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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 病み上がり1戦目、第8話。特別編を挟んで改めての放送スタートということで、いくらか作画リソースは回復することができた。まぁ、残念ながらまだ怪しいところもちらほら見受けられるのだが……。「病み上がり」っていうのが適切な表現かも。このあと改めて病む可能性も大いにあるのだが。

 とりあえず、改めて話を大きく動かそう。WUGの方の活動は本当にじわじわとではあるが固まってきている様子。社長が思いつきで割り振った仕事も存外相性が良かったようで、バラエティチームだの食レポチームだのといった役割分担からそれぞれに専門色が強まっている様子。実波が食べ物専門になるのは想定内だとしても、まさかの夏夜ちゃんがそのまんまの路線で突っ走ってしまうとは思わなかった。バラエティ組2人も、適性はそれでいいのかがちょっと不安になる。そもそも、みんなそっち方向に輝きたいのか? っていう疑問もあるのだが……このままの路線で行くとどう考えても袋小路に入りそうなのがバラエティチームなんだよなぁ。まぁ、できるところまでやってみたらいいとは思うけども。至極真っ当な路線でスペックを発揮している真夢あたりがソロの方をメインステージにしないことを祈るばかりである。

 とにかく、ちょいちょい問題はありながらも前に進んでいることがわかるWUG。それに対し、今季はなんだか暗い話題しかなくて苦しい戦いを強いられているのがI-1。白木さんの奇策もさすがに限界らしく、挙句早坂にまで仕事を蹴られて拠り所を失っている状態。起死回生の一手で戦力を一極集中した最強ユニットを作ろうという作戦に出ているのだが……I-1内部に不穏分子が出てこないといいんだけど。これで1グループだけCDの売り上げが多少回復したところで、I-1全体としてはダメージの方がでかい気がするのだが……大丈夫なんでしょうかね。志保も想定通りに騒動の渦中に放り込まれたみたいで、朗らかムードで前を向いている真夢との対比が痛々しい。かつての(WUGが見据えるライバルとしての)I-1の姿を取り戻すことができるのだろうか。

 そして、ついに動き出したもう1つの核、Run Girls, Run!。これまで単なるファンでしかなかった女子中学生が、前回のバスツアーで調子に乗って事務所へ殴り込みである。いくら地域密着型のローカルアイドルとは言え、こんなにホイホイ部外者が事務所に転がり込める時点でかなり問題がある気がするんですが……。グリーンリーブスならしょうがない、みたいなところもあるだろうか。もちろん最初は取りつく島もない態度で追い払ったわけだが、次のチャンスではなんと中学生による宣伝ビラ強盗からのプロモーション参加。さらにビラを返却して謝罪からワンモア宣伝大使。松田さんももうちょっと一般人への防壁あげてくれよ、とは思うのだが、どうしても「たかだか女子中学生」ということで油断してしまっているのかもしれない。3人とも素直でいい子だから助かってるけど、これ、ちょっとヤバい奴が混じってたりしたらWUGどころか事務所全体の命運絶たれてた可能性もあるぞ(見知らぬ女子中学生を勝手に働かせてる時点で割とグレーだし)。まぁ、それだけ破れかぶれの姿勢で突っ込んできている3人を褒めるべきところなのだろうが、なかなか無茶な殴り込みであった。

 最終的には社長が熱意に折れる形での事務所所属へ。なるほど、アイドルになるのって簡単やな! 思い返せばWUGだって割と適当な成り立ちだったわけで、「これから作っていこう」という社長の方針はぶれてないんだよな。若さを武器だと考えれば、案外ただ同然で3人もの熱意ある新人を拾えたのは良い買い物だったと言えるのかもしれない。まぁ、今回の顛末が噂になって大量のアイドルワナビーがなだれ込んできたりしたら大変だけども……まだそこまで知名度が上がりきってないWUGだったからこそギリギリ許される領域だったんだろうな。ちなみ、改めて見ると新人3人って綺麗にキュート・クール・パッションで属性は分かれてて綺麗な組成だ(そんな分類はこの世界にありません)。さて、「3つの」アイドルグループはそれぞれにどんなゴールに向かうことになるのやら。そして、次週の作画状態はどうなっていることやら。

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 謎の照英推し、第9話。もうレギュラーとして定着させてしまえばいいのではなかろうか。いや、誰が得するのかは分からないけども(少なくとも照英自身は得しないだろうな)。

 Aパート「キャンペーン発動!」。とりとめのない話だが、六つ子の日常が掘り下げられ、それぞれのパーソナリティが確認できる話なので割と好きなタイプ。というか、一松の神経質すぎる寝られない状況が、個人的に痛みを伴うくらいによくわかるのでどうしても共感が強くなる。すげぇ個人的な話だけど、私の人生における最大の欠点として、「寝るのが下手」っていうのがあるんですよ。元々神経が細い方なのでちっちゃいことが気になってすぐにお腹が痛くなるタイプの人間なのだけど、こと睡眠に関しては本当に悩みが多い。ちょっとした心配事があるだけで寝られなくなるし、光が気になるので就寝時は真夏でもアイマスク必須。この症状は振り返ると小学校低学年の時代まで遡るというのだから業が深い。この歳になって親に話を聞くと「年端もいかない子供が寝られないって言いながら泣いているのは不憫だった」とのこと。本当に、眠るのって難しいんですよ。

 そんな中での一松である。いや、彼の場合は不眠とかじゃなくて周りの環境が悪すぎるわけだが……色々なアイディアを提出された際の微に入り細を穿つ徹底した反論がとてもとても「分かる」。ちょっとでも光が入ったら気になるんだって。脇で誰かが話してたらとてもじゃないけど眠れないって。なんでお前らはそうやってすぐに寝付けるんだよって。いや、一松はこれまで20年以上もずっとこうして6人で寝てきたんだから、今更ガタガタ言うなって話だけどさ。たまたまチョロのラノベタイムとおそ&トドの動画タイムが重なってしまったのでしょうかね。六つ子それぞれにやっていることも様々で、十四松は今回割と大人しく(?)ボール遊びに興じた後は我関せずで爆睡。カラ松もしばらくファッション誌を眺めていたが、いつのまにか寝落ちした(毎回気になるけど、なんであんなに仲が悪いのに一松とカラ松は隣同士で寝ているんだろう)。となると問題は残りの3人。チョロ松のラノベは本当にタイミングが悪かったとしか言いようがないが、気になるのは長男&末っ子コンビだな。六つ子って全員スマホ持ってたっけ? トド松は間違いなく持っているが、あのスマホはトド松のものだったのだろうか。2人して盛り上がるポイントは噛み合うらしく(まぁ、おそ松はなんでも楽しめそうだが)、よりによって夜中にバタバタ騒ぐ。寝る前にどうでもいい動画やWiki見始めると止まらなくなるってのもあるあるですけどね。

 この構図でわかるのは、結局諸悪の根源がおそ松だったという話。オチもそこに帰着しており、なんだか2期は長男の救えなさが際立っている気がしますね。まぁ、放っておくとキャラが薄くなりがちなので、オチを任されるのはありがたいのかも。

 Bパートは「ゲームセンターイヤミ」。救いのないオチ、よく分からないネタで安定して尺潰しである。なんで突然ゲーセンに乗り込んだのかは不明。あとあのゲーセンはなぜやたらジャンルが被る筐体ばっかおいてあったのかも不明。

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 色々反則すぎた、第8話。このカオスこそが松ワールドよなぁ。

 Aパート、「合成」。大谷翔平のくだりだけやたら具体的で笑った。あとはこうしてダヨーンの狂気が見える回はリアルに救いようのない怖さがあっていいですね。欲を言えばオチはもうちょっとひねって欲しかったけど(とぐろをではない)。

 Bパート。毎度波乱を巻き起こしがちな十四松メイン回。今回は筋立てだけを見れば割と普通の頭のおかしさ(なんだそれ)だったのだが……キャスティングがずるくない? 1期で唯一彼女ができた十四松の素敵な思い出が今回の一件で全部リセットされてしまったやないけ。遠藤綾・桑島法子という東北の星の夢の共演である(遠藤綾の事実上のデビュー作みたいになったマクロスFで共演してるけど)。

 あと、今回は地味に「女子松さんと普通の十四松のクロスオーバー」というよくわからないこともやっている。あれは同じ世界線に松野六兄弟と女子松さんが別々に存在しているということなのか、単にスターシステムを採用しているというだけなのか。でないと東北に行ってしまった「彼女」が今回なんの前触れもなく飼育員として登場したことにも説明がつかない……か? さらに、なぜか十四松が突然泳げなくなった、などという謎現象も確認されている。1期であれだけ元気にドブ川を泳いでいたはずなのに。まぁ、彼女のスパルタすぎる教育で水が怖くなっただけなのかもしれないけど。あと、十四松が真剣な顔になって目や口の緩みがなくなると他の兄弟と区別つかねぇな、っていうことに初めて気づきました。

 それにしても……今回の挿入歌の「イルカになった青年」はカラオケとかに入るんでしょうかね。マスターしときたい。

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 もういいッ! 休め! WUG! もういいんだッ! 第6話ッ! もう、画面が気になって中身が入ってこないんですよ。どう考えても「設計図」段階でしかない映像を見せられても、「さぁ、ここからどういうアニメを作るんだろうなぁ」っていう「あり得た完成図」を想像するばかりでなんだか悲しくなってくるんですよね。

 今作は新章になってからマジでコンテ演出を全部板垣監督が担当しているのだが、これって多分他のスタッフに回してる余裕すらないからだよね。トップにいる人間が直接青写真を書いて、そのまま「青写真」を放送してる状態。本当に完成してるのは音素材だけ。もう、各種仙台市内の風景を楽しみつつ、WUGっぽいドラマCDを聞いている状態に。わたくし、今期がスタートした時に「DYNAMIC CHORD」を作品として成立していないと吐き捨てたわけなんですが、まさかこの作品がそっちの方向に歩み寄って行くことになろうとは……。

 なんども繰り返される同じ映像を見せ続けられてまるで間違い探しでもやらされているかのようだし、宴会場に6人が入場してくるシーンなんて、DYNAMIC CHORDの伝説の1話、階段降りに勝るとも劣らない仕上がりになっている。いっそこのままのテイストを維持して5分アニメにしてしまい、「動きすぎたてーきゅうの逆バージョンギャグ」として売り出したら成立するかもしれない。あとは、「いかに素材がない状態で30分を繋ぐかコンテスト」みたいなトライアルだと思えば楽しみ方も生まれてくるかもしれない。人それぞれに味わい方は無限大。

 いやさ、こうして無理やり茶化してないと見てられないからさ……。本当に口惜しいのは、お話の方は(そこまで)悪くないんだよ。女子中学生が控え室に忍び込んでそのままお風呂になだれ込むくだりなんかは「アイドルのくせに警備ガバガバだし、真夢がポンコツすぎるだろ」とか思うけど、そのくらいの強引なネタ回しは許容範囲内だし、アイドルアニメの温泉回で、巻き込まれるのがJCってのはなかなか斬新で、それこそちょっと売上が上がりそうな素敵映像でもついていればなかなかそそられるシチュエーションだ。映像があればね! それ以外にも、今回は全編「WUGとのツアー」というレクリエーションのみで進行していたわけだが、なんとなくそれっぽい企画の中身でメンバーみんながお気楽に楽しんでいるのが分かって実に良いインターミッションである(まぁ、今期はずっとこんなテイストだけど)。その上で菜々美がちょっと株を上げてみたり、佳乃がWUGの将来にふと想いを馳せてみたり、きちんと先の展開を見据えたネタも入っている。そして何より、いつも通りの「遅刻しそうでピンチ!」という緊張感も、最終的には誰も不幸にならずにストンと1話で全部が落ち着いてなんとなくハッピーになれているところもストレスがかからずに気楽にみていられる。映像があればね! もう、ほんとそれしか言うことない。

 そしてついに次回は万策尽きたことを公に宣言する特別編の挿入である。普通の作品なら「フザケンナ! ちゃんとスケジュール管理してればそんな苦し紛れの逃げを打たずに済んだものを!」と怒るところなのだが、今作に限っては「もっと早くやってくれればよかったのに……」という後悔ばかりが先に立つ。板垣さん、スケジュールはどこまで調整できるんですか……。

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 何故巨乳役ばかりが回ってくるのか、第7話。ぴかしゃマジックはウィンターマジックなんて軽々と残り超えてみせるぜ。

 ぶっちゃけ、2期に入ってからはネタとして微妙な回が多い気がしています。まぁ、単に慣れの問題ってのもあるのだろうが、今回も「げんし松さん」や「三国志」ネタなど、これって別に松を使わなくてもいいんじゃない? みたいな設定のネタ回しが多くて、そういうのって本当に勢いだけでごまかさなきゃいけないからあんまり望んでないんだ。1期のデカパンとダヨーンが雪中行軍するやつみたいに完全に振り切れた頭のおかしさがあれば話は違うんだろうけども、げんし松さんとか、本当に愚にもつかないネタで穴埋めしてるだけに見えるんだよなぁ。今週に至っては意味もよくわからんかったしなぁ。まぁ、最後に出てきた博物館のインストラクターのお姉さんが日笠ボイスだったから、そこだけ(単なる兼ね役やんけ)。

 で、そんな「やや微妙」だと思っていたところに投入されたのが、Bパート、「おそ松とトド松」だ。これこれ、やっぱりこういうのがあればこそだよな。こないだのチョロ&一松回も良かったけど、六つ子から特定パーツだけピックアップしてその絡みから性格を掘り下げる話は「おそ松さんオリジナル」なのでやっぱり気になって見てしまう。今回は、そんな中から長男と末っ子がピックアップされたわけだ。

 1期はトッティのヤバい側面が残りの5人によって掘り下げられる、という展開が多かった気がするが、今回はそんなトッティのホームグラウンドである合コン会場を舞台に、おそ松という隠れたモンスターが牙を剥くお話。でもさ、どっちかっていうとおそ松側の心理の方が理解できるよね。合コン会場なんて、そら「ヤりにきてんだろコンチクショウ」って思うよね。脇チラとか、それこそセクハラで訴えても怒られないよね。まぁ、そういう心理の人間を会場に連れて行くなよ、って話なんだろうけども。トド松のスマホで何をしてきたのかわからないが(えぇ、わからないですよね)、賢者のようになっていたおそ松がトッティと固い握手を交わしたのもほんの一瞬。そこからはもっとも年が離れて(?)、最も生き様の離れた兄弟による信念のぶつけ合いである。そして、勝ったのは何とおそ松の方。飲み会の空気と、そこからの逆転劇が功を奏し、何故かクソゲスのおそ松の方が荒くれ者の女の子に受け入れられたのであった。そうねー、そういう飲み会独特の雰囲気ってあるあ……ねーよ。女子サイドのガードが相当低い展開だったら万に一つのチャンスがあるあ……るかなぁ。日笠ボイスのミラクルだよなぁ。まぁ、ぴかしゃとえみりんが目の前で飲んでたら、「何? 土下座でもすればいいの?」って気分になりますけどね。おそ松、羨ましいやつよ……。

 それにしても、メインの客層になった女性サイドはこういう話をどんな気持ちで見るのだろうな。世界ってぴかしゃみたいな女性ばかりじゃないですよね……。

 

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 おお、WUGよ、死んでしまうとは情けない……第5話。前回の作画停止(作画崩壊のCGバージョン)は1話分を犠牲にした結果だと信じたかったのだが、残念ながら崩壊の序曲に過ぎなかったようである。

 作画云々に文句を言うだけなら簡単だが、文句を言うことに意味はない。誰が見たってダメなもんはダメなわけだし、こんなところで愚痴を垂れ流したからって改善されるものでもないのだから。でも、やっぱりこれは苦言を漏らしたくもなる状態である。いや、逆に今回の場合は番組として曲がりなりにも成立させて放送に至った、監督の画面構成術を褒めるべきなのかもしれないが……。だって、どう考えたって30分アニメを一本成立させるための素材は足りてないのだから。とにかく数少ない素材を引き延ばして引き延ばして、水のようなカルピスを飲んでいる気分になる希釈映像である。もう、「Wake Up Girls」というよりも「Wake Up 事務所の外壁」である。これじゃドラマCDと変わらないよなぁ。

 勝手な想像にはなるが、おそらく放送に至るために、デッドエンドになる要素ってのは順番があって、音素材の録音(つまりアフレコ)は、デッドラインよりもかなり先に収録されているものと思われる。そして、残った素材である映像部分は、それをフォローするような形で後から肉付けされていくのだ(昔ながらのアニメだったらそれは当然逆の順番になる。だからこその「アフターレコーディング」なのだ)。しかし、スタジオの確保、キャスト陣のスケジュール確保の関係上、画ができてない段階でアフレコをこなさなきゃいけないなんてのは昨今のアニメ業界ではすっかり常識になった。そうして出来上がった音素材をなんとか成立させるために、今作はモーションキャプチャーと言ってるくせに一切モーションがない残念素材で画面を構成せざるを得なくなっている。冒頭、久しぶりにIー1側にも見せ場があるかと思ったら、なんとライブシーンが「かまいたちの夜」ばりのシルエット映像と止め絵オンリーという残念ライブ。アイドルアニメでそこを失ってしまってはどうしようもないだろうに……。直後に流れるオープニングはシャキシャキ動くために対比が痛々しい。そして、それに続く本編でも遠景の長回しが多く、キャラに近づいた場面でも極力「発話している人間」の顔が映らないカットばかりでつないでいく。音との齟齬を回避するための苦肉の策である。そして最終的には「エンドレス事務所の壁」「エンドレス撮影スタッフの顔」というお粗末な接続。流石にこれじゃぁアニメの中身に集中することなどできない。話がサクサク進んでいるだけに、この映像は本当に無念である。

 今回唯一と言っていい「画面がそれなりに動いて説得力を持っていた」シーンは、未夕たちのドラマ撮影のラスト部分、志保がクライマックスでアドリブまでぶち込んで、ドラマが最高に盛り上がる出来になったであろうことを感じさせるところ。志保の万感の涙やそれを受ける未夕の感情は、2人の確執が完全に終わりを告げ、新たなI−1clubへと生まれ変わる予兆を感じさせる劇的なシーンである。最低限、そこだけでもなんとかアニメーションとして成立させたのは、監督のギリギリの矜持だろうか。もちろんそこ以外のシーンが駄目駄目になってしまっているのだから作品としては不合格ではあるのだが……一応、今後の展開でどこが重要な要素になっているかが分かるだけでも救われたと……言えないよなぁ。次週はどうなるかなぁ。

 一応シナリオラインで気になるポイントと言えば、早坂さんがライバルコンテンツであるバーチャルアイドルの方にも手を貸している様子が確認できること。この人は根本的なところではWUGに肩入れしてくれる「いい人」サイドの人だったのだが、I−1の凋落が始まったタイミングでそれを食うコンテンツに肩入れしており、少しずつ力をつけてきたWUGにはどのように関与してくるかが気になるところ。これも彼なりの「試練」の1つなのだろうか。それとも、ライバルコンテンツの屋台骨としてWUGの前に立ちはだかることになるのか……まぁ、当の本人たちはバスツアー敢行で随分お気楽テンションでしたけどね。いくらかかるツアーなのかはわからんが、WUGの7人が全員帯同してくれるなら割とサービスの良い企画だよな。

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 I−1の社長以外には優しい世界、第4話。1期の時の「色々と重苦しい」雰囲気が嘘のようで、WUGメンバーの周りはいい人ばっかりになっているのでなんともストレスフリー。そのぶん、I−1の社長のストレスが目立つような気もするけど。もう、CDが売れないのは時代なんだから諦めて業務形態変えるしかなかろうに。

 内容云々の前に、ちょいと作画の話をしないか? いや、今作はトゥーンレンダリングを使っているので「作画崩れ」という現象はあまり影響しないはずなのだが……、なんか、映像面でぽろぽろと不安が出てしまっているのはかなり気になる。具体的には、止め絵で何秒も引っ張るシーンが今回だけでも多数存在していたこと、同じモーションの繰り返しでごまかしてるシーンもあるし、カットの切り替えが鈍くなっているので、1話目で見せた「ミルパンセらしい(というかてーきゅうっぽい)スピーディな場面展開」がすっかりなりを潜めてしまっている。初っ端の屋外での撮影シーンで延々誰ともわからない足元が映し出されているシーンを見て「これは……どういう演出? なんか意図があるの?」と必死に考えていたのだが、その後もちらほら似たような「間が保たない」シーンが見られ、中学生チームがリップを落として真夢が後ろで拾ってくれるシーンなんて、台詞がなかったら何が起こっているかもよくわからないくらいに、映像と描きたい中身がかみ合っていない。なるほど、CGベースで作られた作品の「作画崩壊」というのはこうして起こるものなのか。普段見慣れないパターンの映像の瑕疵だったので、単に画が崩れてしまう一般的な「作画崩壊」よりもモヤっとして気持ち悪かった。まぁ、1期も作画はあまり褒められた状態ではなかった作品ではあるのだが……せっかく内容が明るく見やすくなっているのだから、なんとか映像部分もそれに追いつくクオリティを維持してほしいものだ。

 映像部分が残念だった今回、その割を食ったかわいそうな犠牲者は真夢であった。幸い、真夢自身の見せ場の1つであるバスケの運動シーンは作画枚数を少なくしながらもなんとなくキビキビとした動作に見えるように工夫されていてむしろ面白い画面になっていたのだが、それでもやっぱりどこかもっさりしたシーンが多いので、志保との歴史的な和解を匂わせる微笑ましい展開もどこか消化不良の感がある。いろんな意味で相変わらずついてないヒロインである。

 でもまぁ、本人はそんなことわからないので(そりゃそうだ)、できることは精一杯頑張っている。「アイドル」と「女優」って職業は全く違う畑のものであり、普通に考えたらアイドルだからっていきなり女優業ができるわけがないのだが、そこは天下の島田真夢である。きっちり役作りから始めて、世間の「話題作りじゃないの?」という声を抑え込むくらいの仕事は出来ているらしい。前回他のメンバーが通ったルートと同じように「一度仕事について悩む」という手順も経ているが、今回は実波・未夕という年下お気楽コンビのすげぇ適当なアドバイスによりあっさりブレイク。大胆に脚本家に意見しに行けるレベルにまで覚醒した。今回はたまたま話の分かる脚本家の人に当たったのでラッキーだったな。いや、多分真夢だったらその辺の空気の読み方は心得てるだろうから、「この人、見た目にもいい人オーラが出てるし話せばわかる」と思ってチャレンジした可能性もあるけど。志保が「お前そんなんするんかい」って驚いた後に「それで受け入れられるんかい」ってちょっと焦りが見えてたのが、二人の関係性を表しているようでいい感じ。

 そして、そんな志保が思わぬ展開からまさかのI−1復帰。「本拠地は博多です」ってテレビで言っちゃった直後の事件だけに身の振り方が悩ましいところではあるが、所詮は雇われの身の職業アイドル。上からの命令には逆らえない。本人だって東京復帰はやぶさかではないだろうし。そして、この機会に志保の復帰という最後の一手でも打開が測れなかったIー1の最後の一手というと……。話題作りといえば、当然「志保と一緒に真夢も」っていう流れになる……よなぁ。あの社長ならそれくらいの強引な手段はいくらでも使ってきそうだし。そうなると、またI−1とWUGの間で何かギスギスした関係性が生まれてしまうのか……いや、むしろ志保とは完全に手を組む流れかな。すでに「ラスボス」としてのI−1は存在していないのだから、今期最大の見せ場はWUGとI−1の共同プロジェクトになるのかも……うたプリみたいな展開だ……。

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 エンディングの映像よ! 第5話。まさか旧作からのオマージュがこんなところに入ってくるとは思ってなかったのでびっくりした。旧作なんてほとんど覚えてないはずなのに、映像見てたら何となく思い出せるのも驚きだ。新しい時代の新しい絵柄で、こういう遊びもいいもんだなぁ。

 というわけでエンディングでびっくりしました、っていうだけなので、中身についてはそこまで触れなくてもいいや。なんか2期に入ってからというもの、ますます投げっぱなし度合いが強まっててツッコミにくいんだよな。今回だって一発目の「セミ」とかネタとしても本当にちょっとした小ネタだし、わざわざ冒頭にぶっ込んでまでやることなのかよ、っていう気はする。「十四松体操」も、まぁ、中心にいるのが十四松なら何してもおかしくはないが、今更って感じもあるしなぁ。

 そんな中で無視できないネタも1つ2つ混ざっており、1つ目は本当にノリと勢いしかなかった「サマー仮面」。あれって他の5人はカラ松だってこと分かってて相手してるのだろうか。もししっかり認識してたら一松の対応はもうちょっと変わってきそうなもんだけど。そして、普段のカラ松のキャラとサマー仮面は繋がっているようで微妙な隔たりがある気がする。一番違うのは、善かれ悪しかれ、サマー仮面は超常的な能力を持っているということ。カラ松にそんなものは無い。一体何者だったんだ、サマー仮面。歩くたびにいちいちチンコの光沢が細かく動くあたりにスタッフのこだわりを感じるが、お願いだからそういうところに全力を費やすのは勘弁してください。

 そして今回唯一長めのネタだったのが最後の「今年こそは」。夏のビーチでのナンパをテーマにしたお話だが、何でこういうシチュエーションになるとトッティは大人しくなるんでしょうね。他の5人のために何かしてあげるのは嫌なのだろうか。そりゃ流刑にもなるわな。あと、6人横並びで座っているのになぜか「カラ松を挟んで一番端」という救いのないポジショニングの一松。あれって本人が望んで選んだ場所なのだろうか……。なんだかんだで夏場はカラ松が頼りになるとか考えられているのかもしれない。まぁ、テンションだけならカラ松・十四松のターンだしなぁ。せっかくの機会だからシコ松が何かまたいいこと言ってくれるかと期待したんだけど、結局ライジングして終わっただけだった。やっぱり、こいつら夏向きじゃねぇな。

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 うえしゃまが増殖した……だと? 第3話。声に個性がある役者で兼ね役回すとどうしても際立つよなぁ。まぁ、うえしゃまの場合は2役どころじゃない兼ね役地獄から這い上がってきた人間なのでこれくらいは朝飯前ですけどね。

 脇役のことはさておき、前回に続きメンバー7人がそれぞれピンの仕事でその個性を模索するというお話。そして、各々が「なんとなくアイドルらしく」という面倒なオファーを受けて頭をかかえるのだが、それをわずか1話の中でスピード解決するという、よく言えばストレスフリーな、悪く言えばだいぶ軽い展開になっている。まー、昨今は(特に女の子だらけのアイドルものの場合)ヘヴィな展開を疎むファン層も一定数いるらしいし、あんまりジメジメした空気を引っ張らずにあっさりと解決する展開はありといえばありなのかもしれない。

 実波と夏夜ちゃんは前回ある程度片付いていたので、今回焦点が当たるべきは残りの5人。個人的に一番順当な発展を遂げたと思えたのは佳乃だろうか。彼女の場合、1期ラストの展開があるせいでどうしても「重たい」イメージがあったのだが、今期「新章」に入ってからはデザイン変更の影響もあってか、全体的にそうした「重さ」からは解放された印象がある。かつてのモデル経験を活かし、メンバーの中では最もフォトジェニックな方向でブレイクスルーを狙う。もちろん、本業のモデルと比べれば「中途半端なアイドル程度ができる仕事じゃねぇんだよ」という洗礼は受けているが、それでもメンバーの中ではショックも軽い方。I-1に対する反骨心から次の仕事を掴み、さらに偶然のハプニングからブレイクスルーの糸口を見出したのはお話としても分かりやすい。今までグループとしての活動を続けていく上ではリーダーの仕事の重圧ばかりが目立って不幸だった佳乃だが、明るい太陽の下で弾けるような笑顔を見せるところから新境地にたどり着くのはファンとしても喜ばしい限りだろう。

 次に、意外だったがどこかしっくりきたのは藍里のブレイクスルー。アイドル活動では常に出遅れ、メンバーの足を引っ張ってしまっていた藍里だったが、この度まさかのピンでレポーター業に抜擢され、もともと身体を動かすのでなければ決して成績が悪いわけではなかったという個性から仕事をクリア。こちらも「アイドルらしく」なんて無理難題を押し付けられはしたが、まさかのZOO設定からシャーク林田で突破口を見出す。臆病に見えてこうした奇策を平気で打ちだせるあたり、彼女の芯の強さが伺える。

 ついでに前回解決したと思っていた実波の食レポ能力もさらに上がったということらしい。まぁ、あの歌がテレビ映えするかと言われればかなり疑問ではあるのだが……とりあえず評判はいいって言われてるんだから大丈夫なのだろう。唯一1期の頃からずっと発揮し続けているスキルなだけに安定感は抜群である。なお、前回コンビだった夏夜ちゃんは既に食レポ番組に出ていない様子。どこへ行ってしまったのか気になるが、アイキャッチ画面に表示されたバンジーは……本物なんでしょうかね? 体張る仕事任されるのもある意味美味しいか?

 まだ結果は出ていないが、ここにきて原点回帰を迫られたのは菜々美。あれだけ思い悩み、一世一代の決心で蹴った宝塚(光塚)志望設定だが、こんなところでヘロっと引っ張り出してくるあたりが社長のやらしいところである。でもまぁ、こうして個別の活動が増えた今、むしろ菜々美が本当にやりたかったことに近づけるチャンスと捉えてもいいのかもしれない。1期当時は「ヅカをとるか、WUGをとるか」という2択だったからこそ思い悩んだのであって、実績を残した現状ならば「WUGとして活動しながらミュージカル」という選択が可能になったのだ。もしかしたら最終的に一番理想的な形で夢が実現できるのは菜々美になるのかもしれない。

 未夕は……正直ここが一番わからねぇんだよな。ある意味で一番「バラエティ志望」みたいなところがあったとはいえ、いきなりのさんま御殿はハードルが高すぎる……。あと、食レポの時もそうだったんだけど、どうしてもこういうアニメで「実在するテレビ番組における面白いやり取り」みたいなシーンを作ろうとすると薄ら寒くなってしまうので、未夕が目指すべき方向性が作品内で見えにくいっていうのはどうしようもないところだ。ひとまず動画配信から、という進んでるんだか戻ってるんだかよくわからないステップを踏んでいるようだが、ここから彼女独自の進化は見られるのだろうか。まぁ、本人は割と楽しそうだからいいんだけどね。

 そして残ったメンバーは、奇しくもアイドルとしては一度頂点に立った真夢ということになる。I-1すら落ち目のアイドル氷河期になりかけているようなので前歴があまり意味をなさないのはしょうがないとしても、前歴があるがゆえにかえって好き勝手に使いづらいというのは確かに悩ましい。そして、真夢自身にどんな展望があるのかが見えてこないのも辛いところだ。一度はI-1を離れ、アイドルの道を断念した島田真夢が、WUGという新しい受け皿を得て再び頂点に返り咲き、今度はアイドルという立場自体が揺らいでしまっているという、なんとも波乱に満ちた人生である。まー、そんな状況でもあんまり慌てたり、他のメンバーを羨んだりという様子が見られないのは流石であるが。

 それでも大丈夫、やはりそんな島田真夢だからこそ、次なる一歩はメンバーの中でも一番大きなものになりそうだ。次に生み出されるのは「女優」の島田真夢になるのか、それとも、この仕事から改めてアイドルという職業の大切さを知る展開になるのか。まだまだ予測はつかないが、なんとなく今週の話を見る限り、「あんまり心痛める展開にはならなそう」っていう印象はあるので、彼女たちの立身出世の物語が華々しく展開されれば良いですね。

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