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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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  進むかと思ったら意外に進まなかった、第2話。ふむ、ここで引っ張られるとちょいとキツイか。

 金融街に強引に巻き込まれた公麿による、初のディール。相手はいかにもかませっぽいでっかい奴だ。「アセット」と呼ばれるパートナーのごときメインウェポンは、巨大な球状の武器を扱う牛をモチーフとしたもので、ただひたすらビリヤードのように球による物理攻撃だけを行う。まぁ、それだけなら分かるのだが、実際はそのコントローラー(アントレと呼称される)もライトセーバーみたいな武器を出して斬りかかってくるのよね。てっきりアセットの強さを競い合うスタンドバトルみたいなフィールドだと思っていたのだけれど、仮想空間であるためか、そのマスターたるアントレも何らかの属性を付与されるのかもしれない。

 で、そんなこんなで目覚めた公麿のアセット、マシュ(真朱)。単なるツンケンした女の子だが、それなりにフィジカルが強くて、ついでにやる気を出すとよく分からないけどものすごい衝撃波もぶちかませる。結局、それまで蓄えてきた相手方のダメージなどぶっ飛ばして、一瞬の気合い勝ちだ。正直、何が何だかさっぱりである。もう少し理知的な何かが行われる空間なのかと思っていたんだけど、真坂木も全然その内情を説明してくれないし、公麿がどのように力を発現させたのかもはっきりしない。中村監督の作る画面が「訳の分からないもの」になるのは一向に構わないと思うのだが、今回の『分からない』はそういうことではない。単に説明が不足しており、バトルとしての爽快感に欠けるのだ。次回以降、少しずつ公麿が金融街に絡んでいけば追々明らかになることなのかもしれないが、2話目の繋ぎとしては、ちょっと物足りなかったか。

 画面のエキセントリックさも、1話目に比べると随分大人しい。金融街の画面にあまり説得力が無かったので、どちらかというと現実世界に戻ってきてからの異物感の方が強烈だ。狭い公麿の部屋で現れたり消えたりする真坂木の動きは奇天烈で面白いし、画面にスッと混じってくる「ミダス紙幣」の違和感もなかなか目を引く。こうして、丁寧に構築された「リアルな現世」に、少しずつ金融街の異物感が混ざっていく描写の方が、この作品の真骨頂なのかもしれない。

 あとはまぁ、新たな戸松キャラである真朱の表情を見て楽しむだけですかね。やっぱり戸松キャラの発揮するエネルギー量は半端じゃないよな。

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