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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 あれ、インテグラさんどこ行った? 第86話。まぁ、多分パラドクスを弔うために離脱したのだろうけども……再起不能なほどのダメージを負ったとも思えないし、流石に一大事なんだから戻ってきて欲しいもんだけど。

 今回は3行でまとめられる内容である。「昴さんつえぇ」「覚醒聖衣だせぇ」「ガリアさんしょべぇ」の3本。1つずつ見ていくとまず、ガリアは色んなことが思惑からはずれてしまったおかげでかなりおこなの。いや、自分から勝手にしゃしゃり出てきてキレてるんだから理不尽極まりないのだが、流石にそんな勝手なことしてたらパラスに怒られると思ったのか、急にクールダウンして戦場を屋外に変更することを申請、受理される。相変わらずシュールな画面の多い作品ではあるのだが、今回は、このガリアが総勢13人の団体さんを引き連れてぞろぞろ移動してる絵面が一番酷かった。一刻を争う時にアテナ軍団は物わかりが良すぎる。ハーさんとかキレてもいいところだろうに。そして、いざ試合会場が決まったところで、アテナ軍は突然のチーム分けを堂々とガリアの目の前で相談、こちらも受理される。そりゃまぁ、いくら相手が四天王だからって、黄金5人を含めた12人でフルボッコはまずいだろう。っつうか、光牙たちに提案されるまでは星矢なんかは12人でやる気満々だった気もするのだが、それで良かったのか黄金聖闘士たちよ。まー、ガリアが勝手に喧嘩売ってきたんだから、リンチされても自業自得ではあるのだが。

 めでたく、改めてチーム黄金とチーム青銅が分離し、ガリアの担当は青銅7人組ということになった。まー、これでもまだ多勢に無勢ではあるのだが、戦隊ヒーローが5人でよってたかって敵の怪人をぶん殴る図を考えればギリギリ許容範囲か。元々Ωシリーズは1対多のマッチメイクが多いし、四天王は「黄金聖闘士3人分」が公式設定なので、黄金1=青銅2と考えれば一応つじつまはあうのかも。そして当然、多勢に無勢だろうが荒ぶるガリアさんは強い。超必殺技「ひてんだいせんこう」(漢字が分からんが、「飛天大閃光」でいいんだろうか。恐ろしいネーミングセンスだ)まで併せて、一度は雑魚どもを圧倒。一応の面目は保つ。が、そこから最初にスーパー昴タイム。仲間が打ち倒されていくのを見て荒ぶった昴は、これまで片鱗だけ見せていた「圧倒的な小宇宙」を今までで一番スムースに、そして露骨に燃え上がらせた。「神に授けられた」力すら圧倒する法外な小宇宙はガリアの聖剣に疵をつけ、一輝クラスの実力をみせたことになる。これまでの覚醒タイミングが「もったいねぇよ!」とかだったので、普通に仲間のために覚醒した昴には、ようやく仲間として定着したのかな、と少し安心する。

 しかし、やはりまだその小宇宙の大きさをコントロールしきれなかったのか、いつものようにガス欠で昴はダウン。稼いでもらった時間で何となく回復した光牙たちは、「久しぶりに6人集まったし、何となく力を合わせてみよう」という不可解な流れで全員が手を合わせ、半自動でΩの頂きへとのぼっていく。この辺の唐突な展開はどないやねん、とは思うが、一応直前に紫龍が「仲間達と力を合わせて云々」とか言ってはいるので、ギリギリ理解出来る……かな。「Ω」は一種の友情パワーであることは確定してるわけだし。それにしても、紫龍・玄武からばかり教えを受けているせいで、Ωってのが中国発祥みたいなイメージになっておる。

 そして、ここでついに青銅勢にも今ひとたびのパワーアップの到来。昨年のシリーズは一応セブンセンシズに目覚めるくだりを1人1話使ってやっていたのに、今回は6人まとめてパワーアップっていうんだから扱いが悪いが、もう、ここまで人数が集まっちゃったら仕方ないか。今回の新しい聖衣のフォームはなんていうんだろうね。Ωモードとかなのかな。そして、このΩモードであるが、端々に溢れるセンスがクソダサいのが特徴である。蒼摩・栄斗コンビがちょこっと爪を伸ばしただけだったので失笑してしまったが、その後の龍峰のドラゴン聖衣の変化で目が点になった。なんやねんあれ……あんなのドラゴン聖衣じゃない……。あとエデンのショールみたいな薄布も謎だよな。翼が生える系のユナ・光牙はまだ過去のゴッド聖衣なんかのイメージがあるからマシな方なのだが、ペガサス聖衣も翼の接合部分がプラモのアタッチメントみたいでなんか微妙である。もうちょっと重厚なデザインが作れなかったものか……。

 まぁ、とにかくそんなパワーアップを果たしたおかげで、後は6対1でワンサイドゲームになった。ガリアを圧倒する時の役割分担もなんだか差がついてしまったのが寂しいもので、一番優遇されるのは当然主人公の光牙。久しぶりに見せてくれたペガサスローリングクラッシュは、四天王にとどめを刺す技としては充分魅せてくれるものである。落下時の様子がうやむやになるので、爆散したガリアがどうなったかよく分からないのも良い点だ。次に目立っていたのがエデン。なんと聖衣特性が防御の方に秀でたのか、武神光臨剣を余裕で防ぐシールドを展開し、返す刀でオリオンズ・エクスターミネーションを炸裂。見事に聖剣を破壊するという偉業を成し遂げた(しかも事前にひびは入ってたのと全然関係無いところからへし折った)。この辺りは流石の神の子。他3人はフォトンテクターを砕く役割を果たし、蒼摩・栄斗の爪コンビは、足パーツが強化されたためか、光速を越えるガリアの斬撃をかわし、両肩のパーツを破壊。空を舞うスピードが上がったユナはヘッドパーツを蹴り砕いた。この辺までがギリギリ活躍ライン。残った龍峰は……「変な鞭でガリアの手を絡めた」だけ。……聖衣の変化があかんのや……あれが残念なんや……。まぁ、良いとこ無しな上に完全に雑魚扱いで消滅したガリアさんの方がもっと可哀想って話もあるけどね。よくもここまで堕ちたもんだなぁ。

 というわけで、残る四天王はあと2人。ハイペリオンさん、今回はちゃんとパラスのところに戻ってましたね。前回あんなに辛そうな顔で席を立ったというのに。「濡れ場終わった? もうそっちに戻ってもいい?」とかタイタンに確認を取ったんだろうかね。すっかり一番の常識人となったハイペリオンは、人間の愛にほだされてしまったタイタンの忠告を受け、それでも堂々とした出陣である。まとうデストランクションテクターは牡牛、獅子、牡羊と、それなりに恵まれた組み合わせなので迫力充分(デザインは相変わらずだが)。微妙な立ち位置になってしまったせいで戦場へ向かう瞳もどこか虚ろな気もするが、ここいらで一発、四天王の荘厳な強さを見せつけてほしいものである。次週、いよいよ出ますか、オープニングで散々じらされた、アテナエクスクラメーションが! 3人の組み合わせは紫龍・貴鬼・フドウ。やっぱり余っちゃったハーさんが可愛そうだけど、まぁ、アテナの聖衣を守るっていう役割を任されたせいだね。これ、インテグラが戻ってきたら星矢も合わせてもう一発撃てるんだよな。

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