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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 悔しいけど嫌いじゃない、第2話。今期は無いと言われていたきらら枠だけど、実質これでいいんじゃないかな。

 本当にただ漠然と「なんか可愛い」を貫き通すだけのアニメ。個人的にはメインキャストの重なり具合が圧巻で、赤尾ひかるを筆頭にして夏川・小澤・水瀬(あと久野ちゃん)って、基本的にロリ役メンツがずらりと並んでいる。これだけ甘々なキャスティングでも誰一人被らずにしっかりメインパーティ4人の個性は出ており、わかりやすい大喜利展開ながらもそつなく、そして阿漕に萌えキャラっぷりを見せてくれるのだ。いわゆるテンプレ的なRPGのキャラ配置なんだけど、例えばおかんだと思われていた僧侶が実はゴミ部屋住まいの女子力低い系だったり、ちょっとしたところのひねりもあったりなかったり(まぁ、なかったり)。エルフっ子はナチュラルにユーシャ相手に頬を赤らめたりしてるんだけど、もう、ここ最近のアニメは「主人公の親友ポジ」の人間が全員自動的に百合傾向に進むように導線が敷かれているのだろうか。あのユーシャには果たして惚れるだけの要素があるのかどうか……。結城友奈さんもこんな世界だったら平和だったのだが……。

 他にもちっちゃいモンスターが可愛いとか、しつこいような小ネタでもなんか笑ってしまうとか、全般的に「なんか悔しいけど面白い」っていう段階なんですがね。これ、マンネリになって後半退屈になるか、どんどん癖になるかのどっちかのパターンだな。どうなるかなぁ。

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 狂瀾怒涛の最終話。「そうなれば、そうなるやろ」という気持ちと、「そこで終わってしまうのか」という気持ちと。

 前話からの展開はある意味必然。金田城が落ちてしまっては、もう対馬の民に拠り所は残されていない。逃げるにしても四方の海。あとは嵐のごとく蒙古軍が過ぎ去ってくれるのを頭を伏せて待つばかりだが、相手はまさかの「腕慣らし」としてこの島で暴れているというとんでもない状況。どこへ逃げようが敵にぶつかり、次々と猛者たちが打ち倒されていく。普通に考えたら(つまり史実を考えたら)全滅エンドしかないはずだが、さてどうしたものかと見てみれば、なるほどこういう終わり方。

 考えてみりゃ、これってハリウッド映画なんかではよく見るエンディングよね。パニックもの、ハザードのもののお約束として、最終回は美男美女の主人公カップルだけが生き残りエンド。なんでそうなるのかっていう過程はいろいろあるが、今回迅三郎は主人公補正というか、圧倒的なオレツエーっぷりを遺憾無く発揮し、最後は子安をねじ伏せて、堂々と敵軍の中をまかり歩いてみせた。さすがにどないやねんと思うような絵面だったが、迅三郎がこの逆境の中で生き残り、その生存をなんとなくでも「ありそうなもの」にするためには、こうして「有りえないような凄み」を出すしかないだろう。ここまで有無を言わさぬ状態なら、今後「幾ら何でもうまくいきすぎじゃね?」なんて文句も出ない。何しろ、本当に「さすがにやりすぎ」な展開を乗り越えてきたのだから。ちなみにもう一方の輝日姫の方は「味方がなんだかんだで助けてくれた」パターン。最後の最後まで「お前、足引っ張ってるやんけ」みたいな残念ポジションだったが、ラストはなんと忠臣の鹿乃が文字どおりに我が身を犠牲にして守り切ってしまった。どう考えてもあの後の鹿乃さんの展開の方が気になるのだが……まぁ、もし運が良ければ(?)どこかで薄い本が作られることもあるかもしれませんね。

 とりあえず生き残った、というエンディングはなんとか出来上がった。それもこれも「史実だと大して記述がないから」という理由で成立している(?)ものだが、さて、迅三郎の生き様として、ここで終わってしまっていいものか。今回サブタイトルが「一所懸命」であり、回想シーンで娘さんが必死で主張していたのも武士の大義である「一所」の精神。迅三郎もこれまで幾度となくこの心構えを口にしてきたわけだが、今回生き残った迅三郎にとって、結局「一所」とは何だったのか。彼は対馬に特に縁もゆかりもなく、取り立てて愛着を抱く要素もないのだが、例えば宗助国の最期を看取ったことで対馬を自分の守るべきものとして受け入れたと解釈することもできる。しかしまぁ、おそらく彼が守り抜いたものは、どちらかというと「場所」ではなく「矜持」なのであろう。島流しに会い、流人の身に果てようとも最後には戦場で戦いながら死にたい。そうして戦場に生き続けた男は、戦いに身をおき続けることを「一所」と定めた。彼はこれから先も戦うことになるのだろうか。

 確認すれば、原作はまだ続いているという。はてさてここからどんな風に続けたらいいものかは見当もつかないが、単なる虐殺エンドだけで終わってしまうのもそれはそれで寂しいものだ。できることならば、この一風変わった絵巻のごとき軍記作品、「元寇」の終局までを見届けてほしいものだ。

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 とおかみえみため! とおかみえみためじゃないか!! 第10話! いやー、まさかこんなところでたほいやワードに出会えるなんて……そうか、ああいうワードって広辞苑に載ってるだけの嘘じゃなくて本当にあるんだな……。

 なんかもう、そこが聞けただけでも満足してしまったお話ですが、本編とは一切関係ないな。いや、一応サブタイトルが「凶兆」なので、トオカミエミタメも割と大事な要素ではあるのだが。ざっくりまとめると「ろくなことないし、やっぱり対馬勢絶望的じゃね?」というお話。いや、1話からこっち、一度たりとも優勢になったことなんてないけども。やっぱり「進撃の巨人」以上の無理ゲー作品なんだよなぁ。

 そんなマゾい状況になってしまったので、冒頭部分の白石の始末なんてのは本当に些事である。確かに彼は国を売り、味方を捨ててしまったわけだが、今となっては前回の戦で負けておいた方がさっさと死ねてよかったんじゃないかっていう印象すらある。有能な武士である白石を断罪しなきゃいけないってのもしんどいところだしなぁ。結局、単身迅三郎に挑みかかった白石もあっさりと打ち負けてしまい、彼の首も簡単にコロリと落ちた。裏切り者らしいあっさりとした最後ではあるが、夕日をバックにまるで舞台の緞帳ようにして落ちていった彼の命は、なんだか馬鹿にするのは憚られるような寂寥感がある。

 こうして一時の安寧を得たかに思われた金田城だが、残念ながらウリヤンエデイの撤退はあくまで一指揮官の判断にすぎない。蒙古は最終的には本土を襲うことが目的なわけで、対馬ごときで止まっているわけにはいかない。本気を出したらそりゃもう圧倒的な人数で攻められるわけで。ささやかな戦勝ムードなどぶち壊すかのような圧倒的「凶兆」。もう、兆しっていうか答え。さしもの迅三郎も今回ばかりは正面突破するわけにもいかず、輝日の提案もあって最終的な結論は「一旦隠れましょうか」で落ち着く。判官はもう少しゴネるかと思ったが、やはり長老の下した神託は結構効いているらしく、やばいもんはやばいと認識して渋々ながら城を明け渡すことに同意もした。

 でもまぁ、そんなわずかな希望を丁寧に潰していく作品なわけでね。絶妙なタイミングで逃げを打った鬼剛丸たちが海上で出会った大船団、それはもちろんネクスト蒙古。鬼剛丸たちもあの状態から逃げ戻ることができるかどうかは心配だが、島に残った人間たちもたまったもんじゃないだろう。時を同じくして博多では援軍の中止が言い渡されたりもしてるし、踏んだり蹴ったりで助かる見込みはゼロである。

 ねぇ、この作品ってどうやって終わったらいいの? 単なる全滅エンド?

 

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 堕ちモノ系、第9話。私、「堕ちモノ」が好きだという話は折に触れて書いてきたんですが、なるほど、それが野郎であってもなんかグッとくるな。

 もう、「嗚呼、白石よぉ……」と思いながら見るしかないお話。本人も言っていた通り、裏切りというのは一度では終わらない。その道を進み始めたら、どれだけ悔いたところで止まることなど出来はしないのだ。何度も何度も「自分は正しかったのか」と自問することになり、その度に自分のせいで失った命のことを考えなければいけない。当然の報いとはいえ、あまりにも重たい業を背負ってしまったものである。

 結果だけ言えば、白石の裏切りは結実しなかった。間諜さえいれば簡単に攻め落とせると思われていた金田城。しかし長年この地に住み続ける刀伊祓の防衛戦術は蒙古軍から見ても、そして迅三郎から見てもなかなかのもので、女子供から老人に至るまで、その全ての知恵を使って外敵を排除しようとする。大掛かりな投石機による援護射撃、広大な敷地を利用した焼き討ち戦術。そうしたものを使って、蒙古軍の企みは1つずつ潰されていった。敵方も再三言っていたように、全ての兵を突っ込んで強攻策に出てしまえば多勢に無勢で叩き潰せる程度の戦力差があるはずなのだが、それをやってしまったら蒙古軍も無事では済まず、少なからず被害が出てしまう。そして、城の中の様子がわからない以上、それだけのコストをかけて叩き潰す意味があるかどうかもはっきりしないのである(白石の言を全て信じるわけにもいかないだろう)。

 更に、結局この城攻めは蒙古軍にとってはサブイベントでしかなく、最終的な狙いは日本の本土攻略であること、そして蒙古も一枚岩ではなく、本土侵攻の際の活躍度合いによって内部での評価を稼ごうという「競合相手」が多いことなども、攻勢の手を緩める大きな要因になっている。多くの武器を持ち、余裕のある敵であればあるほど、なるべく無駄を出したくないという意識は働くものだ。そして、迅三郎は相変わらずの特攻気質で敵前線に奇襲をかけ、敵大将・ウリヤンエデイに対して直接矢を射かけるという蛮勇に躍り出ている。結局いつの時代、どんな部隊であっても、後陣に控えている指揮官というのは戦場の生の息遣いを理解していない者が多いのだ。たった一本の矢を受けることで自分の命が無くなるかもしれないというギリギリの戦場を見せつけることによって、見事にその意気を挫くことにも成功した。「この城を攻めても得がない」。そう思わせることにより、見事迅三郎たちは勝利をものにしたのである。

 さてこうなると進退きわまるのが白石である。逆転の一手を狙い、全てをなげうって企てた裏切りだったが、彼1人の人生など知ったこっちゃない蒙古サイドはさっさとケツをまくって逃げた。残されたのは、もう味方に戻ることなどできない孤独な流人1人。今更仲間に入れてくれというのは今まで失った命を思えば許すことができなかったのであろう。突き進んだその道を全うせんと、最後の戦いに挑む。その全てを理解しているかのような迅三郎。武士の務めというのも、なんとも無情なものである。

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 えっぐいなぁ……第8話。でもそうだよなぁ、もう、今の状態で武士(流人)のモチベーションなんてほとんど無いわけで、何を目的に戦うかって考えれば、人それぞれではあるんだよな。

 金田城(カナタノキ)を巡る攻防。例によって「周回で約四キロもあるでかい天然城塞のくせに斥候に見つからないもんかね」とは思うのだが(いっぺん蒙古人に捕まった男衾がたどり着いてるしな)、ここまで来てもなかなか対馬のスケール感に実感が湧かないせいだろうなぁ。山の中に紛れてることを考えるとそこまでご大層な規模でもないということか。それでもまぁ、守るとなれば大仕事なわけで、戦えるかどうかで現地民・刀伊祓(トイバライ)と迅三郎はバチバチ状態。無為に金田城を信じる刀伊祓に対し、迅三郎は一時は嫌気がさしたようなそぶりを見せていたが、その根底にある精神が単なる思考放棄などではなく、自分たちが生まれながらに守って来た大切な場所を賭けて戦う「一所懸命」の精神であることを理解して考えを変える。与えられた領地を守って戦う「一所懸命」の精神は、御恩に奉公で返す鎌倉武士の本分でもある。迅三郎は娘の面影も振り返ってそのことに共感を覚え、なんとか少ない手勢だけでも金田城を守ることを画策し始める。

 ここで焦点となるのは、どれほどの籠城戦を想定するのかという部分だろう。これが戦国期以降の本格的な「城」であれば、兵糧などの備蓄さえ整っていれば守る側が圧倒的に有利とされている。それだけ攻城戦というのは大仕事だ。しかし、残念ながら金田城はそうした「城」とは一線を画す危うい防衛ライン。ただひたすら守り続けるだけでは早々に限界も訪れるだろう。そこで守るための兵卒を支えるのが「辛抱し続ければ援軍も来る」という「タイムリミット」の存在だが……どうだろう。ちょっとだけカットインされた本土の様子を見るに、ちゃんと援軍は派兵されるようだが、それでも対馬に到着し、そこから金田城の攻防を察知して駆けつけるまでには相当な時間が必要な気がする。少なくとも今回の一件には間に合わないかなぁ……迅三郎も不安そうにしていたが、「地の利」を感じる刀伊祓の面々はまだしも、流人や国府からの避難民は、どこまで蒙古軍の攻撃に持ちこたえることができるだろう。

 そして、そんな蒙古軍を引き入れてしまった原因となったのが、今回のハイライトとなった「背信」を巡る一幕である。元々素性の良くなかった男衾三郎は、敵軍の計略に簡単に引っかかって裏切りを決意。ついでに声をかけた白石は義に篤くそんな男衾を一刀両断……したかと思われたが、返す刀で無関係な女性までもを手にかけ、そのまま蒙古軍へ。もしここで内通したのが男衾であったなら、敵軍大将はここまで迅速に行動しなかっただろう。彼がいうように「心無くあっさり裏切るような奴は信用できない」ってんで、さっさとぶっ殺した上で罠の可能性を考えて手を控えたはず。奇しくも内通の任が白石に移ってしまったことにより、此度の出陣が速やかなものになってしまった。なんとも皮肉な展開である。

 ここで白石のことを(本人が使った言葉通りの)外道と謗ることは簡単だが、彼の心中を思えば致し方ない選択でもある。何しろ彼ら流人はすでに「一所懸命」の「一所」を失ってしまっているのだ。これまでの戦いはただひたすら生き延びるために団結して続けられたものだが、目の前に新たな「御恩」の可能性が現れたのなら、生きるため、戦うためにそちらを選択することも、武士という存在がもともと雇われの傭兵集団だったことを考えれば自然な流れである。あとはこの白石という男がどの程度の「人間性」を持つかで今後の展開は変わってくるだろう。すでに刀伊祓の長たる長嶺判官は白石に疑惑の目を向けており、それを受けた迅三郎も彼のことは放っておかないだろう。早晩、ことの顛末は訪れそうである。

 皆、生き残るために必死なのだ。

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 その天皇はずるい(主に声が)、第6話。一体どういう謂れなのだ?! と訝しんで軽く確認したが、なるほど、対馬に渡った伝説が残っている人なのか。

 相変わらずどこで何が起こっているのかが把握しにくいアニメであるが、どうやらこのあたりで戦局も大きく動いてきそうだ。まず、敵軍が1つではなく2つの勢力であったという事実が思いの外大きかった。佐須の本陣では「高麗人」「蒙古人」が上下関係にあって(多少ギクシャクしつつも)まとまっていたように見えたので「1つの軍」という認識だったのだが、国府側、佐須側に展開した軍の構成員がはっきりと分かれており、この2つの軍勢はどうやらモチベーションも違っているようでなかなか足並みは揃わない。一瞬でそれを察して作戦に組み込む迅三郎の采配も流石だが、実は謎のファインプレイで貢献してるのが鬼剛丸なんだよな。略奪目的の兵卒なら目の前に分かりやすい戦利品を置いとけばそっちに飛びつくって……思いついてもなかなか実践しようとは思わないプランだ。

 しかし、たまたまそうした隙をつくことができたというだけで、相変わらず戦力差は圧倒的。前回は地の利を活かしてなんとか押し返すことができた蒙古軍だったが、相手がこちらの攻め手を把握し、新たに対策を練ってくればいつかは突破されてしまう程度のものだ。弓の腕に優れるという部分で一気に逆転が狙えるかと思ったら、なんと相手が繰り出してきたのは「てつはう」ではなくて本気の「銃」である。まぁ、まだ洗練されていないのでせいぜい「砲」ではあるのだが、それでも見たことがない人間には殺戮兵器となる。哀れ、「これからの男」弥次郎は不意を打つ「砲」の威力の前に帰らぬ人となった。相手サイドも照準すらろくに定まらぬ状態で撃っていたようなので、打ち所が悪かったのはアンラッキーとしか言いようがない。まぁ、ここまで生き延びられただけでも幸せだったのかも……。

 またも輝日姫の下に献上される首級。容赦無く送りつけてくる迅三郎も気が利いてるのやら冷酷なのやら。どうでもいいことなんだけど、首級を取る場合って、切断からの出血はある程度抜いてから持ってくるんでしょうかね。首をそのまま提げたら脳に回ってる血液がボトボト落ちそうだけど、あれってしばらく持っておけばすぐに抜けるのかな。その場合って、顔とかはそのままの状態が保持されるのかしら。なんか、あまりにもホイホイ首が取れるアニメだからちょっと気になってしまう。いや、絶対に見せてほしくないけど(グロ苦手)。

 弥次郎の死も決して無駄だったわけではなく、そこで稼いだ時間のおかげで蒙古・高麗ごっつんこ作戦が可能になった。高麗サイドの部隊長(ウリヤンエデイ)はどうやら高麗軍と目的を共にしている意識はさっぱり無いようで、すでに結構な被害を受けているにもかかわらず、まだまだ無茶をやらかしそう。別に脳筋の阿呆というキャラ設定でもなさそうだが、今後はこのアニメでも三つ巴展開が繰り広げられることになるのかしら。

 そして、突如迅三郎の前に現れた「帝」と呼ばれる人物……うぅむ、いるってことは多分本物なんだろうな……でもさ、今更こんなところで「元天皇」が出てきても戦況には大した影響がない気がするんだけど。敵軍は天皇家云々なんて一切気にしないだろうし……。

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 漢が生まれる物語、第5話。うーむ、まさかあのボンボンがこんないい顔をするようになるなんて。

 本当に色々と学びの多い作品だ。今回一番驚いたのは、「えっ、鎌倉武士って槍使わないの?!」という部分。かろうじて迅三郎は嗜んでいたようだが、他の連中は「何それ」みたいな顔して聞いてるわけで、この時代は侍であっても槍を使わないし、そもそも日本だとあまり存在しないということらしい。確認してみると(Wikipediaだけど)、確かに「槍」という武器は戦国時代から頻繁に用いられるようになったもので、古代から中世にかけてはほとんど用いられなかったようだ。なんか、アニメ的な文脈だと日本刀がすごく洗練された武器みたいなイメージがあるせいで、「刀よりも前の時代は槍じゃね?」的な思い込みがあったのだが、だいぶ間違った認識だったようだ。

 他にも、こちらは知識としては知っていたけど、リンクが使う爆弾みたいなものを指して「鉄砲(てつはう)」と称してたなんてのも思い出せた。実際にあんな使い方してたかどうかも微妙な代物らしいが、とりあえず「火薬」ってのは相手さんサイドにのみ与えられた武器なのは間違いないよね。まぁ、それも使い方次第なわけで、爆発させた挙句に「かゆいくらいよ」とか言われてたら世話無いけど。ここから兵器として効果的な銃の開発まではまだもうちょっとかかるみたいですね。

 まぁ、こうしてみると色々と戦術的な機微があることはわかるが、正直いうとアニメとしては戦闘描写がかなりもっさりしている。省エネ作画で、なんとなくバタバタしてるように見せて実際は止め絵が多用されているし、斬り合いなどの接触部分もなんだか構図が微妙だ。もしかしたら2話の時のおじいちゃん大活躍も「そういう演出」じゃなくてナチュラルに構図が変だっただけかもしれない。でもまぁ、実際に人知を超えたバトルをやってるわけじゃないのだし、もっさりと「地に足つけた」戦いをやっていることが伝わった方が作品の趣旨には合っているのかもしれない。それにしたってあんな地形あるんかい、という気はするけども。色々と都合のいいシチュエーションが用意されすぎているのだが、一応「モンゴルがあまり得意じゃない狭い地形での戦い」を象徴する戯画的描写だと思って納得しておくことにしよう。

 地の利があり、覚悟の差があり、圧倒的寡兵でもなんとか堪えている迅三郎たちだが、よくよく見ると、それを大きく支えている技術に「なんかすごい弓」がある。何しろ突然ヒステリーを起こした輝日姫の矢ですら、遠くを駆ける斥候を2人もヘッドショットしているのである(怪我してる状態のはずなのだが)。元々根性なしのボンボンとして描かれていた弥次郎の矢も、その狙いを外すことなくしっかり迅三郎のサポート役をこなしている。こいつら、いくらなんでも弓がうますぎる気がするのだが……日本のお侍さん、もしかしてみんなして弓術レベルカンストしてますかね? 弓って言ったらむしろモンゴル兵の方がうまいイメージなんだけどね。まあいいや、全部地の利ってことにしておこう。

 さらに今回は迅三郎の過去話もようやく描かれ、彼が流人として対馬にやってきた経緯も明かされた。うーむ、どこまでも胸糞悪い話だったな……迅三郎を最後まで慕ってくれたあのおっちゃんの笑顔だけが救いかもしれん。すぐに生首になってたけど……遠慮なく落ちた後の生首を描くアニメってのもなかなかエグくて良い。どこぞのフォーマーズは見習って欲しいもんである。

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 このサブタイトルでこのオチなー、第4話。もともと厳しい戦いになることは知ってるわけだが、やっぱり容赦ないようモンゴル民。

 そもそも、キャスト陣を見るだけでも無理ゲー感満載である。1話目で出てきた伏兵っぽいのが櫻井ボイスだったのはまだいいとして、今回初めて敵軍幹部っぽいのが登場し(全員日本語で喋ってくれるのは助かります)、先陣を切ったのは松山ボイスの大将格。その時点でかなり強そうだったのに、その上官に当たる副元帥が子安。「こいつは多分イカれてるぜ!」と思わせておいて実際割とイカれてるんだけど、さらにその上司には速水ボイスの大ボスまで控えているという。なんだそれ。DIOとヴァニラアイスが揃っちゃってるじゃん。無理だよ。日本負けるよ。間違いないよ。

 しかしまぁ、やはり今作を見ていて思い知るのは、こうして学んでいるはずの「歴史」の認識も本当に教科書の上のぼんやりした概要だけなのだなぁ、ということ。ずらりと並んだ異国の人名には何一つ聞き覚えもないし、「元寇」というたった2文字で表された歴史的事件の中で、どんなドラマがあったのかなんて考えもしなかった。そして、やっぱり存外でかいぞ対馬。何しろ「国の管轄外で生活してる独立部族」なんてのが島の中に潜んでいるくらいだ。「どないやねん」と思って改めてgoogle mapで確認しに行ったんだけど、サイズでいったら佐渡ヶ島とほとんど変わらない上に縦長だから、確かにこれだと島内の移動だけでもそれなりに大変そうだし、人里離れて暮らす部族がいてもおかしくないわな。「島の中での戦いを描く」って言われて「みみっちい戦いになるのでは?」って思ってたが、なんだかんだで結構なスケール感である。

 そして、元寇の時期って「戦争」の歴史の中でもかなり絶妙なタイミングなんだよね。文明にもよるんだろうが、ギリギリで銃火器が実用化されていないくらいのタイミングで、一応双方の武器は「刀」と「弓」だ。それでも兵法はかなり煮詰まってる状態だろうから、日本は日本なりの、モンゴルはモンゴルなりの攻め方で勝負を動かしている。それぞれの武器にも個性が見えて、子安VS力ちゃん(中の人名義)の対決では相手が青龍刀みたいな長柄の刀、海賊上がりの力ちゃん(鬼剛丸という名前らしい)はいわゆる「鞭」に近い棍棒状の武器である。その後は迅三郎が乱入して青龍刀VS日本刀の対決になるが、向こうさんはやはり「太刀」に近い重量で押しつぶそうとする戦略、それに対抗したのが迅三郎の「いなして斬る」兵法である。このあたりの歴史考証がどの程度正しいのかは分からないが、中世と近世の合間にある絶妙な時代の機微が伺えるようで面白い。

 さて、そんな部分ばかり見ていると戦況は二転三転してハードな展開を迎えているが……あれ、タイムリミットの「7日後」まであと何日だっけ……長いようで、あんまり時間経ってないよね……。

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 美貌とか魅惑はわかるけど、不死の悪偶ってなんだ、第3話。悪偶になると基本的に不死らしいからこの世界での「不死」ってどんだけ価値があるのかも定かじゃないが……「吸血」もそうだし、割とスタンドじみた異能も悪偶で借りることができるのね。

 非常に分かりやすく、サブタイトルどん。愛と町、互いに不器用ながらもそれなりの親密さで成立してきた二人の友情は完膚なきまでに叩き潰されてしまった。それでも「親友」と呼び続ける愛と、殺意を滾らせる町。こういう「親友同士が相対する」設定は割と好みなんですよね。多分原体験は姉が見ていた「天空戦記シュラト」。1話目でいきなりシュラトとガイが引き裂かれ、殴り合いを続ける展開が子供心にクサクサした気分になってなんとも言えなかった。多分、その頃から「なんか気分の悪い展開」によくわからない興奮を覚えるM気質が覚醒していたのかもしれない。今作も、愛の身の上を考えるとそんな気分の悪さを存分に味わえる。二人が出会った時に、一体どんな悲劇が待ち受けているというのだろうか。

 作画は相変わらずの低予算風。2話目の戦闘でも色々とひどかったが、3話目もやっぱりなおざりな画風は開き直っているようにすら感じられる。まぁ、今作はぱっと見の外見なんて投げ打った作品だと割り切る必要はあるだろう。何がすごいって、舞台が中国のはずなのに、画面を見てても特に異国情緒が感じられないところだ。今回、「村はずれの寺」がどう見ても和風建築じゃないところでようやく「アァ、そうか、これ中国なんや」ということが実感できたくらい。多分、日本の作品が本気で「中国」を作ろうとしたら、もうちょい分かりやすく「中国っぽさ」を見せてくるはず。「CANAAN」とか「重神機パンドーラ」みたいに。それをやらずにしれっと日常描写に簡体字が混じってくるようなところが、かえって中国アニメであることを意識させるな。

 で、別にそんなことはどうでもいいんだ。今回わざわざ記事を立てたのはただ1つのことが書きたかっただけ。「カッター、面白い役もらったなぁ」と。毎度言っていることだが、声優に「やってみたい役はありますか?」と聞くと、だいたい「突き抜けたギャグか、思いっきり悪い役」ということが多い。悪役ってのは、生半なことではキャスティングされない裏の花形である。声優・松井恵理子も、ついにそんな「ものすげぇ悪役」の役が回ってきたということだ。まぁ、「マキャヴェリズム」の天羽会長なんかもラスボスには違いなかったけど。あと、多分キャラ中最強はやっぱり紅緒だとは思うけども。そういうことじゃなくて、思い切りブチきれられる役って楽しそうだよなぁ、と。今回最大の見せ場となる町の覚醒シーンからの一連の流れ。いい感じに壊れて魅せてくれている。今後、この作品は「ぶっ壊れカッターを愛でる作品」として楽しめそうである。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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