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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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主人公アカン、第10話。なんでアニメ演出って魚眼使いたがるんだろう。プリキュアの恐怖も覚めやらぬというのに、今回のアオの顔は完全にギャグ以外の何物でもなかったぞ。

 今回のメインはイビチャ。軍人としての真っ当な責務と、そこからの実に正しい反省、そして大人としての責任へと、この世界のおっさんとしては希有なくらいに真面目なイビチャさん。生き様もなかなか格好良く、おっさんが活躍するお話は良いお話……と行きたいところなのだが、どうも最近、この作品は単調だ。アメリカ政府との絡みになってミッション1つ1つが消化試合みたいになっているのが悪いのか、それとも単に脚本がつまらんだけなのか……いやいや、川崎ヒロユキだから駄目とか、そういうことではなくね(いや、ひょっとしたらそれが原因かもしれんが)。

 全体の流れを見ると、1つ1つの出来事に理由付けが無いし、どういう感情が伴っているのかが分かりにくいのが最大の難点。たとえばレベッカ姉さんと州知事の会談なんかでは、2人の過去の関係からエロ同人みたいな交渉を持ちかけられたレベッカさんがどんな解決法を見せるのかと思ったら、単に銃を突きつけておしまいという。いや、それならわざわざガゼルさんを追い払わなくても良かっただろうし、もっと早くにそれをやっておけば被害は少なくて済んだんじゃないかと。あのシーンなら彼女がきちんと「過去の自分とは違う」ことを表明する必要があるはずなのだが、あんななあなあの解決では、彼女の現在の志がどのように変化しているのかが全く見えてこない。結局、一連の交渉のくだりが不要ということになる。

 イビチャにしてもそうだ。今回一番掘り下げられたのは彼なので、イビチャの行動原理については分かりやすくなっていたのだが、それにしたって、突然「俺がおとりになる!」は不自然きわまりないし、折角ここまで心優しく思慮深く進んできたのに、急に短絡的な破滅主義者みたいに見えては勿体ないだろう。対シークレット戦でも、なんでわざわざあそこで肉弾戦を仕掛けて命を危険にさらしたのかが分からない。別にフレアかエレナに一発目任しておいたら良かっただけに見えたのだけども。

 そして一番分からないのはやっぱり主人公のアオ。何をそんなに怖がってるんだか。今更人が死ぬ様子をみて怖じ気づいたのか? その割にはやってることは無鉄砲だし、そのモチベーションも見えてこない。現時点ではすごく残念な主人公。そこそこ見るべき点があるイビチャの下にくっついてるからまだ救われている部分はあるが、もし彼の下を離れて一人で決断をしなければいけない段になって、アオはきちんと男の子の責務を果たせるんだろうか。不安でならない。

 ふーむ、あまりよくない意味でシナリオが落ち着き始めてしまっているなぁ。ここらで一発何か刺激が無いと、典型的な中だるみ展開と言われてしまうぞ。次回はエレナ回になるのかな? 少し盛り返して欲しいもんです。

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