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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「淡島百景」 6→8 今期、最も心揺さぶられたアニメは間違いなくこの作品だった。毎週放送されるアニメを観るだけで、感情をグラグラさせられて涙を流す。そのためにアニメを観ているんだ。僕は。 例によって毎週の感想をあげていたので個々の要素には触れる必要は無いのだが、何故こうして「渋い」アニメが刺さることになるのか、改めて考える意義はあるだろう。本作の最大の特徴はなんと言っても焦点を一切絞らせない変幻自在の群像劇。時にがっつりと1人の人物の人生を追い、時に全く関係なさそうな外野の何気ない日常を描写する。毎週コロコロと視点が変わり、次に何が出てくるのか全く予想がつかない。そのびっくり箱のような構造自体がまず楽しい。 そして、普通に考えたらそんな散漫な描写で何が描けるものかと思うわけだが、そこは熟練の作家である志村貴子。1つ1つのエピソードに時にさりげなく、時に大胆に「ドラマ」を配置し、舞台のセンターに立つ様々な女性の(時に男性の)人生を鮮やかに彩っていく。ほんとにすげぇと思うのはその時間の使い方で、「重厚なドラマには入念な描写が必要」なのは間違いない事実だと思うのだが、本作はとにかくそこを抜いて削って省いていく。本当にあっけないくらいに、しれっと結末だけ綴ってみせたりする。そのくせ、伝えたいドラマの真芯はしっかりと捉えられており、終わってみればそこに一切の不足が無いのだ。もちろん、本当に5分の時間で5分ぶんの物語がさらりと描かれることもあるが、時に30分枠で大河ドラマの1本でも観たかのように錯覚してしまうことすらある。それは事前に他のエピソードで配置されていた要素がうまく効いている場合もあるし、エッセンスのみを絞り出し、端的に繋いだ骨子が頑強すぎる場合もある。最終的な若菜や柳原さんのエピソードは前者、伊吹桂子の生涯は後者だろうか。とにかく、視聴後に「何を伝えたいエピソードだったのか」がちゃんと腑に落ちる具合が凄まじい。 新番チェックを読み直したら「だって百合っぽいじゃん!」とワクワクしている私がいたが、なんかもう、百合とかどうとかいう以前の話だった。今作は「人間関係のお話」には違いないのだが、そこから収斂するのはあくまで「淡島」という「場」のお話であり、気づけばセンターに誰か1人の人間を置くのではなく、散りばめられた役割が集まり、モザイク画のようにして「淡島」という大きなデザインが完成する。こうした大胆かつ繊細な構造を1クールのアニメに仕立てるというのもとんでもない作業であり、たとえどれだけ原作が素晴らしかったとしても、アニメの脚本・構成が的外れなものだったら、本当に雰囲気だけの上っ面ドラマに堕していたことだろう。絶対にそんなことさせないという強い意志を持つアニメ製作陣。やはり浅香守生・マッドハウスの座組みを信頼してよかった。その座組みで綾奈ゆにこ・渡邉こと乃・いしづかあつこといった女性クリエイターが目覚ましい活躍を見せてくれたのも注目に値する。つい最近「違国日記」という素晴らしいアニメの監督も気鋭の女性監督だったし、どうしてもこの辺には注目してしまいがちだ。「アニメーションの動画」として取り立ててハイクオリティというほどでもないが、今作の精緻なデザインこそが、まさにアニメに求めている一番のものである。 あとはまぁ、完全に蛇足ですが、キャラがたっぷり出てきたおかげで心底贅沢なキャスティング模様が楽しめたというのもありがたい話。全てのキャラがどんぴしゃで魂込められてたのが実に見事。どのエピソードのどの関係性を切り取っても嗚咽が漏れそう。中でもやっぱ伊吹先生のご家族エピソードだけども。エグかったなぁ……。 原作絶対買います。 PR
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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