忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[1] [2] [3] [4] [5] [6]

 今更気付いたけど、これで竹達のハニワ役って2つ目だね、第3話。我がフェイバリット都道府犬の1つ、埼玉犬以来のハニワ役。新人キャストが多い中で、無駄に安定感のあるpetit miladyによるハニワ2体。可愛いホー。

 案の定、普通のおちゃらけアニメとして落ち着いてしまった感のある3話目。このままだとあとは単なるありきたりな学園ドタバタにまっしぐらな気がするが、その流れにストップがかかるかどうかは微妙。うん、やっぱり今期の「がをられ」枠と見て問題無いんじゃないかな。今回はとにかく「ハニワ可愛い」というところばかり見ていたわけだが、他にもトピックがあることはある。たとえばハニワは破壊されても再生可能であるとか、ハニワと宇宙人のメカの戦闘力は大体同じであるとか……ハニワ縛り。

 いや、そうでなくて、今回メインだったのは意外なことに魔法少女であった。いや、メインっていうほど出番があったわけではないのだが、桜庭先輩というこの世界ではあり得ないくらいの天使と出会うことで、彼女の怪しげな「魔法」がようやく発動したのである。結果的にポイントも取り返し、一応これで戦力としてカウント出来るようになったか……と思われたが、次回予告の扱いなんかを見る限りではまだまだ今まで通りかな。魔法起動シーンで色々と思わせぶりなモノローグがフラッシュバックしてたのは気になるところだが、多分このアニメ、そんな大層なストーリーが展開するところまでいかんだろ。

 結局、覇権を争う5組の中で、ガチ最強はキリハさんということで確定のようである。今回は多少あくどいことも狙っていたようだが、実際に身体動かしてたのは本人だし、身体能力は高そう(最後に幼女と相打ちしてたのはどうかと思うが)。一応メカ補正があればティアも同じ土俵には立てるみたいだが……相変わらず彼女の科学力は謎だなぁ。応援団を一瞬で牛耳る程度の実力があるなら、孝太郎たちを抑えつけるのも簡単な気がするんだけどね。何か特別な理由があるのかなぁ。まぁ、最大の疑問は、「あの胸、絶対ブラジャーなんかしてないよね」ってところだけども。ソースはヴィニエイラ様。

 メインヒロインの座についている(ようにみえる)早苗さんはすっかり突っ込み役に収まってしまった。なるほど、こういう流れになるから、メインヒロインって損をしやすいのかもしれない。今回はお題が悪かっただけかもしれないけど、全く目立ってないわ。何かで盛り返さないと存在感がヤバい。

拍手

PR

 このアニメを楽しんでるから俺は駄目なんだと思う、第2話。でもねぇ、なんか好きなんだよねぇ、こういうの。前クールでいうと「がをられ」と同じ枠。でもがをられほど一点特化してない分、まだ受け入れられる作品だとも思うのだが……。

 2話目にして、無事に侵略者4人の性格ははっきり分かれることになった。一番はっきり個性が出たのはやっぱり魔法少女・ゆりかであり、どこまで行っても徹底的に駄目。食卓に最後まで招き入れられなかったシーンなんかはちょっと可哀想に見えるような気になったが、冷静に考えたら単なる居候で何もしてねぇんだから、飯にありつこうとする方が図々しい。結局何しに来てるかいまいちわからんのがこいつだけなので、応援する要素も何もなく、すっきりさっぱりと「駄目」である。それでもどこか憎めない感じになっているのは、ほ〜らあなたもくせになってくる、この声と演技のせい……かどうかはまだ分からない。面白いとこから声が出てるよなぁ。

 そして、エロアドバンテージを独り占めするのが地底人・キリハさん。1話目の時点で唯一の巨乳キャラとしての利点を振り回していたが、いざゲーム開始後も一番「頭を使い」「身体を使う」キャラになっている。今のところほぼ欠点無しの状態で進行しており、真面目に「謀略合戦」をやる展開なら一番有利になるはずのキャラクター。まぁ、この「真面目にやれば」が半端じゃなくハードルの高い前提なのだが。そしてサポートメンバーつきで何とかやっているのが宇宙人・ティア。残念ながら彼女のみに与えられた個性というのがなかなか見いだしにくいのだが、とりあえず高飛車キャラでポイントを稼ぎ、それをはやみん従者で増幅させる形になるだろうか。今回の応援団との絡みを見ていると、多分武力はカンストレベルで強いんだろうとは思われるのだが、大がかりな大量破壊兵器とかはまだ出てきていない。控え室の科学力を見れば、もうマインドコントロールとかで主人公を操っちゃえば良い気もするんだけど、それが出来ないような試練になってるんですかね。

 そして、一番意外だったのは地縛霊・早苗ちゃんの扱いである。こんだけ出そろったら幽霊が一番存在感ないよな、と思ったが、どうやら正妻ポジションに落ち着くことでイニシアティブをとる方向性のようだ。確かに孝太郎のいうように「一番信用出来る」のは事実であり、実害がないので一番頑張ってほしいヒロインではある。先住権もあるので侵略の大義名分も一番主張しやすいしね。中盤に紳士協定を結んだ後にはすっかり解説ポジションに回り、自らあくどいことをして回ろうとする孝太郎に突っ込みを入れる仕事まで始めてしまった。割とあっさりメインヒロインっぽいポジションは固まるのね。まー、このお話がどれだけ進んでも、「幽霊エンド」と言われて納得するかどうかっつったら、多分しないけども。

 で、こんな連中が寄り集まって何してるかっていうと、陣取りゲームなわけだ。最初に設定を聞かされた時には「なるほど、それなりに新鮮な設定だし面白そうやんけ」と思ったが、トランプの結果の描写などもほとんどなく、「これで保つわけないやん!」と思ったところで作中キャラも「飽きた」のコール。うん、そうだよね。あとはもう、普通に「色んなところでヒロイン勢が足を引っ張り合うゲームをする」っていう、普通のハーレムものだね。ここから先にオリジナル要素は……あるかな……。まぁ、無くてもいい気がしてるんですけどね。大丈夫、「がをられ」だったらヒロインどうしの争いすらなかったんだから。あ、エンディングがpetit miladyなのは嬉しいと思います。

拍手

 ふろんてぃあっ! 最終話。まー、そりゃー許されないわな……あれは中村悠一ボイスをもってて初めて許可される技だから……いや、最終的にはランカちゃんが負けたんですけどね。

 最終話はギャグとシリアスのバランスをほどよく配合して割と素直な終わり方。こんな無茶苦茶なギャグラノベでどうやって最終回のお膳立てするのかと心配していたが、それなりに最終回っぽいエピソードがあったのね。ちゃんと「農業とは、田舎とは」っていう問題に対して(非常にあまっちょろくて一時しのぎではあるが)1つの答えを出しているし、それと絡めて強引にみのり・林檎の間にも答えを出した風を装った耕作はなかなかの策士。どうせ原作は終わってないんだろうし、アニメに一旦蹴りをつけるにはいいあんばいだ。

 しかし、この村の人たちは田舎らしく排他的でいやらしい連中ばかりなのかと思っていたけど、あのくらいの耕作の演説で折れてくれるなんて、案外優しいところもある。普通に考えたら、田舎とかキャンペーンとか関係無しに、「結婚式の会場にいったらデキ婚がまず嘘で、そもそも結婚自体が嘘だった」っていうシチュエーションに出くわしたら、キレるとかそういうレベルじゃなくて集団訴訟もんだと思う。いうたら結婚詐欺やからな。更に今回は村おこしの一環、イベントとして結婚式を見せているので、村のPRにまで詐欺行為が及んでいるという状態。これ、かなり悪質ですよ。みのりのおねーちゃん、事前になんか恰好いいこと言って覚悟を表明してたけど、やってることは単なるペテンだからね。妹さんの性格も合わせて考えるに、割と性根が腐ってますよ、中沢家。

 でもまぁ、今回はそのあたりを「良い話」として処理してあげるのが人情ってもんだろうか。つかさ姉ちゃんが頑張りたいと思っていたのは(形はどうあれ)本気だったのだろうし、成功してさえいれば誰も傷つかず、村のためになったかもしれないのは事実。どう考えてもこんな閉鎖的な村で学生結婚した偽カップルがごまかしきれるはずがないので早々にばれてたとは思うが、発想自体は悪くなかった。いや、そもそも腹の中に若旦那入れてる時点であんまり騙す気もなかったのかもしれない。どんだけ悪人かもしれないと勘ぐっても、「でもサトリナボイスだしなー」というところで補正がかかってしまうのは私の心が弱いから。とりあえず、婚活云々だったらそろそろ中の人が心配する年齢なので、出来れば何か良い報告が聞きたい今日この頃。

 閑話休題、シリアスパートについては前回まででもある程度メッセージ性の強い部分はこなしてくれていたし、一つの結末として綺麗だったのでよしとしよう。耕作の中では林檎とみのりがそれぞれの理由で大事だ、っていうことも描かれていたしいね。後は残されたのはギャグパート。誰だ、最終回にベッキー連れてきたの。今までで一番酷い暴れ方やったやないか。冒頭部分の即身仏トークもすげぇ声が出てて面白かったけど、クライマックスは結婚式場に登場した時の忌み語だらけの呪詛。あれを丸暗記してどっかの式場で実践してみたら面白そうだな。早口で唱えれば案外霊験あらたかな感じになるんじゃなかろうか。心配なら千和を雇うっていう手もあるな。その他、そんなベッキーを仕留めるためだけに手配されていた吹き矢の彼。仕事の後にすげぇいい顔してたけど、「そのガッツポーズのためだけに杉田呼んだのかよ?!」って思ったら、その直後のガヤに堂々と杉田が混じってて笑った。あいつはガヤに入れたらあかんやろ。

 そして、全てが片付いたあとのエピローグパートでは、継・良田さん夫妻が帰国。はたして海外でどれだけ関係性を進展させて帰ってきたのか。きっとアメリカ仕込みのテクニックが云々。以下薄い本に任せる。そして、何故か無駄に全員登場した四天農。やっぱりバイオ鈴木が楽しそうにしてるのが可愛い。次のシリーズでは、四天農を次々倒して十二宮を進むみたいなシナリオが見たいです。確定してるのは、金牛宮に良田さんがいることと、多分双魚宮にはローズ花園。あんまり強くなさそうだな。

拍手

 日本の田舎には必ず佐藤利奈ボイスのやり手のおねーさんがいるぞ! 第11話。幼女たちもあわせて、不思議と中沢家のキャストは全員方言トークがしっくり来るなぁ。東山奈央、五十嵐裕美とか、声だけ聞いてると随分サラブレッドな一家である。

 継と良田さんがマジで海外研修に行ってしまったおかげで、メインはわずか3人が残るのみとなった舞台上。よりにもよって三角関係形成中の3人だけが残されて、このままどう進行したらいいのかと思ったら、舞台を耕作たちの実家に戻して強引にキャラを増やし、なおかつ思い切り本質的なテーマにまで食い込んできやがった。前回もなかなかハードだったが、単なるエロ馬鹿ギャグを見るつもりで見てしまうとじわっとダメージが広がるボディブローを喰らってしまうので注意が必要である。

 Aパートは存分にバカを展開してくれている。せっかくマブダチレベルまで仲良くなったはずなのに、耕作絡みだと相変わらず険悪なみのりと林檎。この関係性に終止符を打つため、みのりは実家を巻き込んで強引な作戦にでる。もう、本当にどこまでもガツガツくるメインヒロイン(?)だ。昨今のアニメでここまであからさまな肉食系ってのも珍しく、受ける耕作の方も、みのりの意図は全て理解した上で真正面から拒否るという侠気を見せている。そうかー、やっぱりみのりは駄目なのかー。悪い子ではないと思うんだけどね。乳もでかいし、実家に資産もあるし、農家の嫁(入り婿先?)としてはそれなりの物件だとは思うのだが……いかんせん性根が卑しいのがなぁ……今回の一件は家族の頼みもあったから情状酌量の余地はあるかもしれないが、一つ屋根の下にライバルの林檎がいることが分かっていて、ホームグラウンドの利点を活かしてワンサイドゲームに持ち込もうとするのは流石にずるい気がするぞ。既成事実を作って囲い込もうとしたり、具体的な損失額を提示して脅しをかけたり、やってることはかなりのDQNっぷりだしな。まだ高校生なんだから、もう少し関係構築をゆっくり進める余裕があればなぁ。いや、でも耕作が草壁ゆかに狂っていたことは知ってるわけで、あんまり悠長にしてるとトンビに油揚げさらわれる危険性があるのか。……別に、学校を探せばそれこそ耕作以上の物件もある気がするのだが。ほら、ウッドマンたちF組はあんだけ女日照りだったんだから、よりどりみどりだと思いますよ。林業じゃ駄目ですか、そうですか。

 結局、田舎の少子化問題、跡継ぎ問題はそれだけ深刻ということであろう。どれだけ頑張ってみのりがアピールしても耕作は頑なであり、千載一遇のチャンス、思い出話から良い雰囲気を作って夜になだれ込もうとするも、どこから入って来たのか分からない妹達のせいで作戦は瓦解。2人の関係は進まないままで終わってしまう。

 そして翌日は林檎のターン。農村内の「温かい人間関係」を漏れ聞いてしまったために明らかになった、耕作の両親の辛い過去のお話。だが、こと農業関係のお話では、この手のエピソードはテンプレじゃないかと思われるくらいによく聞く話。思い出すのは「おおかみこども」のメインヒロインだが、あの子は女手一つで子供を2人抱えて農村生活を成功させてしまったスーパーな人材であった。残念ながら畑家の両親はそこまでの幸運には恵まれず、国からの支援も無いままに最悪の結末に。そして、それが村の人たちにとっては「可哀想な話」ではなく「失敗して逃げ出した根性無しの話」になってしまうのである。このあたりの閉鎖性は社会問題としていかんともしがたい部分。話を聞かされた林檎も農村に逃げ込んできた時のモチベーションは似たり寄ったりな部分はあるわけで、耕作のヘヴィーな話を他人事のように聞くことも出来ないのだろう。なかなか返す言葉は見つからない。耕作はそんな過去を抱えながらもきちんと高校で学び、なんとか農業で身を立てようとしているのだから、実はかなり志の高い青年である。

 これまで幾度となく繰り返えされてきた「農業の厳しさ」のお話。生産性、商業性、そして今回は社会性。これだけの悪条件を見て、聞いてしまえば、「やっぱり大人しく都会で働くしかないか」と結論づけていいところであるが、林檎はそれでも「田舎が好きだ」と答えてくれた。形はいびつだったが、彼女が農業によって心を救われたのは事実である。まだ大きな挫折にもぶつかっていない彼女の青い考えかもしれないが、出来ることならば、今持っている感謝の気持ちをそのまま持ち続けて、新しい人生をこのまま刻んでいって欲しいものだ。まー、その場合でも「新参ものの農業志望者」が耕作の嫁に相応しいかどかは定かじゃないが。やっぱり環境だけで言ったら中沢家の跡取りになるのが一番手っ取り早いんだよな……まぁ、どうせその辺の結論はこのアニメでは出ないからいいや。とりあえず、中沢家は長女が旦那を引っ張ってくればいいんじゃないかな。

拍手

 すげぇちゃんとしてた、第10話。これまでもちょいちょい「ちゃんとした話」をして意表を突いてきた今作だったが、今回のメッセージ性はこれまでの「農業の苦労話」よりももっと強く、第一次産業の問題について、かなり核心を突くものになっている気がする。岐阜の農協さん、今ですよ、今これを見るんです!

 まぁ、Aパートはいいだろう。ベッキーが暴れてる時点でナニなわけだし、校長がCV杉田だし。「杉田さん、味皇やりません?」ってオファーが来たのかな。完全にまんまだったわけだが……まぁ、元々そういうアニメだから別にいいか。杉田は低音なのでジジイをやっても案外違和感がないのがずるいよな。とにかく分かりやすい「ナスの違い」を表現することで、序盤は終了。ここで大切なのは、継が徹頭徹尾山岡士郎のキャラをトレスしているということである。「〜〜にまたここに来て下さい、本当の○○を食べさせてやりますよ」は初期山岡のテンプレートだ。そして、継の持っているイデオロギーが完全に「山岡イズム」なのである。

 作品カテゴリが「農業」に限定されている関係上、残念ながら父親は海原雄山のトレスではなくフツーにやり手のビジネスマン風になっているが、CVが力ちゃんなので迫力充分。この「大きすぎる父親」に立ち向かう継の姿は完全に山岡である。「無農薬最高! 大量生産死すべし!」と錦の御旗を振り上げて、目先の勝ちのみを追い続けてドヤ顔を披露。ちなみに、母親を農薬にころされたという設定は流石に酷いと思うが、これも山岡リスペクトの1つといえる。まぁ、継が親父に刃向かうための分かりやすい設定といえばそれまでだが、山岡は大量生産肯定派との論争時に「農薬は農業に従事している農家の人たちの健康を真っ先に脅かしているんですよ」と(議論とは全く関係無い)論調を持ち出したこともある男である。しかし、その頑張りも空しく横綱相撲の父親に完敗してしまう。レイプ眼で倒れ伏す「究極のメニューホント弱いな」エンドである。ここからの父親の演説が圧巻だ。ここで書き起こす気は無いが、一言で言うなら「ぐう正論」。まさに「井の中の蛙」であった継が完膚無きまでに叩きのめされることで、「山岡イズム」の終焉が確認出来る。

 誤解を避けるために断っておくが、わたしゃ何も継の思想が全て間違っていると思っているわけではない。地産地消で昔ながらの伝統を守る大切さというのは絶対にあるはずで、金儲けのためなら何をやってもいいとは思わない。ただし、現時点において継の親父の展開している事業は、(彼のいうことが全て本当ならば)非の打ち所がないというだけである。世間の農家の人たちに「農薬は身体に悪いから年がら年中虫がつかないように管理し続けろよ」なんていう権利は誰にも無いわけだし、そんなことばかりを訴え続けていては、日夜より良い農薬を作ろうと努力している技術者の人たちにも失礼だろう。要は「せっかく積み重ねてきた農業のいろはがあるなら、それを上手く使って最善手を見つけるのが正しい」ということである。それこそが農業高校の理念でもあるわけだしね。

 ま、私みたいな素人がやいのやいの言っても何にもなりゃしないが……少なくとも、今回のお話は私みたいな外野でも真面目に考えるきっかけとしては非常に良い素材だったのではないかと、そういうことです。別に、ハネムーンを提案された時の良田さんがすげぇ可愛かったからそれだけで満足したとか、そんなんじゃないですよ。良田さんオリジナルエンドで幸せになれて良かったとか、そういうことじゃないですよ。あの曲はどこに収録されるんですかね……。

 しかし、今回の事件って林檎のアイデンティティにも影響与えかねないけど、大丈夫だったのかね。「世界一」と信じた仲間達が完敗して、まだまだ世間が狭いことを痛感させられたわけだしなぁ。元気にやってくれるといいんだけど。この学校は訳の分からない才媛も集まってるし、案外「世界一」も夢物語じゃない気がするんだけどね。マネー金上のあの地に足ついた実行力は一体なんなんだよ(なお、主人公は主に騒がし役だった模様)。

拍手

 水着回なのに終始荒天という前代未聞の状態、第9話。まー、このアニメでサービス回とか言ってもあんまりありがたみないけども……一番のサービス要員は水着ですらない状態で頑張った良田さんなので、そこはOKとする。

 「はい、花澤さんこっからここまでずっと壊れてて下さいね〜」というディレクションがあったか無かったかは分からないが、とにかくみのりが壊れっぱなし。残念ヒロインなのは分かっていたが、最近は「ヒロインとして残念」以上に「もう何もかも残念」になっていてとても素敵だわ。花澤壊れキャラの歴代上位に食い込む躍進振り。やっぱり方言がいいアクセントになってるのかねぇ。あまりの壊れぶりは、レイプ目になっても楽しそうな状態を維持し続け、最終的には耕作たちを巻き込んで、史上初の「学校のグラウンドにおける海水浴」を実現させた。耕作がトチ狂うのはいいだろう。継も最初からぶっ壊れてるようなもんだから問題無い。しかし、あの流れで林檎までイカれてしまったのはどうかと思うぞ。前々回友情タッグが成立したおかげで、みのりの様子を見ていたたまれなくなってしまったのか、それとも純粋に耕作たちに染まりつつあるからなのか。ま、おかげで「泥まみれのスクール水着」再びですけどね。

 しかし、ぶっ壊れパートはAパート前半で終了。良田さんを集団レイプして盛り上がっているところに、どう見ても捨てキャラでしかないビーチバレー部を名乗る野郎2人が乱入し、「どうやって収拾つけんだコレ」と思っていたら、割と真っ当な理由で理性的ストップがかかった。「田んぼがヤバい」。いや、こないだトマトなんかで同じように慌ててたんだから、今回だって最初から田んぼの心配しとけよ。みのりにつられてぶっ壊れてる場合じゃなかっただろうに。この前半後半のテンションのギャップがすごい。そして、田んぼを守ったことによって訪れる謎の達成感。そりゃまぁ、ロープを張るところの手際なんて見事なものでしたけどね。ああいう緊急措置の方策ってのは実際にピンチに陥らないとなかなか身につかないものだが、耕作たちの対応は非常にスムースで、まるで何回も経験しているかのようだった。岐阜県ってひょっとしてものすごく大変な土地柄なのだろうか。そして、更にマイクロバスを運転するだけでお手軽に感動まで巻き起こす謎展開。「いや、そこは一旦バス停めてからワイパー探せよ」とか思うけど、突っ込んだら負け。「自動車を発車させ、停止させる」だけでこの達成感は一体何なのか。

 相変わらず「ちゃんと農業もやってますよアニメ」。今週もコシヒカリについての豆知識なんかを学ぶことが出来ました。あと海のない県の分布とか。農業関係無い? そうね。

拍手

 「各班に千和を1人配布するので、好きなように料理して下さい」みたいな話、第8話。一切限界を見せない脅威の存在、彼女の向かう先には一体何が待っているというのだろうか。

 前回までのいい流れはどこへと霧消したのか、理屈抜きで最低最悪(褒め言葉)の回となった。これ、原作だとどういう扱いのエピソードなんだろう。各巻からベッキー登場部分のみを切り出して繋げたとか、そういう魔改造じゃねぇだろうな。何にしても、3分放送に乗せるだけでもキツいベッキーがまるまる出ずっぱりというのだから、視聴者のSAN値はガンガン削られてしまう。登場シーンからオチまで、あの手この手で一切テンションを落とさず攻めきるベッキーのキャラは、悪魔としか表現のしようのないものだ。結局、この作品の「ふざけたパロディ要素」はここに集約されるのである。それも、もっともどぎつい形で。それにしても、色んな漫画に精通した良く出来た40歳であることよ(それについていく生徒さんたちも偉いと思うけど)。

 全編ネタでしかないので個々にいじる意味は全くないのだが、どうしても「千和劇場」という側面が強いために中の人の存在ばかりが浮き彫りになり、「タカトシとうおみーの絡みはこういう方向性もあったのかー」という驚愕があり、「早く若旦那がしゃべりはじめてベッキーを魔女化してくれればいいのになー」という切実な願望まで出てくる。「シャルとラウラがいるんだから会長1人くらい何とかコントロール出来ねぇかな」とかも(こうして考えると、千和は最近生徒会長を2つも歴任してるんだな)。

 孤独を突き進む40歳の中の人はご家庭を持つ立派な奥様(もうすぐ33歳)なわけで、こんな役は完全にギャグとして愉快に演じることも出来るわけだが、今回の執拗な40歳独身ネタで傷つく人なんて、いないよね。あ、優雅な独身貴族を貫き続けるあさぬママは気付けば38歳になってしまっているが、彼の場合はあんまり悲壮感は無いものね。……ん? 林檎ちゃんがどうかしたって? 別に関係無いよな。そうだよな。問題無いよな。あと、繰り返される貧乳ネタとかも、どうなんだろうな。残念なことに、今作のキャストは誰も彼も……まぁ、巨乳が売りの声優なんてそんなに数はいませんからね。今作でトップは文句なしでバイオ鈴木の中の人。

 結論:最近は落ち着いた役を多くやるようになってきた千和だが、いつまでもこのベッキー精神を忘れないキャスティングをお願いしたいものである。いや、何もここまでヨゴレ役でなくてもいいのだが。

拍手

 ちゃんと話あるもんやな、第7話。これまで今作が抱えていた謎がすっきりさっぱり解決! まぁ、もうあんまり気にしてなかった部分ではあるのだが。

 「案外農業してる」でお馴染みこのアニメ。「これだったら最初のデブパートいらんかったやないか」とか思いがちだが、まぁ、本編だけだと30分保たなかったから多少はね。あと、みのりと林檎の関係性を事前に補強してから本編に入るっていう意図があったり、なかったり。ふざけたテンションからのギャップで良い話に見えるのだから、これはこれで。「ギャグだと思ってたけど気付いたら農業への尊敬の念は植え付けられる」っていう、第一次産業へのプロパガンダとしてはいい働きをしてる作品と言えなくもない。まぁ、ギャグのみを目当てにしてる人間からしたらキツイかもしれないけど。でも、単なるパロアニメだったら他にもいっぱいあるしねぇ。そういう流れの中でこっそりと「白絹病」なんて言葉も覚えられるのはこの作品だけ。多分、ボクは死ぬまで使わない単語や。

 そんな中で、耕作が漏らした「農業をやる人が減っている現状は、見返りが少ないからだ」っていうのはなかなか重たい言葉である。ドラマ仕立てにして今回のように「良い話」があれば精神的にはみたされる部分もあるのかもしれないが、実際農業に従事している人にとっては、そんな簡単なことじゃない。働いて、稼げなければしょうがない。今回のお話はそういったシビアな側面についてもそれなりに切り込んでおり、意外にもこの作品って責任を持って作ってるんだな、ということが伝わってくるのである。いや、本当の農家の人からしたら「こんなひよっこみたいなこと言われても」って憤慨する可能性もあるけど。我々素人にとってはこれくらいでも充分「重たい話」。このアニメを見たら、少しくらいはスーパーの野菜売り場も違ってみえるんじゃなかろうか。

 そして、そんな試練の中でついに明かされた林檎の過去。彼女が耕作たちのところへ転がり込んできたのには何か理由があるだろう、とは思っていたのだが、遠因は耕作が送りつけていた野菜、直接的な動機は、なんとみのりの手紙だったというのだから驚きだ。何とも複雑な人間関係になっており、耕作の目線は林檎(草壁ゆか)への一方通行。しかし、みのりは耕作への思いが募ってしまったせいで、彼のためにアイドルへの手紙の代筆業(というかねつ造)を行っていたことになる。耕作の気をひくことが出来るわけでもないし、林檎を耕作のところに呼び寄せてしまったのだからはっきり言ってやぶ蛇なわけだが、それをやらずにいられない世話焼きなところはいかにもみのりらしい。「凪あす」における美海と同じ心理か。まぁ、まさか手紙を送り続けてたらそのアイドルが自分たちの学校にドロップアウトしてくるとは思わないだろうからなぁ。

 そして、林檎はそんな手紙と野菜に元気をもらい、一からやり直す人生のスタート地点に農業を選択したわけだが、憧れていたはずの耕作が直接の目標ではなく、隣のみのりこそが自分の憧れていた生活だと分かってしまったのだ。おかげですっかりみのりに懐き、不可思議な友情タッグが成立した。これで耕作への気持ちはリセット……されるかどうかは分からないけどね。一応、これまでにもちょこちょこ恰好いいところは見せてるわけだし。耕作は、この手のギャグラノベ主人公にしては真面目でしっかりした奴だからな。金上に目を付けられるのも分かる気はする。もしこれで林檎の熱視線が全てみのりに向かうようなことになると、すげぇ綺麗な循環三角関係が形成されることになるわけだな。「そんなの絶対おかしいよ!」

 真面目シナリオなので大きく突っ込むべき部分はないのだが、すげぇチョイ役で四天農が出てきたのはちょっと笑った。あいつら4人は仲がいいのだろうか。やっぱりバイオ鈴木は優秀やな。

拍手

 こんな時間に焼き肉飯テロとか許すまじ、第6話。別にうまそうな食事シーンってわけでもないが、あれだけ懇切丁寧にホルモンの美味さを説かれたら腹減るやろが。

 四天王最後の1人、マネー金上登場。最後の1人が5人目っていうカウントに良田さんが含まれてることにまず驚いたが、前回の騒動が一切なかったことになって全然別の話になってるのも驚いた。バイオとウッドマンは再登場したけど、ローズなにがしは出てすらこなかったし。統率感のない四天王だな(当たり前だが)。しかし、この最後の1人、なかなかのくせ者。最初に登場したときは男かと思ったのだが、胸もとのハイライトがやけに色っぽく、「あれ? 女?」と思ってたら、少しずつ女性らしさがこぼれ出てくるという。浴衣姿も様になってたし、何もしてなきゃ普通に良い女なんじゃなかろうか。そんな子と2人っきりで焼き肉デートなんて、耕作はどこまでも恵まれたハーレム主人公体質なのだな(なお、キスしたのは男)。ちなみに金上の中の人は東内マリ子という若手だが、緒方・齊賀・時田などに繋がるかもしれない「男前女性声優」枠の模様。意外にこの手のファミリーも増えてきた(ちなみに反意語は山本和臣)。

 今回は何とも農業アニメらしい(?)お話で、作中でも「生産者様のため」とか、金の稼ぎ方のモデルとか、色々と生々しい話が出てくる。しかし、良田さんと議論してるくらいのところでは一応農産物の話だった気もするが、あっという間に単なる萌えオタ釣りの阿漕な商売に流れた。「消費者が求めているものを売ることの何が悪い」ってのは一応正論だよな。これに更に「消費者に渇望を誤認させる」っていう手練手管が入ってくると若干グレー気味になっているが、特にそうした戦略を使わず、真っ当に「売れる萌え商品」の路線に乗せるだけならば、確かに金上のいう通り、ノウハウを学ぶためのシミュレーションとしての練度はかなり高い。ここまで割り切って商売に全霊で打ち込める金上は、実は四天王なんて言葉でひとくくりにするのは申し訳ないような切れ者なのかもしれない。まぁ、問題はそれを県立高校でやってる、ってことなんだろうけどね。いや、でもあれだけ萌え卵路線でガンガン売って利益を出しておきながら、その後の闇商売は学校側が取り締まるってのもどうなんだろう。金上のアイディアで学校側もそれなりに潤ったんちゃうんかい。エゾノーだったらもう少し情状酌量してくれそうだけどなぁ。

 意外に志が高く、くせ者ながらもいいインパクトを残した金上。彼女のおかげで他のキャラはちょいと今回薄い。金上にはA組の人間はひとまとまりで認識されていたみたいだが、「優秀な連中」と言われていたってことは、みのりや林檎も一応優秀な学生として機能してるってことなんだろうか。ちなみに一番の謎だったのは、継が途中で突然抜けることを宣言したところである。まぁ、あの男も(良くも悪くも)切れ者なので自分なりの判断で引き際を見極めたのかもしれないが、その後の展開で彼の行動の結末が描かれなかったため、正直よく分からんかった。継が手を引いたからみのりたちも耕作から離脱した、っていう描写だったのかな。結局金上に引きずり込まれた「大将」は耕作だけだったし。

 そして、大した出番でもないのに一番の貧乏くじを引かされたのがウッドマン林太郎。あの弁舌で籠絡されてしまっては、彼には同情するしかない。結局一番の軟派思考はアイツなんだよなぁ。そして、自業自得の極みながらも、一切反省の色を見せないバイオ鈴木。彼女はどこにいても楽しそうで何よりである。今回もひでぇ台詞を惜しげもなく披露してくれていたし。色々残念だけど基本的に可愛いんです。今回嫌でも名前を覚えたのが「イラストレーターの切符先生」なわけだが、今まで全然知らなかったこの人の名前も、「バイオ鈴木をデザインした人」と考えると「よくやった」と感謝したいところである。椎茸アイのキャラは人気が出ますよ(適当)。ちなみにすげぇ余談だが、「バイオ鈴木」で画像検索を行うと、当然椎茸アイの彼女の画像がたくさん出てくるが、それと同じくらい「バイオハザードをプレイする鈴木史朗」の画像もヒットする。すげぇコラボ。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[04/25 な]
[04/19 NONAME]
[04/17 NONAME]
[04/17 NONAME]
[04/13 NONAME]
バーコード