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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 (文字通り)たこ焼きみたいやな、第11話。クトゥリフ先生があれだけ燃えまくってる状態に手ェ突っ込んだグレン先生、大丈夫だったんでしょうかね。タコの触手、ものすごく燃えやすいのか?

 いろんなところでクライマックスを迎えている。なんだろ、メインの筋だけ見れば本当にまっすぐだったのに、きちんと各ヒロインが関係性を醸成してる感がある。そして個性派ヒロインが出揃っている中でもひときわ曲者だったのが、アラーニャさんであった。すっかり手術補佐の練習も板につき、なんの問題もない状態かと思いきや、まだ心の奥にくすぶってる面倒のタネを残していたという。何がすごいって、そんなアラーニャのこじらせ具合を全て理解した上で、一番いいように処理してみせたサーフェの友情パワーですよ。普通、友達だと思っててもそこまで面倒臭い特質をそのまままるっと飲み込んでしまえるものだろうか。ことがグレン先生にも及ぶ危険性があり、サーフェは本気で糾弾してもいいはずのシチュエーションなのだが、それをケロッと「やると思ってたからしょうがない」で許せてしまうという関係性。ドライなんだか、スペシャルなんだか。アラーニャさんもそんなサーフェの優しさをわかってやってる部分もあったのだが、今回のことは流石に無理筋だと思っていたのだろう。アラーニャさんの動機を考えるなら、「これはいくらサーフェでも許してくれないだろう」と思うレベルのことをやらかしてこそ意味があったのだから当然の話だ。彼女の抱えたねじくれた自己顕示と自己嫌悪のあいまった感情は、そこそこ傘木希美の領域と言ってしまってもいいかもしれぬ。認めてもらいたいのに、弱みは見せられない。そんな鬱屈した感情をサーフェが飲み込み、さらにはグレン先生に向けた特別な感情にも名前をつけた。サーフェからしたらティサリアさんに加えてさらにライバルを増やす(しかも超面倒な!)行為のはずなのだが、それをやってしまうからこそのサーフェなんだろうなぁ。まぁ、グレン先生との絆に絶対的な自信があるからこそだろうが。

 そして、そんなサーフェの知らぬところで、さらなるライバルが追加される。なんでこんなに短期間でスカディ様の可愛さがマッハで突き抜けているのだろう。「だっこ……」じゃないんだよ! やめろよ! あんた神に列席するものだろうが! 設定が完全に完璧超人と同じなんだよ。「私は天から地上に降りた」ってスクリューキッドのテーマソングの歌詞なんだよ! あなたは超越者として君臨すべきだったのに、種に交われば種にあらずでよぅ……。まぁ、しょうがない。本当にこうなるべくしてなった人格者であったのだ。そんな可愛いスカディ様に「生きる喜び」を教えるのだから、グレン先生の「治療」は真っ当なものだったのである。

 そうして全ては整い、手術の描写自体はそんなになくってあっさりクリア(まぁ、そこを見せるアニメではないのでね)。成功の報が伝わる街は歓喜に包まれ、これまでのみんなも大喜び。メメさんとイリィがひとネタかましてくれるサービスつき。そこも鳥の本能なのね……。この街の種族、本当に奇跡的に共生が成功してるんだろうなぁ……。いい街だ。

 

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