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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 サブタイトルが一瞬「忍び寄る虚淵」に見えた第2話。忍び寄らずに堂々としててもええんやで。

 引き続き、新体制となった一係の内情について描いていく展開。そして、新しい脅威についても。前作の槙島は免罪体質という大きな武器を持つ「個」であり、そこから「群」に派生するためにはシンプルに破滅思想を説いて仲間を集めていた。しかし、あくまで彼はチェグソンや王陵璃華子といった「欲求の萌芽」を持つ人間の背中をそっと押す役割を務めていただけで、彼自身が凄まじい能力を持って影響を与えたというわけではない。静かなカリスマが、類い希なるセンスでもって、ちょっと世間からずれた人間に道を与えていただけである。しかし、どうも今度の敵キャラは様子が違うようだ。今回の被害者(加害者?)は、思想的にはそこまで「ズレた」キャラにはなっておらず、1期だったら1話目で不幸な最期を遂げたおっちゃんくらいのキャラだろう。大きな異常性から犯罪行為に突き動かされたわけではない。それにも関わらず、「色相が戻る」という不可解な現象を黒幕に与えられてしまったがために人生が歪んでしまった。そりゃそうだ。色相が人為的に変わるものであるなら、結局は槙島暴動の時と同じように治安そのものが成り立たなくなる。それがたった1人の人間に対してのものであっても、ゆるがせに出来ないはずのシビュラが成り立たなくなったとあれば、それはもう、立派なモラルハザードである。更に、今回は朱ちゃんの私室にまで乱入して「What Color?」の書き込みを残しており、犯人は公安と、ひいてはシビュラそのものと戦う気満々のようである。槙島はいわば「シビュラをおちょくる」のが目的の(最大規模での)「愉快犯」だったが、今回はもっとストレートなテロリストのようだ。さて、どうしたものか。いかに免罪体質で色相が濁らない朱ちゃんといえども、流石に自宅ストーカーまでされたらやばいんじゃなかろうか。うっかり煙草セラピーの量が増えちゃうレベルですよ。

 さて、その他、2期からの追加キャラについての描写もたくさん見られたので確認していこう。まず一係メンバーで一番影が薄いのが、元々ホロデザイナーだったという過去を持つらしい雛河。今のところ、「なんでそこにいるのか分からない」レベルの存在なのだが、少数精鋭の一係に抜擢されてるんだから、それなりに理由はあるのだろう。声とか。……流石に槙島さんとの関係は無いと思われるが……どういう含意があるんだろうか。シビュラシステムの正体を考えると、「槙島の何らかの情報」を移植した他人がいてもおかしくはない気もするが……単なるレッドヘリングなのか、意味があるのか。「ダンガンロンパ」における狛枝ポジションといえる。

 対照的に、この2話目で割と前に出てきたのが、CV藤原啓治の東金(とうがね)。こちらも一係に配属されたバックグラウンドは明かされていないが、今回の爆破事件の被害者との関連が触れられていた。正直、今回の事件そのものがずっと後を引くとは思えないのでバックグラウンドにはあまり伏線はなさそうなのだが、どちらかというと「デコイ相手に格闘訓練をする肉体派」「たばこを嗜む」というあたりが狡噛を思わせる配置になっているのがポイントだろう。彼との接点が増えるほど、朱ちゃんは狡噛のことを思い出しそう。煙草セラピーによって「煙草→狡噛の記憶」という接続を強化し、これによって「東金→煙草→狡噛」というつながりが生まれている。まぁ「似たキャラ」なんだからやっぱり最終的には白兵戦で狡噛とやり合うことになりそうな気はするんだけども。

 そして、新キャラじゃないけど今回めいっぱい可哀想だったのが二係の青柳さん。1期の頃から一係全体にも狡噛にも理解を示してくれたとてもいい人だったのに、今回はその狡噛も関わった縢失踪事件の時のように、部下1人が射殺、容疑者が執行官というどん底展開に。視聴者は事の顛末を見ているので何が起こったか知っているわけだが、直属の上司である彼女はまだなにも知らない(知ってたらそっちの方がショックかもしれないけど)。着実に「シビュラへの不審感」を募らせている最前線の人物であり、今回の黒幕の「シビュラとの戦い」ではこの人が重要な役割を担いそうである。

 あと、1期の頃からギノさんのメンタルケアを担当してくれていたセラピストのあんちゃんが今回再登場して思わせぶりな仕事をしていたのだが、彼にも何か裏があったりするんだろうか。1期の頃のお話では「単なるギノさんの相談役」だったのは間違いないと思うのだが……どうしてもCVのせいで疑ってしまうのは良くない傾向である。この世界でメンタルケアしてる連中って全員どこか胡散臭いからなぁ。

 あ、あといちいちイラッとする新人の霜月さんね。朱ちゃんサイドから見たらとてもとても迷惑で鬱陶しい奴なのだが、実際にシビュラ至上主義の公権力側から見たら(つまり一般的なこの世界の住人の目線で見たら)、彼女の方がいちいち正しいことを言っているのは間違いない。そして、上司だろうが先輩だろうが遠慮なく食ってかかる行動力も、ある意味では尊敬に値するものだ。ただ、結局は「まだまだ若いから……」というそれだけの話なのよね。ギノさんはこれだけ血気にはやって頭の固い彼女を見て、一体どんな気持ちでしょうね。六合塚さんの言っていた「経験による判断」って、ギノさんがかつて忌み嫌っていた父親の「デカの勘」ってやつなんだよなぁ。……ギノさん、このシリーズの最終回まで生きてるといいなぁ……。

 で、そんな中でも今回一番気になったシーンは、やっぱり六合塚さんと会話した時の美佳ちゃんの表情だよね! なんでそんな簡単に頬を染めちゃうかな! そりゃ確かに弥生さんは美人だけども! 憧れるけども! この世界は百合ばっかりか! いや、レズばっかりか! 弥生さんは既に唐之杜さんのお手つきだから駄目だよ! まぁ、三人で組んずほぐれつなら大歓迎だけど。中の人的には、常守さんのところに飛び込みたいところなんだろうけどな。あと、尊敬すべきラジオの魔神(青柳さんの中の人)も同じ現場にいます。あやねるドッキドキやで。多分御前には乳もまれとるで。

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