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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 夜と朝の邂逅、第3話。何回でも言うけど、やっぱり綺麗な作品。色彩のエッジの効かせ方はマジで初期の新房作品を彷彿させる。思い返せば私が新房さんに惚れ込んだのは陰影際立つ「宇宙戦艦ヤマモトヨーコ」だったし、その次に話題になったのは、奇しくも今作と同じく吸血鬼の少女を主人公にした「月詠」だった。もしかしたら板村さんもあの当時の色彩設定とかライティングを参考にしてる部分があるのかもしれない。

 新キャラ・アキラちゃん登場。前回の登場時点で「きゃー! CV花守ゆみりの新キャラよー! 素敵―!」ってなってたけど、期待を裏切らず、的確に良いキャラであった(ナズナちゃんとのバランスを取るためかおっぱいはやや大きめである)。先に中の人談義を消化してしまうと、女子高生のキャラだけど音域はやや低め。その上で回想シーンだと「声がそこまで高くない女子だけど幼女だからいくらか高い」という絶妙のラインを作る演技プランがお見事。「なでしこより低め」っていう線引きが綺麗。そして大人になると、花守流の程よい息の抜き方、気怠げな印象が今作の「夜」性に違和感なく溶け込んでいる。

 とはいえ、彼女のフルネームは「朝井アキラ」であり、ネーミングからもはっきりと「朝の使者」であることが分かる。ナズナちゃんという「夜の死者」によって「夜ふかし」の世界に誘われたコウだったが、そんな彼がアキラに再会したのは早朝4時。当人たちが「深夜」「早朝」と意見が分かれたことからも分かる通り、(季節によってだいぶ違うが)朝とも夜ともつかない狭間の時間。この宵闇と朝ぼらけの溶け合ったような時間のえも言われぬ不思議な感覚が、今作独自の色彩感覚でなんとも幻惑的に描かれている。今作で「朝」の要素が出てきたのはこれが初めてで、改めて「吸血鬼の夜」「人間の朝」という区分がはっきり示され、その間をふらふらしているコウはまるで不思議の国のアリスのようである。

 こうしてみると「異界から来たようなとんでもヒロインに巻き込まれ、惹かれていく主人公」って構図は「だがしかし」の再定義なんだよな。あっちは世間離れした駄菓子クイーン・ほたるさんによって非現実に引き込まれるのを幼なじみのサヤちゃんが必死に引き留める構図だったが、今回は「夜」のナズナさんに惹かれようと努力する(?)コウをアキラちゃんが止めている。アキラちゃんはあんまり「朝」を象徴するような明るさを見せてはいないのだが、いきなり太陽サンサンな眩しい光に照らされるよりも、こうしてじわじわと「人の世」が見える方がこの作品らしい玄妙さに通じる。コウの物言いからして、アキラちゃんにもしばらく会わない間のなんらかの事情もあるみたいだし。しばらくはこのダブルヒロインで回してもらえるんでしょうかね。もっとヒロイン2人の掛け合いも見てみたいね。

 「朝と夜が交わる時間」ってのも、今作で取り上げる「妙なワクワク」の一例ではなかろうか。かくいう私も今作のコウとは事情は違うが、基本的に寝るのが下手で幼少期から不眠には悩まされ続けている身。そんな人間が「寝なくても良いんだ」と心の開放感が得られたのは、義務教育も高校生も終えて、自由すぎる大学生の身になってからのことだった。仕事もねェ、学校もねェというあまりに世間の時間にとらわれないニートもどきにとって、出歩く人間のいない夜の時間は特別なひととき。そこから朝につなげて「この接点は俺だけがみているのだ」というよく分からない達成感にも繋がるのである。……まぁ、今になって思えば「生活リズム、大事にしろよ」としか言えないのだが……。

 

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 やっぱり綺麗な作品だなぁ、第2話。1話目で確立させたアートワークはおそらく今作を最後まで覆い尽くすものだろう。ってことは本当に「夜」から出る気がない作品なんだろうか。アニメとしてはかなりチャレンジングなことになりそうなんだけども。

 「1話目はメインほぼ2人しか出てこなかったし、こっからどういう風に話を広げていくのかが全く見えねぇな」と思っていたのだが、なんと、2話目では……ほとんど広がらなかった。恐ろしいことに、未だ延々と2人のだべりが続き、恋にも至らぬ、下手したら友情にすら至らぬ「恋人未満、友達未満」の関係性が綴られていくのみ。これもまたチャレンジングといえばチャレンジングである。2人のコミュ障が繋いでいく、どこかズレてるけど微笑ましさもエロさもある不思議な距離感・温度感の会話劇。よくもこんなもんをアニメ化しようと思ったもんだし、なんならよくもまぁ漫画にしようと思ったもんだ。スタート地点が「ヒット曲のイメージ」ってのが全く想像できないんだよな。これのエンディングで流れてるのがくだんの「元ネタ」のはずなのだが、曲の雰囲気とか歌詞からこの漫画が生み出されるとはとても思えない。どういう発想の飛ばし方でこんなニッチでファンキーな作品になったんだろう。

 吸血鬼というモチーフを扱う上でインモラルな要素ってのは避けて通れないと思うのだが、今作における「エロ」のバランスもなんだか際どいような、そうでもないようなところを攻めていて、逆に「痒いところに手が届いてない」感じがイタ気持ちいいみたいな感覚がある。まぐわいにも至らないのは「友達未満」なのだから当然だが、何故か面と向かってのボケ・ツッコミが普通にできる関係性で、空間を飛び越えてあえてトランシーバーでつながる秘密めいたつながり。どうも「夜ふかし」にしろ「トランシーバー」にしろ、今作で扱っているモチーフは「子供の頃に感じた不思議なワクワク」みたいなものをそっと刺激してくれる感覚があるのよね。何が楽しいのかがうまいこと説明できないけど、他じゃ味わえない珍味を出してくれる、そんな変なお店である。

 そして、2人の世界にはもう誰も入ってこないのかと思っていたら、最後に打ち込まれたキャラがまさかの花守ゆみりキャラという。こいつぁ刺激がとまらねぇぜ。

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 まさに「8話目」の内容やんけ……最終話? 第8話。まぁ、私だって学習能力はあるので「そうなれば(このペースで進めば)そうなる(劇場版に続く)やろ」くらいのことは予想できてたけど……ここでかよ。ここでお預けなのかよ。とりあえず、六合塚さん殺したら承知しねぇからな。

 しかしまぁ、ここ2〜3話くらいは流れのままに進んでいる感があり、宗教編はどこにどう盛り上がりがあるのかわかりにくいお話だったのだが、最終回ってことでいきなり色々ぶっ込みすぎだろう。如月さんがカミングアウトし、そこから梓澤に肉薄。その割に、コングレスマン法斑(宮野)にはたどり着けずとも、せめてテレビシリーズのうちに梓澤との決着くらいはつくかと思ってたけど……かえってややこしい状態まで引っ張り上げての終わり。うーむ、このままいくともしかしたら梓澤がトップにいく可能性はあるんだよな……最終的にはおじいちゃん(代銀)を排除した上で法斑VS梓澤でビフロスト側の最終決戦になるのかな。ミハイルを抱き込んだ時点で法斑の勝ちは固い気もするが、未だに彼のモチベーションはさっぱり表に出てきてないので、これまでのシリーズの「敵キャラ」と全然違って、何にも見えてこないのがすげぇ怖いわ……。

 今回とにかく目についたのはカリカリしっぱなしのミハイルの言動。前回嫁さんと大変な目にあっちゃったもんだから激おこなのはしょうがないのだが、これまでのような冷静さがすっかりなくなり、怒るにしても短絡的だし、行動そのものも短慮が目立つ。奥さん一人のためにここまで変わってしまうものか、と解釈できなくもないが、いささかストーリーの都合が過ぎるかなぁ、というのは気になるところ。何がそんなに気になるって、ここまでのシナリオでもずっと気になり続けていた要素に、「結局、慎導とミハイルは何でそんなにお互いを信頼しあってるんだ?」っていう謎があったから。過去に同様に家族を失っているという情報こそあったものの、そこから無条件で信頼の置けるマブダチ相棒ポジションになるまでには、何かもう1つ大きな山を超える必要がありそう。それがどっかで明かされるのかな、と思っていたのだが、先にそれを前提とした「確執」イベントがきてしまった。視聴者側からすると「何でこんなに仲がいいんだ?」がわからないうちに「今までの友情なんてぶち壊しだ!」っていう展開になったわけだ。下積みがあればこその衝撃展開だが、今回のはそうした土台部分が不安定だったもんだから、ミハイルが勝手にカリカリしてぶっ壊れていったように見えたのかもしれない。でも、このまま二人が袂を分かって殴り合うのが先の展開の中心だよなぁ。

 そうしたメインプロットを外して考えると、あまりに大胆過ぎる最終話の構造は正直割と好み。具体的には、六合塚さんが巡る「今の一係はどうなっているのかインタビュー」という構造。律儀に全員にインタビューして周り、その中には唐之杜さんまで含まれているという。カットをぶつ切りにして繋いでいくインタビューのシーケンスはいかにもな尺の削り方ではあるのだが、こうして細切れにしてみていくことで、実はまったく一枚岩じゃないという、癖の強い一係の全容が見えてくるようで面白い。雛河なんてこれまで一度たりともスポットが当たったことがなかったのに、ほんのちょっと「常守朱の一係を信じている」と漏らすだけで信頼感ぶち上がるからね。他にも、廿六木&入江のコンビも突っ込んでみると割と考え方が違っていて、特に廿六木の方はだいぶ監視官に感化されて丸くなり、「こいつ、もしかして劇場版で死ぬのでは……」くらいの空気を出しているのが憎らしい。入江が六合塚さんの前職(前々職か)に触れているのも、初代からのファンには嬉しいサービスである。案外、オリジンを辿れば入江と六合塚さんは近いところもあるのかもしれん。

 そうして「今の一係」を巡りつつ、今回は「僕らの元祖一係」もそれなりに連携をとっての活躍を見せてくれている。何といってもついに直接言葉を交わした常守&狡噛はそれだけでも名シーンであるが、個人的にはやっぱり常守×霜月ですかね……。いや、ごめんやっぱり美佳ちゃん大好きやねん。六合塚さんのインタビューに対しても臆面もなく「神を疑うことなかれ」と唱えてるところとか、これだけキャラが変わっても霜月美佳がブレてないってことを教えてくれる。随分余裕でシビュラ(局長)と話せるようにもなってるんだけど、局長からは「善良な一般市民」という太鼓判をもらいつつ、その先にまだ何らかの可能性を見せているもんだから……。霜月さん、どっかで突然免罪体質に目覚めたりしねぇかなぁ。

 まー、まだまだ謎は多過ぎるので「最終回」っつっても何も語れないのが残念だが、とりあえず、僕は一ファンとして餌が与えられるのをただひたすら口を開けて待ち続けるばかりです。とにかく、出来るだけ早くお願いしますね。

 

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 あと1話で何もできねぇだろ、第7話。まー、途中から薄々感じてはいたけど、今回のシリーズだけで完結することはなさそうですね。まだまだこの作品が続いてくれるのは喜ばしいことだけど、シリーズとしてどうやって着地してくれるものやら。

 先週は忙しくて感想すっ飛ばしたのだけど、実は忙しかっただけじゃなく、「もう、この事件よくワカンねぇな」ってんで理解を放棄したことも理由だったりする。うん、すまない。わたしゃ「人の名前を覚えるのがめっちゃ苦手」っていう弱点を持ってて、今作はとにかく人間関係が複雑に絡む上にバシバシキャラの名前をセリフの中で扱いつつ急ピッチで謎解きが進むもんだから、もう、途中から誰がどこで何を目的に動いてるかわかんなくなった。ざっくり言うと「実は宗教家連中は移民政策の暗部をシビュラで受け入れられるレベルで押しとどめるためのセーフティーになって頑張ってたんやで」というお話だったと解釈しているのだが(そしてそこにビフロストが加担したせいでトーリ(CV・石川界人)がちょっと無理してしまい、いろんなところが破綻したって感じか)、ディティールについてはもう気にするのはやめた。何はともあれ、強制捜査によって事件は収束したし、ビフロストの方も自浄作用によっておばちゃんが消されてスッキリした形に。てっきり梓澤が上に上がるのかと思ってたけど、どうやら彼はインスペクターの立場のままで好き放題やり続けるみたいね。

 で、そんな風に今回までの事件は一応の解決を見たわけだが、シリーズ全体を考えた時に最後の一山になりそうな部分が盛り上がってきたので、それについてはしっかり押さえておきたいと思ったわけだ。具体的には慎導とミハイル関係のトピックね。慎導が免罪体質だと発覚し、そこには確実に朱ちゃんの陰。確か慎導は彼女の推薦で監視官になっているはずなので、「免罪体質だと認識した上で」彼を使っていたというのは朱の目指すところを示す大きな手がかりになるはずだ。

 確認しておくと、シビュラにとって免罪体質の人間ってのは重要な意味を持っている。免罪、つまりシビュラで裁けない人間は槙島さんを代表としてシビュラにとってのガンであり、シビュラ側としては排除すればいいはずなのだが、そうはせずに自らのシステムに取り込むことで、新たなシステムを構築して完成度をあげるってのがシビュラシステムの根源である。さらにアニメ2期ではこの「免罪を取り込むことで完成度をあげる」というシステム自体の不具合が発覚し、「シビュラがシビュラを裁く」という自己矛盾を生み出してさらなる混迷を生み出した。朱の指摘によってシビュラは事実上「折れた」形となり、単に免罪体質だからといって取り込んでいいものか、一度取り込んだからといって永遠にそれが法の埒外にあると言えるのか、様々な部分が課題として残っていた。それがこの3期に至るまでの時代に解決されたのかどうかは不明である。そのため、なぜシビュラが免罪体質だとわかった上で慎導を監視官というポジションで放置しているのかもまだその理由はわかっていない。しかし、そこに朱ちゃんの口添えがあったということは、シビュラの思惑があり、さらにそのシビュラの上を行く朱の思惑もあるということに。慎導は朱ちゃんに「利用されて」いるのだろうか。しかし、彼女は「自分の力で真実にたどり着いてもらう」とも語っており、昔から持ち続けている強い信念に基づいて「シビュラの打倒(改善?)」を狙っているのは間違いなさそうである。最後に“勝つ”のは一体誰なのか、そんな簡単な言葉ではなかなか説明しづらい世界ではあるが、やはり僕らは常守朱の活躍を心待ちにしている。

 そして、PSYCHO-PASSという作品の象徴である「シビュラと免罪」というテーマを大々的に打ち出すにあたり、いくらか刺激的な演出が仕込まれているように思える。わかりやすいところでは、慎導の係数がどんどん下がっていく様子を雛河が固唾を飲んで見守るシーン。これは明らかに1期の槙島の演出のオマージュ。槙島は朱と対峙した際にドミネーターを突きつけられても不遜な態度で対話を続け、いつか撃てると信じていた朱の思惑をよそに、どんどん係数を下げるという演出があった。今回はそんな槙島と同じ声帯を持つ(?)雛河が同じ現象を観察して愕然とするというのが心憎い。

 また、あの時の槙島・常守の対峙シーンという印象深い一幕は、今回ミハイルとトーリの対峙シーンにも翻案されているように見える。槙島は人質にとった女の子(朱の友人)に銃を突きつけながら、地下施設上部にある通路から朱ちゃんを見下ろし対話していた。今回はトーリが同様に「人質に銃を突きつける」というアクションを取りながら全く同じ構図でミハイルとの対話を行なっている。しかし今回その場にはドミネーター(シビュラ)が介在しておらず、あの時点でトーリの犯罪係数が上がっていたのか、下がっていたのかは知るすべもない。しかし、最終的には槙島の時とは逆の結末になり、銃を突きつけられた女性の方が、相手を撃ち殺すことになった。もちろん、銃を打った舞子の犯罪係数は上昇してメンタルケアが必要になっている。その結果、自力では何もできなかったミハイルが怒りをぶつけた先があの時の槙島と同じ体質を持つ慎導なのである。こうしたいくつかの断片が、あの当時の一係の奮闘っぷりを思い出させながらも、シビュラの変質を否応なく突きつける効果を持っているわけだ。さて、今回のシビュラは一体どこへ着地するのだろう。

 それにしても、ラウンドロビンの執行凄まじいな……エリミネーターとか可愛いもんやで。

 

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 作画ェ……、第5話。まー、今作はこれまでのシリーズでも完全な作画で走りきったことはないからね……因果な作品。今回は頓狂な放送スケジュールになってるもんだからてっきり作品パッケージはすでに完成しているのだと思っていたが、このご時世にそれはなかなか難しいらしく、結局やたらしょぼいキャラ作画の回が出てくるといういつものパターンになってしまった。まぁ、旧作に比べるとダメージは小さい方だとは思うが……唐之杜さんや六合塚さんのような綺麗どころの顔が残念な造形だとツラい。そしてところどころ出てくる「歩き方がめっちゃ変」なカット、むしろお笑い要素にしか見えない。

 さておき、都知事選終了後の世界ということで一応新展開。ただ、今期は2期と同じようにシリーズ全体で一本のお話をやっている傾向が強く、小さな事件が解決したとしても、その後ろに流れている問題意識というのはずっと続いている。舞台裏の答えを見ればそれはビフロストの存在ということになるはずだが、残念ながら公安側はまだそこまで手を回せてはいない。一応「狐」というキーワードについてはそれなりに内偵捜査が進んでいる様子なのだが、先代監視官がぶっ壊されてしまったことなどからもわかる通り、まだまだ内実には食い込めていないのが現状のようだ。さらに、これまであまりスポットが当たってこなかった「最後の一人の執行官」である如月真緒(CVかもさん)が狐サイドと何か関わりがあるようで、ラストに決まったミハイルとのタッグではもう一波乱起こりそうな様子である。

 「狐」と称された暗躍する組織の中で、現在公安の手が届きそうなのは梓澤一人だけ。彼もあくまでインスペクターの1人なのでゴールってわけでもないのだが、それでも肉薄するまでまだまだかかりそうなのが大変。今回の騒動ではどうやら取り沙汰されていた3人の宗教家の中にインスペクターが含まれているようなのだが、さて何処の誰なのでしょう。ぶっちゃけ、視聴者目線で見て事件のディティールまで考えを巡らせるのは不可能な作品なので、今回の宗教騒動で誰が何を企んでいるのかを知るためには、ただ成り行きを見守っていくしかないのである。現時点で「どうやって犯罪者が色相を感知されずに現場に乗り込んだんや?!」っていう謎について「死んでたからだゾ」とか「催眠状態だったみたいだゾ」とかろくでもない答えしか出てきてないのは気になるトコではあるんだけど、そうして適度にシビュラのザル要素を用意しておかないと、突き詰めきったシビュラ世界じゃそもそも犯罪自体が起こせないっていう全くアニメに向かない世界になっちゃうからしょうがないのよね。何度も繰り返してるけど、「開国のゴタゴタでどうにもシステムが整備しきれてない」ってんで納得しておくしかなかろう。

 そして、そんなシビュラが移民を受け入れたからこそ起こった新たな問題が「宗教とシビュラ」。宗教に限らずとも、過去に何度か「心の拠り所となるもの」とシビュラの関係性ってのは題材として扱われたことがある。たとえば施設内の管理システムとか、あとは国の信条とか。小さなコミュニティやシビュラの外側でそうした「信仰」が起こってもある程度はシビュラとのすり合わせは可能だったが、この度は移民の受け入れ、つまり異なった文化的価値観を持つ人間をシビュラ内部に取り込むにあたって、「シビュラの内部に新たな信仰対象を取り込む」という行程を求められることになった。別にシビュラは神を標榜しているわけではないが、やはり「異なる価値基準」が明確に並立するのはあまり望ましいことではないだろう。一応「色相安定のための装置」と考えることで(それこそスポーツや格闘技と同様の理由で)あくまでもシビュラの監視できる範囲内での運用を認めることになったようであるが、どうしたって警戒レベルは上げざるを得ないし、「特区」という事実上の隔離政策でお茶を濁したのもやむなしといったところ。もちろん移民側はそれで完璧に納得することなどないわけで、火種になってしまうのもある程度は避けられない。しょうがないので都知事は安全策で現地に行かなかったし、公安だって最大規模での警戒を怠らない。そこまでして初めて「シビュラの中の神」を擁立することが可能になるということだ。

 幸いこの世界でも日本人の宗教観は割と軽めなので入ってくるものに対してはあまり抵抗もなさそうだが、悪いこと考える人間は火種と見ればそれを利用するわけでね。どうやら現実世界とは一味違った形での「宗教戦争」が巻き起こるようである。しかし、黒人の坊さんは「ブラックラグーン」のダッチみたいで逆に説得力があるよな。

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 部下に嫌われてる自覚のある霜月さん、第4話。もともと「執行官みたいな野良犬連中と慣れ合う気はないわよ」みたいにして自分から忌避してたはずなのに、今回のちょっと恥ずかしげな笑顔をみると、なんかもう、自分が嫌な立ち回りになってることをどこか口惜しく思ってる感じになっちゃってるな。ちくしょう、可愛い上司だなぁ。

 思いの外ストレートに解決まで突き進んでしまった。一応今回もギミックとして考えるべき部分はあるのだが、全体的にはアクションシーンメインで「やたらとべったりした徒手空拳での近接戦闘を詳細に描く」という今作の格闘シーンへの謎のこだわりが堪能できるエピソードとなっている。なんでこの世界のインテリ連中は揃いも揃って格闘技術に優れるんだろうな。賢雄さんキャラ(梓澤という)があんな調子だったのにいざ戦ったらむちゃくちゃ強かったの笑うわ。榎宮も元チャンピオンだったんちゃうんかい。そしてステゴロになると問答無用で大活躍するのがミハイルだが、今回は彼の周りに執行官2人のコンビもつき、さらに現場復帰(?)しちゃった六合塚さんまでもがこの殴り合いムービーに参戦。とにかく人間の顔がひしゃげ、骨が軋む展開となっている。こんだけのボコスカウォーズだったというのに、終わってみれば公安側の被害が慎導の腕の負傷だけってのも凄まじいよな。こんな時代になったからこそ、治安を守る公安組織こそ身体が資本ってことですなぁ。

 とにかくそんな風にアクションだらけのお話であったが、そこに至るまでの権謀術数は割と素直に「結局、裏で糸引いてる連中が全部やってただけで、今回の事件は都知事選の結果をうまく操るためのものだったよ。捜査陣に対しては榎宮というトカゲの尻尾を切って逃げおおせたよ」というのでおしまい。例の裏で蠢くギャンブルトリオも、毎回3人でぶつくさ文句を言いながらも、結果としては望む通りの落とし所を見つけている様子。着実に何かを整えているのだろうが、彼らのことを「狐」と称して唾棄するシビュラは残り4話であの組織を壊滅させることができるのだろうか。鍵となるのはアニメとしては空白の期間だった「常守以後・慎導以前」の時代にあったという謎の監視官殺害事件。どうやら朱ちゃんはシビュラのあれこれをなんとか時代に沿ったものにするためにある程度の汚れ仕事にも手を染め、世界を変革させようと模索していたらしい。その結果が入江の言っていた廃棄区画への手入れ、そして監視官としての仕事を全て託された美佳ちゃんの存在。今の流れは、果たして常守朱の思い描くものになっているのだろうか。

 都知事選を巡るあれこれは、今のところシビュラからすると大きな不都合は無いようだが、小宮カリナのAIの存在が明るみ出て、それを市民が「黙認」したという結果が大事だったという。小宮カリナは「政治」とは大衆を統べる唯一の方法であるが、それは「暴力」とも紙一重の天上の存在でもあると説く。そんな彼女の説法が実際はAIに考案されたものであり、裏で立ち回っていたはずのマカリナの存在が衆目にさらされながらも、一般市民はこれを受け入れた。つまり、シビュラという統治機構の存在に加えて、東京都民は「機械生命の思考に準ずる覚悟」を票として投じたことになる。ここまでのお膳立てを、ビフロストの連中がどんな風に活用してくるのだろうか。そして、それはシビュラの望む世界とは異なるものになるのだろうか。

 それにしても、六合塚さんの髪型が変わっただけでなんか垢抜けない印象になったな。ぼくぁ執行官時代のひっつめ髪の方が好きでした。ダークスーツでビシッと決めたキャリアっぽい六合塚さんが夜になると(略)

 

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 弥生ちゃんキターーーーー!!! 第3話! こうして旧作キャラが満を辞して登場するだけで盛り上がっちゃうのがチョロいファンってやつでね。いや、でもまさか狡噛・ギノさんを先に出しておいて貯めてからの六合塚さんだとは思わんやんけ。ちゃんと弥生ちゃんのカムバックをなんともいえない笑顔で迎えてる唐之杜さんが映し出されるのもポイントよね。ねぇ、今どんな気持ち? 具体的にいうと昨晩はどんな気持ち?!

 さておき、そんなCパートだけで盛り上がってしまったが、もうとにかく大変である。これ、1時間ぶっ続けで垂れ流していい情報量じゃねぇんだよ。しかも全くユーザーフレンドリーじゃなくて、まさか今回の都知事選の事件が1週間で終わらないとは思ってなかったよ。今週展開された伏線やら設定やら、ちゃんと1週間後まで覚えてて対処しなきゃいけないのは大変だ。いや、それくらいは流石に視聴者サイドがなんとかせぇやって話だろうけど、いろんなところに不確定のままぶら下がってる情報が多すぎて、どれをどの袋にしまったらいいかわからない状態での1週間待機って結構キツいよ。特に今作を面倒臭いものにしているのが宮野たちが率いている謎の賭け事集団「ビフロスト」と呼ばれる連中で、こいつらが何してるのかはまだまだ全然明らかになっていないのである。一応、シビュラのお株を奪うようにして別に巨大な人工知能(なんちゃらロビン)を用意してシビュラの裏をかくようにこの街を好き放題してやろう、みたいな企みは見て取れるのだが、女性と老人の方は権力や遊興目的での暗躍だと納得できるとして、宮野ボイスの若者はもう1つ何かに絡んでるのが間違い無いんだよね。そして、そんなお偉方連中の手駒となって動く「インスペクター」と呼ばれる実働部隊もそれぞれに思惑があるみたいだし。今回の廃棄区画でのゴタゴタは、どうやらそうした「インスペクター」たちの勝手な思惑が関係しているみたいなんだよね……そりゃ公安が全容を理解できるわけがないし、どこから辿ればゴールにたどり着けるか見当もつかない。一応、今回の事件では廃棄区画のオトコオンナを打倒すればクリアになるのかもしれないが……都知事選はそれで処理できたと言っていいものかどうか。

 もう、謎は何重にも積み重なっている状態なので黙って見守るしかないが、過去のシビュラの奮闘を見守る側としては、「どうやって街頭スキャンをかわし切って暗殺チームを送り込んだのか」はやはり気になる部分。そりゃね、かつての某事件を彷彿させるわけでね。そのあたりがザルになっちゃうとシビュラの信頼も地に落ちてしまうので、なんとかその謎だけでもきちんと解明してほしいもんである。そりゃ、そのほかの部分も解決できれば言うことなしなんだけど。どうやらアイドル議員の方は単なる悪党ではなくてシビュラのメンタルスキャンに関わる特異性を持ってるやつっぽいんだよなぁ。今回対立候補の猪木(仮)の方ばっかりでてきて彼女が出てこなかったのは、次回が彼女を中心に回るっていう前フリなんだろうし。

 3期に入っていろんなところが混迷を極めるシビュラ統治圏だが、やはりキーワードになるのは「開国と移民」。それを認めるか認めないかで市民感情が分かれているというのが都知事選では端的な火種になっているし、シビュラという法の網をわざわざ解放してまで行った開国であるために、どうしたってそこにはシビュラの弱点が透けて見える。悪い奴らからしたらこれ以上ないくらいに「付け入る隙」である。果たしてどんな手段でこの国の中枢に悪い虫が入り込んでいるのか。シビュラさんもそのあたりの処理には躍起になっているはず。まさかの成り代わりなんてことは勘弁してくれよ。

 そうしてこの世界を取り巻く大きな物語も展開しつつ、今回はチンピラ執行官2人の掘り下げもぼちぼち進んできた。慎導と行動を共にする入江の方は純粋に「スラム育ちのちょい悪にーちゃん」くらいのキャラっぽい奴で、「尖ってるぜぇ」っていう割に今のところ肉弾戦は敗戦の方が多い。「あなたは今暴行を受けている可能性が高いです」って言われるのも不憫である。それにしても、今期はやたらとスラム街っぽいところで諏訪部順一が生活してるよな(歌舞伎町シャーロック・ノーガンズライフ)。あと、中村悠一は今期めっちゃ事件の捜査ばっかりやってる(歌舞伎町シャーロック・バビロン)。

 もう1人のチンピラ、廿六木(とどろき)に関しては、回想シーンも挟んで毎度のことながらヘヴィーな過去が明らかになった。まぁ、ヘヴィーじゃなきゃ執行官にはならないんだから当たり前だけど、若干ギノさんちとかぶるような部分もあるかもしれないな。「血統と犯罪係数の因果関係は証明されていない」だそうですよ。ギノさんが聞いたらなんていうでしょうかね。廿六木は思い切り猪木の闘魂注入を食らうなど、今のところ噛ませっぽい情けない挙動が多いのだが今後活躍するチャンスはくるんだろうか。

 そして主人公コンビ・慎導とミハイルの二人の闇の深さもまだまだ気になるところ。過去に肉親を殺された事件を追ってわざわざ公安にまでやってきたというが、なんとその後援者になっているのはあの常守朱と「首が飛ぶゲームで遊びたい」でおなじみ霜月美佳ちゃんであった。さらに今回入江たちの口から「朱ちゃんはおかしくなっちゃったかわいそうな監察官だろ?」みたいなことを言われていたわけだが、さて、結局朱ちゃんは今どういう立場で、どこで何をしているのだろうか……狡噛さんがあれだけシャキシャキ動いているし、彼女のサポーター(?)である美佳ちゃんがバリバリ働いてるんだから、きっと朱さんも今まで以上にこの国の治安のために動いているはずなのだが……来週、六合塚さんが何か教えてくれないかなぁ。

 

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 出し惜しみ無しは良い判断、第2話。そりゃな、8話しか無いんだったらいくらトータルでの時間が長いとは言っても、温存しておくほどのゆとりは無いよな。

 というわけで、圧倒的存在感で登場した狡噛&ギノさんの最強コンビ。意外だったのは、なんとあの狡噛が外務省の直轄で無事にお仕事に復帰していること。劇場版ラストで帰国する旨は告げられていたが、そこから一体どんな取引の末に再び日本の地を踏むことになったのだろうか。その間には相変わらずありとあらゆる思惑が交錯するシビュラとのやりとりがあったと思われるが、おそらく常守朱が間に立ち、狡噛慎也という男の有用性をシビュラに説いたのだろう。また、シビュラも少しずつその実態を変容させている部分があり、狡噛を「赦す」余地が生まれていたということでもある。もちろん、その逆で狡噛がシビュラを「許す」ことになったのも大きな変化であろう。彼がその胸中にどんな野心を固めて帰国したのかは想像するしかないが、常守朱が全てを抱えて「裁きを待つ身」であると独白する中、狡噛だけがシビュラと向き合わないというわけにもいかない。再びシビュラの懐に飛び込んだ監視官とその猟犬。今回の物語で二人はどんな役割を担うことになるのか。

 まぁ、ぶっちゃけ今回のシリーズでこのアニメが完結するわけでもないだろうし、もしかしたら大きな変化は起こさないまま、あくまで新人たちのレベルでの戦いを描くストーリーになるんもかもしれないけど。実際、今回鳴り物入りで登場した狡噛さんのお仕事は「先輩の強さを見せつけるだけ見せつけて退場する」というシンプルなもの。そりゃな、どれだけ新人2人が有能だったとしても、狡噛・ギノ・須郷と並んだ百戦錬磨の外務省トリオを相手取ったらひよっこ以外の何ものでもないからな。こうして歴代シリーズのキャラがジョーカー的な強さを持って帰ってくるのは嬉しい反面、扱いが難しそうで不安な部分もある。活躍してほしい気持ちもあるし、適当に触るくらいならこのままなんとなく「圧倒的ヒーロー」の立場でそっとしておいてほしい気持ちもある……。悩ましいところだな。なお、何は無くともそのカップリングを見ているだけで心がそわそわするのは無条件で素晴らしいところである。今回一押しだったのは美佳×ギノなわけですが、もちろん狡×ギノだって圧倒的に本筋である。そして無視できない美佳×常……。え? 狡噛×常森? 知らないカップリングですね。

 まぁ、そうして旧作キャラがヒーローとして登場したことでひとまず安心した部分もあるので、あとは心置きなく新作パートでの作劇を楽しんでいこう。ただまぁ、現時点では本当に素直な「刑事物」っぽい仕上がりに止まっており、PSYCHO-PASSシリーズならではっていう筋立てではないのだけど。突然のサブプライム事件についても、シビュラの抜け道が随分ずさんで「シビュラさん、そんな適当な不法行為を認めるようなザルシステムじゃなかったはずなのに」という公式との解釈違いみたいな部分はある。まぁ、おそらくこれまで経験したことのない「開国」という転換期において、法的にも行政的にも処理が追いついてない部分が多く、そのあたりのゴタゴタを上手いこと利用されたのだと好意的に解釈しておこう。それだけトラブルが多いと踏んだからこそ、シビュラだって外務省という橋頭堡の部分に最強スターズを取り揃えたのだ。

 そうして人員が外務省(つまり対外政策)に割かれてしまったら国内治安が不安になってしまうわけだが、なんとかサポートしようと加入してきたのが今回の主人公2人というわけである。一応確認しておくと梶くんの方の名前が慎導灼(しんどうあらた)、中村の方が炯(けい)・ミハイル・イグナトフ。相変わらずすげぇネーミングである。慎導の方は謎のチート能力「潜る」を持っており、どう考えてもプロファイリングとかの域を超えた異能で他人の心理状態をトレスできる(サイコパスを追う、というフレーバーなのかも)。刑事としては最高すぎる能力だが、一応「完全にメンタルに入り込むのでやりすぎると危ないかも」「周りに止めてくれる相棒がいないと多分自爆する」といったペナルティもある。ただ、現時点ではどう考えもメリットの方がでかいので圧倒的チート感がある。一方ミハイルの方は単なる荒事担当っぽいのだが、2人が本当に信頼しあっているパートナーであるというのは慎導の方の能力を使う上で欠かせない設定。多分この二人の最強っぷりには今後もあまり疑念の余地はないだろう。

 他方で、狡噛たちが突然出てきちゃったせいで今のところかませ犬以外の何物でもないのが執行官のチンピラ二人組。幸い、慎導たちが割と無茶する連中なので「お高く止まったエリートさんがヨォ」みたいな空気はなくなりつつあり、特に諏訪部の方(入江という)はだいぶ歩み寄ってる状態ではある。できることなら今回の新規執行官3人にも格好いい舞台を用意してほしいもんである(もちろん、雛河さんもそうなるに越したことはないが)。

 2つ目の事件は都知事選がらみの関係者の不審死。どう考えても怪しいのはアイドル陣営っぽくて、この世界で色相を濁らせずに済むやつってのは大抵ろくなもんじゃない。しかもCVは日笠である。「アイドル役の新キャラかー、CV誰だろうなー」って思って見てたらいきなり日笠歌唱が始まった時の安心感。この人、バーチャル世界にログインすると殺戮狂ですよ(GGO並みの感想)。

 

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 「へんすき」のヒロインもこっちの世界線にくれば幸せになれたのに……第4話。すでに関係性は固まりつつあるんだけど、自然に怪しげな匂いが漂う方に移行できる手管はさすがである。

 ようやく気づいたんだけど、これって性転換した「バンドリ」なんだよな。いや、単にバンドがテーマっていうだけの話なんだけど、それってつまりは関係構築のいろんな部分に共通点が見出しやすいってこと。例えば「楽器をかけらも知らなかった主人公が音楽に魅了され、初めて抱えたギター一本からバンドに入っていく」っていう展開はポピパ的な部分である。香澄と違って真冬にそこまでのバイタリティはなさそうにも見えるが、根本的なところで存外ずうずうしかったり、これと決めたらまっすぐに突き進むところは主人公気質。そうなるとパートナーの上ノ山はさしずめ有咲ってことになるだろうか。こちらはツンデレ風味も早々に無くなって、今となっては真冬に夢中ではあるのだが。

 どちらの世界も異性の介入がほとんど無いってのも共通点だが、残念ながら(?)こちらはバンドリ次元と違ってしっかりと異性も絡んでくる。画面上に登場するのが美竹父オンリーのガルパ次元は関係性を育む際に「同性だけどいいの?」っていう部分は1ミリも勘案されない素晴らしい世界なのだが、こちらはどうやら、男同士でいちゃついてると文句をいう外野もいるらしい。普段はこういう「そっち向け」作品を見てる時は「可愛い女の子の1人もいればモチベーション上がるけどなぁ」って勝手に思うことが多いが、今作の場合、むしろクラスメイトの女の子が入ってきて余計なちょっかいを出すと邪魔だとすら思える。まぁ、おそらく女の子たちがあれだけ気にしてるってことは主人公2人は存分にイケメンなんだろうし、真冬が同性にもコナかけられてしまうタイプってのは分からんではないが。

 ご丁寧にクラスでの言動から上ノ山の中で最も優先順位が高いのは真冬であることが確定している。ここを打ち崩すのは生半な外野では不可能なはずだが、さて、正面からつついたらどんな反応を返すものやら。しかし、次回予告ではバンドメンバーのあっち方面で怪しい雰囲気になってたわけですが……。グループ内でのカップリングが自由自在なのもガルパと一緒やな!

 

 

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