忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[973] [972] [971] [970] [969] [968] [967] [966] [965] [964] [963]
 2月11日 ドラフト模様(MBS,SOM×2)

ピック順 【Lionhall】→【Newcomer】→【Van】→【Sangriter】→【Alessi】→【Thraxi】

 包囲戦環境2回目にして、今回は久し振りの6人戦。各々の対応時間が異なるのでなかなか参加人数を増やすのが難しいんだけど、今回は妙な同窓会みたいなノリになって人が集まり、めでたく偶数人でのまったりプレイとなりました。

 この環境に触るのが初めての人間が2名、さらにうち1名はドラフト自体もそこまでやっていないとなると、この面倒な包囲戦環境で色々と齟齬が生じるかとも思ったんですが、結論としては「まぁ、そこまで新しいシステムが出てきたわけでもないし、いきなり激変したりはしないよね」というくらい。ただ、各人の色の進行はやっぱり変わっているし、当然ながら「最初は感染も意識してるけど、途中で離脱」という流れは多くなっているようだ。傷跡環境は「普通にピックしながら感染も意識」くらいのパターンが多かったので、一応逆順になった意味は大きいな。




     LI AL TH SA VA NC

LI  ー  ◎  ×  ○  ○  ○  4ー1 1

AL  ×  ー  ◎  ○  ◎  ○  4ー1 2

TH  ◎  ×  ー  ×  ◎  ○  3ー2 3

SA  ×  ×  ○  ー  ×  ×  1ー4 6

VA  ×  ×  ×  ◎  ー  ○  2ー3 4

NC  ×  ×  ×  ×  ○  ー  1ー4 5


1位 【Lionhall】 赤緑 <皮剥ぎの鞘 ダークスティールの巨大戦車 精神隷属器>

 すっかり新環境の風物詩となったお方。新エキスパンションが出ると、遠路はるばる東京からやってきて、一晩のドラフトをプレイして去っていくという、改めて客観的に見ると訳の分からん存在である。前回登場はドラフト通信ナンバーでいうと9回の時。次に現れるのはミラディン世界がすっかりファイレクシア色に染まった後、ということになるんでしょうかね。で、そんな久し振りの人間が、あっさりと優勝をかっさらっていくというひどい事実。しかも本人は「あんまり包囲戦の新しさが感じられない」とピック中も試合中も煮え切らない感じで、一体誰が得をしたのか分からないような結末であった。そらまぁ、よほど濃い感染でもやらない限りは包囲戦の影響ってあんまり感じられないけどさ。デッキはよりにもよって「緑デカブツビート」。序盤は火力やなんかで堪えて、「ファングレンの匪賊」「最上位のティラナックス」「ダークスティールの巨大戦車」あたりが相手を押しつぶす。このデッキのナイスサポートになっていたのが、いきなりブロッカーが機能しなくなる「震盪の稲妻」というわけだ。5マナでゲームエンドを演出出来る「震盪の稲妻」は、やはりはまった時の衝撃はどでかい。「思ったより強いじゃないですか」と水を向けたら「でも『暴動(ONS)』の方が強い」と訳の分からない返事をもらいました。確かにオンスロート環境での必殺技は「暴動」だったけどさぁ。比べてやるなよ。余談だが、気付けば参加費の徴収を忘れていた。次回来たときに覚えてれば払って欲しいところだが、多分無理だろう。まぁ、わざわざ新幹線にのってやって来る人から金を取るのも酷ってもんだろうか。


2位 【Alessi】 緑黒 <ファイレクシアの十字軍 吠える絡みワーム 伝染病の留め金>

 今回1番の感染人。前回は「グリッサ」のせいで緑黒なのに非感染という寂しい結果になってしまったが、今回は「十字軍」が1引きということもあり、最後まで唯一初志を貫徹し、無事に感染デッキにたどり着くことが出来た。「荒廃後家蜘蛛」がいなかったのは心残りだが、その分3パック目では「嚢胞抱え」×2が回収出来ているし、包囲戦からは「病気の拡散」「ファイレクシアの消化者」×2あたりがそこそこの収穫。クリーチャーの質が全体的に高く、そこまで除去に依存せずとも戦える理想的な感染デッキになったのではなかろうか。難点といえば、あまりにお手本通りなのでコメントに困ることくらいである。あ、感染デッキだと皮裂きさんいないんスね。


3位 【Thraxi】 青 <鋼の妨害 大建築家 ルーメングリッドのドレイク>

 ここ2回のドラフトは、青が完全無視、という危機的状態の我らがドラフト。この状況の原因は明らかで、青は立ち位置が不鮮明なので感染にもフォローされないし、金属術でもイマイチ引き時が見いだせないのである。1引きで「決断の手綱」とかが引けてれば行く理由もあるんだろうが、色が広げにくい環境で、タッチして使おうという青カードが少ないのだ。そこで、今回は完全決め打ち青1本。「ファイレクシアのハイドラ」パックを開けたりしたが、「これは孔明の罠、絶対感染になんかいけやしない」と自分を奮い立たせての「鋼の妨害」だ。そこからフライヤーをかき集めれば青ビートとなったのだろうが、「包囲戦」をピックし終えた段階では、手元に4枚のカウンター。何がしたいのか全く分からなかったが「大建築家」が援軍に駆け付けてくれたので何とかモチベーションが維持され、さらに「研磨時計」も手を貸してくれたので一応パーミッションスタイルの大義名分は立った。終わってみたらクリーチャーはギリギリラインの10体こっきり。そこに7枚のカウンターと、勝ち手段は「研磨時計」「堕落した良心」、そして大量の増殖に守られた「屍気の香炉」の3択デッキになった。結果、それなりに青フライヤービートも出来たし、優勝した緑デカブツデッキには相性がばっちりで完勝。思ったよりは単色の不自由さを感じないデッキだった。ただ、色つきパーマネントに対処する手段がほとんどないので、早めに展開される感染には本当にいいとこ無しで負けてますけどね。「分散」が1枚でも出ていればもう少し違った流れもあったんだが……ま、たまにはこういう尖ったデッキもいいじゃない。


4位 【Van】 赤緑 <ファイレクシアの巨大戦車 オーガの装具奪い 憤怒の三角護符>

 今回、我々のドラフトが始まって以来の最大級の横紙破りを行った史上最低の人間。デッキ自体は正直弱い。感染に行こうとして途中で諦めてベーシックな赤緑ビートになったところまではいいのだが、経験値が不足していたこともあり、「炉の式典」のテキストを勘違いするという致命的なエラーが発生。自由にパーマネントをサクれると思っていた万能カードがデッキの中で紙くずと化し、2戦目を前にモチベーションは急降下した(我々の中では、試合後のサイドボーディング、つまりデッキの改変は暗黙のうちに認められているので、2戦目以降「炉の式典」は抜けている)。そして、そんなやる気のない対戦は最後まで戦い抜く気力を維持することがかなわず、なんと4戦目終了時点で「あのデッキに勝てる訳がない、ドロップやドロップ」といって逃げ出してしまったのである。最初に言ったはずだ。そういう行為は一切認めていないと……! 繰り返す! 途中ボイコットは無条件で別室行きだっ……! とか言われる前に勝手に別室(脇の麻雀卓)に逃げてしまったわけですよ。おかげで、最後の1戦は放り投げたデッキを他のプレイヤーが使って戦う代理戦争として行われた(しかも代理戦争は勝った)。どないやねん。このデッキのハイライトは、「ゴブリンの小槌打ち」に「ダークスティールの板金鎧」が張り付いて無敵の3/1トランプラーが延々殴り続けていたことです。


5位 【Newcomer】 白青 <堕落した良心 試作品の扉 王の摂政、ケンバ>

 前回「感染なんか2度とやりません」といったら、実際に白青だった。正直な奴め。ただ、1引きは「堕落した良心」なので、一応感染的なデッキへの道は残されていたはず。その後「青の太陽の頂点」を最後に青への流れはぴたりと止まり、そこからは白の装備品ビートへ一直線。「頂点」のために青はタッチカラーとなっているが、やるべきことは装備品を並べて「オーリオックの刃工」「オーリオックの太陽追い」「太陽の槍のシカール」「王の摂政、ケンバ」のどれかで殴り殺すだけである。装備品の方はお馴染み「シルヴォクの生命杖」をはじめ「ヴィリジアンの爪」「浸透のレンズ」「銀皮の鎧」「闊歩するものの装具」と軽くて運用しやすいものが多い。ただ、1戦目時点では7枚もの装備品をぶち込むという暴挙に出ていたらしいので、そりゃ無茶だろうの大合唱であった。その後の調整を経た最終形は、今まで組んできたデッキの中ではかなり強い部類にはなってたと思うけどね。単発除去でパーマネントが装備品のみになる展開はお約束である。


6位 【Sangriter】 白黒 <ヴィリジアンの堕落者 飲み込む金屑ワーム 拘引>

 調子の波が激しいが、デッキの波もまた激しいのがココ。今回2番目に毒殺が多かったデッキなのだが、例によって「最初は感染目標だけど気付いたら離脱」というパターンなので、いわゆる「ライフ30点状態」がお約束となってしまっている。しかも、ピックが終わってデッキメイクをする際、「サブカラーやと思ってた緑のカードが3枚しかない! 黒白デッキやったんか!」と訳の分からないびっくりを自ら提供したこともあり、ピック時点での青写真がどのようなものだったのかは予想も付かないのである。アタッカーは「胆液爪のマイア」「災いの召使い」といった優良感染クリーチャーと、「ケンバの空護衛」×2「ガルマの保護者」などの白基盤クリーチャー。もう、どっちが攻めてくるかは神のみぞ知る。そらぁなかなか戦績も付いてきませんわな。今まで「感染にも色目を使って失敗した緑黒デッキ」は見てきたけど、「感染に色目を使って失敗した白の金属術気味デッキ」は流石に初めて見るしな。ま、俺だけ負けてるけどな。最大の敵は研磨時計やで。「病的な略取」を持っている相手に「研磨時計」を使うのは気をつけた方が良いぞ。四次元殺法コンビとの約束だ(AA略。


今回のピック表


 【Lionhall】(緑赤)→【Newcomer】(白青)→ 【Van】(赤緑)

  ↑                       ↓

 【Thraxi】(青)  ←【Alessi】(緑黒) →【Sangriter】(白黒)


拍手

PR

コメント
無題
今気づいたけどBattle Cryを使われも使いもしなかったぞ。それも新鮮味のなかった理由。
【2011/02/13 17:53】 NAME[lion] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
実を言うと、喊声は史上まれに見る空気な能力なのよね。
喊声持ちのカード自体が7枚しかなくて、うち2枚は神話レア。
コモンには2枚しかいない。そして、今回のドラフトはどちらも登場しなかった。
そら使われないわけだ。
【2011/02/13 18:51】
無題
賛美と喊声を両方活かすにはどうすればいいのかなっと(答え:無理)
まあ居すぎたらやばいのはわかるけど、そんなもんなのか数。
【2011/02/16 08:49】 NAME[Serra] WEBLINK[] EDIT[]


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[04/19 NONAME]
[04/17 NONAME]
[04/17 NONAME]
[04/13 NONAME]
[04/11 Serra]
バーコード