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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 具志堅うるせぇ、第24話。これはこれで味わいなの? いや、でも明らかに日本語通じてない感じになっちゃってるぞ。やっぱりネタよりも作品全体のイメージを優先させて欲しいもんだが……

 さて、いよいよ開幕した「茶の湯天下一武道会」、北野大茶湯。利休は相変わらずの仏頂面であったが、秀吉は無事にイベントが開催出来て得意顔。自分もこの国の美が理解出来ている、ということを大衆に知らしめることが出来たし、あわよくばここであの不気味な利休を上回る大茶人を見付けて、首をすげ替えてしまえば後の憂いもなくなるって寸法だ。どれだけ表面を取り繕ってみたところで、秀吉と利休の間の埋まらない溝については、双方とも重々承知しているらしい。

 利休にはやる気がなく、丿貫だって興味は欠片も無い。となると、この茶会でやる気をガンガン空回りさせるのは、やはり我らがフルオリ(あと細川のバカボンとか)。注意深く敵軍を観察し、何とかこの期に数寄者の頂きへと上り詰めようとあれこれ策を弄する。そして、その結果生み出された侘び茶の極み(??)が、トム・ソーヤもびっくりの天高き茶室であった。集まった市民には評判も上々。とにかくぶっ飛んだところを見せれば勝ち、みたいな分かりやすいインパクトが勝負の鍵だ。ただ、これって見る人が見たら勘違いの極致。感激にわななく息子を思いきりブン殴るのは長益。織部といい利休といい、この人の回りの数寄者は救いようのない連中ばかりなので、遊び人の割には苦労するポジション。利休との対話を通して「ヤバいじじい」と漏らしてみたり、この人の感性が視聴者には一番近いですかね。これまでうまいことはぐらかして生きてきた人生だが、そのせいで見なくてもいいものをどんどん押しつけられているのは自業自得か。

 そして、得意満面の織部の茶席にもの申したのは、顔面蒼白、堅物の極みである石田三成。三成は、丿貫説得の際にも織部に面子を潰されており、どっちもどっちな関係ながらもあまり良い間柄とは言えない。「高みの茶席など不敬の極み」と声を荒げる三成はさっさと撤収するように織部に食ってかかり、意地を貫かねばならぬ織部とはとっくみあいの喧嘩に。その結果は当然のフォーリング茶室。「頂きへの一歩」は見事にスタートより下のどん底へ急落である。さすがは織部。僕らの期待した通りにやらかしてくれる。

 結局、秀吉の自己満足以外の何ものでもない大茶湯は、誰1人得をしない格好で終了するかと思われた……が、最後の1シーンで、秀吉はあの丿貫と出会った。突如番傘を開き、飄々と茶席の準備を始める謎の老人に、秀吉は一体何を見たのだろうか。以下次回。

 ……今回のびっくりポイントは、初登場となった伊達政宗のキャラクターだろう。いや、キャラクターっていうか、声が……レッツパーリィ!

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