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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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Nest Robber 巣荒らし (1)(R) C

クリーチャー・恐竜

2/1 速攻

 赤の2マナコモン恐竜。実は「赤単色で」「2マナパワー2速攻」「デメリットなし」というのはこのクリーチャーが史上初。ほぼ同じ性能には「ラクドスの切り刻み教徒(RTR)」が存在しているが、色拘束の軽さ、部族シナジーなどを考えると、2マナ速攻チームでもかなり上位の存在と言える。スピード重視の白赤恐竜の場合、とにかく序盤から恐竜を盤面においておくのが重要であり、それに加えていち早くダメージを刻むことができるこの子供竜は充分すぎる選択肢になる。2ターン目に「ティロナーリの騎士」から3ターン目にこいつで一気に5点、なんてムーブがコモンだけで手軽に実現可能なのだ。今回は赤黒双方に1点火力があるし、吸血鬼トークンに弱いので相手次第でかなりムラがあるのが難点だが、ぶん回りに期待する男の赤なら、アリでしょ。

 

Rummaging Goblin/かき回すゴブリン(M15)」 C

 元祖赤ルーターが久しぶりの復活。今や青のルーター業務と同じように定着した「捨ててから引く」赤ルーターだが、始まりはこのゴブリンだったのだ。イクサラン世界のゴブリンは体毛に覆われており、猿っぽくてちょっと可愛いのでポイント高いですね。残念ながら今回の世界には余波だとかマッドネスのような露骨にルーターと相性のいいギミックは存在しないが、ルーターはルーターというだけで強いんだから構わないだろう。今後もお世話になります。

 

Storm Fleet Pyromancer 風雲艦隊の紅蓮術師 (4)(R) C

クリーチャー・人間、海賊、ウィザード

3/2

強襲 - 〜が戦場に出た時、〜は対象のクリーチャーかプレイヤーに2点のダメージを与える。

 強襲条件で2点飛ばすクリーチャーということで、かつての「マルドゥの心臓貫き(KTK)」と同じ立ち位置のクリーチャー。あちらは4マナ2/3、こっちは5マナ3/2。やや弱体化しているものの、こちらはコモンで拾えるという大きな強みがあるし、攻め気の強い海賊なら、5マナも払うならやっぱり最低でもパワー3は確保したいのでこれで正解な気がする。強襲強襲で攻撃し続け、相手がクリーチャーをブロックしたらこれの2点でトドメをさせるかもしれないし、通したなら通したで、こいつが本体に2点追加してライフを詰めていく。とにかくアタックが義務なので後ろを振り返らないのが海賊流。止まるんじゃねぇぞ。

 

Sure Strike/確実な一撃(BFZ)」 C

 「今回の先制攻撃」のコーナー。毎度飽きもせずにローテーションを回していますが、今回はちょい優秀なこちらのカードがローテ落ちを回避しつつの登板。パワーの修正値が大きいので、トランプル持ちの恐竜に使ってやるとその性能を余すことなく楽しむことができます。速いデッキなら2マナ3点火力と割り切って本体に叩き込むのもアリ。

 

Swashbuckling 向こう見ず (1)(R) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされたクリーチャーは+2/+2の修正を受けるとともに速攻を持つ。

 「向こう見ず」という日本語はMagic翻訳ではいくつかの単語に当てられており、「向こう見ずな」という形容詞なら「Madcap」→「向こう見ずな実験(KLD)」「向こう見ずな技術(GTC)」に、「向こう見ずなやつ」という名詞なら「Daredevil」→「オキシダの向こう見ず(SOM)」「臭汁飲みの向こう見ず(LRW)」に使われている。そして今回、また新たな単語が「向こう見ず」に登録された。「swashbuckling」とは、「威張りちらす剣客」などを意味する言葉で、辞書では「空威張り、向こう見ず」となっているのだが、「から威張り/Bravado(USG)」はすでにカード名になっているのでこちらの言葉が選ばれたのだろう。翻訳チームも苦労してますね。まぁ、そんだけ頑張って訳してみても、カードとしては「ゴブリンの戦化粧(BFZ)」と全く一緒。この次元はあんまりゴブリンがメインの種族でないことから一般名詞になったということだろうか。+2のオーラというだけでそれなりにニーズがあり、速攻部分はあまり問題にならないカード。とにかく序盤から押せ押せで行くんや、というデッキなら投入が検討できるが、オーラの弱点は解消されていないので、出来れば安定性の高いクリーチャーリソースで揃えた方がデッキはまとまるだろう。ちなみに、フレーバーテキストには割と大事な歴史的背景が書かれているので注目に値する。鉄面連合(海賊たちの集まり)は薄暮の軍団(吸血鬼の侵略集団)から除名されたものの子孫の集まりとのことだが……あれ? 吸血鬼の子孫が人間なの? どういう歴史なんだろう?

 

Thrash of Raptors 猛竜の群れ (3)(R) C

クリーチャー・恐竜

3/3

あなたが他の恐竜をコントロールしている限り、〜は+2/+0の修正を受けるとともにトランプルを持つ。

 デザインとしては今の環境の「横這ナーガ」に近いが、いろんな部分がワンサイズでかい。4マナ3/3の安定ボディが、仲間がいれば5/3トランプラー。普通のデッキが相手ならば充分フィニッシャーと呼べるクラスのサイズになる。繰り返し書いている通り、今回はとにかく「他の恐竜を並べる」ということが必須条件になっているが、こうしてみると恐竜はコモンレベルでも使えないカードがほとんど存在せず、よほど偏らない限りはそれなりの枚数をピックすることは難しくないだろう。強いて難点をあげるとしたら、白・赤・緑の3色からどのように色をチョイスして行くかだ。緑を主軸に据えれば色マナサポートは豊富だが、そうでない場合には「同じ部族だから」と言って気軽に散らしてしまえるほどに楽なマナベースではない。早い段階から確実に展開して行くためにも、早めに色マナの感覚をつかみたいところだが。

 

Atzocan Archer アゾカンの射手 (2)(G) U

クリーチャー・人間、射手

1/4 到達

〜が戦場に出た時、あなたはこれが他の対象のクリーチャーと格闘することを選んでも良い。

 どことなく和風な響きもある言葉、アゾカン。それがなんなのかはわからないが、どっかの地名とか種族名なんだろうな。さておき、そんなあぞかんが誇るアーチャーが登場。タフネス4の到達持ちがしっかりと空を見据え、今環境で暴れまわるであろうフライヤーたちをきっちりマーク。ついでに登場時にタフネス1までなら屠ることができるので、2/1フライヤーなんかが出ている場は大好物だ。これだけでもそこそこの仕事ぶりではあるが……なんか、過去の先輩アーチャーたちに比べると随分地味。「戦利品狩り(RAV)」とか「フェメレフの射手(10E)」みたいな「フライヤー絶対殺す」という殺意の波動は感じられない。そこでもっとよく見てみよう。なんとこのクリーチャー、緑の呪文には珍しく、格闘する相手が敵クリーチャーに限られていない。やろうと思えば自軍のクリーチャーといきなり取っ組み合いを始めることが可能なのだ。普通の環境ならばなんの意味もない変化だが、この世界にはちょっとでもダメージが与えられると大事件な恐竜たちが跋扈している。この射手は、空の見張りをするふりをして、こっそり後ろから恐竜の尻に矢を打ち込むのである。……どさくさに紛れて相手に追いダメージを食らって殺されないように気をつけよう。

 

Blinding Fog 目隠し霧 (2)(G) C

インスタント

このターン、クリーチャーに与えられるすべてのダメージを軽減する。あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで呪禁を得る。

 「この環境のフォグ」のコーナー。毎度あまり注目されない枠であるが、さすがに毎回無視されるのは問題があると思ったのか、なんと今回は全軍呪禁という全く別次元のボーナスをつけることで一気に使用価値を引き上げた。というか、もうこれフォグじゃないな。単なるカウンター呪文だな。よく見れば「戦闘ダメージ」ではなく「クリーチャーに与えられるダメージ」なので、全体火力からみんなを守ることができるし、こちらから殴っている場合、クリーチャー戦闘だけチャラにして本体ダメージだけしっかり通すなんて小技も可能。使ってみれば色々便利な1枚。あとはまぁ、この3マナっていうコストが許容できるかどうかだ。相手が恐竜の場合、下手に激昂させないための安全弁として用意しておくといいかも。

 


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9月16日 ドラフト模様(HOU×2 AKH

ピック順 【Sangriter】→【Alessi】→【Chrolony】→【Serra】→【Thraxi】→【Mei

 

 さて、この環境もラスト2回……なんだけども、なんか移行のタイミングが色々と微妙です。

 まず、来週は現時点で既に欠席者が2名報告されているため、開催されたとしても5人戦という何とも締まらない幕引きに。いや、ちょっと前なら5人戦でも割と普通なんだけどね。ずいぶん久しぶりだからどうにももやっとする。もし追加で欠席者が発生する場合は早めに連絡をお願いします。その場合、今回がラストだったということになるわけだな。もう、いっそ中止にしてみんなでプレリに参加するってアイディアもあるな。

 さらにその翌週、イクサランリリースの日については、事前にお伝えした通りに予定調整を進めております。現時点で最有力となったのは、発売日の金曜(29日夜)の開催です。これだと今のところ最大6人の確保が可能。まぁ、社畜の皆さんはちょっと大変だけども。条件としては「9時以降くらい」とのことだったんですが、どんなもんでしょう。引き続き、来週のドラフト時に調整はいるかもしれません。

 ゴタゴタして申し訳ないが、とりあえずそんなところで。

 

 


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 それでは来週、フルスポイラでお会いしましょう。

 

Axis of Mortality 定命の枢軸 (4)(W)(W) M

エンチャント

あなたのアップキープの開始時に、対象の2人のプレイヤーのライフの総量を交換しても良い。

 白くなった「魂の導管(NPH)」。色がついて神話になった分、発動にコストがかからないようになった。「ライフ量の総取っ替え」は何故か白と黒に与えられた能力なので吸血鬼の儀式としてはちょうどいいフレーバーなのだろうか。まぁ、神話認定されてしまったのでパックから出てきたら確実に「ハズレ」枠と謗られることになるとは思うが……。他にも白だとかつてはさらに2マナ重い「砂の逆流(CHK)」なんてカードもあり、比較すると軽く設置できて、状況次第でなんども起動できるのがこちらの強みだが、発動がアップキープに限定されているため、設置後どうしても隙ができるのが難点。どうしてもこれを勝ち手段に活用したいなら「天使の嗜み(TSP)」みたいな安全弁は必須だろう。一応の利点として、普通のダメージデッキでは対応できない無限ライフコンボなんかに対応できるって売りはあるにはあるが……あんまり頑張って使い方を考えるカードでもなさそうだ。一応、「十三恐怖症(SOI)」と組み合わせるっていう芸術点高めのコンボを思いついたので、誰かチャレンジしてみて(どこでだ)。

 

Emissary of Sunrise 日の出の使者 (2)(W) U

クリーチャー・人間、クレリック

2/1 先制攻撃

〜が戦場に出た時、これは探検を行う。

 探検のみのスッキリボディ。白にも探検クリーチャーは存在してたのね。今のところ、こいつが名前からして太陽帝国サイドの人間であり、ファートリなんかと一緒にオラーズカを探すために探検しているようなので、恐竜カラー3色は探検が可能。さらに青や黒も侵略してきた海賊連中が探検しているようなので探検可能。つまり、5色全部が探検カラーということだ。で、そんな白探検だが、3マナ2/1先制攻撃に土地ドロー付き or 3マナ3/2先制攻撃。なるほど、どちらにしてもコモンにしちゃうとちょい強い。普通のデッキなら6割くらいの確率で3/2なので、主戦力として期待できる数字だろう(勝率はローウィン時代の激突ギミックよりも圧倒的に高いのだ)。ただ、それがアンコモンで出てきて嬉しいかと言われると……ちょい微妙? 白の場合は恐竜ギミックや吸血鬼ギミックもできれば取り入れていきたいところであり、人間クリーチャーを入れるってのはちょっと損した気もする。まぁ、開発チームの狙いだとこの世界の部族ギミックは「イニストラード以上、ローウィン以下」のウェイトらしいので、これくらいの「単に優秀」っていう孤立牌だったらなんとかなるかな。

 


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Adanto Vanguard アダントの先兵 (1)(W) U

クリーチャー・吸血鬼、兵士

1/1

〜は攻撃している限り+2/+0の修正を受ける。

4点のライフを支払う:〜はターン終了時まで破壊不能を得る。

 まさに先兵。イラスト的には「よいしょぉ〜!」みたいな感じで恐竜の柔らかそうなお腹に思い切り突っ込んでいて、いかにも2マナパワー3っぽい。そだけだったら「第六隊の刃(FUT)」あたりと同じ普通のカード。しかもパワー3がアタック時限定なので万一ブロッカーに回っちゃうと割と雑魚。それでもアンコの地位を守れるのは、ひとえに人の生き血をすするそのしぶとさ故。4点のライフというのはとんでもない支払いだ。わざわざこの程度の戦力に8点とか12点を払うなんて選択肢はよっぽどでない限りは存在しないはず。しかし、このクリーチャーが生きていることによってその後どの程度相手のライフに影響を与えられるか、完璧に計算できる人間なんているわけがない。アタックすれば、相手は「能力使うのかな……」と悩んでブロックを考える。ブロックされたらされたで、「能力使った方がいいのかな……」とこちらが悩む。世の中、悩みだらけだ。お悩みを少しでも軽くするためには、是非とも絆魂吸血鬼を多めに。

 

Imperial Lancer (W) U

クリーチャー・人間、騎士

1/1

〜はあなたが恐竜をコントロールしている限り二段攻撃を持つ。

 キーワードの中でもトップクラスに「お高い」二段攻撃。それをわずか1マナで手に入れてしまうのだから大したもんだが……とりあえず、今のところ1マナの恐竜というのは報告されておらず、2マナ域にいくつか発見されているくらい。当たり前の話だが、恐竜は超速攻のタイプではない。こいつを出し、果たして何ターン後に二段攻撃が手に入るものだろうか。そして、このパワー1のクリーチャーが二段攻撃を持っていて、果たしてどれくらいの期間なら活躍が見込めるのだろうか。これがもしデフォで二段攻撃を持つならどれくらいのコストかを考えると、「剣術の名手(RTR)」相当なので、つまりは2マナくらいである。……それくらいなら最初から払ったほうが良くない?

 


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9月9日 ドラフト模様(HOU×2 AKH

ピック順 【Thraxi】→【Serra】→【Alessi】→【Chrolony】→【Mei】→【Sangriter

 

 さぁ、「破滅の刻」環境も今回を含めてラスト3回。ぼちぼちゴールが見えてきましたかね。ちなみに今後の予定が若干ゴタゴタしておりまして、次回(9/16)のドラフトはすでに欠席1名の報告があり、次々回(9/23)も欠席1名が確定。もう7人戦は発生しません。さらに、ちょっと言いましたが、その翌週、つまりイクサランのお目見えとなる週(9/30)は、僕がどうしても外せない予定があって開催できないんですよね。別に私がおらずとも6人でドラフトはできるわけですが、そこはほら、俺主催者じゃん。環境スタートの試合を俺がいないところでやられたくないじゃん。自分が参加できない試合のためにパックとかスリーブとか用意したくないじゃん。ということで、リリース週のドラフトは土曜日以外の日にズラすという強権を発動したいのだけども……。以前のように金曜深夜開催にするか、可能ならば日曜の昼間にするか。土曜がベストって人が多いとは思うんだけども、そういう事情なので3週間後の予定の確認・調整をしていただけると助かります。次回集まった時に(6人しか集まれないけど)擦り合わせするので、よろしくお願いします。「お前無しでやるからパック用意しとけ」って言われると、多分年下に買い物を押し付けてふて腐れます。

 


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Chart a Course 航路の作成 (1)(U) U

ソーサリー

カードを2枚引く。その後、あなたがこのターンクリーチャーで攻撃していないなら手札を1枚捨てる。

 強襲はクリーチャーに与えられる能力でソーサリーには使えないためこのような書式になっているが、これが事実上の強襲カードであることは一目瞭然だろう。考えてみれば、元々マルドゥ(赤黒白)のために開発された攻めっ気溢れる強襲が、「海賊」という文脈を通じて青にも移植されるというのはなかなか面白い現象だ。そして、この程度の条件で2マナ2ドローというのは割と事件である。普段の文脈ならば「まぁ、青はクリーチャーカラーじゃないから攻撃とか難しいし……」というところなのだろうが、今回の青はしっかりと海賊カラー。そうでなくても最近は果敢色として青にも色々と粒の揃った低マナ域も安定供給されるようになってきた。最悪クリーチャーは犬死にする選択肢だってあるのだし、フライヤーなどの手軽なアタッカーを1ターン目に用意できれば、2ターン目からいきなり2ドローも夢ではない。中盤以降にもわずか2マナで選択肢が増やせるのは文句なしで強く、このコストなら2ドロー1ディスカードの「目録(SOI)」でも問題ないのだ(「苦しめる声」の上位種である)。「先読み(ROE)」もちょいちょい構築レベルでニーズがあったのだから、これだって必要に応じて求められるデッキはあるのじゃなかろうか。

 

Lookout’s Dispersal (2)(U) U

インスタント

〜を唱えるためのコストは、あなたが海賊をコントロールしているなら(1)少なくなる。

対象の呪文を、そのコントローラーが(4)支払わない限り打ち消す。

 これも過去の呪文の上位種で、「巻き込み(EMN)」の完全上位互換である。まぁ、レアリティあげてるから。「完全上位」とは言ったが、どのくらい上位かというと、今のところは「ほんのちょっと」。海賊がいればこれは「マナ漏出」の上位互換になるという、僅かながらのコスト調整である。似たような立ち位置の呪文には「冷静な反論(SOM)」があるが、あっちは別に構築レベルに食い込んだとかいう話は聞かないんだよな。とりあえず、4マナの要求はほとんど完全カウンターと同義であり、ローテーションにより「手酷い失敗(BFZ)」「虚空の粉砕(OGW)」などの有力なカウンターが落ちる今後の環境では構築も狙える1枚。もちろん、海賊デッキが流行るなら言うことなしだ。

 

Search for Azcanta (1)(U) R

伝説のエンチャント

あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリのトップを見る。あなたはそれを墓地においても良い。その後、あなたの墓地に7枚以上のカードがあるなら、〜を変身させても良い。

Azcanta, The Sunken Ruin 

伝説の土地

(T):あなたのマナプールに(U)を加える。

(2)(U)(T):あなたのライブラリを上から4枚見る。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカードを1枚公開し、それを手札に加えても良い。残りのカードを好きな順番でライブラリの下に置く。

 伝説の土地を探し求めるレジェンドエンチャントサイクルの青。これらのサイクルは、なんだかどれも絶妙に昔懐かしい匂いを感じさせてくれる要素が混ざっているのが面白くて、例えばこのカードの場合、表の効果は完全に「頭脳集団(ODY)」と同じで、さらに変身条件は「頭脳集団」が活躍したオデッセイ環境でおなじみのスレッショルドである。これが懐かしいカードを意識して作られているのかどうかは定かじゃないが、まぁ、墓地7枚は色々ちょうどいいってことなんでしょうね。「頭脳集団」は今時の言葉で言えばだいたい「アップキープに占術1」くらいの効果。有効ドローの効率は確実に高まるし、積極的に遺跡探検を進めたいならトップがなんであろうとガンガン墓地に落としてスレッショルドを目指せば良い。墓地は貯めようと思って専門デッキを組めば高速で満たされることはモダンあたりで散々証明されている。そして裏返って到達する伝説の土地は……これは初めて見る効果かな。「トップ4枚から好きなカード引けるで」というだけで強いのだが、流石にそれだとやばすぎるのでもらえるカードには青っぽい条件がつけてある。まぁ、これまたデッキを狙って組めば1ドローよりもはるかに効率のいい効果になるはずだ。過程はちょい多いし、安定運用するデッキはやや選ぶが、ハマってしまった時の制圧力はとんでもない。とにかく相手のやることなすこと全部いなしたいというヘヴィーコントロールな人向け。これ、地味に変身すると使える青マナが1つ増えるってのも重要なポイントだよな。

 

Storm Fleet Spy 風雲艦隊のスパイ (2)(U) U

クリーチャー・人間、海賊

2/2

強襲 - 〜が戦場に出た時、カードを1枚引く。

 これまで強襲能力なんて使ったことがなかった青が、必死に強襲効果を考えた結果がこれ。やっぱり引くんかい。187でカードを引くクリーチャーは色々といるが、こちらは制限をつけたことでコモンの「敏捷な革新者」よりちょっと強い。でもまぁ、それくらい。出してから殴ると引ける「用心深いナーガ」、殴ってから出すと引けるコイツ。どっちが強いんでしょうね。あと、その肩当ての用途はなんなんでしょうね。確実に、振り向く時にガンッてなるやつやん。

 

Arguel’s Blood Fast アルゲールの断血 (1)(B) R

伝説のエンチャント

(1)(B)、2点のライフを支払う:カードを1枚引く。

あなたのアップキープの開始時に、あなたのライフが5点以下であるなら〜を変身させても良い。

Temple of Aclazotz アクロゾズの神殿

伝説の土地

(T):あなたのマナプールに(B)を加える。

(T)、クリーチャーを1体生け贄に捧げる:あなたは、生け贄に捧げたクリーチャーのタフネスに等しい値のライフを得る。

 レジェンドエンチャントシリーズの黒は「強欲(7ED)」の亜種。最近なら「死者の神、エレボス(THS)」の起動型能力って言ったほうが早いかも。カードが引けるのは強いのだが、序盤に使うときはマナがネックになり、中盤以降に使う時にはライフがネックになるっていうなかなか憎らしい設定である。でもまぁ、2マナで置いといて折を見て使うだけなら悪くないか。そして、変身条件はライフ5点以下。つまり、青のスレッショルドに対してこちらは窮地条件である。能力をガンガン起動すれば、そりゃ勝手に窮地にも陥るはず。そこで満を辞して変身すると、下から現れる土地はなんと「嘆きの井戸、未練(SOK)」。しかも今回はマナコストがかからない強化バージョンである。「未練」はそれ1枚で伝説の土地になるくらいには強いカードであり、その強化版はそりゃ強いや。目減りしたライフも、そこらへんのクリーチャーを叩き落としてポンポン回復できる。まぁ、ライフ払って引いてきたクリーチャーのタフネスが2以下だと意味ないんだけども……。「未練」も「エレボス」も、単体で入れておいて適当に使えるタイプの能力ではない。何か劇的な活躍の場を用意してあげたいところだ。例えば「冠毛の陽馬」がいれば毎ターンそれだけで5点のライフが……いや、そうじゃない。ちなみに、このカードに書かれている「アクロゾズ」とは、「太陽の宿敵である夜の蝙蝠神」の名前のようだ。「三位一体の太陽」ってのは太陽帝国の恐竜の名前に出ていた「覚醒の太陽」「焦熱の太陽」「翠緑の太陽」のことだろう。この世界がどういう宗教観なのかは興味がありますよ。

 


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Duskborne Skymarcher  (W) U

クリーチャー・吸血鬼、クレリック

1/1 飛行

(W)(T):対象の攻撃している吸血鬼は、ターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。

 吸血鬼専用の「勇者の選定師(ORI)」。それだけだと対象制限されている分だけ人間よりも弱いことになるが、こちらは飛行が与えられ、スタンドアローンで殴りに行くという解決策で埋め合わせている。吸血鬼も比較的前のめりな種族で攻撃することに意味があるのだから、回避能力を与えられたのは案外大きいのではなかろうか。そして、最近では制限されることも多くなった白のサポート系クリーチャーの系譜、古くは「歴戦の歩兵(M11)」から受け継がれてきたこの流れが最近すっかり薄くなってしまったのは、リミテッドでの影響力が強すぎるせいなのだ。つまり、やっぱり強いってことだね。1枚立ってるだけでブロック側はかなりやりにくくなる。頭数の確保と戦闘の厚みの補強、色々美味しい有力な1マナ枠だ。

 

Deadeye Quartermaster 巧射艦隊の操舵手 (3)(U) U

クリーチャー・人間、海賊

2/2

〜が戦場に出たとき、あなたのライブラリから装備品・カードか機体・カード1枚を探し、それを公開して手札に加えても良い。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 「上級建設官、スラム」が好きなタイプのカードだけを専門にしたチューター。4マナ2/2と体躯は貧弱だが、出た時点で業務を終えるので特に問題はない。似たような効果のソーサリー「武器庫の解放」が2マナであることを考えれば、2マナの追加で2/2という計算はあっている。機体カードはまだ歴史が浅いのでそこまで多くの選択肢があるわけではないが、やはり注目すべきは装備品の方。「石鍛治の神秘家(WWK)」というとんでもない先輩もいるにはいるが、あれは単なる壊れ。さらに先輩の「タージ=ナールの剣鍛治(MRD)」と比較しても随分使いやすくなっていることがわかるはずだ。アーティファクトを探す専門家である「粗石の魔道士(SOM)」たちと同じように、下の環境や統率者なんかでいい仕事をしてくれそう。もちろん、リミテッドでもある程度の該当カードがあるなら、単に手札が増えるカードなので充分使用に耐えるだろう。

 

Favorable Winds/順風(AVR)」 U

 「どんなカードを再録するか」というのは実にクールで、考えがいのある要素であると、以前公式コラムのどこかに書かれていた。基本セットが復活することが決まり、無事にその受け皿は確保されたわけだが、このイクサランの時点ではまだそうしたプランはなかったはず。そこで、今回はやたらめったら充実した再録カード群が目を惹くラインナップになっている。そんな中からまずこの1枚。2マナという破格の軽さながら、デッキ次第ではマジヤバ決定力になる全体増強である。コンスピラシーに収録されてデッキテーマを支えたりしてたっけなぁ。今回の環境だと、青が支援する種族はマーフォークと海賊……あれ? 飛行? (海賊、割と飛んでる)

 

Opt/選択(INV)」 C

 なんとなんと、インベイジョン以来、実に18年ぶりの再録となった青の「キャントリップの中のキャントリップ」が登場だ(元々キャントリップとは「大したことができないちっちゃい呪文」の意)。実は我々コミュニティのドラフトの始祖を辿るとインベイジョン環境になるのでこの呪文は非常に印象深かったのだが、確認したらなんとインベイジョンで初登場して以降、サブセットも含めて一度も再録されていなかったらしい。つまり、マジで18年越しの新版カードなのである。書式も「占術1を行う」に変更され、なんだか随分お洒落な呪文になった。興味深いのは探検能力との絡みで、占術してるのに絶対にトップに積み込むことができないこの呪文は探検能力と一切シナジーを形成しない。その辺りの制約もあって今回の環境にお呼びがかかったのかもしれない。「血清の幻視(5DN)」や「定業(M11)」と言った呪文に比べると占術の質こそ落ちるが、この呪文の最大の売りは何と言ってもインスタントという手軽さ。かつては「オプトブルー」なんてデッキも存在したこの1枚、新たな時代の指針となるか否か。

 

Overflowing Insight 溢れ出る洞察 (4)(U)(U)(U) M

ソーサリー

対象のプレイヤーはカードを7枚引く。

 That’s 雑。確かに引く枚数はすごい。1マナ軽い「好機(M14)」で引ける枚数が4枚、「明日からの引き寄せ」では同じコストなら5枚なのだから、その効率の良さは圧倒的。圧倒的なんだけども……ソーサリーなぁ……。確かに通せば(そして次のターンまで生き残れば)勝つ呪文なのは間違いないのだが、ここまでのビッグアクションなら、もう1枚や2枚程度の枚数の差は大した問題じゃない気がする。引きまくったカードはどうせ同じターンに使うことが困難だし、現実を見るなら「明日からの引き寄せ」にしておくべきだろう。一応このカードだけの利点として「相手にも引かせられる」という特徴はあるので、いざとなったらライブラリを……(ここでノートは途切れている)

 

Siren Stormtamer セイレーンの嵐鎮め (U) U

クリーチャー・セイレーン、海賊、ウィザード

1/1 飛行

(U)、〜を生贄に捧げる:対象の、あなたかあなたのコントロールするクリーチャーを対象とする呪文か能力を打ち消す。

 お手軽に構えられる万能避雷針。ちょっと待て、この性能は盛りすぎじゃないか? 過去に似たようなカードを探しても、例えば自軍クリーチャーを対象にした呪文を打ち消せる「ハイドロモルフの守護者(TOR)」、サクるだけで「否認」2回分の「エレンドラ谷の大魔導師(EVE)」、最近ではサクるだけで追加コストが必要ない「霊廟の放浪者(EMN)」などが思い浮かぶが、呪文だけでなく能力まで打ち消せるとなると前例がない。まぁ、わざわざサクって打ち消したい能力なんてそこまで多くないと思うが、とにかく自軍が対象になったらどんな天変地異でもこいつ1体の命と引き換えでチャラである。相手からしたらとにかく一発目の除去はこれに打つ必要があるわけで、言わば「軍旗の旗手(APC)」みたいなもんだ。これが1マナ1/1フライヤーってんだから、最近のクリーチャーは本当に節操がない。置きカウンターならカウンターらしくじっとしてればいいものを、こいつは海賊デッキに必須の「序盤から殴りに行ける強襲装置」としてフル回転する。もちろん、カウンターのためにタップが必要なんてケチくさいことも言わないので殴りながらでも避雷針役は続けた上でだ。今後はいろんなところで見かけることになるんじゃなかろうか。

 

Spell Pierce/呪文貫き(ZEN)」 C

 ダイナミック再録シリーズ。こちらは初出となるゼンディカー以外では、なんとモダマスのみでの再録ということで元々コモンでしかないくせにやたらと高級感漂っていた1マナカウンター。さすがに今回の再録でコモンらしい価格に落ち着くことだろう(別に今も高くはないが)。しばらくはスタンダード環境に「否認」と一緒に在籍することになるが、どちらが優先的に使われるかは環境次第。相手の「否認」をカウンターするのに使うっていう意見もある。

 

Storm Fleet Aerialist (1)(U) U

クリーチャー・人間、海賊

1/2 飛行

強襲 - 〜は+1/+1カウンターが1つ置かれた状態で戦場に出る。

 お手本のような強襲クリーチャー。先んじてアタッカーが出ていれば2マナ2/3フライヤーというナイスステータスで登場し、後続のためのさらなる強襲エンジンとして活躍してくれることだろう。素出しでも2マナのフライヤーならそこまで悪い相談でもない。ただし、例によって難しいのは2マナクリーチャーのこいつが2ターン目に強襲状態で登場できるかどうかということ。直系の先輩としては「戦名を望む者(KTK)」がいるが、なかなか2ターン目の登場は難しかった。別に多少遅れても悪くはないのだが、例えば3ターン目に2マナ払って2/3のこいつを出すだけだとアクションとしてはすこぶる普通。できれば遅れて登場してもいいように、マーフォークと組み合わせてカウンターに副次的な意味をもたせていきたいところだ。それにしても、海賊のくせによく飛ぶよな、こいつら。

 

Duress/強迫(DTK)」 C

 こちらの再録は……まぁ、そんなに驚くことではないかな? 長らく基本セットの雄だったカードだが、タルキール龍紀伝に収録されたことでめでたく拡張セットに舞い戻り、今回は2度目の拡張再録ということになる。環境にこのカードがあるというだけでスタンダードの黒デッキは常にこれをメインやらサイドやらに積むことを検討する必要がある。いれておけばとりあえず安心、みたいなマッチも多いし、何よりもやっぱりこの1マナハンデスが圧倒的に優秀なのだ。今後もPWには目を光らせる必要があるし、黒が苦手とするエンチャント・アーティファクト対策も欠かせない。いつも通りにお世話になろう。なお、ドラフトだと割とグルグルする。さすがに打率が大幅に下がるからな。

 

Kitesail Freebooter 帆凧の掠め取り (1)(B) U

クリーチャー・人間、海賊

1/2 飛行

〜が戦場に出た時、対象の対戦相手は手札を公開する。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカードを1枚選ぶ。そのカードを、〜が戦場を離れるまで追放する。

 もういっちょ手札を拝借。こちらはなんと187能力での「強迫」内蔵クリーチャー。スペル自体が1マナだから、余計なことを考えなければ1/2フライヤーが1マナ相当! ちょっと安売りが過ぎますね。それもそもはず、ハンデスはハンデスでも「催眠の悪鬼(TOR)」形式の一時的除去。1/2程度の脆弱なボディでは手札破壊の確度は高くないのだ。とは言え、「潮の虚ろの漕ぎ手(ALA)」や「脳蛆(JOU)」の活躍でも分かる通り、こうして相手の手札が透けて見えた上で一時的にでも制限できるカードはやはり強い。除去を1枚抜いておけば、事実上こいつ自身がマスデスになったようなもの。さらに今回は抜き取れるカードに制限がついた分、自身の戦闘能力もそこそこで海賊的強襲生活にも大きく貢献してくれる。今後海賊が伸びてくるようならば構築も狙える1枚。

 

Sanctum Seeker 聖域探究者 (2)(B)(B) R

クリーチャー・吸血鬼、騎士

3/4

あなたがコントロールする吸血鬼1体が攻撃するたび、各対戦相手は1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。

 粗暴な軍族長(FRF)」からいろんなものを削りに削ってシンプルにしたレア。神話レアと比べる意味はないが、スッキリした分、素材の味だけで使い道を模索しやすくはなっている。何しろ吸血鬼デッキで使わなければ意味はないのだから。全軍が吸血鬼なら、これって軽くて殴れる「復讐作戦(EMN)」。吸血鬼も海賊同様に攻撃しまくることを前提とした種族であるが、とにかく強襲強襲の海賊と違い、ライフを底上げしながら嫌らしい攻め方ができるのが吸血鬼の特徴。こちらは出してしまえばそのターンからライフゲインが始まるので、無理なアタッカーを突っ込ませずとも、フライヤーなどの視界良好な連中をちょこちょこ殴らせるだけでも大きな効果を持つ。自身にそこまでの圧力はないが、環境の基準となるであろう「稲妻の一撃」や「削剥」で殺されないタフネス4はかなり偉い。ここから始める吸血鬼生活。

 


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Bellowing Aegisaur (5)(W) U

クリーチャー・恐竜

3/5

激昂 - あなたのコントロールする他の各クリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。

 とんでもない方法で激昂するヘンテコ怪獣。なんで怒った時に周りの仲間たちが元気になるのかはさっぱりわからないが、ひょっとしたらこいつ自身がものすごく人望(?)があって、ちょっとでも傷つけられると周りが勝手に発奮するとかいうことなんだろうか。だとしたらすげぇ人格者だな。例によって6マナで3/5とステータス自体はそこまでよくないのだが、ここから無限に味方にカウンターを載せまくる可能性があるのだからバケモノなのは間違いない。ここまで影響力のでかい能力なら、積極的に自分でダメージを与える方法を探していきたいところ。タフネスは充分なので、手持ちのクリーチャー火力ならあらかた「全軍にカウンターを置く呪文」として運用することができるだろう。ちなみに「歩行バリスタ」とは超コンボ。バリスタ型のクリーチャーは過去にたくさん存在しているし、何か瞬殺コンボのパーツになる可能性はある。まぁ、重いけども。

 

Ixalan’s Binding (イクサランの束縛) (3)(W) U

エンチャント

〜が戦場に出た時、対象の、対戦相手のコントロールする土地でないパーマネント1つを、〜が戦場を離れるまで追放する。

あなたの対戦相手は、追放されたカードと同じ名前を持つ呪文を唱えられない。

 この世界のリング。基本設計はそのままに、なんと追放したパーマネントに対する「金輪際(ISD)」効果までついているというのだから、アンコとしては破格の性能。レアの「金輪際」は「先に唱えられたらおしまい」というのが大きな弱点だったのに対し、こちらはむしろ「唱えられてからが本番」である。まぁ、あっちはソーサリーやインスタントも抑えられるのだから目的が違うのだけども。ここ最近はリング系除去の亜種も様々なものが作られているが、実際に構築シーンにまでのし上がってくる例を見るとどうしてもインスタントタイミングが要求されることが多い気がするが、今回のおまけはかなり魅力的。環境が一新された後のコントロール寄りの白デッキで出番があるだろうか。まぁ、後の環境に残るラスゴの1つが「啓示の刻」なのでエンチャントって併用しにくいんだけども。しばらくは「燻蒸」さんが頑張ってくれるから。それにしても気になるのはこのカードのフレーバー。ジェイスさんがこの次元に漂着したのはボーラスとの精神魔法合戦の後遺症だろうが、そのジェイスが「迷ってもうた」と困っている状態を表したカードが「イクサランの束縛」なのだ。イクサランという次元自体がなんらかの拘束力を持ってジェイスを捕らえているんだろうか。プレインズウォークできないとなると、災難も多そうだが。

 

Deeproot Waters (深根の水脈) (2)(U) U

エンチャント

あなたがマーフォーク・呪文を唱えるたび、1/1で呪禁を持つ、青のマーフォーク・クリーチャー・トークンを1体生成する。

 すごくローウィンっぽい匂いがするカードだ。これでもしローウィンのカードだったら間違いなく「部族エンチャント・マーフォーク」だったのだろうが、残念ながら部族システムは問題を抱えすぎて廃止になってしまっているので、この世界ではあくまで普通のエンチャント。ギミックとしてはエルフにおける「リス・アラナの狩りの達人(LRW)」と全く同じ。設置しておくだけで、今後全てのマーフォーク呪文は人数が倍になって出てくる。「リス・アラナ」はそれだけだったら「割と強い」レベルのカードで、こっちのエンチャントは出しただけではなんの役にも立たない置物なのだから評価が下がるように見えるが、問題なのは出てくるトークンが揃って呪禁持ちであるという部分だろう。1/1程度が呪禁を持ったところでそこまで問題はなさそうだが、部族環境ということもあり、当然ここから想定されるのはロードなどのギミックで1つ1つのクリーチャーのサイズが増していくこと。ただでさえマーフォーク呪文を連打している前提であり、出てくるクリーチャーの半数が呪禁持ちとか地獄でしかない。悠長なカードではあるが、今回のマーフォークは青緑で探検能力との絡みも多く、後続を呼び出すのが比較的容易な種族である(探検は占術と同等の役割を果たすため)。マーフォークでいっぱいの海。そりゃ陸にも上がってくるよな。

 


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9月2日 ドラフト模様(HOU×2 AKH

ピック順 【Chrolony】→【Thraxi】→【Alessi】→【Sangriter】→【Serra】→【Sea-chcken】→【Mei

 

 次の環境まで残り1ヶ月を切り、そろそろ終幕が見えてきたこの環境。世間的には少しずつイクサランの気配も見え始め、環境が終わったっていうか、消し飛んだジェイスの惨状ばかりが笑いを誘っております。ここからしばらくは「駄目ジェイスが描かれたイクサラン」→「やさぐれリリアナが描かれたドミナリア」みたいに繋げていけばサゲサゲなプレインズウォークが楽しめそう。ちなみに、統率者デッキは買えませんでしたが、今後、年内の予定としては11月に詳細全く不明の「アイコニックマスターズ」、そして12月には待望の(?)アンシリーズ3作目となる「Unstable」が発売される。そのあたりに乗っていくかどうか……どうしましょうね。アイマスはさておき、アンスタブルは正直欲しいんですけどね。イクサランが面白い環境になった場合、「他のセットとかどうでもいいからドラフトしようぜ」になりそうだなぁ。みんなでからくり組み立てようぜ。

 なお、今回のドラフトはマスターピースが同時に2枚出現するとかいう謎の現象が発生しましたが、特に注目に値するカードでもなかったので大勢に影響はありません。

 次回はすでに欠席報告が1名入っています。その他の連絡がある場合はお早めに。あと、前に言ったはずなんだけどあまり徹底されてないから確認しておくけど、欠席連絡とかは基本的に俺だけじゃなくて全員に回してください。

 


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