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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 これはずるいわ(2週連続、2度目)、第12話。確実に色々おかしい気がするけど、もうこの世界で突っ込みは必要ないわ。とにかくμ‘sは伝説となった。

 今週のイベントはラストライブのみ。前回の解散宣言がかなり衝撃的な内容だっただけに、別に他の出場チームなんて全然知らないラブライブ本戦の方がひょっとしたら盛り上がりにかけるのでは、なんて思っていたのだが……なるほど、こうなるわけね。俺たちの知らないところでμ‘sが世界に羽ばたきすぎて困る。

 まずは今期何度目かの合宿模様。「最後だから帰らなきゃいけないけど誰が言い出すことも出来ずになかなか帰れない」っていうのはよくあるシチュエーションで、それを受け入れることを良しとせず、そのまま全員の幸せに転換する提案が出来てしまうあたりが、穂乃果のカリスマ性と言えるのかもしれない。突発合宿であっという間に全員がパジャマパーティーで集まれるあたりもすごいとは思うが、9人の親御さんは心配しないもんなんでしょうかね。年頃の娘さんが突然の朝帰り(朝も帰ってないけど)だぜ。まぁ、翌日が本戦ってのは流石に知ってるから問題無いか。突発イベントにも関わらず、ことりは職権濫用で学校の許可をとりつけ、にこは調理室の貧相なコンロでも巨大な中華鍋で立派なマーボを作ってみせる。もちろん、かよちんは米だ。そりゃ米だ。凜ちゃんはラーメンだ。まぁ、ラーメン食ってたの1人だけだけど。みんなが食べ終わった皿を見ると、オムライスみたいなのが乗ってるから、マーボ+オムライスという奇妙な食い合わせ(あとサラダ)だったと思われる。当然、凜はこれに追加でラーメン、かよちんはいつも通りにマイ茶碗持参で丼飯をかっこんだに違いない。本番前日でも一切体調管理なんかは気にしないのがμ‘s流。いや、ひょっとしたらこれまで大事なイベントっていうと必ず誰か(っていうか穂乃果)が問題起こしてたから、今回はそれを未然に防ぐために全員で監視体制を作ったのかもしれないな。これで「全員テンションが上がりすぎて遅刻」とかだったらすげぇことになってたのに。まぁ、出番が最後だから絶対遅刻はないんだけどね。

 そしていよいよやってきたラブライブ当日。何しろこのアニメのタイトルになっている一大イベント、誰がどう見たってゴールの道標はここにある。全国から50組にのぼるというスクールアイドルがやってきてしのぎを削るというとんでもないイベントで、仮に1チーム5分の持ち時間だとしても4時間以上かかる。すげぇな。そして、その大トリを任されたのが我らがμ‘sであった。「たくさんのアイドルが一気に出てくるから、なるべく他と差をつけるインパクトを残さないと」なんて悩んでたのが随分昔のことのよう。大トリっていうと観客が疲弊しきってテンションが上がらないタイミングだろうし、確実に同じようなアイドルばかり見て飽きているはず。更に時間の関係で帰ってる観客だっていっぱいいるんじゃないかと思ったが、そんな心配はどこ吹く風。満員御礼、会場の全てがμ‘sファンで囲まれていた。「流石に凄すぎるやろ」と思ったけど、考えてみたら他のアイドルと違ってμ‘sにとって今回の会場ってほぼホームグラウンドなんだよな。そりゃ強いや。

 そして始まった運命のラストライブ。正直、知らない曲だし、衣装は新規だけど振り付けはいつも通りの流れだから流石にもうあんまりインパクトないなぁ、と思っていた。歌い終わったらみんな号泣し始めて、挿入歌のエンドロールにも1曲しか出てこなくて、「なんだ、これで終わりか……」と思っていたらまさかまさかの、禁断のアンコール。流石にまずくね? 大量のアイドルが参加してるイベントで、一番最後のチームだけが登場順の恩恵に与ってまさかの2度回しって……確実に反則だし、運営は公正な大会を目指すなら止めるべき事態である。しかし、こまけぇことはいいんだよ。会場は全員μ‘sファンだ。モブライブの3人も、父兄の皆さんも、A−RISEの面々も、とにかく全員がアンコールだ。それならば、全てを終わらせるこの会場で、責任を果たさねばなるまいよ。モブライブの皆さんは一体どこまで優秀なのか。とりい出したるは「あの」衣装。そしてこの会場といえば……。

 1期オープニング映像は、最近DAMに入ったからしょっちゅう見てたんだよねぇ。これがここで回帰するポイントになっていたとは。「集大成としてオープニングに戻る」っていう演出は、本当に全てが計算ずくであることが分かって凄く好み。伝説となっているまどマギ10話に敵うもんではないが、それに比肩してもおかしくないくらいに、ここで、この時に、こうなることは、言われてみれば確かに必然。全ての思いが帰結するのは、やはりここだったのである。そりゃ泣かされるわ……。

 さて、今週これやっちゃったら、ほんとの最終回では何やったらいいんだろうか……。

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 これはずるいわ、第11話。確実に泣かせに来てるもんなぁ……まぁ、泣くんですけど。μ‘sとしての活動は、アニメとしては2クールだけ、作中の季節でも1年弱で終了。後世に語り継がれる伝説的アイドルユニットみたいだな。

 以前から引きずり続けていた「卒業問題」に決着をつける。あくまで高校生ユニットなのだから、必ずどこかで終わりが来ることは分かりきっていたこと。しかし、あまりにもその結成が劇的だったために、その先を見ることが出来ていなかった。今後のプランは大きく2つ。1つは、3人が抜けた後にもμ‘sとしての活動を続けていくこと。「それが普通のアイドルだ」ということで、にこはこの案を(本心からとは言えないまでも)支持していた。しかしまぁ、「メンバーが卒業したり、新規加入したりするのが普通」っていうアイドル観って、そこまで普通のものでも無い気がするけどね。昨今のなんちゃらいうグループ連中がそういうシステムを構築しただけであって、やっぱり往年のアイドルファンといえば、「メンバー全員が揃って初めてグループ」っていう結束があったように思える。ただ、今回訪れたアイドルショップには大量のμ‘sグッズが並んだりしていたところを見ると、既にμ‘sは「穂乃果達のもの」を飛び越えて立派な商品価値を持つ存在に変貌しているのも事実。あのグッズどもがどういう利権でもって販売されているのかは謎だが、スポンサーの1つや2つついていておかしくないレベルだ。普通に考えたら、メンバーの一存でその進退を決められるかどうかすら怪しい。一応、学園の建て直しから始まった企画だと考えると、グッズ販売とかの権利関係はことりママを通じて学園で管理してるのかなぁ。解散するとか言ったら学園側からストップかかりそう。

 まぁ、そんな生臭い話はおいとくとしても、「μ‘sを続ける」というのは非常に説得力のあるプランなわけである。アリサちゃんなんかは新生μ‘sに加入する気満々であり、妹特権で既にメンバー気分。そしてそのことが穂乃果を悩ませもしたわけだが、あまりにも出来すぎる優秀な妹さんの計らいにより、その方向性にはブレーキがかかった。やはり、μ‘sの行く末はたった1つの選択肢しか残されない。メンバー9人、満場一致での結論は、「1年でおしまい」というものだった。真姫ちゃんの言うようにμ‘sとしての活動が終わってもアイドル活動は続けていくのだから、一度看板を下ろすことがそこまで大きな問題ではないだろう。しかし、メンバーの心情面では、この幕引きが最も大切な通過儀礼となる。かけがえの無い「始まりの名前」であるμ‘sは永久欠番として封印され、9人だけのものになることが大事なのだ。ひょっとしたら、将来的にこのメンバー9人が集まれば「μ‘s」としての旗揚げも可能になるわけで、ここで「2年目以降のユニット」との差別化を図り、プライオリティをつけておくことは大いに意味がある。悩むまでもなく、結論は1つしかなかったのである。

 分かっていた話ではあっても、やはりそこには別れがあり、涙を禁じ得ない。海辺でのメンバーそれぞれの思いに胸が詰まる。決断を下したリーダー穂乃果はもちろんのこと、必死にアイドルとしての存続を訴えたにこ、後ろからついていくばかりの先輩の背中を忘れることが出来ない一年生たち、そして、この9人に、μ‘sという名前に特別の思い入れを持つ希。「9人」という人数がここまで端正な形で収束している様を見られるようになるとは、2年前には思いもしなかったことだ。終わりは常に悲しいものではあるが、ラストライブに向けての華々しい幕引きは、是非とも「有終の美」となって欲しいものである。

 ちなみに、そんな重要なエピソードだったので、今回も画面には気合いが入りまくっているし、オフショットメインなのでここぞとばかりにサービスもてんこ盛りになっているので、ややこしいコトを考えずともお楽しみは満載である。個人的に欠かせないのはかよちんの自宅シーンでの眼鏡ショットなわけだが、その他、あざとすぎる動物園でのことりショット、海辺でのさりげなくも大胆なにこまき補強シーン、その後駅構内でのえりうみの絡み、あふれ出る母性でにこを抱き込んでしまう希さんの雄姿などが見どころ。やっぱり3年生組に良いシーンが多いなぁ。ところで、あの日曜日の日程は大丈夫だったんですかね。どう考えても時間が足りないくらいの過密スケジュールだったと思うのだが……あと、誰がどこを希望したかを1人ずつ当てはめていくと、公園の池に行ってスワンボートを漕ぎたいといったのはどう考えても海未ということになるのだが、やっぱりあの子ちょっと変だと思う。

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 勝ったのかよ、第10話。序盤の引っ張り方から微妙かと思ってたのだが、意外にも勝ち上がっていたという。こういうところであっさり勝ってしまうあたりがμ‘s。最後の最後で当然の展開になるWUGとのはっきりしたスタンスの違いがある(まぁ、あれも予選は勝ち抜いたんだから同じといえば同じか)。μ‘sの場合は勝ってそのまま順風満帆で進むのも悪くないが、別に敗退後のとりまとめを描いても良かった気もするけどね。本戦が関わってきちゃうと、どうしても3年生の卒業イベントの印象が弱くなりそうで。

 結局「みんなで叶える」というコピーにたどり着くまで穂乃果がグルグル回っていただけの今回。このコピーだけならば、ぶっちゃけ前回のストーリーと焦点が同じなので、今回はあまり大きな動きがあったようには思われない。割と序盤から「みんな」というキーワードは分かっていたわけで、それが完成品になるのになんであんなに遠回りしてしまったんだよ、という感じ。まぁ、穂乃果はそのあたりも全部勘とセンスとフィーリングで処理してそうなので、閃きに至るまでの経過はランダムなのかもしれないけども。何はともあれ、改めてこれまでμ‘sを支えてくれた多くのファンとの絆を確認し、最終決戦へ向けての下地造りは万全である。しかし、アリサちゃんが来年改めてμ‘s入りを志願しているということは、年度が替わったら新1年生を3人加えて新生μ‘sを結成することになるのだろうか。その場合に雪穂の参加もほぼ義務であろうが、あと1人は新キャラになるわけか。なんか梓、憂、純ちゃんで結成した桜校軽音部みたいになりそう。まぁ、実際問題としてえりちか達を切って捨てたりは出来ないわけで、「来年度のμ‘s」は商品展開には一切絡んで来ないとは思うが……(マジでなんじょるの達の卒業イベントがあったらエラい騒ぎになるだろうな)。

 とりあえず、今回はそんな「先」の光景はあまり見えないお話で、あくまで「足下」を見るエピソード。まさか餅屋の看板娘となってどこぞの商店街に喧嘩を売る展開になるとは思わなかったが(そして別になってないが)、「正月」+「和菓子屋」という組み合わせでのイベントとしてはなるほどおあつらえ向き。餅つきってすげぇ体力使うはずだけど、流石のアイドルは臼と杵くらいなら使いこなせるということか。多分、餅(というかもち米)への執着を考えれば、全部かよちんに任せておけば高速餅生成が可能だったと思われる。まぁ、その場合には全て1人で消化してしまう危険があるわけだが。今回のハイライトは、間違いなくもち米登場時のかよちんの羨望のまなざしである。どれだけ炭水化物への思い入れが強いんだ。その他にも、晴れ着真姫ちゃん、巫女服にこにーなど、せっかくの季節イベントはフル活用である。凜ちゃんもだんだん私服が女の子らしくなってきて良いね。

 しかし、「卒業」とかゆーてるけど、三年生組って進路決まってんのかな……にこなんて練習やら家事やらで全然勉強出来てない気がするが……。

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 学校行事→1時間遅れ、公共交通機関→全面的に止まる、ラブライブ本戦→定刻通りスタート。何故なのか。第9話。いくらなんでも吹雪さんに責任負わせすぎじゃないですかね……昇降口から校門までの間には一体どんな魔法がかけられてたんだよ。

 1期ではクライマックスで穂乃果がぶっ倒れ、更にことりが離脱騒動を起こすというトラブルを抱えたμ‘s。今回は友情パワーもバッチリだし、心配の種である穂乃果の体調も良さそう。これで万全の体制で挑めるな、と思いきや、なんと本戦と同じ日に学校行事に参加しなきゃいけないというトラップ。まぁ、確かに廃校寸前だった学校を立て直したご当人が出てきてくれないと、受験生もガッカリだろうけども……「すんません、ラブライブあるんで」って言えば、アイドル目当てで来た新入生は納得すると思うんだけどね。そもそもそういう奴は説明会なんか行かないでライブ見に行くよね(実際は、説明会参加後でも余裕で間に合っていた模様)。流石にこのとってつけたようなトラブルはいかがなものかと思うが……何かしら「乗り越える」イベントがあってこそのゴールってことなのだろうなぁ。確かに、このまま何も無しにライブが大成功、って言われても今期はほとんど障害が無かったからあっさりしたイメージにはなったと思うけども。別にそれでもいい気がするよ。スクールアイドルはあくまで過酷さより華やかさを優先して欲しい。

 しかし、そうした「障害」としての役割の他に、吹雪さんにはもう1つ大切な役割があった。それは、「学校全体でμ‘s」という、根源的な目的意識の確認である。確かに「○○が好きで」と全員が言っていたように、個人個人にモチベーションはあるだろうが、あくまでもμ‘sの起点は学園の救済。そして、学園の後押しを受けて成長してきたのがスクールアイドルなのである。だからこそ、ここで個人のモチベーションに加え、「学園全体としてのモチベーション」を確認することで、μ‘sの寄って立つところが改めて浮き彫りになるということだ。A-RISEを含む他のスクールアイドルがどうなのかは分からないが、この土着型、ファンに近いアイドル像こそが、μ‘sの1つの理想型。雪かきでフル回転してくれたモブライブの皆さんも含めて、1つの完成像であるということだ。「全員で何かを成し遂げる」という目標の中に、全校生徒も入れていなければ片手落ちになってしまうということだろう。

 そんな大団円に加えて、今回注目すべきは雪の日の朝のちょっとアンニュイな感じの面々の描写。2期に入ってからは極力μ‘s全体を均等に散らしながらコミュニケーションをとっていたが、今回は各学年の3人ずつが密につながっているシーンが多く描かれた。特ににことえりのぞの組み合わせは案外少なかったので、ここで「卒業」してしまう3人が改めて関係性を確認しあうシーンは良いものである。もう、前回のエピソードの影響で希さんが可愛くてね。2期になってから一番株を上げたのは間違いなく彼女だなぁ。矢澤家の一人芸もなかなか見応えのあるものになってました。にこの弟君、ちゃんと9人全員の特徴を捉えてあれだけのものを作り上げるとは、なかなかセンスがあるんじゃなかろうか。

 そして、最後に待ち構えているライブシーン。まぁ「いつも通りの演出」といえばそうなのだが、今回は全員が個として動いているシーンが特に目を引き、少しずつ培われてきた個々のキャラクター性も短いシーンでズバッと見せてくれる方向性になっている。まぁ、端的にいうと「全員雌の顔をしていてエロい」ということなんだけれども。やっぱりこの映像がラブライブの強さよなー。いい最終回でした。 ……いや、マジで次回が終わったらその後何するんだろうな。20話目近くでラストライブって、見事にけいおんの学園祭のタイミングと被るので、ここから「卒業」に向けてのもう一山があるってことかなぁ。

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 穂乃果ちゃんはなんでホルミウム(原子番号67)って書いてあるシャツなんか来てるんでしょうね。……っつうか、いつもの「ほ」シャツもそうだけど、あれ全部オーダーメイドなのかな。少なくとも和菓子屋の制服じゃねぇよなぁ。

 そんな関係無い話から入ってみたが、濃厚な希回である。これまで、ただひたすら裏方に徹してきた女、東條希。彼女がついに表舞台に立ち、一体どんなお話になるのかとドキドキしたものだが、なんだか無闇に良い話っぽくなってしまった。不覚にもクライマックスのあたりではウルッと来てしまうくらいには良い話だった。いや、もうこのアニメの絵で艶っぽい女の子が描かれるだけでも無条件でよさげに見えてしまうのだけども。

 冒頭、いよいよ最終戦(仮)のために歌作りということになり、主人公の希が打ち出してきたのはなんと「ラブソング」。いや、「なんと」とか言ってみたけども、「あぁ、それでもええやん?」というのが正直な感想だった。別にこちとらラブライバーではないのでμ‘sの持ち歌を全部知ってるわけじゃないんだが、その中に一曲もラブソングが無いってことはないやろ。ただ、今週の話を見る限りだと、ひょっとしてマジで今まで無かったのか? だとしたら逆にすげぇと思うんだけど。「ラブソング無し」縛りでアルバムとか各々のユニットソングまで作っちゃう海未ちゃんっていう名前の畑亜貴がすごい。そして、ここまで温存してたのだとしたら最終回のために持ってきた構成もなかなかすごい。そしてそして、そんな大一番の牽引役となった希さんマジすごい。

 「なんかラブソングを作ることにこだわっている希」という図式を見れば、当然最初に考える可能性は「なんや、やっぱり希は男いたんじゃん」ということだろう。まぁ、それくらいの意外性があってもいいキャラだと思うし、今まであまり深いところまで描かれてこなかったということを利用すれば、ここで男が出てきても悪くないサプライズになってたと思う。ただ、下手したらそういうことすると発狂する人間がいないとも言い切れないわけで、これだけ僕らに優しいアニメスタッフがそんなシナリオにするわけがない。希の目的は、理由をつけて作詞作曲の今までのパターンを引っかき回した末に、「全員で1つの作業を成し遂げる」というその一点だったというのである。そのことを察知出来たのは、唯一にして無二の親友であるえりちのみ。もちろん彼女だって希に賛同する気持ちはあっただろうし、なるべくさりげなくそちらの方向に持っていくつもりだったが、海未という強烈な恋愛防護壁や、冷静に作業効率を考える真姫などによって阻まれてしまった。「それならええんや」とすぱっと諦めてしまうあたりも、元祖裏方職人気質の希さんらしいところではある。最終的には、仲間の異状には鼻が利き、カメラの前で演じた通りのツンデレ気にしぃの真姫ちゃんに捕まり、「仲間」として希の願いは受け入れられるのであった。ほら、すげぇ良い話。

 まぁ、正直言って、よく分からん流れだったとは思うんだけどね。希もえりちも回りくどいことしないで素直にそう言ったら良かっただけだと思うし(そしたら受け入れられたと思うし)。希とえりちの出会いという記念すべきシーンも描かれたが、彼女たちがあそこまで結束を高めることになった理由もよく分からなかったし。希からしたら一目惚れみたいなもんなんだろうけど、えりちがそんな控えめぼっち状態の希を受け入れて、親友のポジションにまで落ち着いた経緯が謎である。しかしまぁ、それもこれも引っくるめての「東條希」なのかなぁ、と思えば納得も出来る。えりちに出会う前のぼっち状態の希は、彼女の裏方気質が出過ぎていた状態であり、えりちに出会えたおかげで、現在の占い猛虎ネキとしての下地が少しずつ現れてきたのだろう。何をするにも勘が良く、基本的に他人を優先してサポートに回れる希の能力は絵里にとってもかけがえの無いものであり、その上で、「尊敬」や「畏敬」ではなく「友情」や「愛情」のレベルで自分の隣に立ってくれる友人というものを、絵里も待っていたのかもしれない。今回のクライマックスはなんといっても、希が陰になり日向になり、少しずつ「欠けていた」μ‘sのメンバーを集めて形作っていくまでの回想である。言われてみれば、それもこれも全て希の手の平の上だったということなのか。世界を揺るがす規模にまで膨れあがったこのμ‘sというグループを作り上げたのは、実は東條希その人だったのである。そんな事実すらも歴史の「陰」に隠して飄々としているあたりが、この女の恐ろしいところなのかもしれない。ごめんよ希さん。もう、絶対に「うちも入れて9人や」を笑いものにしたりしない。あれはおまけなんかじゃなかった。あれが、最後の1つのピースだったんだ……。もうみんな、希さんに足向けて寝られないぜ!(どっちの方角にいるか分からないけども)

 というわけで、ある意味核心を突きまくった見事な「ゴール」だったわけですが、相変わらず残りの8人も元気です。今回は真姫ちゃんが特に頑張っていたわけだが、希邸に乗り込む前の1年生トリオのやりとりがやっぱり好き。もう、ツンデレる必要すらなく自然に仲間関係が維持出来てる真姫ちゃんは幸せ者。そして、「全員違うからいい」をキャッチコピーとしたμ‘sらしい映画鑑賞シーン。素直に泣く3人→分かる。文句いいながら泣く1人→分かる。穏やかに見る2人→分かる。速攻寝る2人→まぁ分かる。怖くて見られない1人→??! 海未さん、いくらなんでも高校2年生でそれはちょっと……。

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 体重の話題なのに、メンバーはみんな穂乃果やかよちんの方ばかり見て決してある1名の方は見ない優しさ、第7話。いや、各人にベストの体重ってありますからね。石段のぼるのキツイって言ってる時点であの2人は確実にアウトなんですけどね。

 今回は「生徒会3人組」回ってことになるのだが、普段から繰り返してる通りに2年生トリオにはあんまり興味が湧かないので、そこまでそそる内容ではない。ただ、流石にあんだけ海未ちゃんが頑張ってくれていると、ちょっと同情はしたくなるけども。やっぱりこのチームは常識人組が苦労するんだよなぁ。いや、海未の常識人フェイズが訪れたのがなんだか久しぶりな気もするけどさ。「2年生組にいまいち身が入らない」理由って、多分「穂乃果の根幹が見えにくい」っていうところに大きな原因があるんだと思う。こんなこというと全国の穂乃果派の人から手厚いビームとか喰らいそうだけど、やっぱりこの手の作品における「リーダー」っていうのはそれだけで属性として背負わなきゃいけないものが多く、それだけでシナリオとして成立してしまうために、そこから先の(悪く言えば阿漕な)属性付与が無くなることに。それって自然体でいい部分もあるわけなんだが、シナリオの出来不出来に人としての魅力が大きく左右される。振り返ってみると今作は1期の終盤あたりのシナリオが割と急展開で賛否あったので、そのあたりで穂乃果は最大限の恩恵を受けきらなかったのが可哀想だったんじゃなかろうか。

 そういう視点で穂乃果という人間を見ていると、今回のエピソードは実は色々と補填要素が効いている。スタート地点はダイエット話であり、日頃の「だらしない穂乃果」がピックアップされる。ヒステリックなほどに穂乃果を叱責する海未との対比もあり、彼女の「リーダー兼生徒会長って言ってるのに本当にだらしない」という側面が浮き彫りになり、トラブルメイカーとしての初期の穂乃果像がはっきりと蘇る。そして、物語の締めは生徒会長としての「分からない、出来ないなりにはっきりと芯を持ち、筋を通す」という彼女の強さ、曰く言い難いカリスマ性のようなものを取り上げ、「負の穂乃果」と「正の穂乃果」の対比を更に際だたせるわけだ。今回のお話を見て、穂乃果の持つ力っていうものが何なのか、っていうのがぼんやりとでも伝われば、これはこれで意味のあるお話である。まぁ、「たかだか判子1つ、予算案が通ったの通らないのの口約束だけでちょっと揉めすぎじゃね?」とは思ったけども。高校時代にあまり真剣にそういうバトルに参加したこともないので、「部費の多寡」っていうのがどんだけ大事なのかがピンと来ないんだよな……ああいうのって、何となくなあなあで過年度と似たような額が割り振られるだけじゃないんかね。

 まぁ、そんなわけで2年生3人は割と頑張った。何故か一番の見せ場であるはずの「生徒会として真摯に問題を受け止め、部長連に頭を下げて誠意を示す」っていうシーンが、穂乃果じゃなくてことりのアップだったのは謎なんだけども。ミスの原因になった責任者だからなのかな(あと、単に影が薄くなりすぎると困るから、っていう理由はあるのかもしれん)。

 そして、ダイエット話ということで今回も八面六臂の活躍を見せてくれたのは、なんといってもかよちんである。米の権化、米の亡者、かよちん。毎回あんだけ食ってるのに「ちょっと太った」程度でとどめられるかよちん。ダイエットしなきゃいけないという報告を受けながらも穂乃果の目の前で堂々とおにぎりを貪るかよちん。「黄金米」ののぼりには逆らうことが出来ないか弱いかよちん。今週のハイライトは間違いなく「謎の息づかいで延々穂乃果と対話」シーンでしょう。普段は確実に常識人サイドのかよちんだが、こと米のことになると理性が保たないね……ジャージ姿の女子高生2人が堂々と定食屋に入っていく姿はなかなかシュール。せっかくのスタンプカードも、全部貯めて大盛り無料なだけって結構ショボい(画面みた感じだと8回で貯まるっぽいので、おそらく2人で4日通った結果だろう。1枚しかなかったらどっちか片方だけが大盛りだが、血みどろの奪い合いにならないことを祈る)。

 さて、そんなダイエット話が無事に終わったわけだが、なんと、今週の幕引きは確実に雌の顔をした、つやっぽく、それでいて憂いを帯びた我らが希さんのご尊顔であった。希は2期になってから急激に気になり出したキャラなのであるが、このストレート過ぎるエロスはなかなかずるい。ぶっちゃけ、今回ダイエット話で一切彼女に注目が集まらなかったのだって、チーム全員が「希はあれで完成形」って思ってるからなんだろうよ。「太るとダンスのキレも悪くなります」って海未が言ってるけど、どのライブでも希はしゃきしゃき動いてるわけだからな。ある意味最も有能なパフォーマーと言えるのかもしれない。そんな彼女が次回はついにお当番回か。今回の話の流れから察するに、「卒業」という避けて通れない話題が中心になると思われるが……一体どんな「望み」のお話でしょうかね。

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 最近はオリジナルデザインのタロットカードが流行ってるんでしょうかね、第6話。死武専でもみた。でも、「CHANGE」って言ってる割に図柄はウロボロスなんだよなぁ。どう考えても最初から「変化」じゃなくて「永続」「回帰」っていう予言ですよね、希さん。

 おふざけ回。いや、毎回割とふざけてけるけども。前回のファッションショーに続いてのドサ回りイベントだが、今回は一応A-RISEと比較されるということで緊張感があるような、そうでもないような。突破出来るのが1組だとするなら、あと少しで始まる本戦では確実にA-RISEを倒さなければいけないわけで、基本的にムリゲーである。そのために何か手っ取り早い対応策を……といって迷走し、最終的に「やっぱり基本が一番だね」と戻ってくるという、よくある「鼠の婿取り」タイプのお話。ただ、今回はその迷走っぷりが尋常ではないのがポイントで……誰かとめろや。穂乃果は最終的に「μ‘sの良さはみんな個性的なところだよね!」とまとめていたが、全員には「ポンコツ」という共通点があるんだよな。海未は元々壊れやすいし、真姫はお嬢様補正さえなければまともかと思いきや、発言力が弱いのか、なんだかんだで流されてる(ゴーレムを操っての人形劇は割と楽しそうにやってたよな)。最後の砦はえりちかのはずなのだが、どうも今回は彼女が率先して壊れていたようにも見える。下級生と肩を並べて話せるようになって、どうも賢い可愛いエリーチカの「賢い」成分がどんどん抜けてるような……これがファンの望む進化なのだろうか。ひょっとして、このメンバーの中なら一番しっかりしてるのがかよちんっていう可能性もあながち嘘ではないぞ。

 さて、部活コスにパンクロックなど色んなポンコツが楽しめた今回だが、やっぱり一押しはキャラ取っ替えイベントである(中の人的に美味しい)。チェンジの方向に法則性がないので多分くじ引きかなんかで決まったんだろうが、こうして見ると誰がイロモノ扱いされてるのかがよく分かるな。穂乃果→海未は常日頃からやってるくらいの物まねだろうから余裕。ことり→絵里もまぁ、一番の常識人になりすますだけなら問題無し(ただ、ちょっと自信ありげにドヤってることりは割と新鮮)。そして第1のハードルが海未→凜。まー、確かに客観的に見れば「狙って作ってる」にこを除くと、9人で一番問題があるのって凜のキャラだよな。海未のくじ運の強さは流石。そして、吹っ切れてしまえば海未ちゃんも出来る子。いやいや、だって「馬鹿ピンク」なんてお家芸じゃないですか(中の人的に)。いい感じに仕上がってるのが凜→真姫。普段から割と熱心に観察してる部分もあるだろうし、ある意味一番浮いてるキャラなのでトレスしやすかったのだろう。こっちの凜ちゃんも素敵なので、凜だけこのままでもいい気がするくらい。そして、巷で有名な罰ゲームを喰らう真姫→希。結局一言しかしゃべってねぇけど。こういうところで乗り切れないで浮くのは真姫ちゃんの悪いところだと思います。そして安定感のあるかよちん→にこ。マネしやすさで言ったら文句なしだからな。あとは、「意外に特徴作りにくいわ」という変なところに割り当てられたにこ→ことりと希→穂乃果。穂乃果の特徴っていうと……なんなんだろう。食い意地キャラってかよちんの領分だろ。単にパンが食いたかっただけじゃないですかネキ? そして締めはえりち→かよちん。やっぱりかよちんの役どころってあれなのか。

 最終的には、「やっぱりいつも通りだね!」というところに収まり、ことりや穂乃果がいい感じにまとめてくれて締め(何故かエンディングは真姫)。衣装係が縁の下の力持ち的にまとめてくれるのは悪い流れじゃないのだが、ひょっとして、あのキッスの衣装も全部ことりたちで作ったのかな……だとしたら時間の無駄遣いってレベルじゃなかったぞ。よくもまぁ、ライブであれだけのパフォーマンスが出来るよな。基本的にμ‘sってライブで失敗することないんだよね。いつも歌もフリも完璧だし。時間無いって言ってるくせに完璧過ぎるのが怖い。実は超人集団なんじゃなかろうか。今回のライブは心なしか凜ちゃんの顔に自信がみなぎってるように見えたのが良かったです(多分気の持ちよう)。

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 ( ゚∀゚)o彡°りんぱな! りんぱな! 第5話。やっぱり1年生トリオは最高や! 2年生なんていらんかったんや!(問題発言)

 待ちに待った1年生お当番回。しかも今回中心となるのは凜ちゃんである。修学旅行という学園ドラマの鉄板イベントをまさかの「主人公であるはずの2年生隔離」のために使うという奇策であり、こんなんで成立してたアニメなんて他に「生徒会役員共」ぐらいしか思い浮かばない。結果、「友情と努力のドラマ眩しい1年生」「保護者として、責任者として貫禄を見せる3年生」「トランプしてるだけの2年生」という対比が浮き彫りになったのである。いや、あれはあれで美味しかったとは思うけどね。放っておくと海未ちゃんはどんどんポンコツ成分ばかりが増していくことになるよな。ことりに至っては今回ほとんど台詞すらなかったやないか(まぁ、トランプタワー崩してへこんでる海未ちゃんによしよししてるところはなかなか良いシーンだとは思います)。

 普段前に出ている面子が居なくなることで、ようやくスポットが当たった星空凜ちゃん。確かにμ‘sの中では最も目的意識が低く、これまでも添え物扱いが多かった彼女。しかし、1年生トリオが上手く回っているのは確実に彼女のおかげであり、油断すると思い切り破天荒にぶっ飛んだり(主に穂乃果、にこ方面)、逆にどんどん重い方に沈んでいったり(主にえりちか、海未、真姫方面)するμ‘sの中で、ほどよく一般人目線を交えてガス抜きしてくれる重要なポジションである。しかし、流石に2シーズンものドラマをやって、その間ずっと「添え物としての緩衝材」では、凜ちゃんファンだってフラストレーションが溜まる。彼女だって立派なアイドルであり、輝くものをたくさん持っているんだ、っていうのを見せつけるための単独エピソードである。ただ、彼女の場合は回りがどうこう言っても本人が一番の及び腰。元々あまり前に出たいタイプではなく、現時点においても自分のアイドル活動に疑問を持ち続けている1人である(海未あたりもまだその辺は割り切れてないだろうけど)。執拗に前に出ることを拒絶する様子を見ているとなかなかもどかしく、おそらく数多の凜ちゃん推しの紳士諸氏が、かよちん同様に「凜ちゃんが一番可愛いと思ってるよ!」と力説しながら彼女のことを応援したことだろう。そう、猫口好きの人間にとって、彼女の愛らしさこそがμ‘sNo.1なのである。

 じっくり30分かけて行われた彼女の意識改革。まぁ、ぶっちゃけ突然のリーダー指名とか、本番当日に本人の意志を一切確認しない配置変更なんかを見ていると「いじめか!」と思わないでもないが、それを動機づけているのは、かよちんを中心とした回りのメンバーの熱い思いである。今回のいじめまがいの5人の言動を全て正当化する素晴らしい一言をかよちんが残している。「舞台に立ったら9人全員がμ‘s、そこに差なんてない」。これは良い理念だと思います。確かにセンターが云々っていうのはどうしたって発生してしまう問題だが(メンバー奇数だしな)、それでも、舞台に立つ人間は全員が自分のことを主役だと思って挑むのが、アイドルグループとしては正しい志だろう。凜ちゃんのように必要以上に及び腰になってしまえば、それはアイドルではなくなってしまい、ファンに対して失礼にもなってしまう。まぁ、逆に回りの8人をバックダンサー呼ばわりするほどに前に出てくるのも問題はあるのだが……あくまでも気持ちの問題で、常に自分が中心で、最高のパフォーマンスを発揮出来るようにしたい、というのが、ショーマンシップのあるべき姿である。そのあたりを切に訴えたかよちんの功績はやはり大きい。

 そう、今回は濃厚な凜ちゃん回ではあるが、それを支える下地として、濃厚な1年生回であったのだ。普段そこまで描かれなかったりんぱなと真姫ちゃんの絡みも多く、やっぱりこのユニットって学年ごとのバランスが上手く出来てんなぁ、と感心する。多分、「来年以降のμ‘s」っていうものを考えていくと、自然にこの学年の中心は凜にまとまっていくことになるんだと思う。丁度穂乃果・海未・ことりのポジションにそれぞれ凜・真姫・かよちんが収まる形。すごくしっくり来るし、多分そっちの方が真姫ちゃんのポテンシャルが発揮しやすくなるだろう。何より、かよちんが迫真の表情で訴えた「一番可愛い女の子」である凜ちゃんが輝けるのが一番ではないか。もう、かよちんのあれは完全に告白でしたよね。その後の様子は完全に披露宴会場でしたよね。やっぱりりんぱなは鉄板すぎて動かしようがないなぁ。

 私事になるんですが、先日、久しぶりに再会した知り合いが2名ほどスクフェスに手を出していました。かたやウン万円つぎ込んだ重課金勢でした。推しメンはことりでした。それを見たボクは「ふぅん」と漏らすだけでした。あまり2年生組に興味が無いからです。もう1人の知り合いは、課金勢というほどではありませんでした。推しメンはかよちんでした。「よろしい!」と頷きました。ボクはやっぱり1年生トリオ推しなのです。ただ、3人の中で誰が一番かと言われると、まだ悩んでいる状態です。今回のお話で、無事にかよちんが突き抜けました(凜じゃないのか)。

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 こころちゃん言うな! 第4話。もう、えりちかが「ねぇ、こころちゃん?」って呼びかけるとことかややこしくてしょうがないよな。気のせいか、にこを追いかけるシーンではえりちかと海未ちゃんが率先しておっかけていたような気がします。やっぱりミルキィホームズの絆は伊達じゃないぜ……。多分、そらまるが1人4役でテンパってるのを楽しげに見守っていたことでしょう。「こ」ころ、「こ」こあ、「こ」たろうで、なんで長女だけに「こ」なんでしょうね。

 てっきり今作の構成では無いんだろうと思っていたのだが、実際にはいきなりあった「お当番回」。1クールだとすると9人全員でお当番を回すわけにもいかないから、残りの面々はある程度固まってやることになるのだろうか。次回は一年生組っぽいのだけども、せっかくだからかよちんは単独お当番回が欲しいなぁ。いや、凜ちゃんも欲しいなぁ。そしたら真姫ちゃんも欲しいなぁ。うーむ、まさかのにこがトップバッターで完全単独回ってのは予想外である。

 お話の筋としては割と分かりやすいもので、「破天荒なキャラこそ家庭は地味」という、日本の漫画、アニメ業界ではお約束の展開。しかしにこにーの場合はそれでも少し壊れ気味で、幼い妹たち全員を洗脳してしまっているという徹底ぶりだった。あんだけアホっぽくても、実の姉の言うことは信じてしまうものなのだろうか……流石にご両親が止めるべきだったと思うのだが……多分、にこがあんな風になったのは両親の影響もあるんだろうな。きっと筋金入りのアイドルオタクに違いない。そして、そんな家庭の惨状を知ることになったμ‘sの面々だが、流石ににこの扱いにも慣れているので、イライラはするけども別に全部暴露したやったり、にこに対して不信感や怒りを覚えるわけでもない。真姫ちゃんが割とご立腹だったのはプライドの高さを考えれば分かるが、「バックダンサー」という言葉に一番過剰に反応してたのが海未だったのが意外である。お前、元々前に出たくないってゆーてたやないか。海未以外だと3年生コンビは同輩のよしみで色々と絡んでたけど、残りの1,2年は割と今回は空気だったかな。まぁ、集合してるかと思ってわざわざカウントしたのににこのことを忘れる程度の関係性では仕方ない。あかんな、このチーム9人もいるせいで必ず誰か忘れられるわ。かよちんとか万一抜けてしまったら誰にも気付かれずにスルーされそうで怖い。まぁ、かよちんは最初の夢オチのくだりとかで充分活躍してたからいいや。「みゅ、みゅ」のところのりんぱなが可愛かったです。

 あとどうでもいいネタなんだけど、屋外でにこ以外の面々が座って相談してるシーン、2年生組のスカートが短すぎて、どう見てもパンツでじかに座ってるようにしか見えないんだよね。3年生組はちゃんとスカートを下に敷いてる。凜ちゃんなんてちゃんとハンカチ布いてるのが細かい。まぁ、どうでもいいんですけどね。

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