は恋に落ちている」のセリフパートでは、まだ前半戦だというのにほとんどの会場の人間を鏖殺し尽くしたと言っていいだろう。これが純正の、修羅場をくぐり抜けたアイドルの力か。あみたが胸に手を当てて「くぅ〜」ってなってる仕草が最高に可愛いと思ってるんですが分かる人だけ分かって(遺言)。

 後半パートはオリジナル曲を中心に構成するが、強いてあげるならば今回のイベントの欠点は「ひたすらあみたが一人で作り上げる」というもの寂しさだった。開幕冒頭で他のメンバーからの激励のメッセージが届けられており、「このイベントは丸山彩1人が作るのだ」ということを強く印象付けておいてから、パスパレ最大級のぶち上げ曲である「A to Z」でのイヴ参戦。ちくしょう、来るかもしれないとは思ったけどさ、やっぱり出てこられるとそれはそれで揺らぐよ? みんなだってイヴと一緒に「たーのもー」ってやりたかったんだよ! ファンがやりたいって思ってることは、やらせてくれるよね! そうだよね!

 さらにノンストップで曲を重ね、個人的には一番のお気に入り曲である「ゼッタイ宣言」では新たな振りを披露。誰がなんと言おうと、僕のこの日の最大の盛り上がりはここでした。ハロウィンイメージの怪しげなフリ。もう、ほんと好き。語彙力全てをなげうってもいいくらい好き。可愛い子に可愛い仕草させたから可愛いだけなんだけど可愛い。早く公式で映像あげてくれないと、多分毎晩夢の中にハロウィンあみたの幻影が浮かぶ。うひゃぁ!

 そしてまさかの2発目の弾丸、麻弥ちゃんまで切ってきた! いや、さっきのイヴの時に「一曲で歌わせて帰しちゃうなんて贅沢な使い方だなぁ」って思ったとこなのに! もう一人メンバーを出し惜しみしてやがる! 汚ねぇ! そして当然披露曲は「ぎゅっDAYS」だよ。あ〜もう、あ〜〜もう!! ほんといい曲だなぁこのやろう! 麻弥ちゃんにふへへ言わせるためだけに呼ぶなよ! 丸山贅沢すぎやろ!

 そしてこの日最大のサプライズがアンコール後に巻き起こるわけだ……。もう、切り札を切られた瞬間に見ていた観客全員が「そんなバカな!」と叫んだことだろう。そうだ、言われてみればその手があったのだ。確かにかつて「あったらいいな」と思っていたことだ。しかし、それがまさかこんなところで……。「Y.O.L.O」。作中ではパスパレのために蘭が書き上げた曲。しかし実際の楽曲としてはafterglowの持ち歌になっている曲。もう、すでに「作中ではパスパレの歌になるはず」ということを忘れていた人も多かったんじゃなかろうか(かくいう私もアニメ2期の時にちょろっと触れたが、そこから完全に想定外においていた)。もう、この選択こそが、ブシロードが見せる「ドラマ的魅せ方」の真骨頂である。視聴者側の完全敗北ですよこんなもん。これを出されたら、もうサレンダーしか選択肢はないですよ。

 もう感情がついていきません、これ以上のパッションを、エモーションを持って帰れません、と我々が救いを求める中で叩きつけられた「ゆめゆめグラデーション」は単なるオーバーキルだし、ラストを締めくくる「きゅ〜まい」は単なる介錯である。我々は楽になった……否、ますます多くのものを抱えていきていかねばならなくなった。丸山彩に、そして前島亜美にこの先も「活きて」いてもらうためには、我々は祈りにも似た感情で見守っていくしかないのだ。なんという話だ。こんなにも重く苦しい後方彼氏面がかつて存在しただろうか。あみたが武道館行ってくれたら死ぬわ(もう行ってる)。

 結局正気を保てなかった文章になってしまったが、しょうがないのである。正気でいられぬことが、本当に幸せだと感じられるのである。さぁ、次の目標「5人いるには、わけがある」パスパレ完全公演だろう。何しろ今回は誰かに気を使ったかのように「ゆらゆら」が演奏されていない(ネバギバも演奏されてない)。温存するということは、次があるということに他ならぬのだ。キーワードはやはり、「もういちど」なのではなかろうか。

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