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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 タカオさん……そしてコンゴウさん……辛い…………第10話。まさかこんな話になるとは思ってなかった。戦闘の規模がでかいから、致命傷もあっという間だな……。

 前回のあまりに見事な謎の姉妹軍団の狙撃。「コンゴウの追っ手を逃れてまたまた大ピンチか?」と思っていたら、ピンチどころじゃねぇ、ゲームオーバーだった。そりゃなぁ、潜水艦が海中で大打撃を受けたら、そのまま沈むよね。しかも今回は霧の特権である自己修復を相手方のウィルス的なノリ(どっちかっていうと自己免疫機能か)によって封じられ、イオナは万事休す。この状態で一体誰が助けに来てくれるかと待ち構えていたのだが、結局「間に合わずゲームオーバー」という悲痛な結末を迎えることになってしまった。現時点でも未だに受け入れかねる感があったCGモデリングによる作画面が、冷たく深海に沈んでいくイオナたちの静かな絶望をのっぺりと描いていて、鬼気迫るものがある。群像の最期のシーン(仮)なんか、BGMすら無い状態でゆっくりと動きが無くなっていき、あまりに無機質で、救いのない一幕は逆にリアルであるような気すらした。イオナもイオナで泣き叫んだりせずに静かに現状を受け入れようとするのが切実である。

 そして、そんな結末を目撃してしまったのが、押しかけ妻として望みを繋ごうと命を賭けたタカオだったというのも本当に辛い。彼女でなければ出来なかった選択を、よりによって彼女にしか出来ない場面に用意している。彼女が群像たちを発見してから行動に移るまで、ほとんどタイムラグはない。元々感情の扱い方に悩み、もてあまし気味だった霧の存在が、今や問答無用で「不条理な」行動をいの一番に選ぶ存在になってしまったのである。なんで彼女が……。このまま終わってたまるものか。ちょろさには定評のあるタカオさんのこと。何かの拍子でまた元気な姿を見せてくれると信じている。

 イオナが傷つき、タカオが失われた群像たちも被害は甚大だったが、もう1人、致命的な打撃を受けてしまったのが、アドミラリティコード至上主義を標榜していたはずのコンゴウさん。必死に対イオナ戦への復帰を狙うが、「既にその執着がアウトだ」と看過されてしまい、意に沿わぬ拘留を受ける羽目に。彼女からしたら本当に寝耳に水の事態であり、必死に守ろうとしたものが、今や自分を戒めるために存在しているのである。気丈な彼女だからこそ、現状の激変を許容することは出来まい。かてて加えて、数多の仲間達が群像に触れておかしくなってしまう中、唯一信頼出来ると思っていたマヤが、実は単なる監視役のプログラムであったことが判明。一番信頼していたルールに見放され、一番信頼していた友人は単なるbotでしかない。この絶望的な状況に、彼女は再び立ち上がることが出来るのだろうか。

 正直、2つも3つも悲劇がいっぺんに押し寄せて来てどうしたらいいか分からないレベルなのだが、「気丈な女性が尊厳や信念を全て打ち砕かれて絶望する様子」って、萌えるんですよね。コンゴウさん、このままどこへ向かうことになるのでしょう。当然ここはゴーイングマイウェイで復讐鬼と化したコンゴウさんが、「敵の敵は味方」理論で群像たちと共闘するか、最終的に全てを飲み込んだ巨悪として立ちはだかるか。どっちにしろ、漆黒のドレスをまとったゆかなボイスが貶められる様子にハァハァしてます。あと、イオナのコピー姉妹軍団のCVが日高里菜・山本希望ってのも無闇にポイント高い。内山・山本コンビが出てるアニメっていうだけで幸せですね。

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